どうも、50台以上のガジェットを所持するマクリン( @Maku_ring)です。
数あるモバイルバッテリーの中でも最も大容量なのが、ポータブル電源(もはやモバイルではないけどw)。
かつて我が家は、Ankerのポータブル電源「Anker Powerhouse」を所有していました。
スマホを30回以上充電できる、120,600mAhの超大容量バッテリーを備え、頼りになりマクリンの相棒でしたが、ひとつだけ気になる点がありました。
ポータブル電源としては軽量の部類に入りますが、それでもバッテリー容量なりの重量感があり、重さとともに持ち出す機会がどんどん減っていきました。
ところが、ついに出たのです。
それが「Anker PowerHouse 200」です。
Anker PowerHouse 200はAnker PowerHouse x 約60%の軽量化に成功し、持ちやすさも格段に上がっています。
それでいながらバッテリー容量は、スマホを14回&MacBookを3回以上充電できる57,600mAhの超大容量を有し、4種類の出力端子も備え、高い汎用性があります。
そんなわけで本記事は「【Anker PowerHouse 200レビュー】車中泊・キャンプに適した100Wの小型ポータブル電源【超大容量バッテリー】」について書いていきます。
本モデルの後継機種も出ましたので、ぜひそちらも参考ください。
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Anker PowerHouse 200の外観と付属品
Ankerの「Anker PowerHouse 200」は57,600mAhのポータブル電源です。
サイズは約19.0 x 13.8 x 11.8 cmとポータブル電源として業界最小で、Anker PowerHouseよりもさらにひと回り小さいサイズ感となっています。
重さは約2.7kgで、Anker PowerHouse(約4.2kg)より約40%もの軽量化に成功しています。
外装はアルミニウムに覆われており、高級感かつスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
Anker PowerHouse 200の前面には、液晶ディスプレイとデバイス充電用の4種類の出力端子を備えています。
- シガーソケット
- USBタイプC(PD) x 1
- USBタイプA x 2
- AC(コンセント)
Anker PowerHouse 200の大きな改良のひとつが持ち手。握りやすい太めのラバーバンドを採用しています。
背面には斜めのスリットと冷却孔、それからDC入力ポートが付いています。
付属品はACアダプター、電源ケーブルです。
Anker PowerHouse 200は57,600mAhの超大容量バッテリー搭載
Anker PowerHouse 200の充電中は、ディスプレイにバッテリー残量(%)が表示されます。
例えば2,000mAhのモバイルバッテリーは、1,000mAhの容量があるスマホを「2回 = 2,000mAh ÷ 1,000mAh」充電することができます。
iPhoneは約3,000mAh、MacBookは約19,000mAhであるため、57,600mAhのAnker PowerHouse 200は理論上、iPhone x 約19回、MacBook x 約3回も充電することが可能です。
Anker PowerHouse 200は4種類の端子(シガーソケット・USB-C・USB-A・AC)搭載
Anker PowerHouse 200はシガーソケット・USB-C(PD)・USB-A・ACと、4種類の出力端子を備えています。
それぞれ端子上にあるON/OFFボタンを押すことで、出力のオンオフを切り替えることができます。
また計100Wまでなら2/3端子の同時使用も可能です。
出力端子部の左側には60W出力対応のシガーソケットが付いています。
シガーソケットの汎用性を高めるため、僕は「Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1 PowerIQ 2.0」を差して、端子を変換しています。
- ガラケー 0.5A
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
スマホ&タブレット充電時のUSB出力アンペア数をUSB電流電圧テスターで計測したところ、いずれも最適な電流値に調整されていました。
USB-Cは高出力の給電規格Power Delivery(PD)対応であるため、MacBook Proを差して確認したところ26W出力しており、きっちり充電できていました。
中央部には、ポート合計30W対応のUSB-C x 1とUSB-A x 2を備えています。
USB-CはPD対応で20W以上の出力ならびにノートPCへの充電が可能です。
USB-AはPowerIQに対応しているため、ガラケー・スマホ・タブレット充電時の電流値を自動的に調整してくれます。
右側には100WのAC出力を搭載しています。
ここでひとつ、ACを扱うにあたって注意点があります。
Anker PowerHouse 200は213Whの容量です。
こちらの単位「Wh(ワットアワー)」はワット(W)と時間(h)の掛け算で、例えば200Whは「50Wの家電製品を4時間使用できること」を表しています。
213Whは数字上、213Wの家電製品を1時間使用できることになりますが、Anker PowerHouse 200は100Wまでの対応であるため、それ以上のワット数の家電は扱うことができません。
- ノートPC
- 扇風機
- ミニ冷蔵庫
- 30インチ程度までのTV
キャンプやBBQ、ライブイベントなど、電源確保の難しい場所でAnker PowerHouse 200は頼もしい相棒になるものです。
災害対策にもなりますので、一家に一台持っておくことをぜひおすすめします。
製品名 | PowerHouse 200 |
サイズ | 約190 x 138 x 118mm |
重さ | 約2.7kg |
バッテリー容量 | 57,600mAh |
ポート | シガーソケット/AC電源/USB-A x 2/USB-C x 1 |
出力 | DC:12V/5A(60W) AC:110V/1.09A(100W) USB-A:5V/3A USB-C:5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A(USB計30W) |
価格 | 39,800円 |
Anker PowerHouse 200レビューまとめ
本記事は「【Anker PowerHouse 200レビュー】車中泊・キャンプに適した100Wの小型ポータブル電源【超大容量バッテリー】」について書きました。
Anker PowerHouse 200は、業界最小・最軽量をほこる57,600mAhのポータブル電源です。
Anker PowerHouseにはないUSB-Cや握りやすいラバーバンドを備え、実用性が高められています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。