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EarFun Clip 2をレビュー!1万円切りで全部入りのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン

評価:4.1

どうも、ワイヤレスイヤホンはカナル型ばかり使っているマクリンです。

気になっていたイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンを、ようやく試すことができました。

今回レビューするEarFun Clip 2は、耳穴を塞がないオープンイヤー型で、イヤーフックではなくイヤーカフ(クリップ)と呼ばれる形状。

装着していても周りの音が自然に聞こえてくる新しいタイプのワイヤレスイヤホンです。

それでいてLDAC・Hi-Res認証取得・ワイヤレス充電・マルチポイント・IP55・Google Fast Pairと、フラグシップ級の機能を詰め込みながら、価格は9,990円と、1万円を切る攻めた設定です。

イヤーカフ型は耳穴を塞がないため、家事や仕事をしながら、あるいは散歩や通勤など、周囲の音に気を配りたいシーンと相性がよいスタイルです。

本記事ではEarFun Clip 2を、妻にも長時間使ってもらいながらレビューしていきます。

メリット
  • 1万円以下で全部入りの装備
  • イヤーカフ型としては軽量級の49.6g
  • LDAC・Hi-Res認証取得
  • マルチポイント&Google Fast Pair対応
  • IP55の防塵防水
  • ワイヤレス充電対応&最大40時間再生
デメリット
  • アクティブノイズキャンセリングは非搭載
  • 手が触れるとズレやすい
  • 長時間使うと耳介裏の軟骨がやや疲れる
  • ドラマティックな曲調はやや不向き
ご提供品
本記事はEarFun様から商品を提供いただき作成しています。

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EarFun Clip 2の概要

EarFun Clip 2は、EarFunのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンの最新モデル。


 
ケースを開けると、イヤーカフ型らしい独特の形状をしたイヤホン本体が顔を出します。


 
スペックは下記のとおりです。

製品名 EarFun Clip 2
タイプ イヤーカフ型(オープンイヤー)
Bluetoothバージョン 6.0
対応コーデック LDAC、AAC、SBC
ドライバー 12mmチタンコーティング振動板
マイク 片側2基(計4マイク)AI ENC
再生時間 最大11時間(ケース込み40時間)/ LDAC ON時 最大6時間(22時間)
充電時間 USB-C約2時間 / ワイヤレス約3.5時間
防塵防水 IP55
サイズ 70 × 48.1 × 29.2mm(充電ケース)
重量 約49.6g(ケース込み) / イヤホン片側約5.5g
対応機能 マルチポイント / Google Fast Pair / ワイヤレス充電 / ゲームモード / シアターモード

 
イヤーカフ型としては比較的小さめなケースで、手のひらに収まるコンパクトサイズ。


 
イヤホン本体も非常にコンパクトで、手のひらに2つ並べてもこれくらいの大きさ。


 
イヤホン正面のearfunロゴ部分はメタリック調で、安価なイヤホンにありがちなチープさはなく、価格以上の質感に仕上がっています。


 
背面側にはスピーカーグリルが配置され、耳穴に音を届ける構造になっています。


 
LR表記は内側にしっかり印字されているので、暗いところでも判別しやすい仕様です。


 
側面には物理ボタンを配置。タッチ式ではなく押し込み式なので、誤操作の心配がほぼありません。


 
付属品はUSB-Aから給電するUSB-Cケーブル1本というシンプルな構成。


 
重量を実測したところ、イヤホン本体(左右合計)は12g


 
充電ケース込みでも49gと、イヤーカフ型としてはかなり軽量な部類に入ります。

 

SONY LinkBuds Clipとのスペック比較

同じイヤーカフ型として人気のSONY LinkBuds Clipと、ケースを並べて比べてみました。


 
ケースを開けた状態だとサイズ感の違いがわかりやすく、SONYは正方形に近いコロンとした形、Clip 2は楕円形でやや横長です。


 
イヤホン本体だけで並べると、LinkBuds Clipはツルッとした光沢仕上げ、Clip 2はマット仕上げと、対照的なテクスチャーになっています。


 
重量を実測したところ、SONY LinkBuds Clipはイヤホン本体13g・ケース込み54gで、Clip 2より本体で1g・ケース込みで5g重い結果に。

SONY LinkBuds Clip イヤホン本体 13g

SONY LinkBuds Clip ケース込み 54g

 
スペック面で比較すると下記のとおり。

項目 EarFun Clip 2 SONY LinkBuds Clip
参考価格 9,990円 26,400円
重量(実測・本体) 12g 13g
重量(実測・ケース込み) 49g 54g
対応コーデック LDAC、SBC、AAC SBC、AAC
Hi-Res認証 ×
ワイヤレス充電 ×
防塵防水 IP55 IPX4
マルチポイント

