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どうも、読書大好きマクリン( @Maku_ring)です。
すき間時間を見つけて読書していますが、まとまった時間がなかなか取れません……。
唯一ゆっくりできるのがお風呂時間。
お風呂で快適に読書するために導入したのが、Amazonの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」です。
Kindleシリーズはさまざまな種類がありますが、防水機能がついてコスパの良いKindle Paperwhiteがダントツでおすすめ。
そこで本記事ではKindle Paperwhite 第11世代の概要を紹介し、第10世代との違いを比較しながら使い勝手をレビューしていきます。
タップできるもくじ
Kindle Paperwhite 第11世代の概要
Kindle Paperwhiteは充電式の電子書籍リーダーです。
毎日30分〜1時間ほど使用していますが、週1回の充電でこと足ります。
一泊二日の出張であれば、充電器を持ち運ぶ必要はないでしょう。
サイズは縦174 mm x 横125 mmで、iPad mini 6と比べてひと回り小さくできています。
これくらいのサイズであれば、バッグに忍ばせても全くかさばりません。
背面はシリコンの吹き付け塗装がほどこされ、サラリとした触感に仕上がっています。
第10世代と第11世代の比較
前モデルである第10世代から買い換えたので、両者を比較してみました。
まず大きく異なるのが画面サイズで、6インチから6.8インチにアップしています。
ベゼルが細くなっているため、画面サイズの大型化のわりに本体サイズはほとんど変わっていません。
ベゼルは第10世代が縦幅18mm・横幅10mmに対し、第11世代は縦横ともに8mm幅と狭くなっています。
表示面積は約33%大きくなり、より多くの文字情報をおさめられるようになりました。
LEDの個数は5個 17個に増え、第11世代ではより白くはっきり映ります。
第11世代から色調調節ライトも搭載し、0から24まで変えることでホワイトからアンバーまで自分好みに細かく調節できるようになりました。
背面の仕上がりは同じですが、ロゴからAmazonの刻印がなぜか消えました。
もうひとつ大きな変更点として、充電ポートがMicro USBからUSB Type-Cに変わりました。
Micro USBのデバイスが少なくなってきている中、USB-Cであれば他のケーブルも使い回せるのでかなり重宝します。
重量は第10世代が約190gなのに対し、第11世代は約205gであり、負担になる重さではないものの、ややずっしり感じます。
それから読み進めるうえで最重要ともいえるページ送り速度。
第11世代になって約20%速くなったとの触れ込みで、実際に試すと両者でワンテンポちがい、第11世代ではかなりスムーズになっています。
Kindleの端末比較
Kindleは現在4種類のラインナップがあります。
Kindleは、防水機能がついていませんが最安モデルです。
Kindle Oasisはハイエンドモデルで、読みやすさにこだわった快適機能をそなえています。
Kindleシリーズの中でも、防水機能がついて価格的にも購入しやすいのがKindle Paperwhiteです。
しかも第11世代からUSB-Cになったため、Kindle OasisがMicro USBであることをふまえると、充電ポート面では一歩リードしています。
さらにKindle Paperwhite シグニチャー エディションならワイヤレス充電と明るさ自動調整までそなえ、快適性に重きが置かれています。
ただ、シグニチャー エディションは5,000円の価格アップであり、そのわりには充電面の追加くらいなので、コスパでは通常モデルに軍配があがります。
僕は広告なしモデルを選びましたが、広告つきモデルといずれを選ぶか迷ったらこちらの記事を参考ください。
Kindle Paperwhiteのレビュー
Kindle Paperwhiteを実際使ってみて良かったポイントを3つ紹介します。
くわしい使い方は、こちらの記事も参考ください。
1. 防水機能搭載でお風呂でも読める
Kindle Paperwhiteの大きなポイントが防水機能を搭載していることです。
防水規格はIPX8等級で、深さ2mの水中に60分沈めても有害な影響がないとされています。
水しぶきはもちろん、水中に落としてしまっても平気です。
2. ブルーライトカットで目に優しい
電子書籍リーダーはスマホやPCと同様、目(網膜)に刺激を与えるブルーライトを発するものが多いです。
Kindle Paperwhiteならその点配慮されており、ブルーライトカット仕様となっています。
そのため刺激が少なく、目にやさしいです。
3. 読書に集中できる
Kindle Paperwhiteは読書以外のことはできません。
「たくさんの機能があった方がいい」と思うかもしれませんが、いろいろな機能があると読書に集中できず、他のアプリに誘惑されることも多々あったり……。
もしKindleでSNSができたら、読書しながらSNSをやり始めてしまうでしょう。
その観点で、Kindleくらいに割り切った仕様のほうが、読書に集中する上で最適のデバイスといえます。
Kindle Paperwhiteをおすすめする人
Kindle Paperwhiteは優秀なデバイスですが、万能ではありません。
その特性を理解した上で、自身の環境に合いそうならば導入することをおすすめします。
まずKindleをおすすめするのはこんな人です。
上記3つに当てはまる人は、購入をぜひ検討してみてください。
1. スキマ時間で本を読みたい人
Kindle Paperwhiteは、スキマ時間に本を読みたい人におすすめします。
