どうも、ゲーミングデバイスブロガーのぱぶまるです。
ゲーミングノートPCは「値段が高い。キーボードが小さく、画面位置も低くてゲームしづらい。パワーも心もとない」といった声をよく聞きます。
だからといって、高いデバイスを揃える余裕もないし、部屋にデスクトップを置く余裕もありません……。
ヒューレット・パッカード(HP)の「Pavilion Gaming 15」は、そんな方におすすめのゲーミングノートPCです!
Pavilion Gaming 15は、ノートならではのモビリティとさまざまなゲームに対応できるスペック、それからデザイン性も高い、オールマイティなゲーミングノートPCに仕上がっています。
そんなわけで「【HP Pavilion Gaming 15(インテル)レビュー】コスパに優れたゲーマー目線のゲーミングノートPC」について書いていきます。
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HP Pavilion Gaming 15(インテル) のスペック
Pavilion Gaming 15は、15.6型のゲーミングノートPCです。
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製品名 | HP「Pavilion Gaming 15」 |
CPU | インテル Core i7-9750H |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti with Max-Q Design グラフィックス |
液晶 | 15.6インチワイド |
解像度 | フルHD非光沢・IPSディスプレイ(1920×1080 / 最大1677万色) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB(PCIe NVMe M.2)SSD+1TB ハードディスク(SATA) |
端子 | USB 3.1 Gen 1 x 3(ひとつは電源オフUSBチャージ機能対応)/USB 3.1 Gen 1 Type-C x 1(電源オフUSBチャージ機能対応)/HDMI 2.0 |
無線LAN・Bluetooth | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 8時間 |
質量 | 1.87kg |
外観
本体カラーは非光沢のブラックで、デザインとしてはゴツめな印象をうけます。
底面には空冷用のスリットと、大きめで厚い滑り止めが2つあります。
インターフェース
Pavilion Gaming 15のインターフェースは必要なものがそろっており、特段不便なことはないはありません。
右側面にはヘッドフォン出力・マイク入力コンボポートとUSB-A x 2(USB 3.1 Gen1)、電源コネクタがあります。
左側面にはHDMIとUSB-A(USB 3.1 Gen1・電源オフUSBチャージ機能対応)、LANポートとUSB-C(USB 3.1 Gen1・電源オフUSBチャージ機能対応)、SDカードスロットが付いています。
液晶ディスプレイ
ディスプレイは1920 x 1080ドットのフルHD液晶で、発色が豊かでくっきり映ります。
IPS液晶なのできれいに表示され、グラフィックが魅力なゲームや映画などにも向いています。
ただし、IPS液晶の応答速度は遅めなので「数ミリでもとにかく早く反応したい!」というプレイングには合わないかもしれません。
音質
Pavilion Gaming 15の魅力の1つでもあるのが、特徴的なスピーカーです!
サウンドバーのような機能をしており、多方向に角度が少しついています。
エアフロー
エアフローもPavilion Gaming 15の大きな特長です。
左右に2つ配置され、このエアフローが排熱性能を大きく底上げしています。
PC自体が熱くなることもなく、かなり優秀なエアフローだと感じました。
キーボード
キーボードは、可もなく不可もなく。
〇 キーボードの配色(LED)は、コントロールセンターで自由に設定可能
〇 テンキーがしっかりついている。好みはあるが、標準でついているのが良い。
〇 タイプ音は静かで、ゲーミングキーボードの黒軸っぽい押し感
▲ 方向キーのサイズが小さく押しづらい
▲ 変換・無変換があるので、ない製品と比べるとゲーム観点では微妙
タッチパッドは長方形でPC自体の大きさからすると小さめ。クリック音はふつうです。
個人的にはタッチパッドを多用するより、マウスをつなげっぱなしで使うイメージがハマります。
HP Pavilion Gaming 15(インテル) のSSD・CPU・ゲームベンチマーク
Pavilion Gaming 15のCPUは第9世代のインテル Core i7-9750H 、GPUはGTX 1660 Ti with Max-Q Designを内蔵し、中程度の重さのゲームまでなら快適にプレイできる性能を有しています。
ベンチマークソフト「Crystal Disc Mark」で、ストレージの読み込み/書き込み速度を測定しました。
ゲーミング利用にしても充分な数値が出ていると思います。
中程度の重さのゲーム指標として「ファイナルファンタジー14」の高品質で測定したところ「やや快適」という評価。
軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」の最高品質で測ったところ「快適」という評価です。
HP Pavilion Gaming 15(インテル) でAPEX LEGENDSをプレイ
Pavilion Gaming 15で重いシューティングゲーム「APEX LEGENDS」をプレイし、どの程度の設定なら快適に遊べそうか検証しました。
GPUの設定ソフト「GeForce Experience」にて、FPS値を画面左上(緑上の数値)にオーバーレイ表示させて実測してみました。
グラフィック設定:最高
最高でも80出ているのは健闘しています。
グラフィック設定:中
120程度維持できるので、シャドウやアンチエイリアスの設定を下げれば問題ありません。
グラフィック設定:低
グラフィック設定:最低まで下げなくても大丈夫なのはすごいです。
キーボードの操作性
アイソレーションでタイプミスが少なく、操作しやすいです。
タイプ音も静かで、ボイスチャット時にも気にならないのが良いところ。
フルサイズのキーボードなので、テンキーを使う際にも困りません。
HP Pavilion Gaming 15(インテル) で快適にできるタイトルは?
マインクラフトやLoLといった、軽めのゲームは余裕。
RPG・MMOは、画質を高品質にしても大抵のゲームは快適です。
一部ゲームでは、最高グラフィックだと快適度が多少落ちるタイトルもあります(FF15・黒い砂漠など)。
シューティングゲームは、快適にプレイするためにFPS値を安定させる必要があり、設定調整が多少必要です。
HP Pavilion Gaming 15(インテル) レビューまとめ
本記事は「【HP Pavilion Gaming 15(インテル)レビュー】コスパに優れたゲーマー目線のゲーミングノートPC」について書きました。
Pavilion Gaming 15は、インテル Core i7-9750H にGeForce GTX 1660 Ti with Max-Q Designの強力スペックと、冷却性能にすぐれるエアフローで、快適なゲームプレイを実現するゲーミングノートPCです。