価格はLinkBuds Clipの半額以下で、コーデック・Hi-Res認証・ワイヤレス充電・防塵防水のいずれもClip 2が優位。

カタログスペックだけ見るとEarFun Clip 2の圧勝なのですが、装着感や音質のフィーリングは別物だったので、実際に使った感想は後ほど詳しく書いていきます。

 

EarFun Clip 2のレビュー

ここからは実際に使ってみてわかったEarFun Clip 2の特徴を紹介していきます。

 

耳穴を塞がない開放感と12gの軽さ

EarFun Clip 2最大の魅力は、耳穴を塞がないオープンイヤー設計でありながら、12gと軽量に仕上がっている点です。


 
ブリッジ部分には超ソフト液状シリコン厚さ0.5mmのニッケルチタン形状記憶合金を採用し、柔らかさと安定したフィット感を両立する設計。

妻に長時間使ってもらった感想を聞いたところ、耳に挟んだ感触は痛くなく、軽さもあって普段つけているのを忘れるとのこと。

カナル型のイヤーピースでありがちな「耳穴が蒸れる」「痒くなる」といった不快感もなく、その点ではカナル型で耳の不快感に悩んでいた人にとっては解放感が大きいと感じたようです。

ただし、3時間と長く装着し続けると、耳介裏の軟骨がやや痛くなることもあるそうなので、こまめに休憩を挟むのがおすすめです。

マクリン
外音取り込み前提のイヤホンとしては理想的な装着感!
 

9,990円とは思えないバランスのとれたサウンド

サウンドは12mmチタンコーティング振動板と独自のBassSurge™ 低音増強技術を組み合わせ、オープンイヤー型としてはしっかりとした音圧を実現しています。

妻に音楽を聴いてもらったところ、第一印象は「クリア」とのこと。

低音は控えめながら中高音とのバランスがよく、ボーカルははっきり聞こえつつ少し奥にいる印象。高音もキラッと伸びるタイプではなく刺さらない控えめな鳴らし方で、全体的にバランス重視のチューニングといった印象です。

ジャンル別の相性は、POP(男性ボーカル)・ダンス・R&Bあたりとの相性がよく、逆にクラシックや一部の女性ボーカルPOPはやや不向きに感じたとのこと。

ドラマティックで広がりのある曲調を求めるなら、ハイエンド機にはどうしても一歩譲る部分はあります。

とはいえ、9,990円という価格と、耳穴を塞がない開放型構造であることを考えれば、かなりレベルの高いサウンドに仕上がっています。

マクリン
ながら聴きとの相性◎なバランス型サウンド!

LDAC&Hi-Res WIRELESS認証で高音質ストリーミング対応

Clip 2はオープンイヤー型ながらHi-Res WIRELESS認証を取得しており、LDACコーデックにも対応。

Amazon Music UnlimitedやApple Musicなどのハイレゾストリーミング音源を、Bluetoothでも高ビットレートで楽しめるのは大きな強みです。

LDACはAndroid限定の機能になりますが、Android端末ユーザーにとっては9,990円でLDAC対応はかなりお買い得な価格設定。

ただし、LDACをオンにするとバッテリー駆動時間は最大11時間 → 最大6時間まで短くなるので、長時間外で使うときはオフにしておくのがおすすめです。

 

マルチポイント&Google Fast Pairに対応

複数デバイスを使うガジェット好きにとってありがたいのが、マルチポイント接続Google Fast Pairの両対応。

実際にMacとiPhoneを同時にペアリングして使ってみましたが、Macで作業中にiPhoneに着信があってもスムーズに切り替わり、いちいち接続し直す必要がないのは快適です。

Google Fast Pair対応により、Androidユーザーはケースを開くだけでペアリング画面がポップアップ表示され、ワンタップで接続が完了します。

マクリン
マルチポイントの安定性も価格を考えると上等!

