どうも、京都人のマクリン( @Maku_ring)です。
そう思いませんか?
その気持ちも分かります。ところが、実はあるんです。
それが「京の禅 車 四条烏丸店」です。
そんなわけで本記事は「『京の禅 車 四条烏丸店』なら京都の町家でおいしい地鶏料理が堪能できる!」について書いていきます。
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「京の禅 車 四条烏丸店」の立地
「京の禅 車 四条烏丸店」は阪急の四条烏丸駅(もしくは地下鉄の四条駅)から徒歩5分の高倉通沿いと、まさに繁華街エリアにあります。
大正時代の京町家をリノベーションした趣のある外観です。
「車」自体は東京・大阪に15店舗展開する宮崎地鶏・炭火焼料理のチェーン店なのですが、京都の店舗は「京の禅 車 四条烏丸店」のみ。
「京の禅 車 四条烏丸店」の内観
オープンスタイルのカウンターでは、炭火焼マイスターの「焼師」がところ狭しと躍動していました。
力強い縦格子が目を引く、落ち着いた雰囲気の店内。この日も人は多かったですが、照明を落とした重厚感ある空間デザインのおかげで、ざわざわした感じはありませんでした。
意外と奥行きもあり、ガラス越しにこれまた京都らしい、素敵な中庭が臨めます。
テーブルには手書きのウェルカムカードが置かれていました。
それでは、僕たちが食した4,200円の「鶏水炊きコース」を紹介していきます。
「京の禅 車 四条烏丸店」の鶏水炊きコース
- お通し
- 本日のサラダ
- 地頭鶏地鶏たたき
- 地頭鶏地鶏炭火焼
- 酢の物
- 鶏水炊き鍋
- 〆の中華麺
- 自家製ヨーグルトアイス
お通し。お揚げの甘みにほうれん草と人参のシャキシャキ感、キノコの風味が絡んでいい感じ。
本日のサラダは鶏と水菜のサラダ。玉葱にポン酢がよく染みており、若干濃いめだったが、水菜の瑞々しさ・ささみのさっぱり感で程良く中和されていました。
地頭地鶏たたき。青ネギと生姜がたっぷりかかった食欲そそる一品です。青ネギで地鶏が見えないw
地鶏の皮に鶏の旨味がギュッと凝縮。弾力ある食感も心地いいです。味はしっかりしており、お酒が進みます。
宮崎名物、地頭地鶏炭火焼。自社の厳しい試験をくぐり抜けた、焼師さんのみが手がける看板メニューのひとつです。
ひと口入れてすぐに感じる炭感。めっちゃ炭です。
さすが焼師さんが手を施しているだけあって絶妙な焼き加減。弾力ある鶏を噛むたびに、その旨みが口に広がります。ニンニク醤油もいいですが、個人的な好みはピリッとスパイシーな柚子胡椒。
酢の物。肉厚でクニュっと柔らかいささみに、生姜・ポン酢の酸味が実によく合います。
出ました、メインの鶏水炊き鍋。
変な下味など皆無。鶏の旨みという旨みをこれでもかと凝縮したスープが絶品です。そこにキャベツとお麩の甘み、肉厚のしいたけとつくねの香ばしさが調和して、豊かな味わいを生み出していました。
残っただし汁に〆の中華めんを投入します。もはや美味い予感しかしません。
まさに鶏ポタージュのラーメン。
シンプルな味付けのおかげで、鶏のエキスを存分に引き出すことに成功しています。個人的におすすめなのは、塩を少しだけパラパラまぶすこと。
最後はヨーグルトアイス。ヨーグルトの優しい甘さが、鶏の残味を綺麗さっぱり流してくれました。
「京の禅 車 四条烏丸店」まとめ
京都らしさ満載の町家で美味しい鶏料理を気軽に味わえるロケーション。ありそうで意外にありません。
京都は町家を改装した名店も多いですが、どうしてもお値段と格式が高いところも多く、なかなかパッと入りづらい雰囲気があります。
そんな中「京の禅 車 四条烏丸店」は、仕事でもプライベートでも臨機応変に使える柔軟さがあり、雰囲気もいい素敵空間です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 店名:京の禅 車 四条烏丸店
- 住所:京都府京都市下京区高倉通仏光寺上ル西前町372
- 電話番号:075-341-9601
- 営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)/17:00~23:00(L.O.22:30)
- 定休日:無休
- お支払い方法:クレジットカード可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)