作業場所を選びたくないならモバイルノートPC一択のマクリン( @Maku_ring)です。
とはいえ、最近のモバイルノートは機能性が高く、お世辞にも安いとはいえません。
それにも関わらずPCの製品サイクルはわりと早く、2〜3年も経つと、とたんに古くなってしまいます。
人生のうちで何回も買い換える製品であれば、一回一回の出費はできるだけ抑えたいもの。
やはり「安さは正義」ということで、きちんとしたメーカーが作っていて、かつ約5万円を実現した破格の15.6型モバイルノートPCが、ドスパラの「THIRDWAVE VF-AD5」です。
CPUはCeleron N5100、ストレージは128GBのeMMCとかなり控えめの仕様ではあるものの、M.2 SATA SSDの増設が容易に可能なのでそれほど問題ではありません。
しかも、筐体がわりと頑丈だったり、PD対応USB-C充電対応や液晶もがんばっているなど、価格からは想像できないほどしっかり造られています。
そんなわけで本記事は「THIRDWAVE VF-AD5をレビュー!約5万円で買える価格破壊のドスパラ15.6型ノートPC」について書いていきます。
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THIRDWAVE VF-AD5のスペック
「THIRDWAVE VF-AD5」は、15.6型のモバイルノートPCです。
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製品名 | サードウェーブ「THIRDWAVE VF-AD5」 |
---|---|
CPU | Intel Celeron N5100(1.1GHz) |
GPU | Intel UHD Graphics |
液晶 | 15.6インチ(非光沢) |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
生体認証 | 指紋認証 |
端子 | USB-C x 1(USB3.2 Gen1・Power Delivery・DisplayPort Alt Mode)/USB-A x 3(USB 3.2 Gen1 x 2/USB 2.0 x 1)/HDMI 2.0b x 1/microSDカードリーダー |
バッテリー | 約13.4時間 |
質量 | 約1.7kg |
外観
本体カラーは、シンプルなシルバーですっきりした外観です。
外装はアルミニウム素材のメタルボディで、指紋の付きづらいマット加工がされているなど、かなり上質に仕上がっています。
リフトアップヒンジを採用し、タイピングしやすく手首への負担を軽減してくれます。
サイズ・重量
THIRDWAVE VF-AD5のサイズは幅359 x 奥行235mmで、B4よりやや小さめです。
厚みは最厚部17.1mmであり、バッグやケースに入れても邪魔にならない、なかなかのスリム設計です。
重量は約1.64kgで、15.6インチPCとしてはそこそこ軽い部類に入ります。
45W仕様のACアダプターは約157gと軽く、折りたたみプラグなのもうれしいです。
しかも充電ポートはPD対応USB-Cであり、他社の45W対応充電器が使えるほか、PD対応モバイルバッテリーからの充電も可能となっています。
ディスプレイ・スピーカー
THIRDWAVE VF-AD5のディスプレイは、1920 x 1080ドットのフルHD液晶で充分な解像度を備え、価格のわりに液晶の品質もぜんぜん悪くありません。
さらにノングレア(非光沢)なので映り込みもなく、使いやすいです。
視野角もそれなり広く、明記はしていませんが、IPSなのではないかと思われます。
上枠にはHD対応Webカメラをそなえ、プライバシーシャッター付きなので、不意なカメラ起動が不安な人も安心して使えます。
スピーカーはキーボード側面にあるものの、音質は正直おまけレベルとお考えください。
キーボード
THIRDWAVE VF-AD5のキーボードは、タイプすると底付き感が少しあるものの、配列にクセもなく使いやすいです。
この価格帯だけにバックライトはさすがに非搭載です。
キーピッチ・キーストロークともに標準的な値。
タッチパッドの横幅は約12.3cmと標準的で、クリック感はまったく問題ありませんでした。
さらに右上のアイコンを長押しすると、テンキー入力に切り替えられるようになっています。
インターフェース
THIRDWAVE VF-AD5のインターフェースは数が多くないものの、ツボを押さえた仕様です。
右側面には左から指紋認証リーダー、microSDカードリーダー、USB-A(USB2.0 / USB3.2 Gen1)、マイク入力ヘッドフォン出力共用端子があります。
左側面はUSB-C x 1(USB3.2 Gen1・Power Delivery・DisplayPort Alt Mode)、HDMI、USB-A(USB 3.2 Gen1)があります。
THIRDWAVE VF-AD5のSSD・CPU・GPU性能
THIRDWAVE VF-AD5のストレージはHDDでなく、読み書き速度がSSDとHDDの中間程度のeMMCを採用しています。
- HDD(Hard Disc Drive) ディスク型の記録デバイス
- eMMC(embedded MultiMediaCard) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の小型版
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリの大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、HDDよりは速い値(ただしSSDよりは遅い)を示していました。
容量は正直少ないですが、M.2 SATA SSDの増設が容易に可能なので、パフォーマンスを上げたいときは増設も視野に入れましょう。
CPUにはIntel Celeron N5100(1.1GHz)、GPUにはUHD Graphicsを搭載しています。
CINEBENCH R20の結果は471であり、高い性能とはいいがたいです。ただ、Web閲覧やショッピング、オフィスソフトなど一般用途かつ単一使用であれば、問題なくこなせます。
5万円で買えるノートPCとしては上手くまとまっており、価格をとにかく最優先する人には有力候補になるでしょう。
THIRDWAVE VF-AD5レビューまとめ
本記事は「THIRDWAVE VF-AD5をレビュー!約5万円で買える価格破壊のドスパラ15.6型ノートPC」について書きました。
THIRDWAVE VF-AD5は、約5万円を実現している15.6型ノートPCです。
CPUはCeleron N5100、ストレージは128GBと控えめであるため、決してサクサク動くわけではありませんが、負荷の軽い作業であれば実用的にこなせます。
シンプルな外観、PD対応USB-C充電対応や視野角の広い液晶など、しっかり造られています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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