いまだ手帳に悩めるオトコ、マクリン( @Maku_ring)です。
半分以上ブログのためとはいえ、目の前に3大メーカー(HIGHTIDE・DELFONICS・LACONIC)の手帳を揃えてしまったワタクシ。
初めこそ「ハイタイドの手帳にする!」と決めていたのですが、デルフォニックスやラコニックの手帳をレビューしていくうちに心が揺らぎ、いまだ決めかねているのが現状です。
そこで半分は自分のため、もう半分は僕と同じように、どの手帳にすべきか悩めるビジネスマンのため、三社で徹底比較することにしました。
そんなわけで本記事は「どの手帳がいいの?ハイタイド・デルフォニックス・ラコニックを徹底比較!」について書いていきます。
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ハイタイド・デルフォニックス・ラコニックの手帳を徹底比較
僕が購入したのは、ハイタイドの「Zタイプ」、デルフォニックスの「プラクティカルダイアリー タイプCX」、ラコニックの「仕事計画」の三冊です。
いずれのメーカーもビジネス手帳としては人気の高く、使い勝手がすぐれていることで定評があります。
これらの手帳を下記5項目で比較し、1〜3の三段階評価(点数が高いほど良い)とします。
各手帳の詳細は以下の記事をご参考ください。
それでは月別インデックスから比較していきます。
1. 月別インデックスの比較
各月へのページアクセスが容易になる月別インデックス。これがあるのとないのでは、使い勝手にかなりの差が生まれます。
各月を行ったり来たりするビジネス手帳としては、必須レベルで備えてほしいものの一つです。
ということで、まずはハイタイドから。
抜かりなく備えています。
次にデルフォニックス。
こちらも無問題。
最後にラコニック。
残念ながらありません。
ハイタイドとデルフォニックスは月別インデックスが付いていますが、もう1つ大事なポイントは「使用していくうちにインデックスの角がクルクル巻いちゃうかどうか」ということです。
インデックス自体がペラペラだと、どうしてもそういう傾向が出てきます。
デルフォニックスは薄いフィルムが貼られているものの、片面だけなので耐久性に不安が残ります。
一方ハイタイドにはなんと「インデックス保護シール」が付属しています。
さすがにシールで補強すれば、クルッと巻いちゃう心配はありません。
メーカー | 点数 | 理由 |
ハイタイド | 3 | インデックス保護シール |
デルフォニックス | 2 | 表面のみのフィルム |
ラコニック | 1 | インデックスなし |
2. 年間カレンダーの比較
次に年間カレンダーの比較です。毎月の会議や年間休日を確認したいときに重宝する年間カレンダー。
一見どのメーカーも同じ作りと思われがちですが、各社が意外と個性を打ち出している部分でもあります。
まずはハイタイドから。
カレンダー機能だけでなく、下段部分に祝日の名前が書かれており、その隣は記入スペースになっているのです。
それはまるで「オフもしっかり楽しもう」というメッセージにも受け取れます(僕だけ?)。
ページをめくると見開きの年間カレンダーも付いており、ここに軽く予定を書くことができます。
さらにホリゾンタルタイプの3ヶ月カレンダーまで付いています。
決まった予定の管理がしやすいよう、3つのブロックに区切られています。
次にデルフォニックスです。
入力スペースのないシンプル仕様。
次ページはハイタイドと同様、見開きの年間カレンダーで、若干の入力欄もあります。
最後にラコニック。
年間カレンダーの右ページに月ごとのテーマを入力するページ(マンスリーテーマ)が付いています。
見開きの年間カレンダーはありませんが、マンスリーテーマの入力欄は、ラコニックだけの面白い特徴です。
メーカー | 点数 | 理由 |
ハイタイド | 3 | 下段メモ・見開きメモ・3ヶ月カレンダー |
デルフォニックス | 2 | 見開きメモ |
ラコニック | 2 | マンスリーテーマ |
3. マンスリーの比較
大まかな一日の予定を書くときに重宝するブロックタイプのマンスリー。
ウィークリーと並んで使う機会が多いので、レイアウトは重要です。
始めにハイタイド。
- 1日のマス目はやや小さめ
- 左一列はToDoリストスペース
- 下一列は方眼メモスペース
- 右下には次月のカレンダーを表示
やはりマス目が少し小さいのが気になります。入力事項の多くなりがちなビジネスマンにとって、マス目の大きさは大事なので。
続いてデルフォニックスです。
- 1日のマス目は大きめ
- 左一列はToDoリストスペース
- 下一列はノートスペース
- 右下には次月のカレンダーを表示
ハイタイドと似たレイアウトですが、マス目が大きいのはありがたいです。
ラストはラコニック。
- 1日のマス目は大きめ、かつグリッド線が入っている
- 休日は色分けしている
- 左一列はToDoリストスペース
- 下一列はノートスペース
- 左下には前後3ヶ月のカレンダーを表示
ハイタイド・デルフォニックスのマンスリーをさらにブラッシュアップしたイメージで「大マス目・グリッド線・休日の色分け・前後3ヶ月のカレンダー表示」と4拍子揃った内容です。
