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屋外活動にはポータブル電源が欠かせないマクリン( @Maku_ring)です。
コンセントと複数のUSBポートが付属しているポータブル電源は、アウトドア・キャンプ・ライブ・災害など、あらゆる場面で活躍するアイテム。
ただ、近年いろいろなメーカーがさまざまなモデルを出している中、機能面に秀でた電源を選ぶのが大事になってきます。
特に重要なのがバッテリー容量と出力ポートの種類。
これらを兼ね備えるのが、Ankerの「Anker PowerHouse II 400」です。
同社のベストセラーモデル「Anker PowerHouse」の持つ大容量はそのままに、ポートがACコンセント / USB-Cポート / USB-Aポート / DCポート / シガーソケットと5種類に増えました。
さらに、PowerHouseの4倍以上となる合計最⼤出⼒516Wに対応し、最⼤8台のデジタル機器を同時充電可能です。
2倍の容量をそなえるAnker PowerHouse II 800もあります。
そんなわけで本記事は「【Anker PowerHouse II 400レビュー】最大8台同時充電できる108,000mAh の超⼤容量ポータブル電源」について書いていきます。
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Anker PowerHouse II 400の外観と付属品
「Anker PowerHouse II 400」は108,000mAhのポータブル電源です。
製品名 | Anker PowerHouse II 400 |
サイズ | 約255 x 148 x 139 mm |
重さ | 約4.6kg |
バッテリー容量 | 108,000mAh |
ポート | ACコンセント/DC/USB-A x 3/USB-C/シガーソケット |
入力 | DC:最大65W USB-C:最大60W (合計125W) |
出力 | AC:最大300W シガーソケット + 5.5mm DC x 2:最大120W USB-A x 3:各最大12W USB-C:最大60W (合計516W) |
無骨ながらスタイリッシュで、男心をくすぐるデザインに仕上がっています。
約4.6kgと重めではあるものの、上部にはしっかりしたハンドルが付き、持ち運びに配慮されています。
約108,000mAhという頼りになる超大容量で、MacBookでも約5回・iPhone 12 Proなら20回以上充電可能です。
- シガーソケット + 5.5mm DC x 2(最大120W)
- USBタイプA(最大12W) x 3
- PD対応USBタイプC(最大60W) x 1
- DCポート(最大65W) x 1
- ACコンセント x 1(最大300W)
ポート類の上にある液晶画面は、バッテリー残量や電力残量、各ポートの入出力ワット数が明快に分かるようになっています。
背面にはアンビエントライトを搭載しています。
フラッシュライトはボタンを押すたびに「低照度 / 高照度 / SOSモード」と切り替わります。
アンビエントライトは三段階の明るさに調整でき、いずれも電球色のムーディーな光で夜間灯にもぴったりです。
付属品は本体にACアダプタ、USB-C & USB-A ケーブル、USB-C & USB-C ケーブルです。
Anker PowerHouse II 400はDCとPD対応USB-Cの同時急速入電に対応
Anker PowerHouse II 400の本体充電は、DCとPD対応USB-Cの2種類に対応しています。
このうちDCポートは付属のアダプターを使うことで、最大65W入力が可能となっています。
PD対応USB-Cは最大60W入力対応なので、Omnia PA-B2など60W出力対応の充電器を組み合わせることで、その供給電力を発揮できます。
とはいえ、10万mAh超えの莫大なバッテリー容量なので、いずれもフル充電まで8時間程度要します。
Anker PowerHouse II 400はこの点にも配慮し、DCとPD対応USB-Cの同時急速入電に対応しています。
両方合わせれば最大125Wの入力に対応しているので、フル充電まで最大4時間に縮めることが可能です。
Anker PowerHouse II 400は5種類の出力で最大8台同時充電に対応
Anker PowerHouse II 400は5種類の出力端子をそなえ、多様なデバイス充電が可能です。
各ポートの出力は、各ポートの上についたボタンで切り替えたり、同時出力ができます。
左側のシガーソケットは最大120Wなので、ミニ冷蔵庫や扇風機・ハイパワーのノートPCすら動作できる高出力です。
上部には5.5mmのDC入力が付き、「Anker PowerPort Solar 60」を組み合わせればソーラー充電もできます。
中央部はUSBポート群であり、最大60WのPD対応USB-Cと最大12WのUSB-A x 3を備えています。
PD対応USB-Cは、MacBook Pro13インチなどパワーを要するノートPCでも急速充電可能です。
3つのUSB-Aは合計最大36W出力に対応し、iPad Pro + iPhone x 2の組み合わせでも余裕。
右側は最大300WのACコンセントであり、16インチMacBook Proはもちろん、加湿器・スピーカー・小型冷蔵庫・扇風機・テレビにも対応できる懐の大きさを有しています。
全ポートを駆使すればなんと、合計最⼤出⼒516Wで最⼤8台の機器に同時充電可能です。(手持ちのガジェットが足りなかった……)
ただし、パススルー充電には対応しておらず、バッテリー本体を充電しながらのデバイス充電はできません(本体充電が優先)。
5種類のポートと8つの充電端子を搭載。
超大容量かつ多彩なポータブル電源をお探しならAnker PowerHouse II 400がおすすめです。
Anker PowerHouse II 400レビューまとめ
本記事は「【Anker PowerHouse II 400レビュー】最大8台同時充電できる108,000mAhの超⼤容量ポータブル電源」について書きました。
Anker PowerHouse II 400は、ACコンセント / USB-Cポート / USB-Aポート / DCポート / シガーソケットと5種類のポートを搭載するポータブル電源です。
超大容量にくわえ、合計最⼤出⼒516Wに対応し、最⼤8台の機器を同時充電可能となっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。