アバターを作成してバーチャル空間で交流できるVR Chat。
ソーシャルVRプラットフォームに位置し、VR空間でゲームやイベントのほか、クリエイティブ作業もできます。
VRゴーグルがなくてもPCモードで手軽に遊べるVR Chat。
解像度や人数によって求められるPCスペックが変動するため、快適に動くPCスペックを知りたい人も多いはず。
VR Chatを快適に遊べるPCスペックが知りたい…！
そこで本記事ではVR ChatのPCスペックとおすすめのゲーミングPCについて紹介します。
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マクリン
Makurin
株式会社makuri代表取締役。安心して使える最新ガジェットをレビューするブログ「マクリン」とYouTube「マクリンログ」を運営中。PC・ゲーミングデバイス・VPNもわかりやすく紹介。自宅に100台以上の充電器＆モバイルバッテリーを所持する電子機器オタク。失敗しないガジェット選びをお手伝いします。プロフィール詳細
VR Chatに必要なPCスペック
VR Chatに必要なPCスペックとおすすめのPCスペックを紹介します。
必要なPCスペック
VR Chatに必要なPCスペックを紹介します。
| OS | Windows 10 64bit |
| CPU | Intel Cire i5 4590 / AMD FX 8350 |
| GPU | GTX 970 / Radeoon R9 290 |
| メモリ | 4GB |
| ストレージ | 1GB 以上 |
Meta公式サイトまたはSteamより発信しているスペックです。
一見軽めのゲームに思えますが、ワールドやプレイヤー数によって負荷が上昇。
安定して遊ぶなら現行のゲーミングPCに近い性能が必要です。
おすすめのPCスペック
当ブログが推奨するVR Chat 推奨スペックです。
| OS | Windows 10 64bit |
| CPU | Intel Core i5 12400 / AMD Ryzen5 5600 |
| GPU | RTX 3060 Ti or RTX 4060 / Radeon RX 5700XT |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 10GB 以上 |
2〜3世代前のスペックですが、VR ChatはVRAMを多く使用するため、この世代でも快適に遊べます。
とはいえワールドの状況により求められるスペックが変動。
より高画質で遊ぶなら、最新のゲーミングPCが必要です。
ミドルクラスのゲーミングPCならフルHDで快適に遊べます！
VR向けのPCスペックは、こちらの記事でもくわしく紹介しています。
VR ChatにおすすめのゲーミングPC
VR ChatにおすすめのゲーミングPCを5つ紹介します。
| 製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GALLERIA RM5C-R46  | VR ChatをフルHDで遊べる | Core i5 14400F | RTX 4060 | 16GB | 500GB | 159,980円 |
| GALLERIA XA7C-R47S  | VR ChatをWQHDで遊べる | Core i7 14700F | RTX 4070 SUPER | 32GB | 1TB | 330,800円 |
| G TUNE FZ-I7G80  | 最新ハイエンドPC VR Chat を4Kで遊べる | Core Ultra7 265K | RTX 5080 | 32GB | 2TB | 569,800円 |
| GALLERIA ZL9C-R47-6B  | 好きな場所でゲームを遊べるノートPC | Core i9 14900HX | RTX 4070 Laptop | 32GB | 1TB | 304,980円 |
| NEXTGEAR JG-A5G60  | コストにすぐれたゲーミングPC | Ryzen5 4500 | RTX 4060 | 16GB | 1TB | 129,800円 |
ライトに遊びたい人向け｜GALLERIA RM5C-R46
| CPU | Core i5 14400F |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB |
| メモリ | 16GB DDR5 4800 8GB×2 |
| ストレージ | NVMe SSD 500GB |
| 金額 | 159,980円 |
- 買いやすいミドルスペック
- VR Chatを60fpsで遊べる
- フルHDなら多くのゲームを遊べる
