こんにちは!ガリレアに胸キュンしているシルバー( @game_chu_s)です!
AMDファン向けのAMDで構成されているゲーミングPCに興味がありますか?
本記事では、Ryzen5 5600XとRX6700XTを搭載するドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XA5R-67XT」について紹介します。
下記にあてはまる方は必見です!
- RX6700について知りたい
- 人気ゲームタイトルのフレームレートについて知りたい
- 20万円前後の予算でゲーミングPCを購入したい
目次(気になる項目をクリック)
GALLERIA XA5R-67XTのスペック
GALLERIA XA5R-67XTは、ガリレアのミドルスペックモデル「X-Series」に位置するゲーミングPCです。
金額を抑えつつ、ゲームも動画編集もできるオールラウンダータイプです。
主なスペックは下記のとおりです。
CPU | AMD Ryzen 5 5600X |
GPU | Radeon RX6700XT |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 1TB Gen4 NVMe SSD |
金額 | 204,980円 |
- AMD製のRyzen CPUとRadeon GPUを搭載
- ミドルスペックの価格でハイスペック並みの性能
- メモリ16G搭載で動画編集も可能
- NVMeSSDで高速処理
- 1TB NVMeSSDでストレージも大容量
XA5R-67XTで気になるポイントが、GPUに搭載する「Radeon RX6700XT」です。
このRX6700XTは1440p、すなわちWQHDの画質でゲームを行うことをターゲットとしています。
フルHDと4Kの間です ね!
Nvidia RTX 3070のライバル的な位置にあり、実質的にはRTX3060とRTX3070の中間くらいの性能があります。
RTX3070 > RX6700XT > RTX3060
価格別で比較してみます。
品番 | 搭載GPU | 価格 |
---|---|---|
GALLERIA XA5R-R37 | Nvidia RTX 3060 | 259,980円 |
GALLERIA XA5R-67XT | AMD Radeon RX 6700 XT | 204,980円 |
GALLERIA XA5R-R36 | Nvidia RTX 3060 | 199,980円 |
上記3機種のCPUにはいずれもRyzen5 5600Xを搭載しています。
この比較でも「RTX 3070 > RX 6700 XT > RTX 3060」となっています。
RX6700XTはレイトレーシングに弱い欠点があるものの、レイトレーシング不要という方にはコスパ良く高性能なPCを購入できます。
GPUが高騰している2022年現在、安く購入できるGPUですよ!
GALLERIA XA5R-67XTの外観
XA5R-67XTの外観を紹介していきます。
画像付きで紹介していきますね!
正面
PC本体の正面です。
正面のふちにLEDを取り入れているデザインでとてもカッコいいです。
色もガンメタリックが近未来的なイメージを演出し、見ているだけでも満足感が得られます。
ケースの情報を記載します。
サイズ | 幅220mm×高さ480mm×奥行き440mm |
重量 | 約14kg |
その他 | ガレリア専用SK(ATX)スタンダード(ガンメタリック) |
ATXと聞くと、大きいサイズをイメージしてしまいますが、ガリレアのPCケースはとてもコンパクトにまとまっています。
大きいケースが苦手な方でも安心ですね!
ケースの天板にはヘッドセット等のデバイスを置けるようになっています。
3層構造により、上部からゴミや埃が内部に入らないようにフィルタが設けられ、メンテナンス性と通気性の両方をもっています。
正面のインターフェースです。
- 電源
- リセットボタン
- USB3.2Gen1 TypeA×4
- オーディオ出力
フロントとトップに対して45度で配置されているため、デバイスの接続時に抜き差しでイライラすることがありません。
足元にPCを置いても問題ないデザインですよ!
サイド
サイドパネルにはブラックスモークのアクリルウィンドウを採用し、中を覗くことができます。
PC好きユーザーは内部にもこだわりや好みがあります。
内部が見えることで、どのメーカーのパーツを使用しているかなど、PC好きユーザーの心を掴むケースに仕上がっています。
ブラックスモークのため、完全にスケスケにならないのもいいですね!
背面
背面ポートは以下のとおりです。
- PS/2コネクタ
- USB3.1 Gen1 Type-A×6
- LANポート
- オーディオ
面に設置しているUSBは3.1 Gen1規格と、正面に設置されているUSBと名称が違いますが同じ性能です。
USBの転送速度は5Gbpsと最新の10Gbpsとはいきませんが、十分な速度です。
GPU側の端子はDP(DisplayPort)x 3にHDMI x 1と、かなり豊富にそろっています。
最大4つのモニターをつなげることができるため、ゲームや作業も広い視野で行えます。
PC内部
GALLERIA XA5R-67XTの内部を紹介します。
かなりマニアックな内容になるので注意ください…!
