どうも、手帳大好きマクリン( @Maku_ring)です。
数年前までは、手帳カバーを毎年買い換えていました。
気分転換というよりは、僕のガサツな使用にカバーが耐えきれず、1年経たずしてボロボロになっていたのが実情ですが……。
ところがあるとき取引先のお偉い方が、使い込んだ革製のカバーをまとった手帳を持っているのを見て
と思い立ち、本革のA5サイズ手帳カバーを探し始めたのです。
値段と質のバランスでいろいろ吟味して選んだのは、Business Leather Factory(ビジネスレザーファクトリー)というブランドの手帳カバーでした。
はや5年近く、二代にわたって同じブランドの手帳カバーを愛用し続けています。
そんなわけで本記事は「【A5・A6・B6の本革手帳カバー】ビジネスレザーファクトリーをおすすめする理由とは【評判・口コミ】」について書いていきます。
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ビジネスレザーファクトリーの本革手帳カバーをおすすめする3つの理由
ビジネスレザーファクトリー
本記事では手帳カバーを紹介しますが、その他にバッグ・財布・小物も手掛け、そのいずれも根強い人気をほこります。
しかもただの革ブランドではありません。
元々はアジア最貧国の1つである、バングラディシュの雇用を増やすことを目的に設立された会社です。
「Designed in Japan x Made in Bangladesh」というコンセプトのもと、バングラディシュで製造することに強いこだわりを持っています。
自社工場はバングラディシュにあり、ここでは日本でしっかりと革技術の修行を積んだ、500人以上のバングラデシュの革職人が働いています。
ビジネスレザーファクトリーの製品は、彼らが丁寧に造り込んでいるのが人気の理由でもあります。
それでは僕が愛用している「ビジネスレザーファクトリーの手帳カバー」をおすすめする3つの理由を紹介していきます。
1. 本革手帳カバーなのに安い
ビジネスレザーファクトリーの本革製品は、なぜ安いのでしょうか?
そこには2つの秘密が隠されています。
- 販売まで自社一貫の体制だから
- 高品質な牛の革を安価で調達できるから
ビジネスレザーファクトリーの製品は、企画からデザイン、製造、販売まで自社で一貫して行なっています。
つまり、中間コストが極限までカットされているのです。
もうひとつ、工場のあるバングラデシュでは、素材である牛の革が安価で調達できるのもポイントです。
国民の9割近くがイスラム教徒とされるバングラデシュですが、その祭事のひとつに「イード・ゥル・アザー(Eid-ul-Azha、犠牲祭)」と呼ばれるものがあります。
イードでは牛やヤギ、羊、ラクダなどの家畜を神様に捧げます。
一番多く捧げられる家畜が牛で、イード当日にはバングラデシュの首都、ダッカだけで数万頭もの牛が神の元へ旅立つのだそうです。
とはいえ、実際はお肉は人々の食事となり、革は業者に買い取られます。
こうした宗教的背景から、バングラデシュに工場を持つビジネスレザーファクトリーは、牛革を安価で調達できるのです。
僕が愛用しているA5サイズ手帳カバー
オール牛革でありながら、5千円をギリギリ切る価格設定なのです。
もう少し小さいA6サイズ
これまで価格がネックで、レザーカバーに手を出しづらかったビジネスマンでも「これぐらいなら頑張って出そうかな」と思える絶妙なところを突いています。
ちなみに製品名には「ほぼ日手帳カズン」や「EDiT」などが入っており、まるで専用品のように見受けられますが、実際のところ互換性がありますのでご安心を。
手帳カバーの互換性
- 手帳カバー(EDiT手帳)
対応:EDiT手帳、B6変形サイズの手帳 - 手帳カバー(ほぼ日手帳オリジナル)
対応:ほぼ日手帳オリジナル、A6サイズの手帳 - 手帳カバー(ほぼ日手帳カズン)
対応:ほぼ日手帳カズン、A5サイズの手帳 - 手帳カバー(ほぼ日手帳WEEKS)
対応:ほぼ日手帳WEEKS専用
僕は「手帳カバー(ほぼ日手帳カズン)
2. 本革手帳カバーなのに、さりげない高級感
ビジネスレザーファクトリーは、安物にありがちな安っぽいデザインの演出をしていません。
例えばブランドネームの刻印。
中にはでかでかと
というくらい、ブランド名を全面に押し出したデザインのものがある中、ビジネスレザーファクトリーは表紙裏の下に刻印されているだけです。
デザインのアクセントもかなり抑えられています。
唯一ともいえる外側のポイントは背部。
革をもう1枚重ねてステッチを入れており、頑丈かつ洗練されたデザインに仕上がっています。
