素顔を公開せず、2D・3Dアバターを用いて動画投稿や配信を行う「VTuber(Virtual YouTuber)」。
近年では、多くのVTuberが声・トークスキルなどを武器に活躍し、全世界にその存在が認知されつつあります。
これからVTuberとして活動を始めたいけど、具体的に必要なPCスペックがわからない人も多いのではないでしょうか?
いま持ってるPCで配信とかできるか不安…!
そこで本記事では、VTuber活動に必要なスペックとおすすめのゲーミングPCを徹底解説します。
目次(気になる項目をクリック)
大手企業VTuberの実際のPCスペックは?
大手企業に所属しているVTuberのPCスペックを紹介します。
ホロライブ所属VTuber
ホロライブ所属VTuberが使用しているPCスペックは以下のとおりです。
| VTuber | CPU | GPU | メモリ |
|---|---|---|---|
| 星街すいせい | Ryzen 7 5800X | RTX 3070 | – |
| 夏色まつり | Core i9-12900K | RTX 3090 Ti | 64GB |
| 大空スバル | Core i9-11900KF | RTX 3080 Ti | – |
| 湊あくあ | Ryzen 9 5950X | RTX 4090 | 64GB |
| 紫咲シオン | Ryzen 9 5950X | RTX 4090 | – |
| 兎田ぺこら | Ryzen 9 5950X | RTX 3080 | 64GB |
| 宝鐘マリン | Core i9-13900K | RTX 4090 | – |
| 不知火フレア | Core i9-14900KF | RTX 4090 | 64GB |
| 獅白ぼたん | Core i9-10900K | RTX 3090 | 64GB |
| ラプラス・ダークネス | Core i7-14700K | RTX 4080 SUPER | 32GB |
VTuberは、自身のアバターをリアルタイムで動かしながら配信を行うので、全体的に高性能なPCを使用しています。
CPUは、16コア32スレッドの高い性能をもつRyzen 9 5950Xや、上位クラスのCore i9を採用している人も。
GPUは最低でもRTX 3070を搭載し、最上位グレードであるRTX 4090を搭載している人も見受けられます。
またメモリは、判明している人だと64GBの大容量を積んでいる人がほとんどです。
にじさんじ所属VTuber
にじさんじ所属VTuberが使用しているPCスペックは以下のとおり。
| VTuber | CPU | GPU | メモリ |
|---|---|---|---|
| 葛葉 | Core i9-13900K | RTX 2080Ti | 64GB |
| 叶 | Ryzen 9 5950X | RTX 3090 | – |
| 本間ひまわり | Core i9-12900K | RTX 3080 | 64GB |
| 魔界ノりりむ | Ryzen 7 3700X | RTX 2080 SUPER | 32GB |
| アンジュ・カトリーナ | Core i9-9900K | RTX 2080 Ti | 32GB |
| エクス・アルビオ | Ryzen 9 5950X | RTX 3090 | 32GB |
| 葉加瀬冬雪 | Core i7-10700k | RTX 3070 | 16GB |
| 夜見れな | Ryzen 9 3950X | RTX 2080 Ti | – |
| イブラヒム | Core i9-10940X | RTX 3090 | 32GB |
| ローレン・イロアス | – | RTX 4090 | 128GB |
全体的に、RTX 2000~3000シリーズの上位GPUを採用している人が多い印象です。
CPUは最低でもCore i7・Ryzen 7で、ゲーム配信を頻繁に行う葛葉さんや叶さんは、Core i9やRyzen 9などのハイエンドCPUを搭載しています。
ぶいすぽっ!所属VTuber
ぶいすぽっ!所属VTuberが使用しているPCスペックは以下のとおりです。
| VTuber | CPU | GPU | メモリ |
|---|---|---|---|
| 花芽すみれ | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 花芽なずな | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 小雀とと | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 一ノ瀬うるは | Ryzen 9 5900X | RTX 3080 | – |
| 如月れん | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 胡桃のあ | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 橘ひなの | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 英リサ | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 神成きゅぴ | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
| 紫宮るな | Core i9-12900K | RTX 3070 | – |
ぶいすぽっ!メンバーの多くはドスパラからの提供PCを使用しているため、スペックがかなり似通っています。
一ノ瀬うるはさんを除き、CPUはCore i9の12世代、GPUは前世代シリーズのミドルレンジモデルであるRTX 3070を採用。
RTX 3070はRTX 5060 Tiと同等クラスの性能をもち、ひととおりのゲームを快適にプレイしつつ配信できます。
VTuber活動に必要なスペック
VTuber活動に必要なスペックを解説します。
CPUはCore i7・Ryzen 7以上
配信は高い処理性能が求められるため、PCの脳部分ともいえるCPUは妥協できないパーツです。
Intel製ならCore i7以上、AMD製ならRyzen 7以上を目安に選ぶのがおすすめ。
最重量ゲームを配信する場合は、Core i9(13~14世代)・Ryzen 9だと快適です。
ゲームだけならGPU性能を優先するべきだけど、配信をするならCPUも慎重に選ぼう!
GPUはRTX 5060以上
ゲーム配信をする場合はとくに、映像出力に関わるGPU性能も重要です。
GPU性能が不足しているとグラフィックが荒くなり、視聴者にとっても配信を存分に楽しめません。
最低でもRTX 5060を搭載したモデルであれば、たいていのゲームの推奨スペックを満たし、プレイ中にカクつくことも少ないです。
ただし、最重量ゲームや4K環境となると、RTX 5060ではスペック不足の可能性あり…!
メモリは32GB以上が理想
ゲーム用途だけなら16GBでも足りますが、VTuberとして配信するなら32GB以上が理想です。
配信ソフトやコメント閲覧用のブラウザ、コラボ配信ならDiscordなど、複数のアプリを立ち上げる必要があるからです。
大手企業所属VTuberも、32GB以上のメモリを搭載している人が圧倒的に多い!
メモリ不足だとPC全体の動作が重くなってストレスなので、余裕をもたせておきましょう。
ストレージ(SSD)は最低でも1TB
ゲーム配信をメインで行う予定の人は、ストレージ容量も見過ごせません。
負荷の重いゲームだと100GBほどの容量を圧迫するタイトルもあり、500GBだとあとあと足りない可能性があります。
予算重視なら1TB、重量級ゲームをいくつか配信・実況したいなら2TB以上がおすすめです。
また、アバター・サムネイル画像などの保存先はHDDでも良いですが、ゲームの保存先には読み込み速度が速いSSDを選びましょう。
近年のゲーミングPCは標準だとHDD未搭載の場合が多いから、SSDだけでもとくに問題なし!
VTuber活動におすすめのゲーミングPC5選
VTuber活動におすすめのゲーミングPCを5つ紹介します。
| 製品名 | 特徴 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| NEXTGEAR JG-A7G6T ![]() | フルHDで配信できる初心者向けモデル | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 Ti | 16GB | 1TB | 184,800円 |
| GALLERIA XDC7A-R57-GD ![]() | 配信しながらでも高画質&高fpsを維持 | Core Ultra 7 265KF | RTX 5070 | 32GB | 1TB | 359,980円 |
| G TUNE FZ-I7G7T ![]() | トップVtuber並みの環境したい人におすすめ | Core Ultra 7 265K | RTX 5070 Ti | 32GB | 2TB | 409,900円 |
| G-GEAR GE9A-M257/BH ![]() | 重いゲームを4Kで遊びつつ配信可能 | Ryzen 9 9950X | RTX 5080 | 32GB | 1TB | 436,950円 |
| G TUNE H6-A9G70BK-C ![]() | 場所問わず配信できるノートタイプ | Ryzen 9 8945HX | RTX 5070 Laptop | 32GB | 1TB | 269,800円 |
フルHDで配信できる初心者向けモデル|NEXTGEAR JG-A7G6T

