2025年に登場した、NVIDIAのミドルクラスGPU「RTX 5060」と「RTX 5060 Ti」。
フルHDで多くのゲームを快適に遊べる、ゲーミングPCの入門にちょうどいいGPUです。
一方、5060 Tiには8GB版と16GB版があり、2026年はメモリ高騰で価格差が3万円以上に広がっています。
せっかくならコスパよく、フルHDの高画質でサクサク遊びたい!
そこで本記事では、RTX 5060・5060 Tiの性能とおすすめのゲーミングPCをくわしく紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
RTX 5060・5060 Tiの性能はどのくらい?
RTX 5060・5060 Tiの性能を、以下の3つに分けて紹介します。
RTX 5060・5060 Tiのスペックと価格
RTX 5060・5060 Tiの主なスペックは、以下のとおりです。
比較用に、上位のRTX 5070も並べました。
RTX 5060の発売時の国内価格は、55,800円からでした。
5060 Tiの16GB版も、発売時は8万円台から買えました。
ただし、2026年10月2日時点では、どちらも発売時より1〜3割ほど高くなっています。
消費電力は5060が145W、5060 Tiが180Wと、どちらも控えめです。
ゲームでの実力
PC Watchの検証では、RTX 5060の性能はRTX 5060 Ti(8GB)より5〜15%ほど低い結果でした。
前世代のRTX 4060と比べると、20%以上高いフレームレートを出す場面がたびたびありました。
「Apex Legends」のフルHDでは、RTX 4060より約20%高い平均fpsを記録しています。
同じくPC Watchの検証では、RTX 5060 Ti(16GB)はRTX 5070より2〜3割ほど低い性能でした。
ゲームの重さによって差はありますが、解像度ごとの目安は以下のとおりです。
| 解像度 | RTX 5060・5060 Tiでの目安 |
|---|---|
| フルHD | 多くのゲームを高画質で快適に遊べる |
| WQHD | 軽〜中量級ならOK。重いゲームは画質の調整が必要 |
| 4K | 厳しい。重いゲームはビデオメモリが足りないこともある |
フルHDで遊ぶなら、RTX 5060でも十分な性能!
WQHDや4Kでも遊べる?
RTX 5060・5060 Tiが本領を発揮するのは、フルHDです。
重いゲームの最高画質で、RTX 5060がフルHDでも60fpsを保てない場面もありました。
WQHDは画質を下げれば遊べますが、4Kはビデオメモリ8GBでは足りないゲームが出てきます。
WQHD以上で快適に遊びたいなら、RTX 5070も検討しましょう。
WQHDや4Kまで見据えるなら、ワンランク上を選んだほうがよさそう…!
RTX 5060と5060 Tiどっちがいい?8GBと16GBの違いも解説
迷いやすいポイントを、2つに分けて解説します。
RTX 5060と5060 Tiの違い
RTX 5060と5060 Ti(8GB)の性能差は、5〜15%ほどです。
単体価格の差は約8,000円なので、少しでも性能がほしいなら5060 Tiを選ぶ価値はあります。
ただし、ゲーミングPCで買う場合は構成によって価格差が変わるので、PC全体の値段で比べましょう。
フルHDで人気の対戦ゲームを遊ぶ程度なら、RTX 5060でも十分に楽しめます。
5060 Tiは8GBと16GBどっちを選ぶ?
RTX 5060 Tiは、ビデオメモリが8GB版と16GB版に分かれています。
AKIBA PC Hotline!の検証によると、「Apex Legends」などは8GBと16GBの差がほぼ出ません。
一方、重いAAAタイトルでは、8GB版が画質を下げても失速するケースがありました。
「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」のパストレーシング設定では、ビデオメモリが12GB以上ないと起動すらしない結果でした。
同記事は、16GB版を狙える予算があるなら8GB版を選ぶメリットはないと結論づけています。
ただし、検証当時の価格差は約1万円でしたが、2026年10月2日時点では約3.4万円に広がっています。
遊び方別に選ぶなら、以下のように考えるとわかりやすいです。
| 遊び方 | おすすめのGPU |
|---|---|
| フルHDで対戦ゲーム中心 | RTX 5060 |
| 対戦ゲームを少しでも高fpsで遊びたい | RTX 5060 Ti(8GB) |
| 重いAAAタイトルや画像生成AIも楽しみたい | RTX 5060 Ti(16GB) |
| WQHD以上で高画質に遊びたい | RTX 5070 |
長く使うなら、ビデオメモリ16GBの安心感は大きい!
RTX 5060・5060 Ti搭載ゲーミングPCの選び方
RTX 5060・5060 Ti搭載PCを選ぶときは、以下の3点をチェックしましょう。
CPUはRyzen 5・Core i5クラスで十分
RTX 5060・5060 Tiは、Ryzen 5やCore i5クラスのCPUと組み合わせるのが一般的です。
GPUに見合ったCPUを選ぶと、浮いた予算をメモリやストレージに回せます。
ただし、上位CPUと組み合わせると、RTX 5070搭載PCと価格がほぼ変わらなくなります。
実際、NEXTGEAR JG-A7G6T(7800X3D・5060 Ti 16GB)は304,800円でした。
同じCPUを積んだRTX 5070版は299,800円で、こちらのほうが安い状況です。
上位CPUを選ぶなら、GPUもRTX 5070にしたほうがお得です。
今使っているCPUとRTX 5060・5060 Tiの相性は、以下のチェッカーで確かめられます。
CPUとグラボの組み合わせチェッカー
使っているパーツと、遊ぶ解像度を選んでくださいCPUとグラボを選んでください
判定は、ゲームチュの早見表と各メディアの検証結果をもとにした目安です。実測の値ではなく、ゲームや画質の設定で結果は変わります。自分のPCで確かめるなら、ゲーム中のGPU使用率を見る方法がいちばん確実です。
CPUとグラボの組み合わせの目安は、グラボとCPUの組み合わせ早見表でもまとめています。
メモリは16GB以上、できれば32GB
最近のゲームは、メモリ16GBあればひととおり動きます。
ゲームをしながら配信や録画もするなら、32GBにしておくと安心です。
今回紹介するデスクトップも、4台すべてが16GB(1枚)の構成でした。
1枚だとシングルチャネル動作になるので、予算に余裕があれば32GB(2枚)に増やすのがおすすめです。
電源は550W以上を選ぶ
NVIDIAの推奨電源は、RTX 5060が550W、5060 Tiが600W以上です。
BTOパソコンなら標準構成で推奨値を満たしていることがほとんどですが、購入前に確認しておきましょう。
RTX 5060・5060 Ti搭載ゲーミングPCのおすすめ5選
RTX 5060・5060 Tiを搭載したゲーミングPCのおすすめは、以下の5台です。
デスクトップ4台を価格の安い順に並べ、最後にゲーミングノートを1台紹介します。
| 製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| THIRDWAVE AD-R5A56A-01B ![]() | 15万円を切るRTX 5060搭載の最安モデル | Ryzen 5 4500 | RTX 5060 8GB | 16GB | 500GB | 149,980円 |
| THIRDWAVE AD-R7X56C-01B ![]() | 20万円以下でVRAM 16GBの5060 Ti | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 500GB | 198,880円 |
| FRONTIER FRGKB550/WH ![]() | 白いケースで選ぶRTX 5060搭載モデル | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 8GB | 16GB | 1TB | 204,800円 |
| THIRDWAVE AD-R5A56C-01B ![]() | AM5世代でCPUを載せ替えやすい5060 Ti | Ryzen 5 7500F | RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 500GB | 219,980円 |
| G TUNE P6-I5G60BK-B ![]() | 16インチWQXGA液晶のRTX 5060ノート | Core i5-13500HX | RTX 5060 Laptop 8GB | 16GB | 500GB | 231,800円 |
15万円を切るRTX 5060搭載の最安モデル|THIRDWAVE AD-R5A56A-01B Ryzen 5 4500搭載

