「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」は、2004年に発売されたMGS3(メタルギアソリッド3)を忠実にリメイクしたタイトルです。
ストーリーや世界観は原作のままに、映像美やサウンド表現が大幅に向上し、発売初日から100万本を突破する注目っぷり。
せっかくなら、美しく生まれ変わったグラフィックを、十分な性能をそなえたゲーミングPCで堪能したいですよね。
PS5やXbox Series X/Sでは、フレームレートと画質の両立が難しい…!
そこで本記事では、メタルギアソリッドデルタに必要なスペックとおすすめのゲーミングPCを紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER(メタルギアソリッドデルタ)の最低・推奨スペック
メタルギアソリッドデルタの最低・推奨スペックを紹介します。
最低スペック
メタルギアソリッドデルタの最低スペックは以下のとおり。
OS | Windows 10 |
CPU | Intel i5-8600 or AMD Ryzen 5 3600 |
GPU | RTX 2060 Super(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 100GBの空き容量(SSD推奨) |
記載パーツ自体はそこまで古くありませんが、フルHDで画質を下げても30~40fps程度しか出せません。
あくまで「最低限動かせる性能」なので、動作がカクカクしてまともなプレイは期待できません。
フルHD環境でストレスなく遊びたいなら、推奨スペック以上のゲーミングPCを用意しましょう。
推奨スペック
メタルギアソリッドデルタの推奨スペックは以下のとおり。
OS | Windows 10 |
CPU | Intel i7-8700K or AMD Ryzen 5 3600 |
GPU | RTX 3080 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 100GBの空き容量(SSD推奨) |
要求CPUは最低スペックと大差ありませんが、GPUには当時だとハイエンドのRTX 3080が推奨されています。
実際の動作では、フルHD&ウルトラ設定で50fps前後といったところ。
発売から日が浅く、ゲーム自体の最適化不足ということもあり、ハイエンドGPUでもフレームレートがあまり伸びません。
ただし、メタルギアソリッドデルタは標準だと最大フレームレートが60fpsなので、50fpsでも大きなストレスは感じないでしょう。
メタルギアソリッドデルタにおすすめのゲーミングPC5選
メタルギアソリッドデルタにおすすめのゲーミングPCを5つ紹介します。
製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
NEXTGEAR JG-A7G60 | 価格を抑えて最低限の環境で遊びたい人向け | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 8GB | 16GB | 1TB | 139,800円 |
GALLERIA XDR7A-R57-GD | フルHD&高画質で60fps出せる | Ryzen 7 7800X3D | RTX 5070 12GB | 32GB | 1TB | 304,980円 |
G TUNE FG-A7G80 | WQHD&最高設定でも快適 | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5080 16GB | 32GB | 2TB | 539,800円 |
G TUNE FG-A9G90 | 4K環境で美麗グラフィックを堪能できる | Ryzen 9 9950X3D | RTX 5090 32GB | 64GB | 4TB | 899,800円 |
Vector-A16-HX A8WIG-0151JP | MGSΔをゲーミングノートで楽しめる | Ryzen 9 8940HX | RTX 5080 Laptop | 64GB | 1TB | 439,800円 |
価格を抑えて最低限の環境で遊ぶなら|NEXTGEAR JG-A7G60
製品名 | NEXTGEAR JG-A7G60 |
CPU | Ryzen 7 5700X |
GPU | RTX 5060 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
価格 | 139,800円 |
- メタルギアソリッドデルタをフルHDで最低限遊べるスペック
- CPUとGPUのバランスが良い
- フルHDで幅広いゲームを快適に動かせる
- 高解像度環境は厳しい
「NEXTGEAR JG-A7G60」は、予算を抑えたい人におすすめのミドルクラスゲーミングPCです。
最新シリーズのGPU「RTX 5060」を搭載し、プレイ環境はフルHD&低画質で40~50fps程度。
美麗グラフィックを求める人にはスペック不足ですが、メタルギアソリッドデルタの世界観を楽しむくらいなら十分です。
フルHD環境なら幅広いゲームを快適に遊べる!
