家電の中でも空気清浄機大好きマクリンです。
重度の鼻炎&花粉症持ちでもある僕は、空気清浄機がないと、くしゃみと鼻水まみれで生活できません……。
我が家の空気清浄機がさすがに古くなってきたので、そろそろ買い換えようと思い立ち、家電量販店であらゆる空気清浄機をチェックしてきました。
あと我が家のお財布の紐は堅いので、10万円未満のモデルに絞りました。
そんなわけで本記事は空気清浄機のおすすめを紹介していきます。
先におすすめの空気清浄機を知りたい場合は「おすすめの空気清浄機6モデル」からチェックしてみてください。
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空気清浄機を選ぶポイントとは?
空気清浄機を選ぶとき、どのようなポイントを気にすべきなのか。
- 適用床面積
- 独自機能
- 吹き出し口の向き
- 加湿機構の手入れ
- デザイン
まず大事なのは「適用床面積」です。
いわゆる「約畳」「畳相当」と表示されている部分のこと。
こちらは「30分間で空気をきれいにすることができる範囲」を示すものです。
まずはこの数値を基準にして選ぶべきです。
とはいえ、10畳の部屋で適用床面積「40畳」のモデルを選ぶと、大きすぎると感じるかもしれません。
しかし、先ほどの定義から考えると「7.5分で10畳、15分で20畳をきれいにできる」ということになります。
実際の畳数よりも大きめの空気清浄機を買うことは何の問題もなく、きれいになるスピードが速くなるという点でむしろ良いといえます。
それから独自機能。
上位モデルともなると、各社独自の機能を搭載しており、例えばダイキンならストリーマ、パナソニックはナノイー、シャープはプラズマクラスターといった具合でそれぞれに特色があります。
脱臭や花粉など得意分野がちがうので、ライフスタイルに合わせて選びたいところ。
吹き出し口の向きも重要です。
風が出る向きは、吹き出し口の位置によって変わります。
上から出るタイプ・側面から出るタイプがあるので、部屋の設置場所をイメージし、自分に直接当たらないほうを選びといいでしょう。
加湿機構の手入れも大事なポイント。
加湿空気清浄機は基本的に、空気清浄機の中に加湿機能を組み込んでいるので、取り外し・洗浄方法が分かりにくいことも多いです。
購入前に、加湿フィルターの洗浄頻度や取り外し方法を確認することをおすすめします。
最後にデザイン。
年中見えるものだからこそ、外観の良さやサイズ感は大切になってきます。
本記事ではコンパクトなものを中心に選んでいます。
おすすめの空気清浄機6モデル
本記事では、数ある空気清浄機の中でも、僕の敏感な鼻をクリアした選りすぐりの6機種を紹介します。
製品名 | 適用床面積 | サイズ | 重量 | 消費電力 | 運転音 | Wi-Fi機能 | 加湿機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
「ツインバード AC-5943VO」 |
12畳 | 410 x 140 x 430mm | 約4.0kg | 18〜43W | 25〜50dB | ||
「ダイキン MCK55Z」 |
25畳 | 270 x 270 x 700mm | 約9.5kg | 6〜56W | 19〜53dB | ||
「シャープ KI-RX70」 |
16畳 | 395 x 265 x 650mm | 約12kg | 5.7〜50W | 21~48dB | ||
「パナソニック F-VC70XU」 |
31畳 | 398 x 257 x 640mm | 約10.2kg | 5.5〜60W | 26~53dB | ||
「ブルーエア Classic 490i」 |
33畳 | 275 x 500 x 590mm | 約14kg | 9〜60W | 32~52dB | ||
「ダイキン MCK70Z」 |
31畳 | 395 x 287 x 600mm | 約12.5kg | 7〜73W | 18〜54dB |
ツインバード AC-5943VO
ツインバードの「AC-5943VO」です。
小型スリムでサイズはわずか410 x 140 x 430mmにおさまっています。
重量は約4kgと比較的軽く、上面には取っ手もついているので持ち運びしやすいです。
加湿機能はなく、空気清浄のみではあるものの、0.3μmレベルのハウスダストを99.97%除去できる高性能HEPAフィルターと脱臭フィルターを採用しています。
メニューもシンプルで、ボタン一つでマイナスイオンを発生できるのにくわえ、風量は静音・標準・ターボの3種類に切り替えできます。
- 機能はとにかくシンプルで安く抑えたい!