| 製品名 | THIRDWAVE AD-R5A56A-01B Ryzen 5 4500搭載 |
| CPU | Ryzen 5 4500 |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| 価格 | 149,980円 |
- RTX 5060搭載PCで15万円を切る安さ
- フルHDで人気の対戦ゲームを始めやすい
- サイドが透明なシンプルな黒いケース
- CPUが旧世代のRyzen 5 4500で、メモリも16GB×1枚
「THIRDWAVE AD-R5A56A-01B」は、RTX 5060搭載PCの中でも15万円以下で買える最安クラスです。
まずはフルHDで、人気の対戦ゲームを遊びたい人向けの入門機です。
ただし、CPUは旧世代のRyzen 5 4500なので、重いゲームや配信は得意ではありません。
メモリも16GB×1枚なので、余裕があれば32GBへのカスタマイズがおすすめです。
とにかく予算を抑えて、ゲーミングPCデビューしたい人向け!
20万円以下でVRAM 16GBの5060 Ti|THIRDWAVE AD-R7X56C-01B Ryzen 7 5700X搭載

| 製品名 | THIRDWAVE AD-R7X56C-01B Ryzen 7 5700X搭載 |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| 価格 | 198,880円 |
- ビデオメモリ16GBの5060 Tiが20万円以下
- 8コアのRyzen 7 5700Xで配信もこなしやすい
- 重いゲームでも画質を保ちやすい
- メモリはDDR4の16GB×1枚
「THIRDWAVE AD-R7X56C-01B」は、16GBのRTX 5060 Tiを積んで20万円を切るモデルです。
CPUは8コアのRyzen 7 5700Xで、ゲームをしながらの配信にも対応しやすい構成です。
1台目との差額は約4.9万円ですが、GPUとCPUの両方がワンランク上がります。
重いAAAタイトルも遊ぶなら、この価格帯で16GB版を選んでおくと後悔しにくいでしょう。
16GB版なのに20万円を切るのは、今の相場だと貴重!
白いケースで選ぶRTX 5060搭載モデル|FRONTIER FRGKB550/WH

