その中でも「HyperXってぶっちゃけどうなの?」と気になる方も多いはず。
そこで本記事では、空間オーディオとノイズキャンセリングに対応し、インパクトの強いゲームサウンドを体感できる「HyperX Core Wireless」を紹介します。
その魅力をあますことなく紹介しますよ!
目次(気になる項目をクリック)
Cloud Core Wirelessとはサラウンド技術対応のゲーミングヘッドセット
Cloud Core Wirelessは、人気ゲーミングデバイスメーカーのHyperX(ハイパーエックス)から発売されたゲーミングヘッドセットです。
サラウンド技術である「DTS Headphone:X空間オーディオ」に対応する高品質な音環境ができ、音によりこだわる人におすすめします。
スペック
本機のスペックは下記のとおりです。
サイズ | 148×98×190mm |
重量 | 283g |
ヘッドホン形式 | オーバーイヤー |
ドライバー | ネオジム磁石、ダイナミック53mm径 |
周波数反応 | 10Hz-21000Hz |
インピーダンス | 60Ω |
感度 | 99dBSPL/mW (1kHz時) |
T.H.D | 1%以下 |
バーチャルサランドサウンド機能 | DTS Headphone:X |
接続 | ワイヤレスUSB2.0 |
バッテリー | 充電式リチウムポリマー |
充電時間 | 3時間 |
駆動時間 | 20時間 |
特徴
- DTS Headphone:X(空間オーディオに対応)
- ノイズキャンセリングマイクは取り外し可能
- 最大20時間駆動可能
DTS Headphone:Xは「ヘッドフォン用のバーチャルサラウンド技術」を指し、最大11.1チャンネルのサウンドを疑似的に再現しています。
これによって音が前後左右から出ているように感じ、没入感が増します。
ただし、DTS Headphone:Xに対応しているソフト以外は、11.1チャンネルで再生できません。
Cloud Core Wirelessのマイクは取り外し可能で、ボイスチャットを使わないときは外して使えます。
バッテリーは3時間の充電で最大20時間稼働します。
音へのこだわりと使い勝手の良さを感じますね!
Cloud Core Wirelessの外観
外観を写真付きで紹介します。
写真付きで分かりやすく紹介していきます!
パッケージ内容
白と赤を基調としたカッコ良いパッケージです。
黒い本体写真には光沢加工が施され、高級感があります。
内容は以下のとおりです。
- 本体
- ワイヤレスUSB
- マイク
- 説明書他書類
全体的に黒で統一されていて高級感があります。
ディテール
本体のディテールを見ていきましょう。
まずは正面です。
漆黒のブラックが重量感を感じさせます。
実際は283gと軽量設計ですよ!
サイドに移ります。
Hyperxのロゴを赤く印刷していてロゴが目立つデザインです。
黒と赤の組み合わせも僕好みでカッコいいです!
ヘッドの部分にもロゴマークがありました。
フレームにはアルミを採用しています。
プラスチックにはない高級感が感じられます。
内側のイヤーパッドです。
クッション性がとても良く、長時間の使用でも疲れません。
ヘッドも柔らかい素材でした。
こちらも柔らかい作りのため、圧迫感ゼロでした。
高級感と使用感を満たしたヘッドフォンです!
接続 / マイク
左側についているコントロールを見てみましょう。
- 電源ボタン
- マイクミュートボタン
- マイク端子
- 充電USB-C
- ボリューム
全て左側に配置されており、左親指で操作が可能です。
充電もUSB-Cなのがうれしいところ!
USBの規格は残念ながらUSB2.0でした。
しかし、遅延を感じることはありませんでしたので問題ありません。
個人的には、USB3.0だともっとうれしかったですね…!
マイクをとりつけてみました。
ノイズキャンセリングマイクになっており、使用しないときは外して使えます。
取り外しも簡単!
充電はUSB-Cケーブルから行います。
充電中は点灯し、充電が完了すると消灯します。
ちょっと残念だったのが、ケーブルが50cmと短いことです。
でも、充電を行うだけなら問題ありません!
Cloud Core Wirelessをレビュー
僕が実際に使用した感想を紹介します。
サウンド
サウンドはとてもクリアな印象を受けました。
重低音と中音域がとてもバランスいい感じです!
個人的には「高音がちょっと弱い?」と感じましたが、気になるほどではありません。
こちらの動画で、実際に聞こえる音域を調べてみました。
僕の体感では、20hzから16,000Hzまで聞けましたが、それ以上は不可能でした。
個人差がありますので、あくまで僕の個人的な感想と考えてください!
