2025年3月に登場した、NVIDIAのミドルハイGPU「GeForce RTX 5070」。
WQHD(2560×1440)で高いフレームレートを出しやすく、フルHDなら最高画質でも余裕のある性能です。
一方、2026年はメモリ高騰の影響でグラボ単体の値段が上がり、発売時より約3割高くなっています。
せっかくならWQHDの高画質で、重いゲームもなめらかに動かしたい!
そこで本記事では、RTX 5070の性能とおすすめのゲーミングPCをくわしく紹介します。
目次(気になる項目をクリック)
RTX 5070の性能はどのくらい?スペックとベンチマーク
RTX 5070の性能を、以下の3つに分けて紹介します。
RTX 5070のスペックと定価
RTX 5070の主なスペックは、以下のとおりです。
比較用に、下位のRTX 5060 Tiと上位のRTX 5070 Tiも並べました。
RTX 5070は、ビデオメモリに高速なGDDR7を12GB積んでいます。
発売時の国内想定価格は、108,800円からでした。
ただし、2026年10月2日時点の単体の最安は約14万円まで上がっています。
消費電力は250Wで、NVIDIAは650W以上の電源を推奨しています。
ゲームでの実力(フルHD・WQHD・4K)
実際のゲームでの性能は、国内メディアの検証が参考になります。
4Gamerのレビューでは、RTX 5070の性能はRTX 5070 Tiの8割前後という結果でした。
「モンスターハンターワイルズ」のベンチマークでは、WQHD以下なら最高評価のスコア2万を大きく超えています。
一方、4Kでは最高評価に届かず、重いゲームを4Kで遊ぶなら設定の調整が必要です。
PC Watchの検証では、「ARMORED CORE VI」の4K最高画質で平均101.5fpsを記録しました。
ゲームの重さによって差はありますが、解像度ごとの目安は以下のとおりです。
WQHDで高画質を楽しみたいなら、ぴったりのGPU!
RTX 5070はハイエンド?
RTX 5070は、ハイエンドではなくミドルハイに位置するGPUです。
4Gamerのレビューでも、前世代のRTX 4070 SUPERと同等かそれ以上の性能とされています。
NVIDIAは発表時に「RTX 4090並み」とアピールしましたが、これはマルチフレーム生成を使った場合の比較です。
マルチフレーム生成は、AIでフレームを補って表示されるfpsを大きく伸ばす機能です。
PC Watchの検証では、4KのDLSSテストでフレームレートが最大約6.4倍に伸びています。
とはいえ、素の描画性能はRTX 4070 SUPERと同等クラスです。
RTX 4090と同じ感覚では考えないほうがよいでしょう。
「4090並み」は、フレーム生成ありきの数字と考えたほうがよさそう…!
RTX 5060 Ti・RTX 5070 Tiとどっちがいい?
RTX 5070と迷いやすいのが、RTX 5060 TiとRTX 5070 Tiです。
RTX 5060 Tiとの違い
PC Watchの検証では、RTX 5060 Ti(16GB)はRTX 5070より2〜3割ほど低い性能でした。
単体の実売価格は、16GB版どうしで約3万円の差です。
フルHD中心で遊ぶなら、RTX 5060 Tiでも多くのゲームを高画質で楽しめます。
WQHDで高fpsを狙うなら、RTX 5070を選んだほうが満足度は高いでしょう。
なお、ビデオメモリを多く使うAIのテストでは、16GBの5060 Tiが上回る場面もありました。
RTX 5070 Tiとの違い
RTX 5070 Tiは、RTX 5070より2割以上性能が高い上位モデルです。
ビデオメモリも16GBと多く、4Kや重いレイトレーシングで差がつきやすくなります。
ただし、単体価格は約7万円高く、推奨電源も750Wに上がります。
目的別に選ぶなら、以下のように考えるとわかりやすいです。
| 遊び方 | おすすめのGPU |
|---|---|
| フルHDで高画質に遊びたい | RTX 5060 Ti |
| WQHDで高画質・高fpsを狙いたい | RTX 5070 |
| 4Kで高画質に遊びたい | RTX 5070 Ti |
WQHDまでなら、RTX 5070がいちばんバランスのいい選択肢!
RTX 5070搭載ゲーミングPCの選び方
RTX 5070搭載PCを選ぶときは、以下の3点をチェックしましょう。
CPUはRyzen 7・Core Ultra 7クラスが目安
RTX 5070の性能を引き出すには、CPUにもある程度の性能が必要です。
目安はRyzen 7 7700やCore Ultra 7クラスで、WQHDならGPUの性能を十分に活かせます。
フルHDで240fps以上を狙うなら、ゲームに強いRyzen 7 9800X3DなどのX3Dモデルが向いています。
予算を抑えたいならRyzen 5クラスでもよく、WQHD以上ならGPUの負荷が大きいので差は出にくくなります。
今使っているCPUとRTX 5070の相性は、以下のチェッカーで確かめられます。
CPUとグラボの組み合わせチェッカー
使っているパーツと、遊ぶ解像度を選んでくださいCPUとグラボを選んでください
判定は、ゲームチュの早見表と各メディアの検証結果をもとにした目安です。実測の値ではなく、ゲームや画質の設定で結果は変わります。自分のPCで確かめるなら、ゲーム中のGPU使用率を見る方法がいちばん確実です。
CPUとグラボの組み合わせの目安は、グラボとCPUの組み合わせ早見表でもまとめています。
メモリは32GBあると安心
最近のゲームはメモリ16GBでも動きますが、32GBあると余裕をもって遊べます。
ゲームをしながら配信や録画をするなら、32GBを選んでおきましょう。
今回紹介するデスクトップも、30万円以下のモデルは16GB(1枚)の構成でした。
1枚だとシングルチャネル動作になるので、予算に余裕があれば32GB(2枚)に増やすのがおすすめです。
電源は650W以上を選ぶ
NVIDIAは、RTX 5070に650W以上の電源を推奨しています。
BTOパソコンなら標準構成で満たしていることが多いですが、購入前に電源容量を確認しましょう。
将来グラボを上位モデルに交換するつもりなら、750W以上にしておくと安心です。
RTX 5070搭載ゲーミングPCのおすすめ5選
RTX 5070を搭載したおすすめのゲーミングPCは、以下の5台です。
デスクトップ4台を価格の安い順に並べ、最後にゲーミングノートを1台紹介します。
| 製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GALLERIA XGR5M-R57-WL ![]() | RTX 5070搭載で最安クラスの白いモデル | Ryzen 5 7500F | RTX 5070 12GB | 16GB | 500GB | 251,080円 |
| GALLERIA XPR7M-R57-GD ![]() | WQHDで高画質を狙うバランス型 | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 12GB | 16GB | 500GB | 274,980円 |
| NEXTGEAR JG-A7G70 ![]() | ゲームに強い7800X3Dでfpsを伸ばせる | Ryzen 7 7800X3D | RTX 5070 12GB | 16GB | 500GB | 299,800円 |
| GALLERIA XDR7M-R57-GD ![]() | トップクラスのゲーミングCPUで高fpsを極める | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5070 12GB | 32GB | 1TB | 409,980円 |
| GALLERIA ZL7C-R57-6A ![]() | 300Hz液晶で持ち運べるRTX 5070ノート | Core Ultra 7 255HX | RTX 5070 Laptop 8GB | 32GB | 1TB | 349,980円 |
RTX 5070搭載で最安クラスの白いモデル|GALLERIA XGR5M-R57-WL Ryzen 5 7500F搭載

