ガジェットのおすすめ

【2023年】コスパにすぐれた扇風機の選び方とおすすめ商品

どうも、エアコンより自然風が大好きな、マクリン( @Maku_ring)です。

夏場に欠かせない生活家電といえば扇風機

ひとえに扇風機といっても、各社さまざまな特徴をこらした製品を出しています。

本記事では、コスパにすぐれた扇風機を選ぶうえで押さえるべき点と、DCタイプのおすすめ商品を紹介します。

先におすすめの扇風機を知りたい場合は「2023年のおすすめ扇風機」からチェックしてみてください。

本記事のリンクには広告がふくまれています。
この記事の著者
マクリン

ガジェットブロガー

マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

扇風機の選び方とは?

扇風機を選ぶときに妻から訊かれたのがこんな質問。

ヨメ
ねえねえ、扇風機ってどれも同じに見えるんだけど、どうやって選べばいいの?

モーターの力で羽根を回して風を送る。仕組みが同じだけに、外観はどれも似ています。

扇風機選びは、中身がよく分からない人からしたら難しいのです。

マクリン
でも大丈夫。おさえるべきポイントは3つだけ
扇風機を選ぶポイント
  1. モーターの種類 DCモーターのモデルがおすすめ
  2. 首振り機能 上下左右に大きく動くモデルがおすすめ
  3. 羽根枚数 羽根の枚数が多いほうが、心地よい風でおすすめ
それではこの3つのポイントをもう少し詳しく見ていきます。
 

1. DCモーターがおすすめ

ヨメ
そもそもDCモーターってなに?

DCモーターとはモーターの種類(駆動方式)のことで、DCは「Direct Current」の略称です。

Direct(直接) Current(電流)は、日本語だと「直流」。電気の流れ方をあらわしています。

もうひとつ、モーターの種類としてACモーターがあります。

こちらは「Alternating Current」の略で「交流」のことです。

つまり、まとめるとこういうこと。

モーターの種類

  • DCモーター Direct Current Motor(直流モーター)
  • ACモーター Alternating Current Motor(交流モーター)

 
僕はDCモーターの扇風機をおすすめしますが、その理由は両者の特性の違いからです。

以下はDCモーターとACモーターの、時間に対する電圧・電流の変化です。

DCモーターとACモーターの違い

DCモーターが時間経過にともなう電流・電圧値が一定なのに対し、ACモーターはプラスマイナスを繰り返す波状に変化していきます。

電流・電圧値が直線的に変動するDCモーターのほうが、波状のACモーターよりも細かな速度調整が可能となっています。

平たく書くと「ACモーターが弱・中・強という、ざっくりした調節しかできない。

一方DCモーターは、任意の位置でとめられる無段階調節もできちゃう」ということです。

また、電流・電圧が波状変化でないDCモーターは、振動が少なく静か。値の変動が少ないため、消費電力も小さく省エネ。
 

ヨメ

へぇ〜、DCモーターいいトコだらけじゃん! デメリットないの?
 
ACモーターにくらべてコストがかかるから、DCモーターの扇風機は高いんだよね。

マクリン

 
言い換えるとデメリットは「値段が高い」それだけです。

それ以外はメリットだらけのDCモーター扇風機。迷わずこちらを選びましょう。
 

DCモーター扇風機のメリット

  • 「超微風」から「強風」まで細かな速度調節が可能
  • 消費電力が小さく電気代が安い
  • 振動が少なくて静か

 

2. 首振り機能充実モデルがおすすめ

できるだけ広い空間に涼しい風を送り出すにあたって、首振り機能は重要。

左右にくわえ、上下にも首振り機能をそなえている扇風機が望ましいです。

また、首振り角度も重要。少なくとも左右の首振り90度以上だと、かなり使いやすいです。

3. 羽根枚数の多いモデルがおすすめ

一般的な扇風機の羽根枚数は5枚

この枚数が増えるほど、ムラが少なく、心地よい風を送り出せるようになっていきます。

それはなぜか?

例えば羽根が少ない場合、一回転あたりに受ける風の回数も少なくなり、それらの間隔は空いていくことになります。

つまり、断続的な風が送り出される傾向が強く、ヒトはそれをムラのある風として受け取ります。

羽根の枚数が増えていくと、一回転あたりに受ける風の回数も増え、連続的な風に変わっていきます。

マクリン
自然な風に近づくので、心地よいと感じるんですよ!