さりげないビジネスレザーファクトリーは、内側にも上質感の演出を忘れていません。
日本製の高級シャンタンを使用し、ちらりと見える裏地からも高級感を醸し出しています。
高級感の演出といえば、こちらの手帳カバーはそもそも天然革。
(僕が今まで使っていたような)合皮にはないホンモノならではのシワ・シボが所有欲を満たしてくれます。
3. 本革手帳カバーなのに使い勝手が良い
ビジネスレザーファクトリーは高級感だけでなく、使い勝手も本当によく考えられています。
まずは外側のベルト。上品さを演出するだけでなく、実用性も兼ね備えています。
ベルトとループ間の滑りが悪かったり、入れにくかったりすると、ループに戻すことなく、もはやお飾りと化してしまいます。
ところがこちらのベルトは滑りが絶妙に良くて、目をつぶって片手でもループに差せるくらい、使いやすいのです。
だからお飾りではなく、きっちりベルトとして機能しています。
ベルトの上には、ちょうどいいサイズ感のペンホルダーが付属しています。
手帳によってはペンホルダーのサイズが小さくて、ほっそいペンしか入らないこともあるのですが、こちらのはぜんぜん大丈夫です。
僕はサラサドライ(0.4mm)を差していますが、3色ペンでも多機能ペンでも問題なく差せる大きさです。
また、こちらのカバーには2本の本革しおりが付属しています。
それぞれマンスリー部分とウィークリー部分に挟むなどの使い分けができるので助かります。
リフィル自体にも2本のしおりがついている場合は計4本になっちゃいますが、僕は迷わずリフィルのしおりを引っこ抜きましたw
裏表紙の内側には、2種類のポケットが付いています。
地図や定規などを挟める幅広のポケットとカードを収納できるタイプのポケットです。
このようにチラリとゴールドカードを挟んで、小金持ちアピールもできます(冗談です)。
公式オンラインストアで購入する2つのメリット
ビジネスレザーファクトリーの手帳カバーは、公式オンラインストア
公式オンラインストアならではのメリットは次の2点です。
- 豊富なカラーリング
- 刻印サービス
公式オンラインストアでは、選ぶのに困るくらい豊富なカラーを取りそろえています。
また刻印サービスは、愛着を深める上でぜひ取り入れたいところ。
ビジネスレザーファクトリーの評判・口コミ
客観的な意見として、ビジネスレザーファクトリーについて、Twitterから評判や口コミを集めました。
プレゼント用にも使いたい💕
革製品にオリジナル刻印を入れられる、素敵なお店を見つけたよ✨
私は仕事で使う司会用ファイルに名前を入れたんだけど、愛着が湧くし、使うたびに味も出るしいいなぁ✨
名刺入れ、お財布、iPhoneケース、マウスパッド…色々ありました👍
→ビジネスレザーファクトリー pic.twitter.com/2oRoOqhmA5— 大河原あゆみ@アナウンサー (@AyuO419) January 17, 2020
今年から日記を書くように。気持ちを書き出すだけですっきり。手帳はほぼ日デビュー。カバーはもちろん #ビジネスレザーファクトリー。
本当にお気に入りのモノは眺めるだけで気持ちを上げてくれる。#こころを整えるヒント pic.twitter.com/fQMSpbgDi6
— さとみ@こころを整えるヒント MENT (@stmin0213) January 16, 2020
品川のビジネスレザーファクトリーというお店でノートカバーとブックカバーを購入しました📚📖
高級感と革の匂いがとても良い感じですね^ ^
#ミニマリスト#ミニマリストの持ち物 #文房具#ノートカバー#ブックカバー#ビジネスレザーファクトリー https://t.co/fzS7EifGFg
— ミニマリストけん@AbemaTV出演・ブロガー (@ken_minimalist) January 9, 2020
ブックカバー届いた。
ピーコックブルーいいやん☺️#ビジネスレザーファクトリー pic.twitter.com/U6SFxaVC9r— 菜の花になったあき (@aki_suyaa) January 8, 2020
ビジネスレザーファクトリーめちゃいいぞ…
本牛革使っててそれなりに作りもいいのにこの2つ買って約¥26,000。
その上店員さんめちゃくちゃ接客良かったし僕はゴミムシ。 pic.twitter.com/FYX8Kr6Nka— すっぺれぽこぽこぴっち (@supperepokopoko) December 21, 2019
推しのイメージカラー小物で出勤したい..🤦♀️でも、あからさまなのはちょっと💦というあなたに
ビジネスレザーファクトリーをオススメ✨
全13色から選べる様々な本革アイテム、北海道から沖縄まで各地店舗展開も嬉しい!
