どうも、運転ニガテなのに車好きのマクリン( @Maku_ring)です。
東京へ引越すとともに、一気に金食い虫と化した、愛しのマツダCX-3を手放しました……。
現在は電車だけで何とかなるエリアに住んでいるとはいえ、時おりアウトレットやスパ(温泉)に行きたくなるわけで。
そんなときは、レンタカーよりも手軽でお安いカーシェアのお世話になっている我々です。
これまでは家の周りにステーションが多いという理由から、オリックスカーシェアを利用していました。
人気車種は競争率が高いものの、そこそこ満足していました。
いつもよく利用するオリックスの隣に、三井のカーシェアリングサービス「カレコ(careco)」のステーションがあります。
とある日にカレコの前を通ると、視界の横にただならぬオーラを放つ1台があるのを感じました。
オーラに引っ張られるがまま、そちらに視線を向けると、燦然と輝く1台の車がありました。
カッコ良すぎました。ヨメの意見に負けてCX-3を買いましたが、本当はCX-5が欲しかったワタクシ。
帰宅して即座にカレコの契約を済ませました。それからCX-5に乗りました。最高でした。
だがそれだけではありません。あらゆる面でカレコがオリックスよりも勝っていたのです。
そんなわけで本記事は「【東京の人気カーシェアリングレビュー】オリックスと比較してカレコをおすすめする4つの理由」について書いていきます。
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カーシェアリングを選ぶポイント
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の調査によると、日本でのカーシェアリング利用はここ10年右肩上がりで、いまだ伸び率が衰える気配がありません。
参考 わが国のカーシェアリング車両台数と会員数の推移交通エコロジー・モビリティ財団成長市場なので参入企業も多く、サービスが充実していくのは消費者としてありがたいです。
その一方、数多くの選択肢の中から、自分にぴったりのサービスを選ぶのが難しくなっています。
そこで、毎月カーシェアリングを利用している僕の経験を踏まえ、カーシェアリングを選ぶポイントをまとめました。
1. 車種のラインナップが豊富・レベルが高い
カーシェアリングの良さは、好きなときに好きな車に乗れることです。
選べる車種が豊富なことにくわえ、憧れの車種や新モデルを取り扱っているかどうかは、カーシェアリングサービスを選ぶ上でとても重要なポイントになります。
カーシェアリングは、車好きの夢をかなえてくれるサービスでもあるのです。
選択肢の多さはもちろん実用面もあります。
例えばインテリアなど大きめの買い物を予定している日はバンを借りる、長距離ドライブデートの日は走行性能が高くてかっこいい車を借りる、といったこともできます。
車種のラインナップが少ないと、車を借りる目的ごとに異なるカーシェアリングサービスを利用しなければならず、手続きやコスト面の負担が大きくなります。
カーシェアリングサービスを選ぶ際は、車種のラインナップが豊富で、自分好みの車を扱っているかをしっかりチェックしましょう。
2. コストパフォーマンスが良い
どんなサービスを利用するにしても、コスパの良さは外せません。
カーシェアリングサービスのコスパを見極めるポイントは「取り扱い車種と総額」。
当然ながら、グレードの高い車ほどシェア料金は高くなります。
もし車にかっこよさや夢の実現を求めているなら「グレードが高い車も乗れるわりには安いサービス」を選ぶことが重要なのです。
またパッと見の金額が安くても「毎月の固定で支払う会員費用が高い・ガソリン代は別」といったパターンもあるので、総額の費用も確認しましょう。
3. 利便性・操作性が高い
今どきのカーシェアリングサービスはどこも利便性が高く、利用にともなう複雑な操作や作業はほとんどありません。
申し込み・利用・返却など一連の手続きも、インターネットとアプリがあればほぼ完結します。
ですが僕の経験上唯一、サービスによって差が出ると感じたのが「車の解錠」です。
会員カードを使って解錠するパターンと、アプリ上での簡単な操作だけで解錠できるパターンがあります。
便利なのは当然後者です。
たかがカード1枚といえど、紛失や忘れ物のリスクを考えると、カードなしで済むのに越したことはありません。
