カフェやコワーキングスペースでモバイルノートPCが欠かせないマクリンです。
性能はもちろん大事ですが、見た目はもちろん、バッテリー性能と丈夫さも気にしたいところ。
だからといって、価格があまり高くなるのは避けたいですよね。
そういったワガママにも応えるモデルが、ドスパラ（株式会社サードウェーブ）の14型ノートPC「THIRDWAVE F-14MTL」です。
スペックはCore Ultra 5に16GBメモリ、ストレージは500GBと必要十分ですが、最長18.1時間のロングバッテリーで、外出先の操作でも電源を気にせず作業できます。
動画編集や3Dゲームにガンガン使えるモデルじゃないですが、オフィスやエンタメ用途なら余裕をもって使えます。
そこで本記事では、THIRDWAVE F-14MTLをレビューしていきます。
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Makurin
いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri・合同会社レイテラス代表取締役。プロフィール詳細／レビューガイドライン・理念
THIRDWAVE F-14MTLの外観とスペック
ドスパラの「THIRDWAVE F-14MTL」は、14型のモバイルノートPCです。
本体のスペックは以下のとおり。
| 製品名 | 「THIRDWAVE F-14MTL」 |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 5 125U |
| GPU | Intel Graphics |
| ディスプレイ | 14インチ 非光沢ワイド リフレッシュレート 60Hz 液晶ディスプレイ |
| 解像度 | WUXGA（1920 x 1200） |
| メモリ | 16GB（8GB x 2）（DDR5-4800） |
| ストレージ | 500GB（NVMe Gen4） |
| 無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax（Wi-Fi 6E）、Bluetooth 5.3 |
| 端子 | USB 3.2 Gen2（Type-A）x 1 / USB 3.2 Gen1（Type-A）x 1 / USB3.2 Gen2（Type-C、PD対応/65W～100W）x 1 / Thunderbolt 4 Power Delivery DC-In（Type-C）x 1 / HDMI x 1 / マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x 1 |
| バッテリー | 約18.1時間 |
| 質量 | 約0.96kg |
外観
本体カラーはソリッドなブラックで、洗練された雰囲気をまとっています。
天面にはアルミニウム素材を採用し、高剛性かつ上質に仕上がっています。
ヒンジ部は180度まで開いて使えるフルオープンヒンジを採用し、同僚に画面を共有したいときにも重宝します。
サイズ・重量
THIRDWAVE F-14MTLのサイズは幅313 x 奥行223mmで、A4サイズよりほんの少し大きいくらいです。
14インチながらベゼルが狭いので、一般的な13.3インチのノートPCとほぼ変わらぬサイズ感を実現しています。
厚みは18mmで、バッグに忍ばせても邪魔になりづらいスリム設計です。
重量は約942gで1kgを切り、かなり軽く仕上がっています。
65W仕様のACアダプターは約132gですが、60W以上の他社のUSB-C充電器と組み合わせることもできます。
ディスプレイ・スピーカー
ディスプレイのサイズは14インチで、解像度はWUXGA（1920 × 1200ドット）です。
表面は非光沢のノングレアで、映り込みは抑えられています。
上枠にはデュアルマイク付きFHD対応WEBカメラを搭載し、オンライン会議にも使えます。
スピーカーは底面両サイドにつき、音質は若干こもり気味ではあるものの、サラウンド感は高めです。
キーボード
THIRDWAVE F-14MTLのキーボードは、テンキーレスの日本語配列で、キー配列もとくに違和感なくて使いやすいです。
キーピッチは19mm、キーストロークは0.8mmです。
タッチパッドは横幅約10.6cmと標準的。
インターフェース
THIRDWAVE F-14MTLのポート類は必要十分なものの、過不足なくそろっています。
右側面には左からマイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子、USB 3.2 Gen2（Type-A）、microSD カードリーダー（SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応）がついています。
左側面はUSB 3.2 Gen2 Type-C（PD/電源入力対応）、HDMI2.1、USB 3.2 Gen2（Type-A）、Thunderbolt 4対応USB Type-C（PD/電源入力対応）があります。
映像出力端子がHDMIとThunderbolt 4対応USB-Cの2種類ついているのは心強いです。
THIRDWAVE F-14MTLのCPU・GPU・ストレージ性能
THIRDWAVE F-14MTLのSSD・CPU・GPU性能を測るべく、各種ベンチマーク結果を紹介します。
SSD
ストレージはHDDでなく、読み書きの速いSSD（NVMe）を採用しています。
- HDD（Hard Disk Drive） ディスク型の記録デバイス
- eMMC（embedded MultiMediaCard） フラッシュメモリ（USBメモリの中身）の小型版
- SSD（Solid State Drive） フラッシュメモリの大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disk Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、そこそこ速い値を示していました。
CPU
CPUにはCore Ultra 5、GPUにはIntel Graphicsを搭載しています。
CPUの性能を測るCINEBENCH R20の結果は1,500程度あり、ビジネス用途なら充分なスコアです。
グラフィックス
Intel Graphicsを搭載し、内蔵グラフィックスとしては普通程度の描画性能でした。
ゲームベンチマーク
軽い部類の「ドラクエX」では、最高/標準品質ともに「普通」という評価でした。
中程度の「ファイナルファンタジー14 黄金のレガシー」、重い部類の「ファイナルファンタジー15」ではさすがに厳しい評価でした。
THIRDWAVE F-14MTLレビューまとめ
本記事ではTHIRDWAVE F-14MTLをレビューしました。
日常使い・ビジネス用途として、本当にちょうどいいところを捉えたモバイルノートPCだと感じました。
価格も安くおさまり、家でもカフェでも使うモバイルノートPCをお探しなら有力候補にあげたいモデルです。
どうも、マクリン（
@Maku_ring）でした。
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