- 大人数ではフレームレートが落ちることもある
RTX 4060 を搭載した GALLERIA RM5C-R46。
ミドルクラスのスタンダードモデルで、VR ChatをフルHD60fpsで安定します。
大人数ではフレームレートが落ちることもありますが、小～中規の人数なら画面のカクツキなく遊べます。
15万円台の買いやすい価格ながら、フルHD環境でほぼ全てのゲームを遊べるバランスの良いゲーミングPCです。
DDR5メモリなので高速で処理できるPCです！
人数の多いワールドのも対応｜GALLERIA XA7C-R47S
| CPU | Core i7 14700F |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER 12GB |
| メモリ | 32GB DDR5 4800 8GB×2 |
| ストレージ | NVMe SSD 1TB |
| 金額 | 330,800円 |
- VR ChatをWQHD環境でも100fps以上出せる
- ゲーム配信もできる高性能PC
- フルHDなら200fps出せる
- 4Kでは100fpsを切る
14世代Core i7とRTX 4070 SUPER を搭載したGALLERIA XA7C-R47S。
VR ChatをWQHD解像度で100fps以上出せる高性能PCです。
参加人数や解像度によっては100fpsを切ることもありますが、ゲーム配信時でも画面のカクツキなく遊べる高性能。
重いゲームを多く遊びたいなら、ストレージを2TBに増設しましょう。
解像度やフレームレートが高く出せる人気モデル！
4Kや配信したい人向け｜G TUNE FZ-I7G80
| CPU | Core Ultra7 265K |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5080 16GB |
| メモリ | 32GB DDR5 5600 16GB×2 |
| ストレージ | NVMe SSD 2TB |
| 金額 | 569,800円 |
- 最新のGPUを搭載したハイエンドモデル
- VR Chatを4K設定で遊べる
- 3DCADなど高負荷の作業もできる
- フルHD環境ではオーバースペック
最新ハイエンドGPUを搭載したG TUNE FZ-I7G80。
VR Chatふくめ、あらゆるゲームを4K環境で遊べます。
高負荷に対応できる性能があり、動画編集や3DCADのほか、Aiを活用した画像生成や動画なども高速処理が可能。
このクラスになるとフルHD環境ではオーバースペックのため、4K環境でゲームしたい人におすすめです。
大人数でも高いフレームレートのまま安定！
ノートでVR Chat を遊べる｜GALLERIA ZL9C-R47-6B
| CPU | Core i9 14900HX |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop 8GB |
| メモリ | 32GB DDR5 4800 16GB×2 |
| ストレージ | NVMe SSD 1TB |
| ディスプレイ | 16インチ 240Hz WQXGA液晶 |
| 金額 | 304,980円 |
- ハイエンドCPUを搭載したゲーミングノートPC
- VR ChatをVRモードで90fps以上出せる
- 3DCADなど高負荷の作業もできる
- フルHD環境ではオーバースペック
GALLERIA ZL9C-R47-6Bは、Core i9 を搭載したゲーミングノートPCです。
RTX 4070 Laptopはデスクトップ版 RTX 4060 と同等の性能があり、VR Chat では VRモードでも90fpsで安定。
デスクトップ版GPUを比較すると性能は落ちるものの、フルHD環境なら負けない性能があります。
外出先で仕事もゲームも妥協したくない人におすすめです。
240Hz対応液晶なのもうれしいポイント！
コスト優先のゲーミングPC｜NEXTGEAR JG-A5G60
| CPU | Ryzen5 4500 |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB |
| メモリ | 16GB DDR4 3200 8GB×2 |
| ストレージ | NVMe SSD 1TB |
| 金額 | 129,800円 |
- フルHD環境向けのコスパPC
- VR ChatをフルHDで100fps以上出せる
- 3DCADなど高負荷の作業もできる
- フルHD環境ではオーバースペック
NEXTGEAR JG-A5G60は、12万円台で買えるコストにすぐれたゲーミングPCです。
RTX 4060 を搭載しているため、VR ChatをフルHD解像度で100fps以上出せます。