メーカー | 点数 | 理由 |
ハイタイド | 1 | マス目が小さい |
デルフォニックス | 2 | マス目が大きい |
ラコニック | 3 | マス目が大きい・3ヶ月表示 |
4. ウィークリーの比較
私たちがメインに使うウィークリーです。
時間管理・タスク管理の上で、ウィークリー部分のレイアウトは非常に重要。
ということでハイタイドから。
- 6〜25時の19時間対応
- 上段は3行のToDoスペース
- 下段は方眼メモスペース
- 左には当月&次月のカレンダーを表示
従来の手帳に比べて、縦軸の時間レンジが前後1時間ずつワイドです。不規則な勤務体系にも対応できるようになっています。
また、下段の方眼スペースもToDoとして活用すれば、上下二段ともにToDoスペースの使用ができるため、タスクの時間軸で変えたり、とアレンジが効くのはありがたいです。
次にデルフォニックス。
- 7〜24時の17時間対応
- 土日を一列にして平日の横幅が約1.3倍広め
- 上段はフリーノートスペース
- 下段は9行の罫線ノートスペース
- 右下には当月&次月のカレンダーを表示
まず何と言っても横幅のスペース。従来の手帳より約1.3倍広いのは、ビジネスマンの特性をよく理解して作っていると感心しました。
僕の場合は、このスペースに会社名・お客様名・商談後のメモなど、いろいろ書き入れるので、これだけ広いとものすごく助かります。
最後にラコニック。
- 7〜24時の17時間対応
- 左1列は週間のToDoスペース
- 上段は目標(AIM)入力スペース
- 下段は8行のチェックボックス付きToDoスペース
ラコニックは、とにかく入力スペースが左・上・下の三段構えという点が素晴らしいです。タスクに埋もれがちなビジネスマンにも寄り添った仕様。
また、下段のToDoには他にはない、チェックボックスを備えています。
そのタスクを終えたら、そのままボックスにチェックを入れればよいというのが使用者に優しいです。
メーカー | 点数 | 理由 |
ハイタイド | 3 | 唯一の19時間対応・上下2段のToDoスペース |
デルフォニックス | 3 | 横幅が広い・下段ToDoのスペースが大きい |
ラコニック | 3 | 三段構えの入力欄・チェックボックス付きのToDoスペース |
5. マンスリーからウィークリーへの構成
最後に使い勝手という点で大事なポイントを比較します。
それがマンスリーからウィークリーへのアクセスです。
従来の手帳にありがちなのは、「『1〜12月のマンスリー』 『1〜12月のウィークリー』」という構成。同月のマンスリーからウィークリーへアクセスすることが多いため、どうしても使いづらいのです。
ハイタイドとデルフォニックスはこの点よく理解されており、「『同月のマンスリー』 『同月のウィークリー』」という構成なのです。
ハイタイド。
一方ラコニックは、従来の「『1〜12月のマンスリー』 『1〜12月のウィークリー』」構成です。
メーカー | 点数 | 理由 |
ハイタイド | 3 | 同月マンスリー→同月ウィークリー |
デルフォニックス | 3 | 同月マンスリー→同月ウィークリー |
ラコニック | 1 | 従来の構成 |
ハイタイド・デルフォニックス・ラコニックの手帳比較まとめ
本記事は「どの手帳がいいの?ハイタイド・デルフォニックス・ラコニックを徹底比較!」について書きました。
各項目を合計した結果、ハイタイドの多機能性が光り1位はハイタイドでした。
僅差でデルフォニックス、3位はラコニックという結果に。
メーカー | 合計 | タブ | 年間 | 月間 | 週間 | 構成 |
ハイタイド | 13 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 |
デルフォニックス | 12 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 |
ラコニック | 10 | 1 | 2 | 3 | 3 | 1 |
本記事をまとめた結果、来年度の手帳をどれにするかが決まりました。
真面目な話、自分が最もよく使うマンスリー&ウィークリーだけを見たとき、ラコニックとの相性が最も良いと感じたからです。
結局のところ、いずれも良い手帳。自分のスタイルに合わせて「コレだ!」という1冊を見つけてみてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
わかりますわかります!
いつもこの3タイプとQuo Vadisで迷うんですがラコニックワークを数年続けてます。
オシャレな印字に惹かれてハイタイド買ったのですが、ひと月続かずラコニックに買い直したことがあります。
理由ははっきり見やすいフォント。
屋外、車内、訪問先など光やライトによっ
ては細字ではみづらいので。
もう一つはクリーム色用紙の書き心地の良さ。ペンを選ばないスラスラ感。
月間インデックスがないことを不満に感じ、別売り他社品つけてたこともありましたが、無くても慣れました。
月間と週間が別になってるのはむしろ気に入っています。
欲を言えば持ち歩きに軽いB6も欲しいです。