マクリン
ご使用のHDDが「すぐ止まる」「モーターが回転したり止まったりを繰り返す」「とても大きな音がする」といったことはありませんか?
上記のようなHDDの故障が生じた際に対処法を間違えると、保存されていたデータが消えてしまうことがあるのです。
仕事などで使用する大切なデータがなくなってしまうと大変だと思いますが、このような場合はどうすれば良いのでしょうか?
今回はHDDの回転がすぐ止まるときの原因や注意点・対処法について解説します。
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HDDの回転がすぐ止まる原因
HDDの回転がすぐ止まる原因は下記のような「物理障害」であることが多いです。
この「物理障害」とは、HDDやそれらを構成している部品が、熱劣化や経年劣化、衝撃などによって物理的に破損していることを指します。
この障害は復旧難易度が高く、自力で復旧するのは非常に難しいという特徴があります。
モーターが故障している
モーターの故障が原因となり、HDDの回転が停止することがあります。
モーターは大きな衝撃が生じた際にロックする機能や、記録面部分を高速回転する機能があり、HDDを構成する上で欠かせないパーツです。
外部からの強い衝撃や経年劣化によってモーターを円滑に駆動させるためのオイルが揮発し、モーターの故障につながります。
ですが、たとえモーターが故障していたとしても、データ記録面には問題がないことが多く、迅速に対処すればデータを取り出すことが可能です。
PCB基板が故障している
PCB基板は、電子部品同士に信号を伝えたり、電力を送ったりする役割を担っており、HDDの動作を命令・管理している部分です。
このPCB基板が故障すると、モーターへの命令に異常が生じ、HDDの動作不良や回転が不規則になることがあります。
PCB基板の故障を個人で修復するのは非常に難しいため専門業者に依頼しましょう。
プラッタと磁気ヘッドが癒着している
HDDはデータを記録する円盤状の「プラッタ」とそのプラッタ上でデータを読み書きする「磁気ヘッド」で構成されています。
通常、「プラッタ」と「磁気ヘッド」が接触することはありませんが、物理的な衝撃や経年劣化などが原因で両者が接触してしまうことがあるのです。
「プラッタ」と「磁気ヘッド」が接触しているとHDDの回転に異常が発生してしまいます。
この場合、HDDを開封して修理する必要がありますが、非常に難易度の高い作業であるため、専門業者に相談しましょう。
HDDの回転がすぐ止まるときの注意点
HDDの回転がすぐ止まるときの注意点は主に3つあります。
HDDに通電しない
HDDの回転が止まるときに通電し続けてしまうと、データの上書きが行われたり、スクラッチ(HDDのプラッタにできた傷)が発生して状況が悪化する可能性があります。
また、データの破損につながる恐れもあるため、通電をすることは控えて下さい。
HDDの回転が止まるときは、機器の電源を切って電源コードを抜いておきましょう。
HDDへの衝撃を避ける
HDDに強い衝撃が加わると、モーター軸がズレたり、磁気ヘッドがプラッタに接触したりする可能性があります。
その結果、他の障害を併発して復旧を困難にしてしまうのです。
「HDDを強くたたく」「HDDを落下させる」などの行為をしないように注意しましょう。
自分で分解しない
HDDの回転異常を修復するためには、HDDの開封や部品の交換が必要になることが多いです。
これらの作業は非常に難易度が高く、誤った操作をすると故障の悪化やデータ破損が起こり、最悪の場合、修復不可能になる危険性があります。
そのため、自分で分解するのは控えましょう。
HDDの回転がすぐ止まるときの対処法
HDDの回転がすぐ止まるときの対処法は主に2つあります。
修理業者・メーカに相談する
HDDに保存されているデータが必要でない場合は、修理業者やメーカーに修理を依頼することも1つの手段です。
HDD自体の動作不良は改善され、正常に動くようになる可能性があります。
しかし、修理業者やメーカに依頼する場合、HDDの交換・修理はできるのですが、内部に保存されているデータは全て消えてしまいます。
そのため、「データも復旧させたい」ときはデータ専門復旧業者に相談しましょう。
マクリン
データ復旧専門業者に相談する
不具合が発生したHDDに、大事なデータが保存されている場合はデータ専門の復旧業者に依頼することをおすすめします。
HDDからデータを取り出すことは、専門業者でさえも難易度が高いと言われています。
そのため、個人で修復しようとすると、障害が悪化したり、データが取り出せなくなる危険性があるのです。
しかし高い技術力を有する業者であれば、データを復旧できる可能性が高いです。
そのため、確実にデータを復旧させたい場合はデータ専門復旧業者に依頼しましょう。
おすすめ業者:デジタルデータリカバリー
専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。
本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- クリーンルームなどの設備が整っているか
- セキュリティ管理が徹底されているか
- 高い技術力・実績があるか
それでは、くわしく見ていきましょう。
このたび紹介する復旧業者はデジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。
復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………!!!!
おかえり原稿…………!!!!
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) pic.twitter.com/she69CT2Zc
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020
デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい! pic.twitter.com/d03MMf9Ddx
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020
HDDの回転がすぐ止まるときのまとめ
本記事はHDDの回転がすぐ止まるときの原因や注意点・対処法について解説しました。
HDDの「回転がすぐ止まる」「回転が止まったり動いたりする」ときは、通電したり、衝撃を与えたりするのはやめましょう。
HDDの回転に異常が生じる原因の多くは、復旧難易度の高い「物理的な障害」です。
そのため、誤った対処をしてしまうと、データが消えてしまう恐れがあります。
HDDに大事なデータが保存されている場合は、データ専門復旧業者に一度相談することをおすすめします。