どうも、つけ麺大好きマクリンさん( @Maku_ring)です。
ヨメと行った大つけ麺博第二陣に続いて、今度は仕事で消耗し切っている上司を引きずって、第三陣に参戦してきました。
ひとえに「つけ麺」といっても、スープ × 麺の組み合わせでそのパターンは無限大。
全国各所から有名どころのつけ麺店が集まる、日本最大のつけ麺イベントが「大つけ麺博」です。
そんなわけで本記事は「大つけ麺博2017大感謝祭・第三陣でつけ麺3種(稲葉・くり山・依々恋々)食べ比べ!」について書いていきます。
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大つけ麺博2017大感謝祭・第三陣でつけ麺3種を食べ比べ!
2017年10月12日から始まった第三陣のラインナップです。
第二陣でもつけ麺屋は9店舗中4店舗と半分以下でしたが、今回は3店舗。
相変わらずつけ麺しか眼中のない僕は、ラーメン屋に並ぶ上司を尻目に、3店舗のつけ麺を食することにしました。
茨城の「麺堂 稲葉」、神奈川の「くり山」、長野の「依々恋々」。
1杯目『麺堂 稲葉(茨城)』
茨城県古河市のつけ麺屋さんですが、古河どころか茨城を代表する名店。
僕は2010年に一度、出張のついでに立ち寄ったことがあります。
B’z大好きの店主が、ボーカル稲葉さんの苗字をそのまま店名にして、店内にもB’zのメドレーがエンドレスに流れていました。
食べるまではそう思っていた僕ですが、ひと口入れると
と感動した記憶が今でも残っており、いつかまた食べたいと思っていたお店でした。また出逢えてありがたい。
今でこそスタンダードになっている鶏ベースのつけ麺ですが、当時まだそんなに多くなかった頃からずっと、鶏白湯を貫かれています。
あれから沢山の鶏つけ麺を食べてきた僕が今、稲葉のつけ麺をどう感じるのか、楽しみでもありました。
平日昼間、列は比較的おだやか。
10分しないうちに器を受け取り、いざ着丼。
あの頃と変わらぬ鶏白湯スープが食欲をそそります。麺は石臼挽き国産小麦粉・全粒粉などをブレンドした中太麺。
かなりドロッとした濃厚つけ汁で、麺にスープがよく絡みます。そして口に投入。
麺にはほど良い硬さとコシがあり、スープは「鶏道追求」の名に恥じない鶏っぷりでした。どこまでも鶏!
不思議と臭みはありません。野菜の甘味もしっかり感じるからでしょう。
つけ汁表面には青ネギがまぶされていますが、中には刻み玉ねぎがかなり入っていました。
これが心地よい食感を生み出すだけでなく、つけ汁に奥行き・甘みを出すことにも成功しているのです。
ひと口入れるたびに「本当によく麺にスープが絡むなぁ」と感心していたのですが、麺の形状をよく見ると「らせん形状」になっていました。このねじれ形状が、スープと麺の絡みを良くしていたのです。
極太シナ竹は存在感があり、チャーシューはほど良い厚みでかつ柔らかすぎず、僕ごのみでした。
数々の鶏つけ麺を食してきた僕にとっても、稲葉のつけ麺はあの頃のクオリティのままでした。
参考 麺堂 稲葉 古河本店食べログ
2杯目『くり山(神奈川)』
神奈川・白楽の名店「くり山」です。
名前は何度も見かけたことがあり、いつか食したいと思っていたところでの大つけ麺博登場で、テンション上がりマクリンでした。
平日の昼なので、やはりサラリーマンは少なめ。
提供口横には、燦然と輝く千葉製粉「くり山専用粉」の袋。
こちらの列も10分ほど並んでいたら、スムーズに提供口に到達しました。
今回はトッピングに「海老の辛味(100円)」を付けました。
ということで、いざ着丼。
魚粉が散りばめられた、魚介の強そうなつけ汁に王道の中太麺、左上には海老の辛味トッピングです。
まずは辛味を入れずにそのままいただきます。
つけ汁の色から想定されたとおり、やはり魚介が強めでした。ですが驚いたことに、実にいろいろな味がするのです。
佃煮のような甲殻系の甘みが来たと思いきや、煮干しや鯖の魚介テイストが入ってきて、最後にほんのり豚骨の味わいもある。
全ての出汁がバランス良く織り交ざっているので、変な苦味はまったくありません。どちらかというと甘みを感じます。
刻みネギも結構入っていますし、野菜の出汁もしっかり取っています。
ベーシックなようでいて、なかなか味わったことのない、実に興味深いつけ麺でした。
麺はモッチモチで流れるように口に運べたのですが、なんと昆布が練り込まれているそうで。
中盤以降はトッピング「海老の辛味」をつけ汁に投入しました。
「どんなケミストリーを起こすのだろうか」と期待して、麺を口に運びました。
辛いのが好きな人にはいいかもしれません。海老の風味もそこまで強くはありませんでした。
そもそものつけ汁自体が絶品なので「シンプルイズベスト」だということでしょう。
参考 くり山食べログ
3杯目『依々恋々(長野)』
2017年2月オープンのニューフェイス「中華そばに恋焦がれて 依々恋々」です。
「純水」と付くくらいなので、喉ごしのいい瑞々しさを持つ麺なのでしょう。
列はこちらも少なめで、同じく10分足らずで提供口へ。
では本日3杯目の着丼!
サラリとしたつけ汁につるりとした平打ち細麺、低温調理のチャーシューに柚子と三つ葉が添えられています。
粘度の薄いつけ汁に麺を浸していると、つけ麺というよりざる蕎麦の雰囲気です。さすが次世代つけ麺。
麺は予想どおりの瑞々しさを備えており、するりと喉を通ります。そうめんに似た味わいです。
つけ汁は鶏ベースに生醤油が混ざっており、甘みと酸味が共存しています。
つけ麺屋では「やすべえ」のカテゴリーに近いと感じました。
ただし麺は全く別物。喉ごしが良すぎてツルツルいけちゃいます。
低温調理のチャーシューが、このつけ麺によく合っていました。
薄めでさっぱりしていて、柚子の風味のおかげで清涼感がありました。
全体的につけ麺らしからぬ不思議な透明感を感じました。
参考 中華そばに恋焦がれて 依々恋々食べログ食べログ
まとめ
今回の記事は「大つけ麺博2017大感謝祭・第三陣でつけ麺3種(麺堂稲葉・くり山・依々恋々)食べ比べ!」について書きました。
つけ麺・ラーメンパワーは凄まじく、あれだけ消耗していた上司が、麺を食した後はすっかり元気になっていました。
また今回感じたのは、店舗で食べる味と大つけ麺博で食べる味にほぼ差がないということです。年々イベント自体の完成度が上がっているのを感じます。
第四陣に向けて、しばらくつけ麺は控えておこうと思います。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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