どうも、ゲーミングデバイスブロガーのぱぶまるです。
ゲームしながら、攻略サイトや動画視聴・Twitterをする、いわゆる「ながらプレイ」が意外と多くないですか?
なのでスマホを近くに置いたり、デスクトップPCだとデュアルモニターにしたり、デバイスがなにかと増えがち。
そこでおすすめなのが、ヒューレット・パッカード(HP)の省スペース&ハイスペックノートPC「OMEN X 2S 15」です。
OMEN X 2S 15は、Core i9-9880HとGeForce RTX 2080(Max-Q)を搭載し、キーボード上部にタッチ操作対応デュアルディスプレイを備えるゲーミングノートPCです。
性能も折り紙付きで、FF15や黒い砂漠のような重めのMMOから、高グラフィックのアクションやRPG、フォートナイトやPUBG、rainbowsix siegeといったシューティングプレイにも快適な動作が約束されています。
そんなわけで「【HP OMEN X 2S 15レビュー】デュアルディスプレイ搭載!1台でゲーム環境が完璧に整う最強ゲーミングノートPC」について書いていきます。
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HP OMEN X 2S 15のスペック
OMEN X 2S 15は、15.6型のゲーミングノートPCです。
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製品名 | HP「OMEN X 2S 15」 |
CPU | Core i9-9880H(2.30GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX2080(Max-Q) |
液晶 | 15.6インチ(非光沢)、リフレッシュレート144Hz |
解像度 | フルHD(1920 x 1080)、IPS液晶 |
メモリ | 32GB(16GB x 2) |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
端子 | HDMI 2.0 x 1/USB Type-C 3.1 Gen2 x 1(Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能対応、Power Delivery 3.0)/USB3.1 Gen1 x 3(電源オフUSBチャージ機能対応) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
バッテリー | 4時間 |
質量 | 2.37kg |
外観
本体カラーは非光沢なガンメタリックでフラットなデザインです。
サイズ・重量
OMEN X 2S 15のサイズは、約361 x 262 x 20(最薄部)-26.5(最厚部)mmです。
液晶ディスプレイ
OMEN X 2S 15はIPS液晶かつ1920 x 1080ドットのフルHD液晶で、きれいで発色が豊かなのにくわえ、144Hzの高リフレッシュレートなのがさすがです。
リフレッシュレートの高い液晶は一般的に視野角が狭めですが、このモデルはかなり広く、横からでもクリアに見ることができます。
音質
音質は平均レベルといったところです。
キーボード
キーボードは、デュアルディスプレイゆえの独特な配置。
右手にトラックパッドがあり、左右クリックボタンがついています。
〇 キーボードの配色(LED)はコントロールセンターで自由に設定可能
〇 付属のパームレストを使えばタイプしやすい
〇 キーの大きさは通常のゲーミングキーボードと近い
▲ キーの押し感は静かだが、浅いので好みによる
▲ トラックパッドの位置が特殊
タッチパッドは縦横ともに広く、クリック感はとても静かです。
よく使うキーは色を分け、使わないキーのLEDはオフにすると、視認性が上がって使いやすくなります。
付属のパームレストはゴム製で、重量が多少あるためズレにくいです。
こんな感じでPCの形状に合っているので、隙間なく設置できます。
また、キーを26個同時に押しても認識され、誤認識するのを防ぐ機能が搭載されているのは、シューティングゲーマーにもうれしいポイントです。
エアフロー
HPの製品は空冷機能がかなり優秀で、デュアルディスプレイ搭載の最強スペックにも関わらず、このエアフローのおかげで発熱も控えめ。
発熱も抑えられ、ファンの音も一般的なゲーミングノートPCより静かになっています。
インターフェース
OMEN X 2S 15のインターフェースはかなり充実しており、最大40Gbpsの転送速度に対応するThunderbolt 3対応USB-Cを標準搭載しています。
また、全ポートが電源オフUSBチャージ機能に対応しているのはかなり便利です。
