ドット調のグラフィックとかわいい世界観で人気を博す「テラリア」。
1人でプレイするのもよいですが、その魅力は友達とまったり雑談しながら遊べるマルチプレイにあります。
とはいえ、マルチサーバーにあまり詳しくないと、どのサーバーがおすすめなのか分からない人も多いはず。
そこで本記事では、テラリアのサーバーにスポットをあて、日本・海外ふくめておすすめのサーバーを紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
テラリアのサーバーとはそもそも何?
テラリアのサーバーは、マルチプレイをするために必要な共有スペースで「マルチサーバー」のことを指します。
マルチサーバーを使ってマルチプレイすることで、多くのメリットがあります。
- 協力プレイで効率的に宝探し
- ゆっくりできるので雑談が楽しめる
- 独自要素のある海外サーバーで新しい楽しみ方を発見
テラリアは1人でも楽しいですが、複数人でプレイすることで魅力がより増します。
テラリアのマルチプレイにおすすめのハードはどれ?
テラリアは、多くのハード機でリリースされています。
ほかにもNintendo 3DSやWii U、PlayStation Vitaで出ています。
ここ10年でほぼ全部のハードから出ているのはすごい!
それぞれの機種によってマルチの違いがあるので、以下を参考ください。
項目 | スマホ | Switch | PS4・5 | PC |
---|---|---|---|---|
マルチ方法1 | 同じWi-Fi下 | Nintendo Switch Onlineに加入 | PS Plusに加入 | サーバーを立てる |
マルチ方法2 | アプリでサーバーを立てる | Steamフレンドプレイ | ||
人数制限 | 4人まで | 8人まで | 8人まで | 255人まで |
クロスプレイ | iOSとAndroidの組み合わせのみ対応 | Switch同士のみ | PS4とPS5のみ対応 | WindowsとMacの組み合わせのみ対応 |
バージョン | 1.4 | 1.3.5 | 1.3.5 | 1.4.3 |
価格 | iOS:610円 Android:550円 | 3,309円 | 2,547円 | 980円 |
スマホ版
スマホ版には「バージョン1.4 Journey’s End(旅の終わり)」が実装されています。
バージョン1.4には、マイクラのクリエイティブモードに近い「ジャーニーモード」、最高難易度の「マスターモード」があります。
このアップデートはテラリア最後の大型アップデートといわれ、それに見合った大量の要素追加がありました。
スマホ版は、アップデート要素が他のハードよりも早いのが特徴です。
マルチプレイは4人まで対応し、同じWi-Fi内であればiOS・Android問わずにプレイできます。
ただし現時点では、PS4・PS5・スイッチ・PC間でのクロスプレイは未実装です。
スマホ版は手軽にプレイできるので、学生におすすめのハードといえます。
デメリットをあげるなら、快適性がスマホの性能に依存することです。
古いスマホ・性能の低いスマホでは、ワールドサイズが「広い」だと生成時間・ロード時間が長くなる、カクつくという意見もあるため、注意しましょう。
- バージョン 1.4が実装されている
- 手軽にマルチできるので若い人にもおすすめ
- クロスプレイは未実装
- スマホの性能によってはカクつきが目立つ
スイッチ版
スイッチ版は2019年12月19日に発売されました。
リリース当初は要素の少なさやバグがありましたが、2020年5月にバージョン1.3.5アップデートがあり、スマホ版やPS版に近い仕様になりました。
最大のメリットは、家では大画面、出先では本体画面でプレイできることです。
大画面なので、家族のコミュニケーションや友人とのプレイにも最適です。
こちらも残念ながらクロスプレイは未実装です。
マルチプレイをするにはNintendo Switch Onlineに加入する必要があります。
また、1年プランで月200円と安いのはうれしいポイントです。
- バージョン1.3.5でプレイ可能
- 家では大画面、出先でもプレイしたい人にぴったり
- マルチプレイは月200円のプランに入る必要がある
PS4・PS5版
PS版は現時点でバージョン1.3.5となっています。
他ハードとの大きな違いとして、快適にプレイできることがあげられます。
PS4・PS5は高いグラフィック性能を搭載しているため、ワールドが大きくてもカクカクしません。
こちらもクロスプレイは未実装ですが、PS Plusのマルチ機能を使うことでPS4とPS5間ではマルチ可能です。
デメリットは、ソフト代とPS Plusで「2,547円 + 月428円」と費用がかかる点でしょう。
家メインでプレイする人におすすめですよ!
