カプコンの代表作のひとつ「ストリートファイター」シリーズ。
前作から7年のときを経て、eスポーツをより意識しつつ、ライトユーザーでも始めやすい新システムが導入されました。
家庭用ゲーム機からゲーミングPC、さらにアーケード版までさまざまなプラットフォームで展開します。
そこで本記事では、ストリートファイター6をPCで遊びたい人に向け、必要なPCスペックとおすすめのゲーミングPCを紹介します。
スト6から初めて格ゲーを遊ぶ人にも分かりやすく紹介!
目次(気になる項目をクリック)
ストリートファイター6(スト6)の特徴
ストリートファイター6の特徴について紹介します。
初期使用キャラクターは18体
ストリートファイター6で初期から使用できるキャラクターは18体。
スト2から登場しているリュウやケン、春麗などなじみの深いキャラは8体登場。
リリーやジェイミーといったスト6から初めて登場するキャラは6体です。
スト2から登場 | スパ2から登場 | スト5から登場 | スト6から登場 |
---|---|---|---|
リュウ ケン 春麗 ガイル ブランカ ダルシム エドモンド本田 ザンギエフ | キャミィ ディージェイ | ジュリ ルーク | ジェイミー キンバリー マノン マリーザ JP リリー |
新キャラのJPは今作のヴィランであり、前作のベガ同様、サイコパワーを操ります。
またキンバリーは、ストZEROシリーズで人気だったガイの弟子のため武神流を操り、リリーはトマ・ホークと同じ部族という設定など、過去作と関係が深いのも魅力のひとつ。
ほかにも、year1に追加されるキャラについて随時発表されるため、今後が楽しみです。
毎年新しいキャラが追加される!
独自グラフィックスで圧倒的美麗グラフィック
ストリートファイター6は「Unreal Engine 5」を採用し、レイトレーシングやNVIDIA DLSSにも対応。
前作よりも大幅にグラフィックを向上しています。
表情や筋肉、衣服の動きなどがとくに細かく表現されているため、よりリアルで自然なキャラが操作できます。
今作ではバーンアウトという新しい演出が追加されていて、ドライブシステムを使うとキャラの体が発光。
キャラごとに光る色が異なり、ドライブシステムの種類によっても変化します。
ドライブシステム
ストリートファイター6では、ドライブシステムという新しいバトルシステムを採用しています。
プレイヤーはドライブゲージを消費し、5種類のバトルシステムの利用が可能。
名前 | 操作 | 消費ゲージ | 効果 |
---|---|---|---|
ドライブインパクト | 強P+強K | 1本 | 強力な攻撃で相手を吹き飛ばし、画面端では空中コンボやスタンが狙える。カウンターで当てると崩れ状態にできる。 |
オーバードライブ | 必殺技を出すときにボタンを2つ以上同時押し | 2本 | 必殺技を強化、ダメージや性能が上がる。 |
ドライブパリィ | 中P+中K | ボタンを押しているあいだ継続して消費 | 上段中段下段攻撃を全てガードする行動。ボタンを押し続ければドライブゲージが尽きるまでパリィ状態を継続可能。 |
ドライブラッシュ | 特定の動作中に→→ | 1本または3本 | 急速にダッシュして相手に接近。ダッシュ中は相手の攻撃を受け止めることができる。 |
ドライブリバーサル | ガード硬直中に前+大P+大K | 2本 | 相手の攻撃を受けた直後に反撃する行動。無敵時間があるため、相手の連続技や攻めから脱出するのに有効。 |
ドライブゲージは時間経過で回復し、またはドライブパリィで相手の攻撃をガードしたときに回復します。
ドライブシステムはスト6で要のシステムとなっているため、今のうちに使いどころを覚えておきましょう。
ドライブシステムを使いこなしてライバルに勝ちましょう!
多彩な操作モード
ストリートファイター6では「クラシックタイプ」と「モダンタイプ」の2種類の操作モードがあります。
クラシックタイプは従来のストリートファイターシリーズと同様に、6つの攻撃ボタンと方向キーで必殺技やコンボを入力する操作方法。
モダンタイプは初めてプレイする方や格ゲーが苦手な人に向けた新しい操作方法で、必殺技ボタンと方向キーの組み合わせで必殺技を簡単に出せます。
例えば必殺技ボタンを押しながら右に入れるだけで技が発動。
また、アシストボタンも追加され、攻撃ボタンと組み合わせて華麗なコンボも可能になります。
今作から格ゲーを初めて遊ぶ人でも技が簡単に出ます!
