評価:3.5
どうも、電子データ化大好きのマクリン( @Maku_ring)です。
会議の議事録や日々のメモは、紙に残すだけじゃなくスマホカメラで撮影し、データ化を欠かさず行っていました。
そこで、書いた文字をそのままデータ化できないかと思いまして、いろいろ吟味しました。
Bamboo Folioは、ノートに書いた文字やイラストを、スマホの専用アプリ上でそのままデータ化できる、ワコムのデジタル文具です。
そんなわけで本記事は「【Bamboo Folioレビュー】手書きの文字・イラストをデータ化できるワコムのデジタルノート」について書いていきます。
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Bamboo Folioの外観と付属品
Bamboo Folioは、ノートに手書きした文字をデータ化できるワコムのデジタル文具です。
サイズはタテ27 x ヨコ34cm x 厚さ2cmで、A4サイズより一回り大きいサイズとなっています。
ノートをふくめた重量は約955g(本体のみで約810g)で、デジタル化するモジュールを搭載しているだけあり、やや重めです。
ノート型であり、見開きの左側がポケット、右側にはノートパッドが差し込まれています。
スリットタイプのポケットには、カードや薄い書類を入れられるようになっています。
デフォルトではオリジナルのノートパッド(A4のドット方眼)が入っていますが、市販のノートも使用できます。
本体下部にMicro USB端子が付いており、2.5時間の充電で約8時間の連続使用が可能です。
同梱品はBamboo Folio本体以外に、ペン・替え芯・芯抜き・本体充電用のMicro USBケーブルが入っています。
ボールペンはBamboo Folio専用のものとなっています。
Bamboo Folioの基本的な使い方
Bamboo Folioはわずか3ステップで文字のデータ化が完了します。
Bluetoothの接続状況によって、転送完了まで時間をやや要することはありますが、気になる点はそれくらいです。
アプリ内のデータは、JPG・PNGといった基本的な画像の拡張子だけでなく、PDFやSVGにも変換できます。
変換したデータを単に保存できるだけでなく、メール添付や印刷、SNS・クラウドなど、多種のソフトと連携できる拡張性の高さもBamboo Folioの魅力です。
Bamboo Folioのさまざまな使い方
Bamboo Folioは、会議のメモ・議事録と親和性が高いです。
例えばこのように会議のメモを書いたとします。
そのままデータ保存してもいいですが、データ変換時に「Text」を選ぶことでテキスト変換機能がはたらきます。
先ほどの会議メモも、テキストデータに変えてそのままメール配信することで、ひと手間省けて業務効率化につながります。
また、文字情報だけでなくイラストにも活用でき、このようなラフスケッチにも適しています。
出来上がったデータはメール添付がすぐにできるので、デザインのたたき台などを知らせたいときに重宝します。
データ同士は結合して重ねることも可能なので、別々に作成したデータを合わせるときにも便利です。
iPad用/Android/Windowsアプリの「Bamboo Paper」でデータに色付けもできますので、イラストに彩りを加えたいときは活用しましょう。
手書きの良さを残しつつ、円滑なデータ化・さまざまなファイル形式のエクスポートに対応し、業務の効率化を図るツールとしてBamboo Folioはおすすめできる一品です。
Bamboo Folioレビューまとめ
本記事は「【Bamboo Folioレビュー】手書きの文字・イラストをデータ化できるワコムのデジタルノート」について書きました。
Bamboo Folioは、手書きの文字・イラストをそのままデータ化できるデジタルノートです。
会議のメモ・議事録やデザインのたたき台など、書いた情報をそのままデータで活用したいときに頼りになります。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。