- スマホ版やスイッチ版より快適
- 据え置きメインならおすすめ
- ソフト + PS Plusで初月3,000円近くかかる
PC版
テラリアは、PCでもともと発売されたタイトルです。
バージョンは最新の1.4.3.2で、アップデートが頻繁に行われるため、バグが少ないこともうれしいポイント。
マルチプレイでは、さらに多くの要素がプレイ可能です。
- 最大255人の大規模マルチプレイ
- MOD導入でアイテム管理やプレイが便利になる
- 無料サーバーやレンタルサーバーが充実
他とはちがってMODが導入できるのは、PC版の大きな魅力といえます。
ゲームにアイテムを追加したり、全く別の要素を追加したりできます。
マルチプレイをするならPC版を断然おすすめします。
人口が多いので、マルチプレイする人にも困りません!
- アップデートが早く、最新の要素で遊べる
- 人口が多いのでマルチ適正◎
- MOD導入やマルチサーバーで多彩な遊び方ができる
なお、テラリアPC版でサーバーを立てる方法は、こちらの記事で紹介しているので参考ください。
テラリアサーバーの選び方
テラリアサーバーの選び方を紹介します。
性能・スペックで選ぶ
マルチプレイをするとき、とくに重要なのが「サーバーの性能・スペック」です。
快適性をそこなうケースに「プレイでラグが発生する」「マップロードが遅い」などがあります。
その要因でもっとも大きいのが回線速度です。
多くの人が接続するため、速度はある程度速いことが求められます。
次にメモリ容量です。
サーバーは、大人数のプレイを処理するためにメモリ(RAM)を使用します。
PC版マルチでのメモリ容量の基準をあげます。
2~4人 | 5~9人 | 10人以上 |
---|---|---|
2GB | 4GB | 8GB |
少人数(2~4人)で遊ぶ際は2GBあれば十分です。
5~9人規模で遊ぶときは、ワールドサイズによって4GB必要な可能性もあります。
10人以上となると、8GBかそれ以上必要になってきます。
価格で選ぶ
テラリアのサーバーには、無料と有料のものがあります。
無料のものは、知らない人とプレイできるサーバーが多いです。
ミニゲーム要素があるなど、通常と違ったプレイができます。
有料サーバーはおもに、レンタルサーバー(VPS)のことを指します。
月額1,000円程度からサーバーをレンタルすることで、自分のPCを使わずマルチプレイができます。
遊ぶ人数で選ぶ
遊ぶ人数によっても、マルチプレイの選択肢が変わります。
~4人 | ~8人 | 9人以上 |
---|---|---|
どのハードでも可能 | スイッチ、PC、PS4、PS5対応 | PCのみ |
大勢の友達を呼んだり、動画配信や生配信を行い、9人以上の大人数でプレイするならPCが唯一の選択肢となります。
人がたくさんプレイするならPCが安心です!
立てやすさで選ぶ
マルチプレイできるまでの手間も選び方の指標です。
テラリアにはマルチが簡単にできる機能がついていて、少人数ならすぐにマルチできます。
各ハードでフレンドになり、自分のワールドに招待するだけでマルチプレイできる機能があります。
ただし、MODを導入して遊びたい場合など、PCサーバーはひと手間くわえてサーバーを立てる必要があります。
PC版サーバーは自由度がその分高いですよ!