| 製品名 | GALLERIA XGR5M-R57-WL Ryzen 5 7500F搭載 |
| CPU | Ryzen 5 7500F |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| 価格 | 251,080円 |
- RTX 5070搭載PCの中でも25万円台と手ごろ
- 白いケースとLEDファンで見た目も映える
- WQHDまでなら快適にゲームを遊べる
- メモリが16GB×1枚、SSDが500GBと控えめ
「GALLERIA XGR5M-R57-WL」は、RTX 5070搭載PCの中でも25万円台で買える白いモデルです。
CPUはRyzen 5 7500Fで、WQHDならRTX 5070の性能を十分に活かせます。
ホワイト×ライトグレーのケースにLEDファンが標準で付き、見た目にもこだわれます。
ただし、メモリは16GB×1枚なので、長く使うなら32GBへのカスタマイズがおすすめです。
まずは予算を抑えて、WQHDの高画質ゲーミングを始めたい人向け!
WQHDで高画質を狙うバランス型|GALLERIA XPR7M-R57-GD Ryzen 7 7700搭載

| 製品名 | GALLERIA XPR7M-R57-GD Ryzen 7 7700搭載 |
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| 価格 | 274,980円 |
- Ryzen 7 7700とRTX 5070でWQHDの高画質に強い
- Ryzen 7搭載のRTX 5070機としては手ごろな27万円台
- ゲームだけでなく配信や動画編集もこなせる
- メモリ16GB(1枚)・SSD 500GBは増やしたいところ
「GALLERIA XPR7M-R57-GD」は、Ryzen 7 7700とRTX 5070を組み合わせたバランス型です。
WQHDの高画質でも、GPUの性能をしっかり引き出せる構成です。
1台目との価格差は約2.4万円で、CPUがRyzen 7にグレードアップします。
ゲームをしながらの配信や動画編集にも対応しやすいのがうれしいポイントです。
迷ったら、まずはこの構成を選んでおけば安心!
ゲームに強い7800X3Dでfpsを伸ばせる|NEXTGEAR JG-A7G70 Ryzen 7 7800X3D搭載