| 製品名 | NEXTGEAR JG-A7G6T |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| GPU | RTX 5060 Ti 16GB |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | SSD 1TB NVMe |
| 価格 | 184,800円 |
- CPUとGPUのバランスがとれたミドルモデル
- FPSゲームをフルHD&144fps前後で配信できる
- 水冷CPUクーラー搭載で配信中でも発熱の心配なし
- 4K環境のゲーム配信は厳しい
「NEXTGEAR JG-A7G6T」は、ミドルクラスのCPU・GPUを搭載したゲーミングPCです。
雑談配信はもちろん、Apex LegendsやVALORANTなどのFPSゲームもフルHD&144fps~で配信できます。
ただし、最重量ゲームを配信する際はカクついたり、処理落ちする可能性が高いです。
あくまで「できるだけ低予算でVTuberとして活動したい!」という人向けのモデルだといえます。
コスパを重視したい人におすすめ!
配信しながらでも高画質&高fpsを維持|GALLERIA XDC7A-R57-GD

| 製品名 | GALLERIA XDC7A-R57-GD |
| CPU | Core Ultra 7 265KF |
| GPU | RTX 5070 |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB NVMe |
| 価格 | 359,980円 |
- ゲームからクリエイティブ用途まで快適な万能スペック
- ひととおりのゲームで240fps前後を出せる
- 最新世代CPU&メモリ32GB搭載で動画編集もサクサク
「GALLERIA XDC7A-R57-GD」は、Core Ultra 7を搭載したゲーミングPCです。
GPUにはRTX 5070を搭載し、たいていのゲームで高画質環境でも240fps前後を叩き出します。
メモリが32GBでクリエイティブ作業もこなしやすく、自分で動画を編集して投稿したい人にも最適。
また、前面側にUSB 3.2(Gen1 Type-A)ポートが4つ付いているので、キャプチャーボードやオーディオ系の機器も接続しやすいです。
どんな用途も快適にこなせるモデルならコレ!
トップVTuber並みの環境で配信するなら|G TUNE FZ-I7G7T

