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Landiskに何らかの不具合が生じデータにアクセスすることができず、困った経験はありませんか?
Landiskが故障してしまっても、適切な対処ができればデータを取り出せる可能性は十分あります。
ただし、通電やフォーマットなど誤った操作を行うと最悪の場合2度とデータを復旧できなくなってしまう恐れがあるため注意しましょう。
この記事では、Landiskの故障の原因や注意点、データ復旧方法を解説していきます。
タップできるもくじ
LANDISK(ランディスク)とは
LANDISK(ランディスク)とは、IODATA(アイ・オー・データ)製のNASで、家庭から企業まで幅広く使用されています。
- ネットワーク上に構築されたストレージ(HDD/SSD)のこと
- 複数の端末(パソコンやタブレット、スマートフォンなど)から直接ネットワーク上で接続を行い、データやファイルを共有できる
NASの一種であるLANDISKが故障した場合、複数の原因が考えられるため、機器の状態をよく確認し大切なデータを復旧しましょう。
LANDISKの故障原因
LANDISKの故障原因は主に以下の通りです。
論理障害
論理障害とはHDD/SSDやUSBメモリなどの記録媒体に物理的な損傷がないものの、ファイルシステムやデータ部分の破損、プログラム上に問題が発生したりすることで起きる障害です。
論理障害の主な原因は以下の通りです。
- 誤って必要なデータや共有ファイルを削除した
- LANDISKの起動中にケーブルを抜いた
- ウィルスに感染したことによりプログラムが破壊された
- RAID崩壊が生じた
- 誤ってフォーマットした・初期化してしまった
- 新しいNASを設置した際、古いNASにデータを上書きしてしまった
LANDISKに論理障害が起きている場合、操作を続けると重要なデータが上書きされてしまう可能性があるため、すぐに使用を中止しましょう。
軽度の障害であれば、自力で復旧できる可能性もありますが、対処を誤ってしまうとデータ障害が悪化し、データが取り出せなくなってしまうので、なるべくデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
データ復旧業者の選び方は以下の記事でも紹介しているので是非参考にしてください。
【2024年】データ復旧業者のおすすめ5選!技術力・料金・評判を徹底比較物理障害
物理障害とは、HDD/SSDやUSBメモリなどの記録媒体が強い衝撃や水没により物理的に故障してしまったことで起きる障害です。
物理障害の症状例は以下の通りです。
- HDDからカチカチ、カタカタなどの異音がする
- HDDが焦げ臭い、異常に熱い、煙が出ている
- 「ハードディスクの問題が検出されました」「フォーマットする必要があります」などのエラーが表示される
LANDISKに物理障害が起きてしまった場合、自力での対処は不可能に近いため、症状を悪化させないためにも早めにデータ復旧業者に依頼しましょう。
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ネットワーク接続のトラブル
LANDISKに不具合が生じている場合、無線・有線LANのネットワークに問題がある可能性があります。
以下を参考に、ネットワーク接続を確認してみましょう。
- LANに接続している端末の数を減らし負担を軽減してみる
- パソコンとの接続が不安定なら別のメディアから接続する
- 有線LANの場合、ケーブルに断線がないか確認する
- エクスプローラー上部の「アドレスバー」に、フォルダのIPアドレスを入力して接続する
ネットワーク接続が改善しない場合はルーターの故障も考えられるため、買い替えを検討しましょう。
LANDISKが故障した場合の注意点
ここで、LANDISKが故障した場合の注意点を紹介します。
通電・再起動を控える
LANDISKに何らかの不具合がある状態で通電や再起動を繰り返すと、故障部分の症状悪化やデータの上書きなど新しい障害が発生し、復旧の難易度が上がってしまう恐れがあります。
特に、物理障害が発生している状態で通電するとHDDに更なる負荷をかけ、深刻な障害を起こしてしまうこともあるため注意が必要です。
LANDISKが故障した場合は機器の電源を切り、なるべくそのままの状態でデータ復旧業者に依頼しましょう。
HDDを取り出さない、交換しない
LANDISKに内蔵されているHDDなどのストレージは複数のディスクでRAIDを構築しているため、ディスクの取り出しや交換を行うと保存されたデータの規則性が乱れ、データが破損してしまうことがあります。
また、データが破損した状態のまま使用を続けると上書きが進んでしまい、データ復旧が難しくなってしまうためNASからHDDを取り出す行為は控えましょう。
フォーマットしない
フォーマットをするとLANDISKが初期化され、データ容量不足などによるエラーを解消できる可能性がありますが、保存されているデータはすべて消えてしまうため注意が必要です。
LANDISKが故障した場合は自力での対処を控え、なるべく早くデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。
RAIDのリビルド(再構築)はしない
リビルド(再構築)とは、RAIDを構成しているHDDやSSDが故障してしまった際にトラブルが生じているHDDやSSDのデータを他のHDDやSSDに復元し、RAIDシステムを復旧することを指します。
- 複数のHDD/SSDを一つのドライブのように認識・表示させる技術
- 通常のHDDに比べて高速なデータの読み書きができる
- 組み込まれているHDDの1つが故障してもデータを管理し続けられる機能がある
ただし、RAIDのリビルド(再構築)を行うとHDDの状態が悪化し、データ復旧が困難となってしまう可能性があるため安易に実行してはいけません。
HDD単体でパソコン接続しない
NAS(LANDISK)ではRAIDを使って複数のHDDを1つのドライブとして扱うため、故障していないHDDを取り出し、単体でパソコンに接続してもデータにアクセスできません。
また、場合によってはディスク内のシステムデータが破損してしまう可能性もあるため、パソコンに単体のHDDを接続する行為は絶対に避けましょう。
復元ソフトは使わない
軽度の論理障害で消えたデータを復元できる復元ソフトは、LANDISKに限らずNASの復元では推奨されていません。