4. 利用エリアでのステーション数が多い
カーシェア用の車を置いているスペースを「ステーション」といいます。
大きな駐車場の一画がステーションになっていることもありますが、都内ではマンション前の小さなスペースなどにひょっこり存在したりしています。
カーシェアリングサービスを選ぶ際には、自分が住んでいる、または利用するエリアのステーション数が多いものを選ぶことも重要。
単に便利がいいから、車種の選択肢が増えるから、といったことだけでなく「借りたいときに借りられない」という悲劇を回避するためです。
カーシェアリングサービスが増えているとはいえ、利用者もどんどん伸びている状況なので、エリアによっては整備が追いついていないこともあります。
利用前にはステーションの数だけでなく「近所にいくつあるか」ということも確認しておきましょう。
オリックスよりカレコのカーシェアをおすすめする4つの理由
これまで利用していたオリックスカーシェア
HONDAのフリードHYBRIDです。
なかなか予約が取れないため、休日に乗れたときはテンション上がりマクリンでした。
その他オリックスが抱えている車種で、スタンダードクラスのラインナップ(コンパクトカー除く)はこんな感じです。
僕たちにとって「カーシェアの車種ってこんなもんじゃない?」という感覚でした。
すなわち少し前の車種だけど、無難な車種を取り揃えている感じ。
ステーション数が圧倒的に多いタイムズは、オリックスと似たラインナップですが、やや車格が落ちるイメージです。
つまりオリックス・タイムズの2社で、車種のラインナップに固定概念が出来上がっていたのです。
1. カレコは車種のラインナップが充実
冒頭で挙げたマツダ新型CX-5をはじめ、カレコ
代表的な車種を抜粋します。
- トヨタ ハリアー
- トヨタ CH-R
- 日産 エクストレイル
- トヨタ エクスファイア
- スバル レヴォーグ
- ホンダ 新型フリード
- トヨタ 新型プリウス
- マツダ アクセラ
- 日産 リーフ
ハリアーなど一般的に高級車の部類に入るものまで通常料金でカバーしているのは、素晴らしいのひと言。
プリウスやフリードなど、オリックスと一部重複するラインナップもありますが、新型モデルに刷新しているのは企業努力の跡が見られます。
ちなみに以下は、オリックスでスタンダードクラスよりも高い「デラックスクラス」と呼ばれる車種です。
カレコの通常クラス(ミドルクラス)と比較してみてどうでしょうか。
カレコの通常クラスがいかに豪華(太っ腹)であるかうかがえます。
ではそんな太っ腹、カレコのデラックスクラス(ベンツクラス・プレミアムクラス)は、どんな感じなのでしょうか。並べてみました。
【ベンツクラス】
- メルセデス・ベンツA180
- メルセデス・ベンツB180スポーツ
- メルセデス・ベンツCLA180クーペ
- メルセデス・ベンツGLA180
【プレミアムクラス】
- アウディ A3 Sportsback
- マツダ ロードスター
- レクサス NX
- レクサス IS
- トヨタ アルファード
- メルセデス・ベンツV220d
これだけの高級車を扱っていると、従来とはちがったカーシェアの活用方法も充分に想定されます。
- 記念日や特別な日を彩る雰囲気の演出に、ラグジュアリーカーを活用
- 車を持っている人でも、たまに高級車に乗って気分転換
他のカーシェア会社と比べて豊富なラインナップ・懐の深さは、都内でカーシェアを検討されている方にとっても重要な要素になるでしょう。
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2. カレコは上手く使えば低価格
やはりカーシェアサービスを変えるとなると、気になるのは利用料金。
いくら内容が充実していても高くなるのは困ります。
ということで、オリックスカーシェア
モバイルは左スライドで全表示
オリックス(個人Aプラン) | カレコ(ベーシックプラン) | ||
クラス | スタンダード(コンパクト含む) | コンパクト | ミドル |
時間料金 | 200円/15分 | 130円/10分 | 150円/10分 |
6時間パック | 3,500円 | 3,800円 | 3,800円 |
12時間パック | 4,500円 | 5,300円 | 6,300円 |
24時間パック | 6,000円 | 6,800円 | 7,800円 |