基本保証が3年間と長いので、初めてのゲーミングPCとしても安心して購入できるモデルです。
フルHD&高画質で60fps出せる|GALLERIA XDR7A-R57-GD
製品名 | GALLERIA XDR7A-R57-GD |
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
GPU | RTX 5070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
価格 | 304,980円 |
- メタルギアソリッドデルタをフルHD&高画質&60fpsで遊べる
- 構成が充実していて手に取りやすい
- 32GBメモリでクリエイティブ作業もサクサク
「GALLERIA XDR7A-R57-GD」は、メタルギアソリッドデルタをフルHD環境で快適に遊べるゲーミングPCです。
Ryzen 7 7800X3DとRTX 5070の組み合わせにより、幅広いジャンルのゲームをWQHD環境や高画質でプレイ可能。
メモリも32GBなので、動画編集やゲーム配信など、クリエイティブな用途にも幅広く対応できます。
ゲーム以外でも活躍する万能なモデルを探している人にぴったり!
WQHD&最高設定でも快適|G TUNE FG-A7G80
製品名 | G TUNE FG-A7G80 |
CPU | Ryzen 7 9800X3D |
GPU | RTX 5080 16GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 2TB |
価格 | 539,800円 |
- 最上位に近いRTX 5080を搭載
- メタルギアソリッドをWQHD&最高設定で遊べる
- 負荷の高いタイトルも4K解像度や240fpsでプレイ可能
「G TUNE FG-A7G80」は、WQHD&最高設定でメタルギアソリッドデルタを遊べるゲーミングPCです。
CPUはゲーム性能の高いRyzen 7 9800X3D、GPUには最上位に近いRTX 5080を採用し、負荷の高いタイトルも高解像度・高フレームレートでプレイ可能。
最新ゲームにも対応できる!
フルータワーケースに2基の大型360mm水冷ラジエーターを搭載し、長時間のゲームプレイでも本体が熱くなる心配はありません。
「性能不足にしばらく困らないハイエンドモデルが欲しい」という人に最適な1台です。
4K環境で美麗グラフィックを堪能|G TUNE FG-A9G90
製品名 | G TUNE FG-A9G90 |
CPU | Ryzen 9 9950X3D |
GPU | RTX 5090 32GB |
メモリ | 64GB |
ストレージ | SSD 4TB |
価格 | 899,800円 |
- 最上位GPUのRTX 5090を搭載
- メタルギアソリッドデルタを4Kで遊べる
- 最重量タイトルをプレイしながら配信も可能
- 約90万円とかなり高価
「G TUNE FG-A9G90」は、最上位GPUのRTX 5090を搭載したゲーミングPCです。
CPUには、16コア32スレッドのRyzen 9 9950X3Dを採用し、メタルギアソリッドデルタを4Kの美麗グラフィックで堪能しつつ、ゲーム配信も可能。
現状のBTO PCのなかでもトップクラスの性能をそなえ、最重量タイトルもヌルヌルの映像で楽しめます。
メモリは64GB、SSDは4TBと構成も充実しているため、カスタマイズしなくても長く使えるのが魅力です。
価格は正直かなり高いけど、その分快適にプレイできないゲームはナシ!
MGSΔをゲーミングノートで楽しむ|Vector-A16-HX-A8WIG-0151JP
製品名 | Vector-A16-HX-A8WIG-0151JP |
CPU | Ryzen 9 8940HX |
GPU | RTX 5080 Laptop |
メモリ | 64GB |
ストレージ | SSD 1TB |
質量 | 約2.7kg |
ディスプレイ | 16インチ/240Hz WQXGA(2560×1600) |
価格 | 439,800円 |
- デスクトップ並みのハイエンド性能
- メタルギアソリッドデルタを60fpsで遊べる
- 64GBメモリでゲームからクリエイティブ作業までこなせる
- 240Hz稼働のディスプレイを搭載
RTX 5080 Laptop搭載でデスクトップ並みの性能をほこるゲーミングノートPC「Vector-A16-HX-A8WIG-0151JP」。
240Hz&WQXGA稼働のディスプレイを採用し、ガチゲーマーも満足のいく繊細な映像でゲームを楽しめます。
メタルギアソリッドデルタでも最大フレームレートの60fpsを出せる!
メモリも64GBなので、動画編集などのクリエイティブ作業もサクサク行えるのがうれしいポイント。
質量が約2.7kgとそこそこ重いため、持ち運びは難しいですが、自宅で十分なスペースを取れない人にはぴったりです。
メタルギアソリッドデルタのゲーム概要
メタルギアソリッドデルタのゲーム概要を紹介します。
攻略の自由度が高いステルスアクション
メタルギアソリッドデルタは、ジャングルを主に舞台としたステルスアクションゲームです。
武器や装備は現地調達するサバイバル方式で、敵兵をいかに出し抜きつつ、フィールドに潜入できるかがカギとなります。
敵兵が近くにいるときは、草むらに隠れてやり過ごしたり、周囲の色に合わせて服やフェイスペイントを変更してカモフラージュしたりなど。
増援を呼ばれるリスクはありますが、思い切って倒して死体をどこかに隠す、というのもひとつの手です。
攻略スタイルは本当にプレイヤー次第!