- スリムな空気清浄機がいい!
ダイキン MCK55Z
日本を代表する世界的な空調機メーカー、ダイキンの「MCK55Z」です。
サイズがまず圧倒的にコンパクト。
サイズダウンしましたが、適用床面積は最大25畳とかなり広めです。
コンパクトながら性能を犠牲にしていないのはさすがの一言。
ダイキンの空気清浄機は、フィルターの性能が高いことでも知られ、「MCK55Z」は静電HEPAフィルターを採用しています。
こちらのフィルターでニオイを吸着させて、同社の代名詞である独自技術のストリーマ(プラズマ放電の一種)で分解するため、抜群の脱臭能力を持っています。
ニオイの元はフィルター上で消失するため、脱臭能力がキープできるメリットもあります。
他社の空気清浄機はイオン放出機能(ナノイーやプラズマクラスター)だけ搭載しているものが多いのに対し、ダイキンはそれに加えてストリーマ照射機能も備えています。
つまり二段階で空気をきれいにできるのです。
またストリーマは、本体内部もクリーンにできるメリットがあります。
どうしても水アカ・菌がたまりやすい加湿フィルターですが、MCK55Zならフィルター自体をストリーマ照射で除菌するため、清潔に保つことができます。
フィルターもストリーマユニットも基本的に10年間交換不要であるため、日々の手入れはパネル越しにフィルターを掃除機で吸い込むだけです。
- 機能はシンプルでいいが、加湿機能だけは欲しい!
- コンパクトな空気清浄機がいい!
- 日々の手入れは少ないほうがいい!
シャープ KI-RX70
プラズマクラスターでおなじみ、シャープの「KI-RX70」です。
床置き面積は39.5 x 26.5cmで、先ほどの「ダイソン MCK55Z」ほどではありませんが、そこそこのスリムボディ。
適用床面積は最大16畳であり、ちょうどいい広さをカバーしています。
このたび本機種を挙げたのは、他機種にはない特長を兼ね備えているからです。
まずひとつめは、高濃度のプラズマクラスターイオンを発生する「プラズマクラスターパワフルショット」を搭載していること。
洗濯できないソファーやカーペットでも、プラズマクラスターパワフルショットを集中的に当てることで、付着しているニオイや菌を消臭・除菌してくれます。
他にもペット臭やタバコ臭、生乾き臭や加齢臭など、あらゆるニオイ・菌に対応して脱臭する効果が高いため、ニオイの元が多いご家庭なら有力候補に入れるべき機種でしょう。
フィルターにも脱臭のこだわりが詰まっており、「ダイソン MCK55Z」と同じく静電HEPAフィルターを採用しながら、さらに脱臭用のフィルターまで備えています。
普段の手入れはパネル越しにプレフィルターのホコリを掃除機で吸い取るだけでOKです。
さらにもうひとつ、他機種にはない特長が、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせた「COCORO AIR」に対応していることです。
平たく書くと「インターネットとつながって色々できる機能」。
KI-RX70は無線LANを搭載しているため、住んでいる地域の天気情報・空気情報(花粉やPM2.5)をキャッチして、それに合わせた運転に自動で最適化してくれるのです。
またスマホと連携することで、部屋の空気状態・温度・湿度のみならず、消耗品の状況なども、専用アプリから確認できるようになっています。
スマホをリモコン代わりにして本体操作も可能です。
- 機能はたくさん欲しい!
- スマホと連携できる空気清浄機がいい!
- 日々の手入れは少ないほうがいい!
パナソニック F-VC70XU
木目調のフロントパネルも特徴的な、パナソニックの「F-VC70XU」です。
同社の代名詞でもある、次世代健康イオン「ナノイーX」を搭載し、衣服に付いた花粉を無力化することができます。
気流の種類によって、上部のツインルーバーが自在に動き、効果的な床上吸引を可能としています。
ナノイーXだけでなく、プレフィルター・HEPAフィルター・スーパーナノテク脱臭フィルターの3層フィルター構造であるため、高い除菌・脱臭効果を発揮します。
日々の手入れは、HEPAフィルターを2週間に1回、センサーを3ヶ月に1回行うだけで大丈夫です。
- 加湿機能は欲しい!