大人数が集まるワールドではCPU性能がボトルネックとなり、フレームレートが下がることがあるため注意。
とはいえこの価格帯でフルHD環境なら多くのタイトルを遊べますので、コスパが良いゲーミングPCです。
重いゲームでも画質調整次第で快適に遊べます！
VR Chatの特徴
VR Chatの特徴を3つ紹介します。
アバターを作成してVR空間でコミュニケーションがとれる
VR Chatは普通のゲームにとどまらず、ソーシャルVRプラットフォームに位置付けられています。
ユーザーは自作・既存のアバターを使用し、自由にコミュニケーションを図れます。
仮想空間で他のユーザとゲームやチャットの他、イベントの参加・フィールドの探索を楽しめます。
リアルの世界とは別の世界でさまざまなコミュニケーションがとれます！
デスクトップモードとVRモードで遊べる
VR ChatはVRゴーグルがなくても、デスクトップモードで遊べます。
VRゴーグルを使用したときと比べ、PCへの負荷は低いですが、人数や解像度に応じてGPUの負荷も変動。
手軽に操作できる反面、没入感が低くなるため、自分の動きを反映させたような高い没入感を求めるなら、VRモードがおすすめです。
画面酔いが心配な人も、初めはデスクトップモードからはじめてみましょう！
世界中にコミュニティがある
VR Chatは世界中にコミュニティが存在します。
アニメやゲームにかぎらずアートや音楽など、自分の趣味に合ったコミュニティに参加して出会いや交流を深められます。
イベントやライブなども開催されているコミュニティがあり、新しい発見やフレンドを作るチャンスが増えます。
言語ごとに分かれたワールドがあるので気軽に参加できます！
VR Chat によくある質問
VR Chat によくある質問に回答します。
グラボなしのPCでも遊べる？
結論からいうと、VR ChatはグラボなしのPCでは快適に遊べません。
必要スペックにGTX 970が要求されますが、最新の内蔵グラフィックスでも性能が足りないからです。
逆にいえば4-5世代前のGPUで快適に稼働するため、現行のローエンドモデルでも30-60fpsで遊べます。
不安ならRTX 4060を搭載したミドルクラスがおすすめ！
VR Chat はどこで遊べる？
VR Chatは以下のプラットフォームで遊べます。
いずれもインストール・アカウント作成をするだけで簡単に遊ぶことができます。
面倒な設定はありませんが、不安な人はSteamから始めましょう！
おすすめのVRゴーグルは？
VR ChatにおすすめのVRゴーグルは以下3つです。
VR ChatはPCで遊ぶアプリのため、VRゴーグルはPC接続タイプまたはスタンドアロン型から選びましょう。
高解像度のゴーグルは価格が高くなるほか、ゲーミングPC側も高いGPU性能が求められますので注意してください。
VRゴーグルについてくわしく知りたい人は「タイプ別のおすすめVRゴーグルは？選ぶポイントも徹底解説」で紹介しています。
Macでも遊べる？
VR ChatはMacに対応していません。
裏技的な手法として、Boot Campというソフトを使用することでMac上でWindowsを起動できます。
使用しているMacのGPUによって快適に動作できない場合もありますので、基本的にはWindows上でのプレイをおすすめします。
Macで遊ぶ場合は自己責任となりますので注意ください…！
3D酔いを防ぐには？
VRによる3D酔いを防ぐには以下の方法が効果的です。
- プレイ時間の短縮・休憩を挟む
- 視線を安定させる
- 酔い止め薬を使用する
初めのうちはプレイ時間を短くし、休憩をこまめに挟みながらVRに慣れることからはじめましょう。
動きに慣れてきたら、移動中に視線を固定すると酔いを軽減できます。
3D酔が酷いときは酔い止め薬を使用するのも効果的です。
また、フレームレートを安定させると酔いどめ効果になります。
画面のカクつきは酔いの原因となるため、カクツキがひどい際は画面設定でフレームレートを安定させましょう。
VR ChatのPCスペックまとめ
本記事ではVR Chatに必要なPCスペックとおすすめゲーミングPCについて紹介しました。
VR Chatは人数やフィールドによって求めらえるPC性能が変動するため、安定して遊びたいなら必要PCスペック以上のゲーミングPCが必要です。
小規模ならローエンド、中規模クラスで遊びたいならミドルクラス、大人数やフルHDで遊ぶならRTX 4070 以上のハイエンドクラスがおすすめ。
遊びたい環境に応じ、最適なPCを見つけてみてください。
また、当サイトでは他にもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。