IP55防塵防水&最大40時間バッテリー

イヤーカフ型としては珍しいIP55の防塵防水性能をそなえ、ホコリの侵入や汗・小雨にも耐えられる設計。

ジムでのワークアウトや通勤中のにわか雨でも、神経質にならずに使えるのは安心ポイントです。

バッテリーもイヤホン単体で最大11時間、ケース込みで最大40時間と、価格帯を考えるとかなりロングライフ。

ケースはUSB-C有線充電に加えてワイヤレス充電にも対応しているので、Qi対応の充電パッドにポンと置くだけで給電できます。

 

ハイエンド機と装着感・サウンドの違い

最後に、人気のSONY LinkBuds Clipと使い比べてみた感想をまとめておきます。

まず装着感は、SONYのほうが耳にしっかりはまり、頭を振っても安定感があるとのこと。

一方Clip 2は、物理的に1g軽い分、つけている感が少なく、軽い使い心地で長時間使うときに有利です。ただ耳が触れるとややズレやすい傾向もあるので、ここは好みが分かれるところ。

音漏れについては、iPhoneで音量30%程度ならほぼ気にならないレベル。50%まで上げると電車の隣席にうっすら聞こえる程度で、単一指向性のスピーカー設計のおかげで通勤電車や静かなカフェでも実用的に使えます。

音量30%ほど

外音の聞こえ方は、音量50%でも家事中のインターホンの音は問題なく聞こえ、話しかけられた声も80%以上は認識可能とのこと。

音質はSONYのほうが奥行きと広がりがあり、特にSONY所属アーティストの曲は別物に感じられる仕上がり。

Clip 2は低中高音域をバランスよく鳴らすタイプなので、ドラマティックな曲調にはやや不向き。しっかり音楽を聴き込みたいならSONY、仕事・ジム・通勤通学でカジュアルに使うならClip 2、と用途で使い分けるのが現実的な落としどころです。

マクリン
2倍以上の価格差があるのに、ここまで戦えるのはすごい!
 

EarFun Clip 2はこんな人におすすめ

EarFun Clip 2は「1万円以下で全部入りのイヤーカフ型を試したい人」におすすめです。

最大の魅力は、9,990円という価格にLDAC・Hi-Res認証・ワイヤレス充電・マルチポイント・IP55・Google Fast Pairといった、上位モデル並みの機能をまとめて詰め込んでいる点。

しかも49.6gの軽量設計形状記憶合金ブリッジで、装着感も価格を超えた快適さを実現しています。

サウンドはバランス型のクリアな鳴らし方で、家事や仕事をしながらBGMを楽しむ「ながら聴き」と相性がよく、耳穴を塞がない開放感のおかげで周囲の音にも気を配れます。

ハイエンドのイヤーカフ型と比べると、奥行きや音場の広がりではどうしても一歩譲る部分はあるものの、日常使いの第一候補としては申し分ない一台。

気軽にイヤーカフ型デビューしたい」「耳を塞がず外の音も聞きながら音楽を聴きたい」という人にとって、これ以上ないコスパモデルだといえるでしょう。

 

EarFun Clip 2レビューまとめ

本記事では、EarFun Clip 2をレビューしました。

イヤーカフ型は装着感や音漏れの懸念から手を出しにくいジャンルでしたが、Clip 2は9,990円という気軽に試せる価格と、上位モデルにも引けを取らない機能充実度で、入門機としてベストな一台に仕上がっています。

カナル型イヤホンの蒸れや圧迫感に悩んでいた人、家事や仕事中のながら聴きで周りの音にも気を配りたい人にとって、まずは試してみる価値は十分にあります。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 1万円以下で全部入りの装備
  • イヤーカフ型としては軽量級の49.6g
  • LDAC・Hi-Res認証取得
  • マルチポイント&Google Fast Pair対応
  • IP55の防塵防水
  • ワイヤレス充電対応&最大40時間再生
デメリット
  • 耳が触れるとズレやすい
  • 長時間使うと耳介裏の軟骨がやや疲れる
  • ドラマティックな曲調はやや不向き
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株式会社makuri 代表取締役。
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レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
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