評価:4
Amazonで毎日なにかを買ってるマクリン( @Maku_ring)です。
Amazonユーザーが使いやすいタブレットといえば、本家の「Fireタブレット」。
最上位の「Fire HD 10シリーズ」でも1万円台からと、リーズナブルな10インチタブレットです。
しかし、前世代(第9世代)の「Fire HD 10」は、ジャストなキーボードがなかったり、動きが重いなど弱点も抱えていました。
これらの点を解消した第11世代の「Fire HD 10 Plus」がついに登場しました。
前世代よりメモリ容量が約2倍の4GBに増えてワイヤレス充電にも対応し、純正のキーボード付きカバーもあるなど、スペック・汎用性ともに強化されています。
同時発売した第11世代の「Fire HD 10」も、メモリ容量は約1.5倍の3GBにアップしています。
純正キーボードの追加でよりPCライクに使いやすくなり、作業性の面でも秀でた機種に仕上がっています。
そんなわけで本記事では「【Fire HD 10 Plusレビュー】純正キーボードの登場に処理速度も向上!より快適に使える新タブレット」について書きます。
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Fire HD 10 Plusのスペックと概要
Fire HD 10 Plusのスペックを紹介します。
製品 | |||
価格 | 32GB:18,980円 64GB:22,980円 |
32GB:15,980円 64GB:19,980円 |
32GB:15,980円 64GB:19,980円 |
ディスプレイ | 10.1インチ フルHD(1920 x 1200) | 10.1インチ フルHD(1920 x 1200) | 10.1インチ フルHD(1920 x 1200) |
CPU | 2.0GHz オクタコアプロセッサ | 2.0GHz オクタコアプロセッサ | 2.0GHz オクタコアプロセッサ |
メモリ | 4GB | 3GB | 2GB |
オーディオ | 3.5mmステレオジャック 内蔵Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー |
3.5mmステレオジャック 内蔵Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー |
3.5mmステレオジャック 内蔵Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
Wi-Fi | 2.4GHz:IEEE 802.11ax/n/b/g 5.0GHz:IEEE 802.11ax/ac/n/a |
2.4GHz:IEEE 802.11ax/n/b/g 5.0GHz:IEEE 802.11ax/ac/n/a |
2.4GHz:IEEE 802.11ax/n/b/g 5.0GHz:IEEE 802.11ax/ac/n/a |
サイズ | 247 x 166 x 9.2mm | 247 x 166 x 9.2mm | 247 x 166 x 9.2mm |
重量 | 約468g | 約465g | 約504g |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
USBポート | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
ワイヤレス充電対応 | |||
micro SDカードスロット | (最大1TB) | (最大1TB) | (最大512GB) |
カラー | スレート | オリーブ、デニム、ブラック | ブラック、ブルー、ホワイト |
CPUやディスプレイ、通信規格といった大枠の部分は前世代から変更なく、キープコンセプトといったところ。
ただ、前述のとおり、メモリ容量がFire HD 10 Plusでは2倍、Fire HD 10(第11世代)は1.5倍に増え、処理能力は上がっています。
さらにハード面の改善として、Fire HD 10 Plusのみワイヤレス充電に対応し、これまた魅力的なアドバンテージとなっています。
ただし、カラーはスレートのみなので、色のバリエーションがもう少し欲しい人はFire HD 10(第11世代)のほうがいいでしょう。
Fire HD 10 Plusの概要を紹介します。
最初に起動した段階で、Amazonサービスへのショートカットがホーム画面にプリセットされています。
右にスワイプすると「ライブラリ」に移動し、Kindleで読んでいる本や購入したビデオも簡単に視聴できます。
サイズ感は片手で持てるくらいで、MacBook(13インチ)と比べてひと回り小さいです。
Bluetooth接続でつながる純正のキーボード付きカバーをつけ、PCライクな使い方もできます。
ディスプレイの角度も自在に調整できるので、自分好みの位置で操作できます。
最大12時間使用が可能なバッテリーを搭載し、USB Type-Cからの充電に対応しています。
純正のAnkerのワイヤレス充電器と組み合わせることで、置くだけで簡単に充電できます。
ただ、動画視聴用のスタンドとしても活用でき、その点は便利に感じました。
同梱物は、Fire HD 10 Plus本体とUSB-C to A ケーブル、充電器です。
Fire HD 10 Plusのレビュー
Fire HD 10 Plusの特徴を紹介します。
1. Amazonユーザーが使いやすいUI
Fire HD 10 Plusは、Amazon純正のタブレットというだけあり、Amazonユーザーのために作られたといっても過言ではないUIに仕上がっています。
そのため、Amazonサービスを頻繁に利用する人にとって、使いやすくできています。
初期段階から「Amazon・プライムビデオ・Kindle・Amazon Music」といったアプリへのショートカットが用意され、容易にアクセスできます。
ワンタップでAmazonのトップ画面に移動できるため、僕の場合、買い物欲がより加速してしまいました……w
また、Amazon Alexaも利用でき、音声操作も快適にこなせます。
たとえば、映画を観たいときや本を読みたいときは「アレクサ して」と声をかけるだけですぐに立ち上がります。
Wi-Fi環境で動くものの、映画や本をダウンロードしておけば外出先でも視聴できます。
2. 処理速度が向上してサクサク動く
第11世代では、初期設定でOfficeアプリがダウンロードされ、Word・Excel・PowerPointに簡単にアクセスできます。
メモリ倍増で処理能力が向上したおかげで、2画面表示も行えるので、作業効率を高めやすいのもありがたいです。
パソコンを使う必要はないけどスマホではめんどくさい作業などは、Fire HD 10 Plusが適しています。
3. 純正キーボードでパソコンとして使える
純正キーボード付きカバーのおかげでパソコン風に使うことも可能です。
キーボードは折りたたみ式で、しっかりした造りに仕上がっています。
接続はBluetoothで行い、パカッとはめるだけで簡単に装着できます。
言語の切り替えは「Shift + スペースキー」などクセは若干あるものの、慣れれば問題ありません。
Fire HD 10 Plusレビューまとめ
本記事では「【Fire HD 10 Plusレビュー】純正キーボードの登場に処理速度も向上!より快適に使える新タブレット」について書きました。
Fire HD 10 Plusは軽くて持ち運びやすく、処理能力が向上して2画面表示やOfficeアプリにも対応し、作業性は格段に上がりました。
ワイヤレス充電器だけはちょっと微妙ですが、旧モデルまでの弱点が多方面から解消され、さらに使いやすいタブレットになったといえるでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。