- 花粉対策を強化したい!
- Wi-Fi機能はいらない!
ブルーエア Classic 490i
ブルーエアの「Classic 490i」です。
外観からして北欧系のムダのないデザイン。
インテリアとしてだけでなく、さすがは世界のブルーエア、中身ももちろん優秀です。
独自開発のフィルター技術で、微粒子の除去率をHEPAフィルターよりさらに高めた「HEPASilentフィルター」を搭載し、0.1μmレベルの微粒子を99.97%除去することに成功しています(HEPAフィルターは0.3μmレベルの微粒子を99.97%除去)。
おまけに脱臭シートを備えているのでニオイ対策もばっちり。
Classic 490iはフィルター掃除は不要で面倒くさがりにもぴったり。
交換時期(約半年)が来たら、3つのフィルターを外して交換するだけのシンプル仕様です。
さらに無線LANも搭載しているので、スマホの専用アプリを使って、本体の細かい調整や空気情報に合わせた運転調節が可能です。
- とにかくおしゃれな空気清浄機が欲しい!
- スマホと連携できる空気清浄機がいい!
- 加湿機能はいらない!
ダイキン MCK70Z
最後に紹介するのは、これまたダイキンの「MCK70Z」です。
床置き面積は40 x 29cmと多少大きめですが、適用床面積も31畳(51平米)。
また「MCK70Z」は、独自技術ストリーマユニットを通常モデルの2倍搭載しており、ニオイの分解スピードや脱臭性能も従来の2倍になっているのです。
さらに10年交換いらずの「TAFUフィルター」を採用しています。
通常モデルに付いているHEPAフィルターよりも、撥水・撥油性の高い(水・油をはじきやすい)繊維が使われており、静電気が落ちにくい性質をもっています。
プレフィルターのみ2週間に1回程度の手入れが必要ですが、ストリーマの内部照射で加湿ユニット回りのぬめりを防止できるため、それ以外の手入れはほぼ不要と考えて大丈夫です。
MCK70Zはネットワーク機能も強化され、無線LAN搭載でスマホアプリによる外出先でのオンオフや、運転コースの変更が可能となっています。
また「部屋の汚れを見える化」してくれる機能がものすごく便利です。
PM2.5やホコリ、ニオイによる部屋の汚れ具合が確認できる上、期間ごとにどういう原因で汚れていたのかまで特定できるようになっています。
- とにかく全機能入りの空気清浄機が欲しい!
- スマホと連携できる空気清浄機がいい!
おすすめの空気清浄機まとめ
本記事は空気清浄機のおすすめを6点紹介しました。
外観はあまり変わっていない空気清浄機ですが、その中身は年々大きく進化しています。
ダイキンはストリーマ、シャープはCOCOROAIR、パナソニックはナノイーXと、各社さまざまな機能を搭載して差別化を図ってきています。
どうも、マクリン(
製品名 | 適用床面積 | サイズ | 重量 | 消費電力 | 運転音 | Wi-Fi機能 | 加湿機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
「ツインバード AC-5943VO」 |
12畳 | 410 x 140 x 430mm | 約4.0kg | 18〜43W | 25〜50dB | ||
「ダイキン MCK55Z」 |
25畳 | 270 x 270 x 700mm | 約9.5kg | 6〜56W | 19〜53dB | ||
「シャープ KI-RX70」 |
16畳 | 395 x 265 x 650mm | 約12kg | 5.7〜50W | 21~48dB | ||
「パナソニック F-VCXU70」 |
31畳 | 398 x 257 x 640mm | 約10.2kg | 5.5〜60W | 26~53dB | ||
「ブルーエア Classic 490i」 |
33畳 | 275 x 500 x 590mm | 約14kg | 9〜60W | 32~52dB | ||
「ダイキン MCK70Z」 |
31畳 | 395 x 287 x 600mm | 約12.5kg | 7〜73W | 18〜54dB |