どうも、エアコンにはサーキュレーターが欠かせない、マクリン( @Maku_ring)です。
「モーターの力で羽根を回して風を送る」という仕組み自体は同じですが、実はぜんぜん異なるもの。
扇風機が体に直接あてて涼むのに対し、サーキュレーターは直接あてるものではありません。
「空気を撹拌して冷気・暖気を部屋中に行き渡らせる」ものなのです。
したがって、サーキュレーターはエアコンと併用して使うのが基本。
- 部屋全体に冷気(暖気)を行き渡らせられる
- エアコンの電気代を抑えながら、効率よく部屋を冷やす(暖める)ことができる
ひとえにサーキュレーターといっても、各社さまざまな特徴をこらした製品を出しています。
そこで本記事は、サーキュレーターを選ぶ上でどのようなポイントをおさえるべきか、僕なりに気を付けていること&おすすめ商品を紹介します。
先におすすめのサーキュレーターを知りたい場合は「おすすめのサーキュレーター」からチェックしてみてください。
タップできるもくじ
サーキュレーターの選び方
サーキュレーターも扇風機と同様、外観だけで最適なモデルを見つけることが難しく、スペック・機能をある程度理解する必要があります。
- モーターの種類 DCモーターのモデル
- 首振り角度 上下左右に大きく動くモデル
- タイマー機能 オン/オフできると就寝時・衣類乾燥にも利用可
1. DCモーターがおすすめ
DCモーターとはモーターの種類(駆動方式)のことで、DCは「Direct Current」の略称です。
Direct(直接) Current(電流)は、日本語だと「直流」。電気の流れ方をあらわしています。
もうひとつ、モーターの種類としてACモーターがあります。
こちらは「Alternating Current」の略で「交流」のことです。
つまり、まとめるとこういうこと。
- DCモーター Direct Current Motor(直流モーター)
- ACモーター Alternating Current Motor(交流モーター)
僕はDCモーターのサーキュレーターをおすすめしますが、その理由は両者の特性の違いからです。
以下はDCモーターとACモーターの、時間に対する電圧・電流の変化です。
DCモーターが時間経過にともなう電流・電圧値が一定なのに対し、ACモーターはプラスマイナスを繰り返す波状に変化していきます。
電流・電圧値が直線的に変動するDCモーターのほうが、波状のACモーターよりも細かな速度調整が可能となっています。
平たく書くと「ACモーターが弱・中・強という、ざっくりした調節しかできない。
一方DCモーターは多段階調節もできちゃう」ということです。
また、電流・電圧が波状変化でないDCモーターは、振動が少なく静か。値の変動が少ないため、消費電力も小さく省エネ。
言い換えるとデメリットは「値段が高い」それだけです。
それ以外はメリットだらけのDCモーターサーキュレーター。迷わずこちらを選びましょう。
- 細かな風量調節が可能
- 消費電力が小さく電気代が安い
- 振動が少なくて静か
2. 首振り角度の大きいモデルがおすすめ
できるだけ広い空間に空気を循環するにあたって、サーキュレーターの首振り機能は重要。
エアコンの気流を撹拌するためには、首振り角度の大きいほうが、よりかき回しやすいからです。
また、上下左右に大きく動くモデルであれば、部屋の中央でも使いやすくて便利。
上下の首振り90度まで備えていると、かなり使いやすいです。
3. タイマー機能付きがおすすめ
意外と重宝するのがタイマー機能。
オン/オフのタイマー設定が可能になると、従来の室温調節にくわえ、使い方が広がります。
衣類の乾燥や就寝時に活用したり、帰宅に合わせての運転もできちゃいます。
自動的に電源が切れる「オートオフ機能」を備え、消し忘れに配慮したモデルもおすすめです。
おすすめのサーキュレーター
これまでの内容をふまえると、サーキュレーターを選ぶ上で大事なポイントは以下のとおりです。
- DCモーターのモデル
- 上下左右の首振り角度が大きいモデル
- タイマー機能を備えているモデル
進化の早いサーキュレーターですので、検討時点での最新モデルを購入されることをおすすめします。
そんなわけで最新モデルの中から、これらの条件を満たすサーキュレーターを4モデル集めました。
これら4製品の主なスペックを並べました。
モバイルは左スライドで全表示
製品名 | アイリスオーヤマ サーキュレーター アイ |
ボルネード サーキュレーター |
ドウシシャ サーキュレーター |
コイズミ サーキュレーター |
---|---|---|---|---|
モーター | DC | DC | DC | DC |
自動首振り | 上下65度 左右120度 |
上下90度 | 上下90度 左右75度 |
上下80度 左右120度 |
風量切替 | 10段階 | 無段階 | 14段階 | 10段階 |
タイマー | 2/4/8時間 | なし | 1/2/4/8時間 | 1/2/4/6時間 |
消費電力 | 25W | 40W | 30W | 30W |
質量 | 1.3kg | 1.6kg | 3.3kg | 2.5kg |
価格 | 約14,800円 | 約17,000円 | 約11,700円 | 約7,500円 |
これら4製品は、上にあげた3条件をほぼ全て満たしています。
サーキュレーターは一度買えば、夏・冬ともに使うため、年間を通じて長い付き合いになるものです。
自身のライフスタイルに合わせ、最適の1台を見つけましょう。
サーキュレーターの選び方とおすすめ商品比較
本記事は「【2023年】サーキュレーターの選び方とおすすめ商品比較【DCモーター】」について書きました。
DCモーター搭載・上下左右の自動首振り・タイマー機能は、もはや当たり前になりつつあります。
その上で各社がしのぎを削って、さらなる工夫を盛り込み、独自の進化を続けているのがサーキュレーターの世界です。
本記事で紹介したサーキュレーターはいずれもおすすめ。
どの機能を優先するのか好みと照らし合わせ、ベストパートナーを見つけてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。