スト6に必要なPCスペック
ストリートファイター6に必要なスペックを紹介します。
最低限必要なスペック
ストリートファイター6に最低限必要なスペックは下記のとおり。
OS | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-7500 / AMD Ryzen 3 1200 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB |
メモリ | 8GB RAM |
ストレージ | 60GB以上 |
Intelベースで第7世代Core i5、GPUにGTX1060 6Gというスペックが必要なことから、ストリートファイター6を動かすためには高いスペックが求められることがわかります。
最新のゲーミングPCであれば問題はありません。
GTX1650搭載のPCだと、設定を下げないとフレームレートが安定しなさそうですね…
推奨スペック
ストリートファイター6の推奨スペックです。
OS | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i7-8700 / AMD Ryzen 5 3600 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070 8GB |
メモリ | 16GB RAM |
ストレージ | 60GB以上 |
CPUは最低限必要なスペックと大きな差はありませんが、GPUはRTX 2070と高い性能が求められます。
最新のゲーミングPCであれば、RTX 4060以上を搭載したモデルが必要です。
安定した動作で遊びたい人は最新のゲーミングPCを準備しましょう!
スト6におすすめのゲーミングPC
スト6におすすめのゲーミングPCを紹介します。
PC | 性能 | 特徴 | 金額 |
---|---|---|---|
Magnate-G MV-TiB | Core i5 14400F RTX 4060 Ti RAM 16GB | 推奨スペックをクリア 60fpsで遊べる | 187,980円 |
G-Tune DG-I7G7S | Core i7 14700F RTX 4070 SUPER RAM 32GB | ミドルハイのスペックで高負荷時にも強い 高画質でも60fpsで安定 | 299,800円 |
G-Tune FG-A9G8S | Ryzen 9 9900X RTX 4080 SUPER RAM 32GB | 509,800円 | |
NEXTGEAR JG-A7G7S | Ryzen 7 7700 RTX 4070 SUPER RAM 16GB | 259,800円 | |
G-Tune E5-I9G70BK-A | Core i9 14900HX RTX 4070 Laptop RAM 32GB | 240Hz対応液晶 好きな場所でスト6を楽しめる | 349,800円 |
予算を抑えつつも60fps以上出せる|Magnate-G MV-TiB
CPU | Intel Core i5 14400F |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB DDR5 4800 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
金額 | 187,980円 |
- フルHDで60fpsで安定
- 録画・配信もできる性能がある
- 他のゲームも幅広く遊べる
第14世代Core i5とRTX 4060 Tiを搭載した、ガレリアの人気モデル「Magnate-G MV-TiB」。
ストリートファイター6の推奨スペックをクリアし、フレームレートはデモ版で60fpsで安定しました。
フルHDなら高画質でもプレイでき、他の人気タイトルも広く遊べます。
ケースは小型タイプのため、置く場所も選びません。
初めてゲーミングPCでゲームをプレイする人におすすめです。
なにを買おうか迷ったらコレ!
高画質でも安定して遊べる|G-Tune DG-I7G7S
CPU | Intel Core i7 14700F |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4070 SUPER 12GB |
メモリ | 32GB DDR5 5600 16GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD1TB |
金額 | 299,800円 |
- フルHD高画質で120fpsを狙えるスペック
- 約30万円で高いグラフィック性能が買える
- FPSゲームでも高い性能を発揮
第14世代Core i7とRTX 4070 SUPERを搭載した「G-Tune DG-I7G7S」。
マウスのミニタワーPCで、大型の空冷クーラーがRTX 4070 SUPERの性能を引き出します。
高い性能をほこり、ストリートファイター6では高画質でも60fpsを出せます。
4Kで動画編集などもできるため、作業用としても活躍。
コスパ良く性能の高いPCが欲しいにおすすめです。
ミドルハイクラスのGPUでゲーム配信も高画質で可能!
次世代のゲームも見越せるハイスペック|G-Tune FG-A9G8S
CPU | Ryzen 9 9900X |
GPU | Nvidia GeForce RTX4080 SUPER 16GB |
メモリ | 32GB DDR5 4800 16GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 2TB |
金額 | 509,800円 |
- 高性能GPU搭載のため画質にこだわったプレイができる
- スト6のような次世代ゲームも心配なく遊べる
- 4K動画編集など高負荷にも対応できる
マウスのハイスペックゲーミングPC「G-Tune FG-A9G8S」。
ハイエンドCPUのRyzen 9とRTX 4080 SUPERを搭載し、ゲームにおいて最高の性能を持っています。
高いグラフィック性能から、画質を高設定にしてもフレームレートが安定。
50万円超えの高額PCですが、スト6のような次世代ゲームもGPUを交換することなく遊べるので、長期的に考えるとお得です。
次世代まで使える高性能PCが欲しい人におすすめ。
高画質の動画編集など高負荷の作業もサクサク!