小さいので持ち運びに適しており、前述のとおり、防水機能搭載・ブルーライトカット仕様だからです。
仕事での移動中やお風呂で疲れを取りながらでも書籍を読めます。
2. 収納場所を取られたくない人
数千冊単位で書籍の電子データを格納できるため、本で収納場所を取られたくない人にもおすすめです。
当然ですが、Kindle Paperwhiteなら本棚も必要ありません。
3. 本をじっくり読みたい人
Kindle Paperwhiteには、ハイライト機能やメモ機能がついています。
大事なところをハイライトで残しておいたり、感じたことをメモして後から読み返すことも可能です。
僕はハイライトで残しておいた部分をノートに書き出し、必要なときに読み返しています。
そうすることで、本に書かれている内容を自分に役立てることができるようになりました。
Kindle Paperwhiteをおすすめしない人
次にKindle Paperwhiteをおすすめしない人です。
1. 表紙で本を選ぶ人
「本屋で本の表紙を見ながら選びたい」という人には、Kindle Paperwhiteは不向きかもしれません。
Kindleで電子書籍を購入する際、本の表紙や帯、本の売れ行きを実際に目で見ることはできないです。
本屋が好きな人や本を見ながら買うことが好きな人には、電子書籍リーダーになじめない可能性があります。
2. 中古本を購入する人
中古本をふだん購入している人は、Kindle版書籍の価格が高く感じてしまうかもしれません。
中古本は安いもので100円程度で購入できることがありますが、Kindle版書籍は新品書籍の1〜2割引程度が相場です。
しかし、Kindle本セールや定額読み放題サービスのKindle Unlimitedを活用すれば、中古本よりお得に買い物ができることもあります。
3. 電子書籍の操作感が苦手な人
Kindle Paperwhiteには、独特な操作感があります。
僕も購入した当初、ページをめくるときの画面が切り替わる動きに違和感がありました。
しかし、1週間ほど使い続ければ、紙の本と同じような感覚で読書できるようになりました。
しかも第11世代ではページ送りがかなり俊敏になったので、慣れれば気持ちよく読書にいそしむことができます。
Kindle Paperwhiteの評判・口コミ
当サイトで独自に集計したアンケートから、良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
購入時の参考にしてください。
良い口コミ
男性 / 30代後半(東京都)
紙の本とちがい、軽量で場所を取りません。また、ディスプレイの質感が良く、紙に書かれた字を読むように読めます。そのため、目が疲れにくく、長時間の読書も問題ありません。バッテリーも長続きします。一度フル充電したら、毎日2時間程度の読書でも1週間はもちました。忙しくて2週間程使わなかったときでも、充電不要で使えたのは驚きました。読書以外に余計な機能がなく、読書に集中できます。
女性 / 30代前半
紙媒体に敵わない部分はあるものの、そこまで自分の専門に関係のない、とはいえ興味はあるくらいのレベルの本を揃えるために有効なデバイスです。画面も決してまぶしくなく、重量も適度で、使い勝手は何の問題もありません。
女性 / 20代前半(神奈川県)
紙の書籍のようにどこで読んでも見づらくなく、文字も画質等に左右されずに読むことができます。また、データ書籍なのでかさばらずに手軽に購入して読むことができ、一つで複数種類の本を読むことができます。つまり、紙の書籍とデータ書籍の両方のメリットを持ちあわせています。
男性 / 20代前半(福岡県)
見た目はタブレット端末のような感じですが、手のひら大くらいのサイズで思ったよりも小さく、とても軽いです。最大の特徴はブルーライトが出ないことで、目に優しいだけでなく、より紙に近い質感を味わうこともできます。端末内でKindle本の検索・購入が手軽にでき、読書が身近になるデバイスです。
悪い口コミ
男性 / 30代後半(東京都)
図表のある専門書は本文との縮尺が異なり、読むのに苦労します。漫画を買うと動きが重くなります。容量も食うため、漫画は端末を分けた方がよさそうです。また、何度もページを行き来する作業は本のほうが圧倒的に速いです。一応しおりの機能もありますが、使い勝手は悪いです。Amazon上で電子書籍化されてない本がたまにあります。
女性 / 30代前半
読みたい本がほとんどなく、新しい本を探すのはかったるいです。カバーをしないと傷が心配。待ち受け画面に気に入らないデザインのものがあります。
女性 / 20代前半(神奈川県)
画面の切り替わりが少し遅く、表示に違和感もあります。ログイン・ログアウトが少し面倒です。また、動作もサクサクではありません。
男性 / 20代前半(福岡県)
動作が遅めです。ページジャンプできないものが多く、参考書などパラパラめくって調べながら読むような本には向いていません。モノクロなので、カラフルな漫画やカラーで図解している本を読むのにも不向きです。
Kindle Paperwhiteレビューまとめ
本記事は「Kindle Paperwhite 第11世代をレビュー!どこでも快適に書籍が読めるAmazonの電子書籍リーダー」について書きました。
Kindle Paperwhiteは、持ち運びしやすいサイズ感でありながら、防水機能やブルーライトカット機能もそなえています。
第11世代は画面サイズが大きくなり、充電ポートもUSB-Cに変更と、細かい点がブラッシュアップしています。
Kindleシリーズの中でコスパがもっとも良く、購入して満足している人が多いことにも納得がいく製品です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。