内部情報は下記のとおりです。
CPUファン | 静音満足コース |
CPUグリス | ノーマルグリス |
マザーボード | Asrock B550TW |
フロントケースファン | 140mm静音ファン×2 |
リアケースファン | 140mm静音ファン |
LAN | 1Gb対応LANポート×1(オンボード) |
光学ドライブ | なし |
電源 | 650W静音電源(80PLUS BRONZ) |
マザーボード
GALLERIA XA5R-67XTに使用されているマザーボードはAsrok製B550です。
B550はRyzen CPUのマザーボードです。
最上位モデルX570で導入されたPCIe4.0をミドルレンジに導入しました。
X570との違いは、PCIe4.0の対象接続がCPU側の接続のみとなります。
また、マザーボードにファンがついていないのもB550の特徴です。
黒と白のマザーボードってすごくカッコいいですね!
CPUクーラー
サイトでは静音満足コースとありますが、SCYTHE(サイズ)の「虎徹 MarkⅡ」というクーラーです。
虎徹markⅡは自作ユーザーから高い人気があり、現在でも人気アイテムです。
120mmファンを搭載し、回転数は300~1200rpmと十分な冷却性能があります。
大きなヒートシンクも特徴的でとても冷えます!
GPU(グラフィックボード)
GPUはAsrockのRX6700XTです。
ファンはデュアルファンタイプで、ほとんどのゲームが遊べるほど高い性能があります。
バックパネルもしっかりあります。
僕は好みですが、GPUはロゴふくめてまったく光りません。
光るPCが好きな方には残念なポイントですが、性能には関係ありませんので好みで決めましょう。
ストレージ増設
内部にはストレージを増設できる枠があります。
予算や用途に合わせてSSDやHDDを増やせます。
ストレージを増やしたい方は最大2つまで増設できます。
ケースファン
フロントに2つ、リアに1つ、トップに1つと計4つのファンがついています。
いずれも140mmファンでしっかり冷却するため、発熱があるといわれるRyzen5 5600Xでも問題なく冷やせます。
しっかり冷却することは性能の安定につながりますよ!
GALLERIA XA5R-67XT使用レビュー【フレームレート】
ここからは、僕が実際にXA5R-67XTでゲームをプレイしてみてフレームレートを測定しました。
測定したゲームは以下の4つです。
画像付きで詳しく紹介していきますよ!
Fortnite(フォートナイト)
Fortnite(以下フォートナイト)は、子どもから大人まで大人気のFPSゲームです。
フォートナイトの推奨スペックは以下のとおりです。
- CPU:Intel Core i5 7300U
- GPU:Nvidia GeForce GTX960 / AMD Radeon R9 280
- メモリ:8GB
スペック的には軽いゲームに位置します!
今回測定した設定は以下のとおりで、画質は全て「低」で設定しました。
フレームレートは158fpsでした!
比較的軽いゲームなので、フレームレートは問題ありません。
高性能モニターを使用しているのであれば、もっと高いフレームレートも期待できます。
高フレームレートを目指すなら、ゲーミングモニターを使用しましょう!
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
Apex Legends(以下Apex)は世界中で人気があるFPSゲームです。
Apexの推奨スペックは以下のとおりです。
- CPU:Intel Core i5 3570Tと同等
- GPU:Nvidia GeForce GTX970 / AMD Radeon R9 290
- メモリ:8GB
設定は以下のとおり、画質は全て「低」で測定します。
結果は144fpsで張り付いていました。
GPU使用率が60%なので、画質を上げても高フレームレートは維持できると思います。
Apexと相性が良いのかもしれません!
Splitgate(スピリットゲート)
YouTubeの広告でもよく見る人気のゲーム、Splitgateで測定します。
Splitgateの推奨スペックは以下のとおりです。
- CPU:Any dual core CPU
- GPU:Nvidia GTX660
- メモリ:6GB
スペックが要求されるゲームじゃないので、高フレームレートが期待できます!
設定は以下のとおり、画質は全て「低」で測定します。
結果、フレームレートは360fpsと高フレームレートを叩き出しました。
平均でも300fps以上だったので、高スコアを期待できるタイトルです。
とても高いスコアにびっくりです!
Battlefield 2042(バトルフィールド2042)
最後は人気FPSゲームのBattlefield 2042(以下バトルフィールド2042)で測定します。
バトルフィールドの推奨スペックは以下のとおりです。
- CPU:Intel Core i7 4790 / AMD Ryzen7 2700X
- GPU:Nvidia RTX3060 / AMD Radeon RX6600XT
- メモリ:16GB
とても重たいゲームです…!
設定は以下のとおり画質は「低」で測定しました。
結果、フレームレートは75fpsで固定でした。
これは、僕のモニターが75Hz対応のゲーミングモニターだったため、性能が良いモニターであれば、もっと高いフレームレートだったと思います。
参考までに画質を「高」で測定してみました。
結果、フレームレートは60fpsで固定でした。
画質を高く設定しても十分遊べるので、RX6700XTは高いグラフィック性能があると思います。
重たいゲームも問題なく遊べますよ!