テラリアのおすすめサーバー一覧
おすすめのテラリアサーバーを紹介します。
サーバーマルチ機能があるのはPC版のみなので、紹介しているのはすべてPCサーバーです。
日本のおすすめサーバー
日本で人気のレンタルサーバーはこちらの4つです。
VPSは「ヴァーチャル・プライベート・サーバー」の略称で、サーバーの一部性能をレンタルすることを指します。
これら4つの性能面を比較していきます。
サーバー名 | 月額料金 | メモリ | CPU | SSD | マイクラテンプレート |
---|---|---|---|---|---|
ConoHa for GAME | 1,701円 | 4GB | 4コア | 100GB | 有(すぐに立てられる) |
Xserver VPS | 1,800円 | 4GB | 4コア | 100GB | 有 |
さくらのVPS | 3,630円 | 4GB | 4コア | 200GB | 無 |
KAGOYA CLOUD VPS | 1,650円 | 4GB | 4コア | 80GB | 無 |
それぞれに特色があるので、各サービスの特徴を紹介していきます。
ConoHa for GAME
ConoHa for GAMEは、GMOインターネット株式会社の運営するVPSサービスです。
ConoHa for GAME最大の特徴は、テラリアサーバーを設定不要で構築してくれるテンプレート機能があることです。
他のサーバーだと、黒い画面にコマンドを打ち込む手順がありますが、その手間が一部省略できます。
サーバー契約時にテラリアを選択すると、サーバー設定が自動で始まり、すぐにアクセスできるようになります。
メモリ4GB、CPU 4Core、SSD 100GBで月1,701円(12ヶ月契約)です。
ConoHa for GAMEは、手間の少なさでダントツ1位ですよ!
Xserver VPS
Xserver VPSもConoHaと同じく、テラリア用のテンプレート機能が用意されているため、難しい操作なしに立ち上げ可能です。
サーバースペックもほぼ同じであるため、純粋に安いほうがおすすめということで、個人的にはConoHa for GAMEのほうがおすすめ。
サーバーのダッシュボードや申込画面のテイストは、Xserverが堅い感じでConoHaは柔らかくポップな感じです。
操作性もConoHa for GAMEのほうが直感的ですよ!
さくらのVPS
さくらのVPSは、さくらインターネット株式会社の運営するサービスです。
サーバーレンタル業の大手で、メルカリやtenki.jp(日本気象協会)など、アクセスが多いサービスにもサーバーを提供しています。
そのため、サーバーの技術やダウン率の低さでは安心できるでしょう。
ただし、テラリアサーバーのセットアップのために、黒い画面でコマンドを打ち込んでいく作業が必要になります。
メモリ4GB、CPU 4Core、SSD 200GBだと月3,630円(12ヶ月契約)です。
信頼と実績のさくら!
KAGOYA CLOUD VPS
KAGOYA CLOUD VPSは、カゴヤ・ジャパン株式会社が運営するVPSサービスです。
他社が100GBの大容量ストレージを採用するなか、KAGOYAは25GBや30GBなどの低容量から提供しています。
KAGOYAも黒い画面でコマンドを入力し、サーバーを構築する必要があるため、初回の手間がかかります。
1ヶ月契約のみですが他のサービスより安く、メモリ4GB、CPU 4Core、SSD 80GBだと月1,650円です。
安さはダントツ!
海外のおすすめ無料サーバー
海外のテラリアサーバーは、同時接続数が多いのにくわえ、MODを入れなくてもゾンビを倒すモードなどで遊べます。
テラリアでひととおり遊び、新しい世界に挑戦したい人にはおすすめです。
海外でとくに人気のテラリアサーバーを紹介します。
Penguin Games Server(ペンギンゲームス)
Penguin Games Serverは、アメリカ(米国)で一番人気のマルチサーバーです。
テラリアサーバーの一覧を紹介しているTerraria Servers.comでも1位を獲得しています。
プレイできるゲームの一部を紹介します。
- パルクール…地面に落ちないように障害物を乗り越えていく
- PvP…武器を選択してプレイヤーと対戦する
- Freebuild…広々した空間で建築を楽しむ
安定して100人近くアクセスがあるので盛り上がってますよ!
