どうも、ゲーミングデバイスブロガーのぱぶまるです。
ゲーミングPCの大きな特徴がGPU搭載という部分ですが、世の中の多くのモデルがNvidiaのRTXまたはAMDのRadeonシリーズを搭載しています。
そこに、CPUで有名なIntelから「Arkシリーズ」というGPUがあらたに出てきました。
公表されているスコアは悪くなく、なによりCPUとGPUが同社製品で組めるという相性の良さが期待できます。
このたび紹介する「GALLERIA UL7C-AA2」は、Intel版GPUのインテル Arc A730Mを搭載するゲーミングノートPCで、ゲーム以外にもメインで使うPCとして幅広く活躍します。
そこで本記事は「GALLERIA UL7C-AA2をレビュー!Intel版GPU搭載のマルチに使えるゲーミングノートPC」について書いていきます。
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GALLERIA UL7C-AA2のスペック
「GALLERIA UL7C-AA2」は15.6型のゲーミングノートPCです。
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製品名 | 「GALLERIA UL7C-AA2」 |
---|---|
CPU | インテル Core i7-12700H |
GPU | インテル Arc A730M |
液晶 | 15.6インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | フルHD液晶(1920×1080ドット表示) |
メモリ | 16GB(8GB x 2) |
ストレージ | 1TB Gen4 NVMe SSD |
端子 | USB3.2 Gen1 Type-A x 3、Thunderbolt4 Type-C x 1(USB4対応/DP1.4対応 / PD非対応)、マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x 1 (3.5mm / CTIA)、HDMI2.1 x 1、2.5Gb Ethernet対応LANポート x 1 |
バッテリー | 約6.1時間 |
質量 | 2.0kg |
外観
本体カラーはおなじみのガンメタリックで派手すぎず、外でも使いやすいです。
デザインの特徴として、天板のエッジにダイヤモンドカット加工にブルーのアルマイト処理が施されています。
薄型デザインかつ約2.0kgなので、ゲーミングノートながら携帯性にすぐれています。
液晶ディスプレイ
ディスプレイは狭額ベゼルかつ144Hzのリフレッシュレートで、使いやすい液晶に仕上がっています。
音質
低音が軽めで臨場感を求める方は物足りないかもしれません。
キーボード
日本語配列で広めのトラックパッドを搭載しているので、ゲームだけでなくオフィス用途でも使いやすくできています。
配色設定はコントロールセンターから変更可能なものの、キーごとの配色設定は不可。
キータッチの反発は若干弱めの押し感で、長めのスペースキーなのでゲーム用途でも使いやすいです。
使いやすいテンキー搭載の日本語配列
クリック感は比較的反発強め
トラックパッドが広めで使いやすい
インターフェース
右側面にはUSB-A(USB 3.2 Gen1)が1つとHDMI、Thunderbolt4 Type-C、電源ポートがあります。
左側面にはUSB-A(USB 3.2 Gen1)が2つ、マイクヘッドフォン端子、有線LAMポートが付いています。
GALLERIA UL7C-AA2のゲームベンチマーク
GALLERIA UL7C-AA2は、CPUにインテル Core i7-12700H 、GPUにインテル Arc A730Mを搭載しています。
Arc A730M搭載モデルは初めてレビューしましたが、正直まだこれからに期待という形で、ゲームによる相性やスコア差がかなりあります。
重い3Dゲームの代表格「ファイナルファンタジー15」の高品質では「やや重い」の評価。
GPUスペック的にはもっとスコアが良くてもよいのですが、ベンチでは動作がカクつきが多く、ちょっと厳しい印象です。
GeForce RTX 3060前後の性能はおおむねあるはずですが、本記事のテストでは性能差がありました。
GALLERIA UL7C-AA2でAPEXをプレイ
人気ゲームの代表格「APEX Legends」をプレイし、どの程度の設定なら快適にプレイできそうか検証しました。
グラフィック設定:ウルトラ・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は65と厳しい数値。
グラフィック設定:非常に低い・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は120前後です。
グラフィック設定は低めにしないと難しいです。
GALLERIA UL7C-AA2で人気ゲームのFORTNITEをプレイ
GALLERIA UL7C-AA2で人気ゲームの代表格「FORTNITE」をプレイし、どの程度の設定なら快適にプレイできそうか検証しました。
グラフィック設定:最高・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は40前後と、厳しいです。
グラフィック設定:中・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は80前後出るので、このあたりがおすすめです。
GALLERIA UL7C-AA2で人気ゲームのARKをプレイ
GALLERIA UL7C-AA2で人気ゲームの代表格「ARK」をプレイし、どの程度の設定なら快適にプレイできそうか検証しました。
グラフィック設定:最高・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は45前後なので厳しいです。
シューティングジャンルと比較すると、FPS値にそこまでこだわらなくてもよいので、「最高」は厳しいですが、高めでもプレイ可能ではあると思います。
グラフィック設定:中・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は110前後なので十分といえます。
GALLERIA UL7C-AA2で快適にできるタイトルは?
GALLERIA UL7C-AA2は、大抵のゲームは設定次第で快適にできるレベルです。
ゲームによって相性差が激しく、まだ安定しない印象です。
今後パッチやアップデートで向上していく可能性はありますが、現状は軽めのタイトルを推奨します。
GALLERIA UL7C-AA2レビューまとめ
本記事は「GALLERIA UL7C-AA2をレビュー!Intel版GPU搭載でマルチに使えるゲーミングノートPC」について書きました。
GALLERIA UL7C-AA2は、マルチに使える1台ですが、ゲーム性能面では心もとない点があるので、ゲームはあくまでサブ用途で軽めのタイトルでよいという方におすすめです。
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