| 製品名 | G TUNE FZ-I7G7T |
| CPU | Core Ultra 7 265K |
| GPU | RTX 5070 Ti |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 2TB NVMe |
| 価格 | 409,900円 |
- CPUにCore i7の上位グレードモデルを搭載
- 最新ゲームもWQHDや高画質で配信可能
- メモリ・ストレージ容量も十分
企業所属VTuberが使用するPCと遜色ない高性能モデル「G TUNE FZ-I7G7T」。
CPUにミドルハイクラスのRTX 5070を搭載し、最新ゲームもWQHD環境や高フレームレートで配信できます。
メモリが32GBでSSDは2TBと、全体的に構成が充実しているのもうれしいポイント。
「幅広いゲームをスペック不足の心配なく配信したい」という人におすすめのゲーミングPCです。
重いゲームを4Kで遊びつつ配信可能|G-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-M257/BH

| 製品名 | G-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-M257/BH |
| CPU | Ryzen 9 9950X |
| GPU | RTX 5080 |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB NVMe |
| 価格 | 436,950円 |
- 最上位に近いRyzen 9 9950X搭載
- ハイエンドGPUのRTX 5080搭載
- 最重量タイトルも4Kでプレイ&配信可能
- 価格が高い
最上位GPUに近いRTX 5080を搭載したモデル「G-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-M257/BH」。
ハイエンド性能をほこり、モンハンワイルズなどの高負荷なゲームも4Kでプレイしつつ配信できます。
VRゲームも配信可能!
約43.7万円と値は張りますが、将来的にスペック不足で悩まされたくない人にはおすすめです。
場所問わず配信できるノートタイプ|G TUNE H6-A9G70BK-C

| 製品名 | G TUNE H6-A9G70BK-C |
| CPU | Ryzen 9 8945HX |
| GPU | RTX 5070 Laptop |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB NVMe |
| バッテリー | 未記載 |
| 質量 | 約2.30kg |
| ディスプレイ | 16インチ/300Hz 2560×1600 (WQXGA) |
| 価格 | 269,800円 |
- 幅広いゲームを美しい映像で遊べる
- ゲーマーにうれしい300Hz&WQXGA仕様ディスプレイ
- 32GBの大容量メモリ搭載
- 質量が2kg越え
「G TUNE H6-A9G70BK-C」は、出先でゲームや配信をしたい人におすすめのゲーミングノートPCです。
モバイル向けCPUのなかでトップクラスに位置するRyzen 9 8945HXを搭載し、動画編集などの作業もこの1台でこなせます。
RTX 5070 Laptopは、デスクトップ版のRTX 4070に近い性能で、さまざまなゲームを高画質・高fpsでプレイ可能。
300Hz&WQXGA仕様の高機能ディスプレイにより、ゲーム配信もスムーズ!
デスクトップ並みの性能をほこるハイエンドノートを求める人に最適なモデルです。
VTuberのPCスペックに関するよくある質問
VTuberのPCスペックに関するよくある質問に回答します。
VTuber活動に必要なPCの値段は?
雑談やゲームなど幅広い配信を行うなら、最低でも15万円以上のゲーミングPCが必要になります。
また、負荷の重いゲームを配信したり、自分で動画編集をして投稿する場合は、30万円以上のハイエンドPCが必要です。
VTuberはLive 2D・3Dでアバターを動かす必要があるから、普通の配信よりも費用がかかる…!
配信はPC2台体制で行うべき?
PC2台体制だと負荷が分散されるため、ゲーム配信をする場合でも画質・fpsが安定しやすく、高品質な映像を届けられます。
配信ソフトを動かす用とゲームプレイ用のPCを分けることで、それぞれのスペックを完全に活かすことが可能です。
企業に所属しているVTuberは2PC配信の人もけっこう多い!
ただし、PC2台分の費用がかかるのとスペースをとるのがネック。
そのため「VTuber活動を本気でやりたい」という人でないかぎり、PCは1台でも十分だといえます。
VTuberになるために最低限必要な機材は?
VTuberになるために最低限必要な機材は以下のとおりです。
- PC
- Webカメラ
- マイク
スマホでもVTuberとして配信はできますが、性能的にやはり限界があるので、ゲーミングPCを用意するのがおすすめ。
Webカメラは、現実の自分の表情・動きをアバターに反映させるために必須です。
マイクはヘッドセットに付いているものもありますが、クリアな音質で自分の声を届けたいなら別々のものを選びましょう。
個人勢VTuberとして活動していくなら、上記3つの機材があればOK!
VTuber向けのPCスペックまとめ
本記事ではVTuber向けのPCスペックに注目し、以下4点を解説しました。
VTuber活動は、通常のゲーム用途よりも高いスペックが求められるため、最低でも15万円程度の予算が必要です。
CPUはCore i7・Ryzen 7以上、GPUはRTX 5060 Ti以上を目安に選ぶと、ゲーム配信も快適。
「どんなゲームをどれくらいの解像度・フレームレートで配信したいのか」に着目し、自分に最適なモデルを見つけてみてください。
なお当サイトでは、ほかにもおすすめのゲーミングPCを紹介しているので、あわせて参考ください。