GALLERIA XA5R-67XTの使用レビュー【ベンチマーク】
XA5R-67XTでベンチマークを測定してみました。
今回測定したのは下記の3点です。
Cinebench R23
Cinebench R23(以下シネベンチ)でベンチマークを測定します。
シネベンチでは、決まった画像をどれだけ速く表示できるかをCPU性能を使って測ります。
マルチスレッドの数値は10,497ptsでした。
2世代前のCore i9の数値を超えているため、Ryzen5のコスパの良さが伝わります。
シングルスレッドの数値は1,309ptsでした。
シングルスレッドでは、1つの処理をどのくらいの速さで処理するのかを調べます。
Ryzen5は前世代のRyzen Threadripper2990WXよりすぐれた数値のため、高い処理能力があることになります。
FF14ベンチマーク
世界中で1番人気になったこともあるFF14で測定しました。
結果は「とても快適」です。
FF14は軽い部類のゲームなので、ストレスフリーでプレイできます。
仲間と一緒に盛り上がりましょう!
FF15ベンチマーク
FF15のベンチマークを調べてみました。
今回測定したのは下記3パターンです。
- フルHF高画質
- WQHD高画質
- 4K高画質
結果は以下のとおりでした。
- フルHF高画質 → とても快適
- WQHD高画質 → 快適
- 4K高画質 → やや快適
FF15はとても重いMMPRPGで有名ですが、XA5R-67XTであれば4K画質でも快適にプレイできます。
最高画質で旅に出るのもいいですね!
GALLERIA XA5R-67XTのカスタマイズについて
XA5R-67XTは購入時にカスタマイズできます。
デフォルトでも問題ありませんが、もっと欲張るならという視点でおすすめのカスタマイズを紹介します。
メモリを32GBに増設
元々16GBのメモリを搭載していますが、ゲーム以外にも作業できるのがゲーミングPCです。
ゲーム以外に動画配信やその他仕事も視野に入れるなら、メモリは32GBに増やすことをおおすすめします。
32GBであれば、動画編集などの重たい処理の作業もこなせるからです。
メモリの金額も落ち着きつつあるので、必要であれば増設しましょう。
ストレージの増設
SSD増設 HDD増設
デフォルトでは1TBのNVMe SSDが搭載されているため、それほど心配はいりません。
ただし、ゲームの容量が平均50GBから80GB、大きいものだと100GBを越えるものもあるため、ストレージは多い方が安心です。
ゲーム以外に写真や動画も保存することが多いなら、追加でSSDの増設、または保存目的として大容量のHDDを増やしましょう。
PCの起動やアプリの起動はSSD、保存用にHDDと分ければ、容量を安く増やすことができます。
予算と用途に合わせてストレージを決めましょう!
冷却の強化(GAMMAXX L240 V2)
初期搭載の空冷式CPUクーラーでも十分な冷却能力がありますが、FF15など重たいゲームをよくプレイする方は水冷を考えましょう。
長時間プレイする場合、水冷の方が冷却がすぐれているため性能が安定します。
また、動画編集なども処理が重いため、編集によっては発熱による処理能力の低下があります。
重たい処理を考えている方は冷却の強化を視野に入れましょう!
GALLERIA XA5R-67XTをおすすめの人
GALLERIA XA5R-67XTをおすすめする人を紹介します。
コスパ良く高スペックPCがほしい人
本機に搭載しているGPUは、AMD社のRX6700XTです。
RTX3700のライバル機でありつつ、GPUの価格差は約2万円と安く購入できるほか、重たいゲームもフレームレート高めで遊べます。
費用をなるべく抑えながら、できるだけ高いスペックを求めている方にぴったりです。
レイトレーシングが不要の方はとくに必見です!
AMDのPCが好きな人
CPU・GPUともにAMDで構成されています。
最近ではAMD社製のPCがよく見られるようになりましたが、電気屋ではIntel製のPCがまだまだメジャーです。
周りとは違う物を好む方や、AMDが元から好きな方におすすめのPCです。
AMDの方が相性が良いゲームなどもありますよ!
フルHD画質のゲームが好きな人
RX6700XTは、レイトレーシングが弱い傾向があります。
FPSゲームではフレームレートが優先されるため、レイトレーシングをオフにする必要があります。
レイトレーシング不要でフルHDで遊びたい人にはぴったりのゲーミングPCといえます。
FF15でも4Kで遊べるなど、高性能なグラフィック性能がありますので、大抵のゲームをプレイできます。
軽いゲームだと高画質でも問題なくプレイできますよ!
フルHDでゲーム目的ならGALLERIA XA5R-67XTがおすすめ
本記事はGALLERIA XA5R-67XTについて紹介しました。
コストをおさえつつ最新ゲームを遊びたい人、PCの買い替えを考えている人にぴったりのゲーミングPCです。
RTX3070に近い性能を持ちつつ、20万円前後で購入できることを考えると、コスパにすぐれています。
モニターも強化したい人は本機で抑える分、ゲーミングモニターにお金をかけれます。
Radeon Softwareにちょっとクセがあり、アップデートしにくい面もありますが、問題はありません。
オールラウンドに高い性能を発揮してくれるPCですよ!
また、こちらの記事では他にもおすすめのゲーミングPCを紹介しています。合わせてぜひご覧ください。
どうもシルバー( @game_chu_s)でした!