本革の割にお値段もリーズナブルなのもいい!あなたの推し小物が見つかるかも✨ pic.twitter.com/k5ZE35SNpR— アヤさん🦀次は春コミ🌸 (@kabochan8286) December 29, 2019
昨日、自分へのご褒美で買ったビジネスレザーファクトリーのレザートレイ。本革だけど、材料を自社で調達して生産しているので、とてもリーズナブルな値段です。これは3000円でした。
質感も良くて、以前はクラッチバッグも買いました😊#ビジネスレザーファクトリー#革製品 pic.twitter.com/5na8BoPKNy
— 大杉 たかし(すぐりゅん)超マニアックな本を作っている海事理工図書出版社 成山堂書店の営業マン (@suguryun) December 31, 2019
ビジネスレザーファクトリー誕生秘話
ビジネスレザーファクトリーの事業目的は、前述のとおり「バングラディシュの雇用を増やすこと」です。
海を渡ってきた1人のバングラデシュ人
ビジネスレザーファクトリーの創業者、バングラデシュ人のファルク・ホセインさんは、ダッカ大学を卒業後、日本へ留学。
「バングラデシュが抱える貧困・社会問題を解決」という夢を叶えるために、東奔西走する中で、ビジネスレザーファクトリーのグループ会社であるボーダレス・ジャパンと出会います。
入社してすぐに日本人社員とバングラデシュへ渡り、雇用を生み出すための調査、実験を行なったそうです。
養蜂事業、ココナッツオイル事業、パン販売事業、雑貨事業など、さまざまな事業に挑戦するものの失敗。
そしてようやくたどり着いたのが本革製品事業。
バングラデシュの安い人件費と、高品質で格安の牛革が豊富に手に入る環境を活かした事業です。
ファルク・ホセインさんは一度日本へ戻り、東京の老舗メーカーで本革製品作りの修行をつけてもらい、バングラデシュで工場を設立しました。
たった4人で始めた事業も500人規模に成長し、「バングラディシュの雇用を増やす」という目的は少しずつですが果たされつつあります。
ソーシャルビジネスとしてのこだわり
ビジネスレザーファクトリーやグループ会社のボーダレス・ジャパンのように、社会問題の解決を目的に事業を行うことを「ソーシャルビジネス」といいます。
社会問題の解決というと、これまでは行政やボランティア、一部の支援団体などが主導して行うイメージでした。
助成金や寄付金だけに頼るのではなく、手段として事業を行い、継続的に収益を上げることでより大きな課題を解決し、持続していくというのがソーシャルビジネスです。
ビジネスレザーファクトリーでは雇用の創出以外でも、環境面に配慮した事業活動をしています。
例えば、以前は梱包箱をビニールテープで止めて発送していましたが、ビニールテープを使わなくてもフタがしっかり閉まるオリジナルの梱包箱を開発しました。
ビジネスレザーファクトリーの信念
ビジネスレザーファクトリー側は、倫理的な面を強く訴えることをむしろ意識的に控えているそうです。
その理由は、機能やデザインなど、商品そのものを公平に評価してもらいたいという想いがあるからです。
昨今、「エシカル消費」「SDGs(エス・ディー・ジー・ズ)」など、倫理的な消費や持続的な成長が世界的テーマになってきています。
その中で、ビジネスレザーファクトリーの事業活動はまさにそれらを体現していますが、表に出さないというところに強い信念を感じずにはいられませんでした。
ビジネスレザーファクトリーの本革手帳カバーまとめ
本記事は「【A5・A6・B6の本革手帳カバー】ビジネスレザーファクトリーをおすすめする3つの理由【評判・口コミ】」について書きました。
意外と見過ごされがちですが、毎日使う手帳だからこそ、それを包む手帳カバーは頑丈かつこだわりのあるものを選ぶべきです。
Business Leather Factory
もし長く使える手帳カバーをお探しであれば、有力な候補になり得るでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。