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車で出かけるときはポータブル電源が必需品のマクリン( @Maku_ring)です。
一度使うと手放せないポータブル電源ですが、その多くが無骨でいかつい外観なので、男女問わずに使いやすいデザインのモデルがほとんどありません。
しかし、AUKEYから出た「AUKEY PowerStudio」は、他のポータブル電源とは一線を画す、レトロでかわいらしいフォルムをまとっています。
小洒落た見た目とは裏腹に、iPhone 12 Proを20回以上充電できる約82,500mAhの大容量と5種類の出力端子を有し、最大400W出力のパワフルさを持ち合わせています。
そんなわけで本記事は「【AUKEY PowerStudioレビュー】最大9台同時充電できるレトロでおしゃれなポータブル電源」について書いていきます。
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PowerStudio(パワースタジオ)の外観と付属品
「AUKEY PowerStudio」は、82,500mAhのポータブル電源です。
製品名 | AUKEY PowerStudio |
サイズ | 約156 x 262 x 160 mm |
重さ | 約3.6kg |
バッテリー容量 | 82,500mAh |
ポート | ACコンセント x 2/DC/USB-A x 4/USB-C x 1/シガーソケット |
出力 | AC x 2:最大300W シガーソケット:最大120W DC:最大96W USB-A x 2:各最大12W QC3.0対応USB-A x 2:各最大18W USB-C:最大100W (合計400W) |
ドイツ車のMINIを彷彿とさせるレトロで丸みあるデザインで、屋外でも使うアイテムにかかわらず、家にもなじむインテリア性の高いものとなっています。
背面のデザインにもこだわっており、パンチングメッシュのかわいらしい仕上がりです。
持ち手部分には牛革があしらわれ、使うほど手に馴染んできます。
約82,500mAhという圧倒的な容量で、MacBookでも約5回・iPhone 12 Proなら20回以上充電でき、見た目から想像できないほど無尽蔵のバッテリーをそなえています。
フロントには液晶ディスプレイと5種類の出力端子を備えています。
- シガーソケット(最大120W) x 1
- DCポート(最大96W) x 1
- PD対応USBタイプC(最大100W) x 1
- USBタイプA(最大12W) x 2
- QC3.0対応USBタイプA(最大18W) x 2
- ACコンセント x 2(最大300W)
液晶画面は使用ポートやワット数など、PowerStudioの状態が一発で分かり、視認性にすぐれています。
また、LEDライトもそなえ、防災用だけでなく枕元に置けばベッドサイドランプとしても使え、意外と重宝します。
SOSを意味する点滅、注意喚起をうながす点滅といった信号を出すこともできます。
付属品は本体にAC充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、ガジェットポーチです。
ガジェットポーチは裏起毛でソフトな当たりになっており、ジャストサイズで使いやすいデザインとなっています。
PowerStudioはDCとPD対応USB-Cの同時急速入電に対応
AUKEY PowerStudioの本体充電は、DCとPD対応USB-Cの2種類に対応しています。
このうちDCポートは付属のアダプターを使うことで、最大60W入力が可能となっています。
PD対応USB-Cは最大100W入力に対応しているので、同社の100W充電器「Omnia PA-B5」との組み合わせがおすすめです。
巨大なバッテリー容量なので、DCだけだと約6時間、PD対応USB-Cだと約3時間フル充電まで要します。
PowerStudioならせっかちさんにも配慮し、DCとPD対応USB-Cの同時急速入電に対応してます。
両方駆使すれば、驚異の最大160W入力に対応しているので、最大2.5時間でのフル充電が可能となります。
同時入電に対応しているモデルはなかなか無いので、これには驚きました……!
PowerStudioは5種類の出力で最大9台同時充電に対応
AUKEY PowerStudioは5種類の出力端子をもち、多彩な方法でデバイス充電が可能です。
各ポートの出力はボタンで切り替え、もしくは同時出力できるようになっています。
左側には最大120Wのシガーソケットが付いており、ミニ冷蔵庫や扇風機・ハイパワーのノートPCすら動作できる高出力です。
シガーソケットの汎用性を高めるため、僕は「Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1 PowerIQ 2.0」を差して、端子を変換しています。
中央部はUSBポート群であり、最大100WのUSB-C(PD)と最大12WのUSB-A x 2、最大18WのQuick Charge 3.0(QC3.0)対応USB-A x 2を備えています。
USB-C(PD)は、13インチMacBook Proのようにパワーを要するノートPCでも急速充電可能です。
QC3.0対応USB-Aは、QC3.0対応デバイスを接続することで高出力を発揮します。
パススルー充電にも対応し、バッテリー本体を充電しながらデバイス充電といったこともできます。
右側はACコンセント部であり、合計最大300Wとこちらも頼りになる仕様です。
16インチMacBook Proのように、100W近くの出力が必要なノートPCでも余裕で急速充電できます。
PowerStudioは297Whの容量かつ合計最大出力400Wと、見た目によらず懐の大きいポータブル電源を実現しています。
具体的には「ノートPC x 3台 + タブレット x 2台 + スマホ x 4台」の組み合わせでも充電できちゃいます。
これだけあれば、充電デバイスが足りないことで困る場面はまずないでしょう。
デザイン性と機能性と高次元で両立した、まさに機能美のポータブル電源。
インテリアに防災にアウトドアに、全方位で使えるポータブル電源をお探しならAUKEY PowerStudio一択でしょう。
AUKEY PowerStudioレビューまとめ
本記事は「【AUKEY PowerStudioレビュー】最大9台同時充電できるレトロでおしゃれなポータブル電源」について書きました。
AUKEY PowerStudioは、いかつい電源に一石を投じる、レトロでかわいいインテリア性の高いポータブル電源がPowerStudioです。
外観だけでなく、約82,500mAhの大容量と5種類の出力端子を有し、実用性に長けた仕様に仕上がっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。