誤操作によるデータの上書きや、ソフトの使用による負荷で機器の障害を悪化させてしまうことがあるためです。
LANDISK内に保存しているデータを確実に取り出したい場合は、専門のデータ復旧業者に相談してみましょう。
LANDISKが故障した場合のデータ復旧方法
LANDISKが故障した場合のデータ復旧方法は以下の通りです。
おすすめのデータ復旧業者は以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
LANDISKの状態を確認する
LANDISKに不具合が生じている場合、まずはケーブルがしっかりと接続されているか、電力供給に問題がないか周辺機器や本体の確認が必要です。
また、製品によっては本体ランプの点灯で機器のエラーを通知する機能もあるので、ランプの状態も確認し公式サイトや取扱説明書を参照しながら適切な対応を取りましょう。
LANDISKの使用を中止する
LANDISKが故障した状態で使用を続けると故障部分の症状悪化やデータの上書きなど新しい障害が発生し、復旧の難易度が上がってしまう恐れがあります。
特に、物理障害が発生している状態で通電するとHDDに更なる負荷をかけ、深刻な障害を起こしてしまうこともあるため注意が必要です。
LANDISKが故障した場合は機器の使用を中止し、そのままの状態でデータ復旧業者に相談しましょう。
I-O DATAのデータ復旧サービスを利用する
LANDISKの発売元であるI-O DATAのデータ復旧サービスを利用することで、障害を解消できることがあります。
ただし、下記の通り障害の度合いによって見積もりの金額が変わるため注意が必要です。
- 軽度:軽度の論理障害やファイルシステム障害
- 中度:初期化・消去などの論理障害や軽度の物理障害
- 重度:上記以外の難易度の高い障害
またI-O DATAはあくまでメーカーであるため、データ復旧はあくまでもサポートの一環です。
そのため重度の障害には対応できなかったり、サービスの対応時間が平日の10時から17時までと短く、また復旧が終わるまで3週間ほどかかってしまう場合もあります。
緊急のデータ復旧を希望する方は下記で紹介するデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
データ復旧業者に相談する
データ復旧業者とは、HDD/SSDやSDカードなど、障害が発生した記憶媒体からのデータ復旧を専門としている業者です。
施設やエンジニア人数の規模が大きい業者であれば、I-O DATAのデータ復旧サービスより速い復旧スピードで対応することができます。
また、復元ソフトやメーカーの復旧サービスでは対応できない重度の障害にも復旧可能な場合もあるため、復旧業者への依頼は最もおすすめできる方法です。
診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けているデータ復旧業者へ問い合わせてみましょう。
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おすすめのデータ復旧業者
専門のデータ復旧業者は国内に100社以上存在しています。
本章では、中でも選りすぐりの1社を紹介します。
選定基準は以下のとおりです。
- クリーンルームなどの設備が整っているか
- セキュリティ管理が徹底されているか
- 高い技術力・実績があるか
それでは、くわしく見ていきましょう。
今回紹介するおすすめの業者はデジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリーは、14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧・復元業者です。
復旧率も95.2%と業界最高水準をほこり、外付けHDDの復旧実績も多数あるため、技術力は申し分ないといえます。
また、復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。
相談・見積もりも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへ相談するのがよいでしょう。
SNS上でも、実際に利用して復旧できたユーザーの声が多く、信頼できるサービスであることが分かります。
復旧依頼をしていたHDDデータを受け取りに行きまして、
無事復旧されたデータを受け取る事が出来ました。
ダメだった場合はアレやコレや入れ直す手間で休日いくつ潰れんのさってトコでしたので助かりました。
デジタルデータリカバリー様ありがとうございました。
— ヤマモト (@yamamoto16) May 30, 2020
デジタルデータリカバリー(@DDR_Japan)さんにお願いして突然壊れたUSB内のデータ復旧してもらいました…………!!!!
おかえり原稿…………!!!!
(原稿は今書いてるやつなので写せないけど ※写ってるのはセリフ起こししたやつと前作の原稿) pic.twitter.com/she69CT2Zc
— みー。*あいくるし。@7/7新刊 (@youme_neko) April 23, 2020
デジタルデータリカバリーさん(@DDR_Japan )に10年以上のデータ復旧してもらえたよ😂大切な思い出だったので嬉しい! pic.twitter.com/d03MMf9Ddx
— もか/うた@一週間分のリプしてる (@tarotantora2) April 8, 2020
対応もとても丁寧で、もしまたピンチが訪れたらこちらのデジタルデータリカバリーを利用したい。https://t.co/VdIxFRJC4R
…じゃなくて、ちゃんと細めにバックアップとってピンチが訪れないようにしたい。
— 今井大輔「パッカ」1巻発売中 (@dice_k_imai) March 6, 2020
まとめ
LANDISKが故障した場合の原因や注意点、対処方法からおすすめのデータ復旧業者まで紹介しました。
LANDISKに何らかの不具合が生じデータにアクセスすることができなくなっても、適切な対処ができればデータを復旧できる可能性は十分あります。
ただし、フォーマットや再起動をするなど、誤った対処をすると最悪の場合データが完全に消えてしまう恐れがあるため注意が必要です。
確実にデータを復旧したい方は専門のデータ復旧業者に相談・依頼しましょう。
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