右側面にはUSB-C(Thunderbolt 3)とUSB-A(いずれもUSB 3.1 Gen1・電源オフUSBチャージ機能対応)、空冷用の排気孔があります。
左側面には電源端子とHDMI、USB-A x 2(いずれもUSB 3.1 Gen1・電源オフUSBチャージ機能対応)、LANポートとマイクロフォン&ヘッドフォンジャックが付いています。
コントロールセンターの機能
OMEN X 2S 15のコントロールセンターは直感的かつ多機能なので、ひとつずつ紹介していきます。
システムモニター
タスクマネージャーと通信環境の確認ができます。
オーバークロック
PCの性能を最大限に発揮するモードです。
パフォーマンス設定
ゲームや編集作業などをする際や、動画を観るなどのカジュアルな用途で切り替えるのがよろしいかと。
LEDコントロール
キーボードのライティング(光り方)を設定できます。
OFFにしたり、色やキーの細かいカスタムも可能です。
デュアルディスプレイの使い方
基本的なイメージはサブモニターのような使い方です。
discordなどのチャット画面やTwitter、攻略サイトやYouTubeといった「ながら作業」ができます。
タッチパッド上部にある4つの専用ボタンで、デュアルディスプレイの各操作ができます。
まず左上のOMENマークで、ディスプレイにコントロールセンターを表示します。
下段のボタンは左から「テンキー表示・ディスプレイオフ・ディスプレイ輝度・ディスプレイへの表示」があてがわれています。
その中でもキモとなる2つの操作を紹介します。
1. デュアルディスプレイにコントロールセンターを表示
コントロールセンターの左側メニューバーにある、下から三番目のアイコンをタッチもしくはクリックで表示します。
2. メインディスプレイからのデュアルディスプレイへの切り抜き
メインディスプレイで切り抜き箇所を選択します(ドラック&ドロップの要領で)。
すると、デュアルディスプレイ側でこのように表示されます。
HP OMEN 2S 15でPUBGをプレイ
OMEN X 2S 15で重いゲームの代表格「PUBG」をプレイしながら、どの程度の設定なら快適にプレイできそうか検証してみました。
このタイトルが動けば、大抵のタイトルはプレイ可能と考えて良いです。
GPUの設定ソフト「GeForce Experience」にて、FPS値を画面左上(緑上の数値)にオーバーレイ表示させて実測してみました。
グラフィック設定:ウルトラ・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は100~120といった感じです。
グラフィック設定:中・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は130~150なのでプレイは余裕(120くらい出ていると、それ以上は人が認知できるかどうか、微妙な数値になってきます)。
グラフィック設定:非常に低い・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は常時150以上出ており、人が多いエリアでも快適に動きます。
グラフィック調整の優先度
シャドウやアンチエイリアスといった設定は、GPU機能の負荷が高いので、下げるとFPS値を上げやすいです。
テクスチャ系の設定は常時GPUメモリを食うので、読み込み量を下げておくと安定しますが、敵の見やすさと天秤になります。
好みは分かれますが、1280 x 720や1050 x 980といった解像度を調整してもFPS値はあげられます。
引き延ばしともいわれる設定です。
デスクトップPCに比べて画面が小さいので、敵が見やすくなります。
キーボードの操作性
ゲームはそのままでも問題なくできますが、パームレストが付いており、トラックパッドが手の置き位置を邪魔しないので、意外と使いやすいです。
HP OMEN X 2S 15で快適にできるタイトルは?
いずれのゲームも正直余裕でこなせます。
ただし、高グラフィックのシューティングゲームを最高設定でプレイしたい方は、素直に相当スペックのデスクトップにするのがベターです。
OMEN X 2S 15はノートPCでも最高スペックであり、これ以上だとデスクトップでも相当良いものを購入する必要が出てきます。
HP OMEN X 2S 15レビューまとめ
本記事は「【【HP OMEN X 2S 15】セカンドディスプレイ搭載!1台でゲーム環境を完璧に整えられる最強ゲーミングノートPC」について書きました。
OMEN X 2S 15は、Core i9-9880HにGeForce RTX 2080(Max-Q)、144Hzの高リフレッシュレートというゲーマー納得のスペックで、デュアルディスプレイによる革新性まで兼ね備えたゲーミングノートPCです。
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