| 製品名 | NEXTGEAR JG-A7G70 Ryzen 7 7800X3D搭載 |
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 500GB |
| 価格 | 299,800円 |
- ゲーム性能に強いRyzen 7 7800X3Dを搭載
- フルHD〜WQHDの高fpsプレイに向く
- 3年保証と24時間365日の電話サポート付き
「NEXTGEAR JG-A7G70」は、ゲームに強いRyzen 7 7800X3Dを積んだモデルです。
大容量のキャッシュでCPUの処理が速く、FPSなどで高いフレームレートを出しやすくなります。
7800X3D搭載ながら29万円台で、同じシリーズのRyzen 7 7700版より安く買えます。
同じ価格で白いケースも選べるので、見た目にこだわりたい人にもぴったりです。
メモリは16GB(1枚)なので、配信もするなら32GBに増やしておきましょう。
Ryzen 7 7700版より、7800X3D版のほうが安いのは意外!
トップクラスのゲーミングCPUで高fpsを極める|GALLERIA XDR7M-R57-GD Ryzen 7 9800X3D搭載

| 製品名 | GALLERIA XDR7M-R57-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 12GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| 価格 | 409,980円 |
- ゲーミングCPUでトップクラスのRyzen 7 9800X3Dを搭載
- メモリ32GB・SSD 1TBが標準でカスタマイズ不要
- 240Hz以上のモニターで高fpsを狙える
ゲームに強いRyzen 7 9800X3Dを積んだ上位モデル「GALLERIA XDR7M-R57-GD」。
CPUがボトルネックになりにくく、フルHDでもRTX 5070の性能を出し切れます。
メモリ32GB・SSD1TBが標準なので、買ってすぐ配信や録画にも使えます。
40万円台と高めですが、対戦ゲームを高fpsで遊び込みたい人に向いています。
240Hzモニターで、フレームレートを妥協したくないならコレ!
300Hz液晶で持ち運べるRTX 5070ノート|GALLERIA ZL7C-R57-6A

| 製品名 | GALLERIA ZL7C-R57-6A |
| CPU | Core Ultra 7 255HX |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPU 8GB |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| ディスプレイ | 16インチ/300Hz WQXGA |
| 重量 | 約2.3kg |
| 価格 | 349,980円 |
- 16インチWQXGA・300Hzの高速液晶
- メモリ32GB・SSD 1TBが標準
- 置き場所を選ばず、ゲームも作業もこなせる
- デスクトップ版のRTX 5070より性能は下がる
「GALLERIA ZL7C-R57-6A」は、RTX 5070 Laptop GPUを積んだ16インチのノートです。
ディスプレイはWQXGA・300Hzで、対戦ゲームもなめらかな映像で遊べます。
メモリ32GB・SSD1TBが標準なので、ノートでも容量に困りにくい構成です。
ただし、ノート版のRTX 5070はデスクトップ版より性能が下がる点に注意しましょう。
性能を最優先するならデスクトップ、置き場所や持ち運びを重視するならノートを選ぶのがおすすめです。
同じRTX 5070でも、ノートはデスクトップと別物なのは要注意…!
RTX 5070に関するよくある質問
RTX 5070に関するよくある質問に回答します。
RTX 5070単体の価格は?
RTX 5070の発売時の国内想定価格は、108,800円からでした。
2026年10月2日時点では、価格.comの最安が約14万円まで上がっています。
メモリ高騰の影響で値動きが大きいので、買う前に最新の価格を確認しましょう。
RTX 50 SUPERシリーズを待ったほうがいい?
2026年10月時点で、RTX 50 SUPERシリーズはNVIDIAから正式発表がありません。
延期や中止をめぐる報道も入り混じっていて、発売時期は読めない状況です。
今すぐゲームを快適に遊びたいなら、RTX 5070搭載PCを選ぶのが現実的です。
ノートPCのRTX 5070はデスクトップ版と同じ性能?
ノートPC向けの「RTX 5070 Laptop GPU」は、デスクトップ版とは中身が別物です。
CUDAコア数は4,608(デスクトップ版は6,144)、ビデオメモリは8GB(同12GB)に減っています。
消費電力も50〜100Wに抑えられているので、性能はデスクトップ版より下がります。
ノートを選ぶときは、同じ名前でもデスクトップ版の性能は出ないと考えておきましょう。
RTX 5070搭載ゲーミングPCのまとめ
本記事では、RTX 5070について以下の3点を解説しました。
RTX 5070は、WQHDで高画質・高fpsを狙えるミドルハイGPUです。
4Kで重いゲームを遊ぶなら、DLSSを併用するか、RTX 5070 Tiを選ぶと安心です。
本記事では価格帯ごとにおすすめのモデルを選んだので、予算や遊びたい解像度にあわせて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
こちらの記事では、ほかにもさまざまなおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。





