どうも、つけ麺大好きマクリンさん( @Maku_ring)です。
つけ汁と麺が絡んで口の中に広がるファンタジー、それがつけ麺です。
全国から有名ラーメン・つけ麺店が集まる「大つけ麺博」も後半戦に入ってきました。
上司と行った大つけ麺博第三陣に続いて、今度はヨメと一緒に第四陣に参戦してきました。
そんなわけで今回の記事は「大つけ麺博2017大感謝祭・第四陣でつけ麺3種(頑者・こてつ・新旬屋 麺)食べ比べ!」について書いていきます。
おまけで鳥の鶏次もいただきました。
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大つけ麺博2017大感謝祭・第四陣でつけ麺3種を食べ比べ!
2017年10月19日から始まった第四陣のラインナップです。
第二陣のつけ麺屋が9店舗中4店舗、第三陣は3店舗でした。
「本当にココは大つけ麺博なのか?」という状況の中、第四陣はというと……
根っからのつけ麺ファンであるヨメと僕は、3店舗のつけ麺を食することにしました。
埼玉の「頑者」、埼玉の「こてつ」、山形の「新旬屋 麺」。
この日はあいにくの雨。いずれの店舗もほぼ並ぶことなく、器を受け取ることができました。
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h3 id=”danraku3″ class=”typesquare_tags”>1杯目『頑者(埼玉)』
埼玉県川越市のつけ麺屋「頑者」。
埼玉どころか全国を代表するつけ麺屋さんのひとつで、六厘舎などとともに現在のつけ麺ブームを生み出した名店です。
大つけ麺博の常連でもあり、過去には川越達也シェフ(なつかし!)とのW川越で「コラボナーラ(カルボナーラ風のつけ麺)」など面白い企画をやっていました。
今回の企画は「海老と蟹のネクストレベル」!
今回はトッピングで感謝盛りを付けてみました。
ということでいざ着丼。
スープの上にまぶされた特製海老粉とぶっとい炙りチャーシューのインパクトがなかなかです。
極太平打ちの麺にドロドロのつけ汁がさすがに絡みます。
口に放り込んだ瞬間ひろがるカニ油、その後すぐに追ってくる海老のコク、最後にほんのり感じる豚骨の甘さ。
すべてが高次元に混ざり合っているのです。
スープと絡むこちらの全粒粉入り極太平打ち麺が、特徴的で絶品。
スープのトロトロと麺のモチトロが合わさって、まさにトロトロ二重奏といった味わいです。
極太炙りチャーシューはほど良く柔らかくホロホロで食欲をそそります。
最後にスープ割り。「頑者特製の魚介出汁」と書いてあるので、やらないわけには行きません。
あれだけ海老とカニが濃厚だったつけ汁があら不思議。スープを足すだけで一気にカツオスープに変わりました。
頑者はやはりつけ麺づくりを熟知していると感心させられる、傑作つけ麺でした。
参考 頑者食べログ
2杯目『こてつ(埼玉)』
埼玉県所沢市のつけ麺屋「こてつ」。
邪道(←悪い意味じゃないですよ)のつけ麺が増えている中、原点に立ち返った王道を強みになさっているつけ麺屋さんです。
王道の鶏豚骨×魚介だしの王道つけ麺、いざ着丼。
動物×魚介のWスープに中太麺、チャーシュー・シナ竹・海苔とまさに王道の組み合わせ。
頑者ほどではないにせよ、ほど良くトロっとしたつけ汁に麺をひたしていただきます。
麺はたまご感もある、モチモチ食感。もう少し太くてもいいかも。
スープはどちらかというと豚骨の甘さを感じます。魚介とのバランスも良く、臭み・苦味は全く感じませんでした。
無化調だからか、意外とさっぱり感もあって、キレイ目のつけ汁でした。
チャーシューは薄めですがあまり柔らかくはなく、肉感を重視している印象を受けました。
いろいろな個性のつけ麺がひしめき合う中で、あえて王道を貫く「こてつ」のつけ麺。
それなりに美味しいのですが、やはり一つくらいは「これだ!」という特長を入れておかないと、あえての王道も没個性と捉えられかねないのでは、と感じた次第です。
参考 らーめん こてつ食べログ
3杯目『新旬屋 麺(山形)』
東北以外では案外知られていなかったりするのですが、山形は東北随一のラーメン文化を誇ります。ラーメン消費量も実は日本一。
全国でも有名な辛みそラーメンの「龍上海」や、和風だしに中華麺を組み合わせた鶏中華の「水車生そば」など、独自のラーメンを発信し続けています。
そして今回は鶏塩中華のつけ麺です。いざ着丼。
粘度の薄いつけ汁に黄身玉とナルト、白いちぢれ麺の組み合わせ。
細めのちぢれ麺を、サラッとしたつけ汁にひたします。
決して濃厚ではないが、鶏油のおかげでそこまで舌触りは軽くありませんし、まろやか。鶏をかなり感じます。
せっかくの鶏だしが、強い塩味で損なわれている印象を受けました。
つけ麺にしたがゆえに、塩っぽさが前面に出てきてしまっているのでしょう。
ちぢれ麺もつけ麺というよりは、ラーメンに合いそう。
そして最大のナゾはこちらの「黄身玉」。
僕も食べてみましたが、確かに不思議な存在でした。
参考 新旬屋 麺 新庄本店食べログ
おまけ『鳥の鶏次(大阪)』
つけ麺だけと決めていたのに、頑者以外のつけ麺が消化不良だったので、ラーメンにも手を出してしまいました。
しかも僕の大好きな鶏パイタン系です。その名も「焦がし濃厚鶏塩パイタンそば」!
本日最後のいざ着丼。
見るからに鶏感の強いドロっとしたスープに、かいわれ大根・チャーシュー・鶴見製麺所特製麺。
存在感のある麺をスープから引き上げて、ひと口すすります。
まさに「どこまでも鶏!」です。臭みがなく綺麗にだしを取っているのを感じました。
ただし甘みもなく、もう少し野菜のだしも取ったほうがいいかもしれません。塩分も少し強いです。
「焦がしオニオン」が入っていますが、その風味が上手く活かされていない印象を受けました。
あと鶴見製麺所特製の麺。
存在感・コシはあるのですが、良い意味でのクセがなさすぎるのです。まるで稲庭うどんのような感じというか。
もう少し工夫が欲しかったです。
参考 麺や 鳥の鶏次食べログ
まとめ
今回の記事は「大つけ麺博2017大感謝祭・第四陣でつけ麺3種(頑者・こてつ・新旬屋 麺)食べ比べ!」について書きました。
頑者はさすがつけ麺界のパイオニア、その実力を遺憾なく発揮していました。
一方でラーメンとして食べたら美味しそうでも、つけ麺として出すとイマイチ、というものもあり、あらためてつけ麺はラーメンとは別ジャンルなのだと実感しました。
大つけ麺博も残すところあと一回のみとなりましたが、最後にはあの最強つけ麺の「とみ田」が控えています。
今年はどんなファンタジーを見せてくれるのか楽しみです。
どうもマクリン( @Maku_ring)でした。
どうして人は4時間も『とみ田』に並んでしまうのか 日本一の行列ラーメン店の非常識経営哲学