グラフで簡単に表すとこういうイメージ。

扇風機の羽根枚数が多い時・少ない時

ヨメ

それじゃあ、羽根の枚数は多いければ多いほどいいってこと?
そのとおりなんだけど、あまり増やすと消費電力も大きくなるから、各社工夫してるんだよ。

マクリン

羽根枚数を7枚や9枚におさえながら、羽根の形状を波立たせたり、突起を付けたり、あるいは二重構造にしたりと、独自の特徴を持たせています。

中には羽根の枚数を3枚にまで落としつつ、1枚の羽根に複数の羽根形状を入れることで、カバーしているモデルもあります。

風の柔らかさ・到達距離は、羽根の構造で大きく変わります。

実は各社が最も力を入れて開発している部分でもあるのです。

 

2023年のおすすめ扇風機

前章までの内容をまとめると、扇風機を選ぶ上で大事なポイントは以下のとおりです。

扇風機を選ぶポイント
  1. DCモーターのモデル
  2. 上下左右の首振り機能
  3. 羽根枚数は7枚以上かつ独自形状

進化の早い扇風機ですので、検討時点での最新モデルを購入されることをおすすめします。

そんなわけで最新モデルの中から、これらの条件をなるべく満たす扇風機を集めました。

マクリン
それがこちらの5製品!
 
これら5製品の主なスペックを並べました。

モバイルは左スライドで全表示

製品名 日立
HEF-DL300E
シャープ
PJ-N3DS
パナソニック
F-CU338
ドウシシャ
カモメファン FKLX-281D
アイリスオーヤマ
LFD-306L
モーター DC DC DC DC DC
自動首振り 上下手動36度
左右75度
上下手動71度
左右90度
上下手動30度
左右90度
上下手動100度
左右90度
上下手動36度
左右75度
羽根枚数 8枚 7枚 7枚 7枚 7枚
羽根形状 流線型 ネイチャーウイング 流線型 カモメの羽 流線型
消費電力 21W 20W 19W 15W 16W
風量切替 6段階 32段階 7段階 無段階 4段階
質量 3.0kg 6.0kg 4.4kg 2.1kg 2.9kg
価格 約15,000円 約15,600円 約21,800円 約24,480円 約8,930円

 
日立「HEF-DL300E」は、モーターに定評があり、穏やかでやさしいうちわ風を実現しています。

シャープ「PJ-N3DS」には同社おなじみのプラズマクラスター搭載で衣類の脱臭・除菌機能にすぐれています。

パナソニック「F-CU338」には温度センサーが付き、室温が下がるごとに風量を自動で弱めてくれる機能があります。

ドウシシャ「カモメファン FKLX-281D」はシリーズ最軽量かつ無段階風で、実用面に配慮されています。

それからアイリスオーヤマ「LFD-306L」は、DC扇風機ながら1万円を切る抜群のコスパが魅力です。

ヨメ

どの扇風機にもオリジナルの特徴が詰め込まれてるんだね♪
ライフスタイルに合わせて選ぶといいよ!

マクリン

扇風機は、一度買えば意外と長い付き合いになるもの。

自身のライフスタイルに合わせ、最適の1台を見つけましょう。

うちわ風

プラズマクラスター

温度センサー

最軽量・無段階風

コスパ

 

扇風機の選び方とおすすめ商品まとめ

本記事は「【2023年】コスパにすぐれた扇風機の選び方とおすすめ商品」について書きました。

風量が細かく調整できてDCモーターなのは、もはや当たり前になりつつあります。

その上で各社がしのぎを削って、さらなる工夫を盛り込み、独自の進化を続けているのが扇風機の世界です。

本記事で紹介した扇風機はいずれもおすすめ。

省エネ・軽量性・デザイン・首振り角度など、どれを優先するのか好みと照らし合わせ、ベストパートナーを見つけてください。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

【2024年】コスパ抜群の空気清浄機おすすめ人気6モデルを比較! 【2018年最新】サーキュレーターの選び方とおすすめ商品【DCモーター・首振り・風量・タイマー】 【2023年】サーキュレーターの選び方とDCモーターのおすすめ商品比較 【2023年】エアコンの選び方とおすすめ商品比較【省エネ】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です