夜間パック | 2,500円(20時〜翌9時) | 2,500円(18時〜翌9時) | 2,500円(18時〜翌9時) |
- 時間料金とパック料金を比較して、自動的に安いほうが反映される。
- いずれも月会費980円であるが、980円以上の使用で利用料金から980円差し引かれるため、実質月会費0円となる。
カレコ
12・24時間パックで価格差があり、コンパクトクラスでも800円、ミドルクラスだと1,800円の差が生じています。
ですが、カレコならではの優位性もあり、お得な夜間パックの対象時刻が、オリックスよりも2時間早い18時からなのです。
したがって僕たちのように、カーシェアの使用を6時間・夜間パックにしぼっていれば「車格が上がって夜間パックの時間も増える」と良いことづくめ。
逆に12・24時間パックの使用頻度が高いご家庭では、カレコは価格面でおすすめしづらいです……。
あとご参考までにベンツ・プレミアムクラスの価格を。
モバイルは左スライドで全表示
カレコ(ベーシックプラン) | ||
クラス | ベンツ | プレミアム |
時間料金 | 170円/10分 | 240円/10分 |
6時間 | 4,300円 | 6,800円 |
12時間 | 7,300円 | 8,000円 |
24時間 | 8,800円 | 9,800円 |
夜間パック | 3,000円(18時〜翌9時) | 4,500円(18時〜翌9時) |
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3. カレコは解錠操作が簡単
オリックスを利用していたとき、やや面倒くさかったのが解錠操作。
こちらの会員カードが解錠キーにもなっています。
窓ガラスのセンサーにカードをかざして解錠するのですが、いちいちカードを取り出したり、運転中に肌身離さず持っておくことが、僕には少しわずらわしかったのです。
それからもう1点気になっていたのが、ことあるごとにオリックスからナビに次々と届く確認メール。
細かいイベントごとに確認メールがナビに届きマクリン……。
1回の使用で10通近くは届きます。
ところがカレコ
解錠はスマホアプリの操作だけで完結します。
アプリ上で「利用を開始する」を押す、本当にこれだけです。
ちなみに利用を終了するときは、エンジンを止めてダッシュボード内のカギを「返却」側に回し、アプリ上で「利用終了する」ボタンを押すだけ。こちらも実に簡単です。
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4. カレコはステーション数が多い
価格と並んで重要なのがステーション数。
いつも使っているステーションの車が全て使用中という状況も無くはないので、自宅近くに複数箇所欲しいところです。
東京都内のステーション数をタイムズ・オリックス
会社名 | 東京都内のステーション数 |
タイムズ | 3,143件 |
オリックス | 975件 |
カレコ | 1,087件 |
駐車場の数が多いタイムズのステーション数が圧倒的に多いのは予想どおりですが、実はカレコとオリックスだけで比較すると、100件程度カレコの方が多いのです。
全国のステーション数で見ると、カレコに比べてオリックスのほうが多いですが、首都圏に集中的にステーションを設けているため、都内で利用する分にはカレコの利便性は高いです。
ただし1点ご注意いただきたいことがあります。
例えば大阪府内のステーション数で比較すると、このような結果です。
会社名 | 大阪府内のステーション数 |
タイムズ | 1,855件 |
オリックス | 196件 |
カレコ | 136件 |
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オリックスよりカレコのカーシェアをおすすめする理由まとめ
本記事は「【東京の人気カーシェアリングレビュー】オリックスと比較してカレコをおすすめする4つの理由」について書きました。
カレコ
僕のように他のカーシェアサービスを利用していた人にとっても満足度の高い会社ですので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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