ゲーム配信しながらフレームレートを安定|NEXTGEAR JG-A7G7S
CPU | AMD Ryzen 7 7700 |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4070 SUPER 12GB |
メモリ | 16GB DDR5 4800 8GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
金額 | 259,800円 |
- RTX 4070 SUPERを搭載した高性能ゲーミングPC
- 4Kのゲームや動画編集もできる
- 25万円台でハイエンドに近い性能が買える
ストリートファイター6が遊べるAMD CPUのゲーミングPCが欲しい人はmouseがおすすめ。
「NEXTGEAR JG-A7G7S」は、Ryzen7 7700とRTX 4070 SUPERを搭載するハイスペックPCです。
画質を上げても安定したフレームレートで遊べます。
予算を抑えながらスペックを求めたい人におすすめです。
ノートでスト6を遊びたい|G-Tune E5-I9G70BK-A
CPU | Intel Core i9 14900HX |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4070 Laptop 8GB |
メモリ | 32GB DDR5 5600 16GB×2 |
ストレージ | NVMe SSD 1TB |
ディスプレイ | 15.3型 240Hz対応 / WQXGA液晶パネル |
金額 | 349,800円 |
- RTX40シリーズ搭載のゲーミングノートPC
- 240Hz対応モニターで映像が滑らか
- 32GBメモリ搭載なのでマルチタスクに強い
mouseのゲーミングノート「G-Tune E5-I9G70BK-A」。
GPUはRTX 4070 Laptopを搭載し、デスクトップ版でいうとRTX 3060よりも高い性能があります。
DLSS 3を活用することでRTX 3070に近い性能を引き出せます。
これにより、ストリートファイター6でも100fps近いフレームレートが可能。
240Hz対応モニターのため、ゲーミングモニターを別途買う必要はありません。
好きな場所でゲームをしたい人におすすめです。
モニターとキーボードの購入がいらないのでコスパも良いですね!
PC版スト6によくある質問
スト6によくある質問に答えます。
対応プラットフォームは?
ストリートファイター6に対応しているプラットフォームは3つ。
プレイステーション4・5のみ、ディスク販売とデジタル版を扱っていますが、他はデジタル版のみとなります。
またイーカプコンではプレイステーションのみ「Mad Gear Box」というオリジナルグッズが同梱されている限定版を発売。
XBOXとPC版の特典はいずれも「コスチュームカラー:Outfit1 カラー3-10」となります。
クロスプレイは対応してる?
ストリートファイター6はクロスプレイに対応しています。
そのため、それぞれのプラットフォーム間でも対戦できます。
世界中の人と対戦ができますね!
家庭用ゲーム機とゲーミングPCはどっちがおすすめ?
プレイステーション5およびXBOXの最大フレームレートは120fps。
それに対し、ゲーミングPCの最大フレームレートはGPU性能でより高くなるため、滑らかなゲームプレイを目的とするならゲーミングPCの方がおすすめです。
ただし、予約特典目的でプレイステーション版のみ「Mad Gear Box」があるため、好みで選びましょう。
スト6におすすめのデバイスは?
格闘ゲームというジャンル上、アクション性が高いため、ゲームパッドを使用するほうが操作性が楽になります。
また、プロも愛用しているアーケードスティックを使用したほうが、コンボが決まりやすいこともあります。
自分と相性が良いほうを選ぶと良いでしょう。
PC版においてもっとも重要視したいのがゲーミングモニター。
高いフレームレートを出せるPCスペックがあっても、60Hzだと60fpsまでしか性能が出ません。
滑らかにプレイするためにも、144Hz以上対応のゲーミングモニターを選びましょう。
ゲーミングモニターは「ゲーミングモニターのおすすめをHz・デバイス・解像度別に紹介!」でくわしく紹介しているので参考にしてください。
デバイスも強化してバトルに勝利しましょう!
スト6におすすめのゲーミングPCまとめ
本記事では、ストリートファイター6に必要なPCスペックとおすすめのゲーミングPCを紹介しました。
RTX 4060以上を搭載しているPCなら、推奨スペックをクリアしているため、動作に問題なく遊べます。
RTX 4080やRTX 4070を搭載したハイスペックPCで次世代のゲームを楽しみますが、まだ高額なので、予算と相談しましょう。
なお、こちらの記事ではおすすめのゲーミングPCを総合的に紹介していますので、あわせて参考ください。