どうも、ノマドワーカーのマクリン( @Maku_ring)です。
外でもPC作業する僕は、持ち運びに適したモバイルノートPCが欠かせません。
ここ最近のモバイルノートPCは、軽量コンパクトなだけでなく、性能もしっかり確保しているモデルが揃ってきています。
そんなノートPCの1つが、Lenovoの「ThinkPad X1 Carbon」です。
天板にはカーボンファイバー、ボディにはマグネシウム合金を採用し、堅牢で上質感があるだけでなく軽量な一品です。
第10世代インテルCoreプロセッサーにPCIeベースのSSDやWi-Fi6・LTE対応など、スペック面もすぐれています。
そんなわけで本記事は「【Lenovo ThinkPad X1 Carbonレビュー】堅牢で軽量かつ高品質なビジネス向けモバイルノートPC!」について書いていきます。
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ThinkPad X1 Carbonのスペック
Lenovo社の「ThinkPad X1 Carbon」は、14型のモバイルノートPCです。
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製品名 | Lenovo「ThinkPad X1 Carbon」 |
CPU | Intel Core i5-10310U(1.6GHz)/ Core i5-10210U(1.6GHz)/ Core i7–10610U(1.8GHz)/ Core i7-10510U(1.8GHz) |
GPU | インテル UHD Graphics 620 |
液晶 | 14インチ(非光沢 ※4Kのみ光沢) |
解像度 | 4K(3840 x 2160 / IPS液晶)/ WQHD(2560 x 1440 / IPS液晶)/ フルHD(1920 x 1080 / IPS液晶) |
メモリ | 8GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB(PCIe SSD) |
生体認証 | 指紋認証 |
端子 | USB 3.1 Gen2 Type-C(Thunderbolt3・電源兼用)x 1/USB 3.1 Gen2 Type-C(Thunderbolt3)x 1/USB3.1 x 1/USB3.1(Powered USB)x 1/HDMI |
バッテリー | 約19.8時間 |
質量 | 1.09kg〜 |
ThinkPad X1 Carbonは、最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応しています。
- 最大速度(理論値):6.9Gbps
- 周波数帯:5.0GHz
- MU-MIMO:最大4ユーザー
- 最大速度(理論値):9.6Gbps
- 周波数帯:2.4GHz/5.0GHz
- MU-MIMO:最大8ユーザー
Wi-Fi6対応ルーターと組み合わせることで、無線LANでも有線並みの快適サクサクの高速インターネットを体感できます。
外観
本体カラーはブラックのみで、スタイリッシュでビジネスにも映える色です。
表面はカーボンの格子模様で、心地よいソフトな触感となっています。
ヒンジ部分は大きく開き、そのまま180°に倒してフラットモードにすることもできます。
サイズ・重量
ThinkPad X1 Carbonのサイズは幅323 x 奥行217mmで、A4よりわずかに大きい程度です。
厚さは14.9mmで、カバンのスリットポケットにもすっぽり入る、それなりのスリム設計。
重量も約1.1kgでモバイルノートPCでは平均的なものの、マグネシウム合金の恩恵で14型としては軽いといえるでしょう。
付属のACアダプターは約295gですが、充電ポートがThunderbolt3対応USB-Cなので、他メーカーの45W以上のPD対応充電器を使うことができます。
ディスプレイ・スピーカー
ThinkPad X1 Carbonのディスプレイは、最上位だと3840 x 2160ドットの4K液晶(IPS)で、高精細かつ高い輝度を備えています。
視野角も広いので、角度をつけても画面は鮮明に見えていました。
上枠にはHD 720p対応Webカメラが付いています。
プライバシーシャッター付きで、オンライン会議などでのカメラの不意な起動にも安心して使えます。
スピーカーはキーボード面に高音用のツイーター、底面に低音用のウーハーを2つずつ搭載し、高音の抜けがよい音設計に仕上がっていました。
キーボード
ThinkPad X1 Carbonのキーボードは打ちやすく、沈み込みの深い打鍵感が得られます。
Fn + スペースキーを押すことでバックライトが点灯し、暗所でも作業しやすく重宝します。
タッチパッドの横幅は約10cmとそこまで広くないものの、左右独立&センターボタンを備え、使いやすくできています。
パームレストには指紋認証リーダーを備え、安全かつクイックにWindowsにログインできます。
インターフェース
ThinkPad X1 Carbonのインターフェースは、SDカードスロットがない以外、必要どころをおさえています。
右側面には左から電源ボタンとUSB-A(USB3.1・電源オフチャージ)があります。
左側面は電源端子でもあるThunderbolt3対応USB-C(USB 3.1)と同じくUSB-C、USB-A(USB3.1)、HDMI、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックがあります。
4KモデルとWQHDモデルの一部はSIMカードスロットが付き、SIMカードを挿すことでネット接続できるLTE対応となっています。
ThinkPad X1 CarbonのCPU・GPU・ストレージ性能
ThinkPad X1 CarbonのストレージはHDDでなく、読み書きの速いPCIeベースのSSDを採用しています。
- HDD(Hard Disc Drive) ディスク型の記録デバイス
- SSD(Solid State Drive) フラッシュメモリ(USBメモリの中身)の大型版
ベンチマークソフト「Crystal Disc Mark」にて、読み込み/書き込み速度を測定したところ、それなりに速い値を示していました。
CPUは第10世代のIntel Coreプロセッサー(i5-10310U / i5-10210U / i7–10610U / i7-10510U)を搭載しています。
レビュー機(i7-10510U)で測ったところ「CINEBENCH R20」で1,100以上あり、Web閲覧やオフィスソフトのビジネス用途なら、まったく問題ないスコアでした。
3DMARKによるグラフィック性能も1,000程度とUHDグラフィックスの平均値であり、ゲーム用途に期待するモデルではありません。
ゲーミングモデルではありませんが、参考のためドラゴンクエストXのベンチマークスコアを確認してみました。
最高品質で「普通」、標準品質で「快適」という評価であり、これより重いゲームだと厳しいでしょう。
ThinkPad X1 Carbonレビューまとめ
本記事は「【ThinkPad X1 Carbonレビュー】堅牢で軽量かつ高品質なビジネス向けモバイルノートPC!」について書きました。
ThinkPad X1 Carbonはカーボン&マグネシウム合金を採用し、堅牢で上質なモバイルノートPCです。
第10世代インテルCoreプロセッサーにPCIeベースのSSDやWi-Fi6・LTE対応など、スペック面もよくまとまっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。