| 製品名 | FRONTIER FRGKB550/WH |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 価格 | 204,800円 |
- 白で統一したシンプルなケース
- SSD 1TBが標準でゲームをたくさん入れられる
- 80PLUS PLATINUMの静音電源を搭載
「FRONTIER FRGKB550/WH」は、白いケースが目を引くRTX 5060搭載モデルです。
SSDは1TBが標準なので、容量の大きいゲームを何本も入れておけます。
電源は80PLUS PLATINUM認証の静音タイプで、省電力性にもすぐれています。
性能だけなら2台目のほうが上なので、見た目や容量を重視したい人向けの1台です。
白で揃えたデスクにもなじむ、すっきりした見た目!
AM5世代でCPUを載せ替えやすい5060 Ti|THIRDWAVE AD-R5A56C-01B Ryzen 5 7500F搭載

| 製品名 | THIRDWAVE AD-R5A56C-01B Ryzen 5 7500F搭載 |
| CPU | Ryzen 5 7500F |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| 価格 | 219,980円 |
- Ryzen 5 7500FとDDR5メモリの新しい構成
- 将来のCPU交換に対応しやすいAM5プラットフォーム
- VRAM 16GBで重いゲームにも強い
「THIRDWAVE AD-R5A56C-01B」は、7500Fと5060 Ti(16GB)を組み合わせたモデルです。
2台目との違いは、CPUソケットが新しいAM5で、メモリもDDR5になっている点です。
AM5は後からCPUをアップグレードしやすいので、長く使いたい人にぴったりです。
ゲームに強い7500Fを積んでいるので、フルHDでも高いフレームレートを狙えます。
CPUの将来性まで考えるなら、こっちを選びたい!
16インチWQXGA液晶のRTX 5060ノート|G TUNE P6-I5G60BK-B

| 製品名 | G TUNE P6-I5G60BK-B |
| CPU | Core i5-13500HX |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| ディスプレイ | 16インチ/180Hz WQXGA |
| 重量 | 約2.25kg |
| 価格 | 231,800円 |
- 16インチWQXGA・180Hzの見やすい液晶
- ゲーミングマウス「Logicool G304」が付属
- 3年保証と24時間365日の電話サポート付き
- メモリは16GB×1枚、SSDは500GB
「G TUNE P6-I5G60BK-B」は、RTX 5060 Laptop GPUを積んだ16インチのノートです。
ディスプレイはWQXGA・180Hzで、ゲームも作業も広い画面で快適にこなせます。
この型番にはゲーミングマウス「Logicool G304」が付属し、届いてすぐに遊べます。
ただし、ノート版のRTX 5060はデスクトップ版より性能が下がる点に注意しましょう。
置き場所を選ばずに遊びたいなら、ノートも十分アリ!
RTX 5060・5060 Tiに関するよくある質問
RTX 5060・5060 Tiに関するよくある質問に回答します。
RTX 5060・5060 Ti単体の価格は?
RTX 5060の発売時の国内価格は、55,800円からでした。
2026年10月2日時点の最安は、RTX 5060が約6.5万円、5060 Tiの8GB版が約7.3万円です。
5060 Tiの16GB版は約10.6万円からで、8GB版との差が大きく開いています。
メモリ高騰の影響で値動きが大きいので、買う前に最新の価格を確認しましょう。
RTX 4060から買い替える価値はある?
RTX 5060は、RTX 4060より20%以上高いフレームレートを出す場面があります。
ただし劇的な差ではないので、RTX 4060で不満がなければ急いで買い替える必要はありません。
RTX 3060やRTX 2060などの旧世代からなら、大きな性能アップを感じられるでしょう。
ビデオメモリ8GBで足りる?
フルHDで対戦ゲームを遊ぶ程度なら、8GBでも困りにくいです。
一方、重いAAAタイトルを高画質で遊ぶと、ビデオメモリ不足で性能が落ちることがあります。
長く使うつもりなら、16GBの5060 Tiや12GBのRTX 5070を選ぶと安心です。
RTX 5060・5060 Ti搭載ゲーミングPCのまとめ
本記事では、RTX 5060・5060 Tiについて以下の3点を解説しました。
RTX 5060・5060 Tiは、フルHDで高画質に遊ぶのにちょうどいいGPUです。
重いゲームも長く遊ぶなら、ビデオメモリ16GBの5060 Tiを選ぶと安心です。
本記事では価格帯ごとにおすすめのモデルを選んだので、予算や遊びたいゲームにあわせて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
こちらの記事では、ほかにもさまざまなおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。