Dark Gaming(ダークゲーミング)
Dark Gamingは同じくアメリカのサーバーで、人気ランキング2位です。
このサーバーではモバイル版とのクロスプレイを独自に実装し、スマホでもPCでも接続できます。
専門の開発者がサーバーを設計し、他のサーバーでやっていないことを目標に運営しています。
Dark Gamingの独自要素を一部紹介します。
- 独自のレベル機能とお金機能
- ゾンビサバイバルモード(PvE)
- オンラインのサバイバルワールド
海外で一番最新鋭のサーバーです!
日本のおすすめ無料サーバー
日本のおすすめ無料サーバーを探す方法を紹介します。
荒らし防止の観点から、大々的に公開されていないことが多いため、自分で探すのがおすすめです。
Steamグループで探す
日本のテラリアSteamグループでは、マルチプレイを一緒にする人を探せます。
こちらからSteamグループに参加可能です。
スレッドタブで募集しているので、気になったサーバーがあれば、思い切って飛び込んでみましょう。
テラリアを一緒にしたい友達を探すなどにも使えますよ!
Discordで探す
上記のSteamグループから入れるDiscordでもマルチを募集しています。
Discord内では意見交換も活発にされ、テラリアの最新情報を知りたい場合にもおすすめです。
Discordチャンネルは、Steamコミュニティから参加できます。
日本語化導入なども記載されているので初心者必見ですよ!
テラリアPC版のサーバーは「ConoHa for GAME」がおすすめ
テラリアPC版でマルチプレイするときにサーバーを選ぶなら、ConoHa for GAMEがもっともおすすめです。
前述のとおり、サーバー契約時にテラリアサーバーを自動構築できることが最大のメリットです。
ConoHa for GAMEのマルチプレイ方法はこちらの記事で紹介しています。
契約からサーバー完成まで15分でした!
テラリアのサーバーに関するよくある質問
テラリアのサーバーに関する「よくある質問と回答」を紹介します。
テラリアPC版でサーバーにMODを入れてマルチをする方法は?
tModLoaderをインストールすることで、MODを入れてマルチができるようになります。
ストアページからtModLoaderをダウンロードします。その後、Steamに追加されたtModLoaderをプレイします。
タイトル画面のMods Browserを選択します。
Type to searchに目的のMOD名を入れ、Downloadアイコンで有効化します。
タイトル画面に戻り、Modsを選択します。
目的のModが初期状態では無効化されているので、DisabledをクリックしてEnabledにします。
これでModの導入は完了です。
テラリアサーバーに接続するためのIPアドレス・ポートとは?
テラリアサーバーで出てくる「IPアドレス」「ポート」を説明します。
IPアドレスとはインターネット上の住所で、111.222.333.444のように数字で表現します。
例えば自分のIPアドレスがこの数字だった場合、それを伝えることでそこにアクセスできるようになります。
ポートは家の住所にあたります。
IPアドレスで自宅までたどり着いたとして、特定のドアからアクセスすることで目的の部屋にたどり着けます。
テラリアでは7777番のポートで接続しないとマルチができません。
すなわち「7777番の扉がテラリアにつながっている」というイメージです。
テラリアのPCサーバーにPS4やスイッチでマルチはできる?
テラリアのPCサーバーには、PS4やスイッチで接続することができません。
ただし、テラリア公式がクロスプレイを実装すると発言しているので、今後に期待です。
アップデートが続いてるので期待できますね!
まとめ
本記事では、テラリアのサーバーに着目し、下記について紹介しました。
リリースから年月が経っているのでたくさんの遊び方があり、無限大の可能性を秘めています。
いくらやっても飽きないのがテラリアの魅力ですよね!
テラリアで遊びたいときは本記事をぜひ参考にしてください。