潜入時のドキドキハラハラとした緊張感と、工夫次第でいろんな攻略ができる自由度の高さが、本作の大きな魅力といえます。
重厚なストーリーを進化した映像で楽しめる
メタルギアソリッドデルタは、重厚でやりごたえのあるストーリー展開も特徴的です。
特殊部隊の精鋭であり主人公の「ネイキッド・スネーク」は、師である「ザ・ボス」に裏切られてしまいます。
その後、スネークはザ・ボスを抹殺するという過酷な任務を背負い、再びソ連の敵地へ潜入していくというドラマチックな展開が続きます。
ストーリー自体は原作どおりだけど、相変わらず感動…!
さらにゲームエンジンには、黒神話:悟空やパルワールド、8番出口などの有名ゲームでも使われた「Unreal Engine 5」を採用。
そのため、キャラクターの肌の質感やジャングルに生える木々、水源などのグラフィック表現がものすごくリアルです。
映像美が進化したことでストーリーへの没入感も段違いにアップし、より深く堪能できます。
「NEW STYLE」で直感的な操作が可能に
メタルギアソリッドデルタでは、新たなに「NEW STYLE(ニュースタイル)」という操作方法が追加され、三人称視点でのプレイが可能です。
これによって、コントローラーでも移動や射撃などのアクションが格段にしやすくなり、現代風の操作で楽しめるのが魅力。
メタルギアシリーズを本作から初めてプレイする人も、あっという間に慣れるでしょう。
一方、原作と似た俯瞰視点の「LEGACY STYLE(レガシースタイル)」も選択できます。
昔ながらの操作感で懐かしさを味わいたい人にぴったりです。
操作方法の切り替えはいつでもできるから、状況によって使い分けるのもアリ!
メタルギアソリッドデルタに関するよくある質問
メタルギアソリッドデルタに関するよくある質問に回答します。
グラボなしで遊べる?
メタルギアソリッドデルタは、最低スペックでもRTX 2060 SUPERが要求され、グラボなしのパソコンでは遊べません。
最近リリースされたゲームのなかでも負荷がかなり高く、一般的なパソコンだと起動すらできない可能性があります。
最低ラインであるフルHDで遊びたいなら、RTX 5060以上のグラボを搭載したゲーミングPCを選びましょう。
オンライン要素やマルチプレイはある?
メタルギアソリッドデルタには、ほかのプレイヤーと協力するようなマルチプレイモードはありません。
しかし、2025年秋にオンライン対戦モード「FOX HUNT」がアップデートで追加される予定です。
サバイバル・カモフラージュといったゲーム本編にもある要素を駆使しつつ、かくれんぼの駆け引きを楽しめます。
エディションによる違いと値段は?
メタルギアソリッドデルタのエディションと値段を以下にまとめました。
エディション | 内容 | 値段 |
---|---|---|
スタンダード | ・ゲーム本編 | 8,580円 |
デジタルデラックス | ・ゲーム本編 ・Sneaking DLC Pack | 9,790円 |
プレミアム | ・ゲーム本編 ・Snake ELITE BUST(フィギュア) ・オリジナルサウンドトラック ・スチールブックケース ・FOX Patch(刺繍ワッペン) | 29,920円 |
デジタルデラックス・プレミアムエディションには、ゲーム本編にくわえてゲーム内で使用できる特典が付いてきます。
メタルギアソリッドデルタのPCスペックまとめ
本記事ではメタルギアソリッドデルタの推奨スペックに注目し、以下3点を解説しました。
フルHD&高画質で60fps安定を目指すなら、RTX 5070を搭載したゲーミングPCが必要になります。
4K環境となると、上位クラスのRTX 5080~5090を搭載したモデルが必要になるなど、負荷はかなり高め。
プレイ環境に合わせておすすめのゲーミングPCを紹介したので、予算と相談して自分に最適なモデルを見つけてみてください。
なお、こちらの記事では、ほかにもさまざまなおすすめのゲーミングPCを紹介しているため、あわせて参考ください。