DTS Headphone:X
Cloud Core Wirelessは、サランドサウンド技術「DTS Headphone:X」に対応しています。
DTS Headphone:Xとは簡単にいうと「立体音響技術」をさします。
ホームシアターのように、自分の周りをスピーカーが囲んでいるかのようような立体感を疑似的に再現。
これにより、没入感の高いゲーム環境を体験できるというもの。
実際に使用してみると、確かに映画館で映画を見ているような音の立体感がありました。
遠いところから聞こえる足音や近くで呼びかける声など、まるでそこで体感しているように感じます。
個人的には、FPSゲームよりシングルプレイのRPGのほうが、この音響技術をより強く体感できると思いました。
FPSだと距離間など少し邪魔になるかもしれません……
DTS Headphone:Xを利用するには、Microsoftstoreより「DTS Sound Unbound」のダウンロードが必要です。
2,350円ですが、2週間の無料体験期間がありますよ!
フォートナイトで使用
フォートナイトで実際に使用してみました。
相手の足音やライフルの音など、とてもクリアに聞こえたので個人的には満足です。
遅延もとくに感じませんでした。
仲間とボイスチャットで話してみましたが、聞こえづらいといったことはなく、終始快適にプレイできました。
Apex Legendsで使用
Apex Legendsでも使用してみました。
こちらは相性なのか、マッチング中やロード時間中に音がブツブツ切れることがありました。
これは僕の環境に影響があるかもしれません……
ゲーム中はまったく問題なく、クリアな音環境で楽しくプレイできました。
こちらも遅延はとくに感じませんでした。
マイク
Cloud Core Wirelessのマイク性能は以下のとおりです。
方式 | エレクトレットコンデンサーマイク |
極性パターン | 双指向性 ノイズキャンセリング |
周波数応答 | 20Hz-6.8KHz |
感度 | :-44 dBV (1V/Pa、1kHz時) |
フォートナイトやApexのボイスチャットでは普通に会話はできました。
しかし、マイク性能だけでみると、それほど性能は良くありません。
少しこもっている音になりますが、ゲームを遊ぶ上で不便は感じませんでした。
参考までにマイク音声を記しますので参考にしてください。
動画編集やゲーム配信は、専用にマイクを準備したほうが良さげです……
装着感
側圧は普通でした。
とくに圧迫される印象もなく、頭部にフィットする感じです。
ヘッドバンドのクッション性が気持ちよく頭部を支えてくれます。
283gの軽量モデルなので、使用していて疲れません。
イヤーパッドのクッションもとてもフカフカしており、装着して気持ち良いです。
耳の圧迫感もなく、長時間使用しても疲れることなくゲームに集中できました。
コントロール
コントロールは左側に電源・マイクミュート・ボリューム調整があります。
ボリューム調整は堅めな感じでしたが、その堅さが調整しやすさを感じました。
マイクミュートと電源の位置が近いため、誤操作の心配がありますが、慣れれば問題はないでしょう。
バッテリー
Cloud Core Wirelessのバッテリーは3時間で20時間駆動できます。
フォートナイトやApexを1日プレイしても、バッテリー切れの心配はありません。
20時間駆動なので充電をひんぱんに行う必要はないものの、充電が苦痛と感じる人は有線タイプのヘッドセットがいいでしょう。
好みと使用目的に合わせましょう!
まとめ:Cloud Core Wirelessの総合評価
Cloud Core Wirelessは音がとてもクリアに感じるヘッドセットでした。
283gの軽量モデルのため、長時間使用しても疲れずゲームに集中できます。
コントロールは片手操作が簡単で、3時間充電で20時間駆動が可能。
めんどくさがりの僕でも問題なくあつかえます!
マイク性能は、ゲームのボイスチャットくらいなら問題ないものの、ゲーム配信や動画編集に使用できるほどの性能はありません。
その際は専用にマイクを別途準備しましょう。
とはいえ、十分な性能がありますので、DTS Headphone:Xを使用してゲームの世界に1日中没入するのもアリだと感じました。
音にこだわりたい人、立体音響を体験したい人、ゲームの音響環境を整えたい人におすすめします。
こちらの記事では総合的におすすめのゲーミングヘッドセットを紹介していますので、あわせて参考ください。
どうもシルバー( @game_chu_s)でした。