評価:4
どうも、iPad mini 6ユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
動画に電子書籍リーダーにイラストにと活用しマクリンですが、唯一の欠点ともいえるのが充電方法。
USB Type-Cポートなのはありがたいものの、iPhone 13 Proのようにワイヤレス充電には対応していません。
そんな中、iPad mini 6をワイヤレス充電化できる、夢のようなアイテムが登場しました。
PITAKAの「MagEZ Case Pro」です。
見た目はふつうのiPadケースですが、こちらを装着すると、専用充電チャージャーでマグネット式ワイヤレス充電ができるようになります。
肝心の充電速度はそこそこ速く(フル充電まで2時間程度)、マグネット強度も高いので、実用性は十分。
「USB-Cポートが塞がれる」「平置きしかできない」など、ちょっとした弱点はあるものの、それを補ってあまりあるユニーク性を持ち合わせています。
マグネット充電対応のタブレットスタンド「MagEZ Charging Stand」を組み合わせれば、デュアルディスプレイのように傍らに置いておけます。
そこで本記事は、外観を紹介した後、機能面・充電面を紹介していきます。
専用スタンドキャンペーンコード「makuri10」でAmazon10%OFF
有効期限6/12(日)23:59まで
- iPad mini 6がワイヤレス充電可能になる
- マグネットの磁力が強い
- ケースのデザイン性が高い
- ケース単体で1万円近くする
- USB-Cポートが塞がれる
- 角度調整できない
タップできるもくじ
PITAKA MagEZ Case Proの外観と付属品
PITAKAの「MagEZ Case Pro」は、マグネット式ワイヤレス充電対応のiPad mini 6専用ケースです。
同社おなじみのアラミド繊維がほどこされ、触感と上質感にすぐれています。
背面中央部にはX字状に端子が埋め込まれ、この部分がマグネット式のワイヤレス充電部となっています。
他のケースにはない特殊な機構をもつものの、裏側のデザインにとくに変わったところはありません。
下側からUSB Type-C端子が突き出てiPad mini 6のUSB-Cポートと接続でき、ここからワイヤレス充電部に通電するようになっています。
一緒に組み合わせる専用充電チャージャーは、充電パッドが正方形でやや大きいものの、スリムで持ち運びやすいです。
充電パッド部には端子が斜めに埋まり、この部分とケース側の端子がぴったり合わさって充電が開始します。
充電器はついていませんので、30W以上の充電器を別途用意する必要があります。
小型モデルならAnker 711 Charger (Nano II 30W)やUGREEN CD272がおすすめです。
重量はケースが約90g、専用充電チャージャーは約50gと比較的軽め。
付属品はMagEZ Case Proとペンクリップ、専用充電チャージャーです。 専用スタンド
MagEZ Charging Standの外観
PITAKA MagEZ Case Pro専用の充電スタンド「PITAKA MagEZ Charging Stand」も届いたので紹介します。
付属品はスタンド、台座、USB-Cケーブルです。
スタンドの先端にはPITAKA MagEZ Case Proと同じタイプのマグネット式ワイヤレス充電部をそなえています。
台座部分にはパッド型のワイヤレス充電がつき、マグネットではないものの、置くだけ充電が可能です。
台座の裏側にはスタンド固定用の六角棒レンチが付属し、側面には給電用のUSB-Cポートを搭載しています。
台座とスタンドを装着した様子はまさに壮観という言葉がぴったり。
PITAKA MagEZ Case Proのレビュー
PITAKA MagEZ Case Proの特徴を紹介します。
見た目はふつうのアラミド繊維ケース
通常のケースと異なり、下部にUSB-Cポートが付いているため、装着時は下の端子をまっすぐ挿してから上枠をはめ込むように注意しましょう(といっても別に難しくありません)。
ケース下部に端子が埋め込まれている関係上、下枠だけやや太めに作られていますが、違和感をおぼえるほどではありません。
枠には若干の高さが設けられ、落としたときにディスプレイ直接当たりにくいよう配慮されています。
とはいえ、僕のようにガラスフィルムを表面に貼り付けるのが賢明です(何度救われたことか……)。
カメラのレンズ周りにも縁が付いているので、こちらの保護性もバッチリ。
上部は、電源ボタン(Touch ID)・スピーカー穴・音量調整ボタンのことも考えられたデザインになっています。
ケースの厚み分だけやや奥まっている感じはあるものの、Touch IDの使用感を損なうレベルではありません。
底面のUSB-Cポートは塞がれるため、有線充電は使えなくなります。
右側面にはApple Pencilをはめ込むための溝が設けられています。
このままでもApple Pencilをマグネット装着できますが、ケースがある分、マグネット強度は少し心もとないです。
Apple Pencilと一緒に持ち運ぶ機会が多い人は、ペンクリップと組み合わせて使うのがおすすめです。
ペンクリップを使う場合、iPad mini 6の装着前にケースの裏側からペンクリップを通してからはめる必要があるので注意しましょう。
マグネット式ワイヤレス充電の使い勝手は良好
さて気になるのがマグネット式ワイヤレス充電の使用感です。
マグネットの磁力も強く、背面にもっていくだけでピタッと貼り付き、すぐ充電が始まります。
強力マグネットを搭載するので、充電チャージャーを上下に振っても落ちる気配すらありません。
また、ケース側の端子がクロス状に入っている関係で、タテヨコいずれからくっ付けても充電できるのは使いやすいポイントです。
iPad mini 6のバッテリーがほぼ枯渇状態(3%)だったので、ここからフル充電までにかかる時間を測ってみました。
満充電になるまで2時間ちょっとという結果でした。
時間 | バッテリー残量 |
---|---|
0分 | 3% |
16分 | 21% |
53分 | 60% |
72分 | 77% |
109分 | 94% |
126分 | 100% |
充電時の出力も30W近く出ており、ワイヤレス充電であることをふまえると、充電速度はかなり健闘しているほうです。
ケース単体では角度調整できない
ケースのデザイン性が高く、ワイヤレス充電も使えると、iPad mini 6ケースとしてほぼ満点のPITAKA MagEZ Case Pro。
ケーブルの取り回しも良く、充電しながらの縦持ち・横持ちもお手の物。
デスク上に固定設置したいときは専用スタンド「PITAKA MagEZ Charging Stand」との同時購入がおすすめですが、困るのがケース自体で角度をつけられない点。
角度をつけたいときはMOFT Xで無理くり代用しています。
ただ、ケース越しだとMOFTのマグネット性能が使えないため、あくまで支えとして使っています。
PITAKA MagEZ Case Proはこんな人におすすめ
PITAKA MagEZ Case Proは「iPad mini 6の保護性を上げつつ、ワイヤレス充電も使えるようにしたい人」におすすめのアイテムです。
同社おなじみのアラミド繊維ケースで所有欲を高めつつ、擬似的にワイヤレス充電を実現でき、他にはない画期的なケースといえます。
ワイヤレス充電の吸着強度は高く、充電速度もそこそこ速いなど、充電自体の使いやすさも上々です。
ただし、ケース単体で1万円近く、スタンドも買うとなるとそこからさらに1.6万円ちょっとかかるので、安い買い物とはいえません。
まずはケースだけ購入し、自宅で設置する機会が多いならスタンドも検討するといった形がおすすめです。
ケースを付けると有線充電できなくなりますが、専用充電チャージャーさえ常備するなら困る場面はほぼないでしょう。
PITAKA MagEZ Case Proレビューまとめ
本記事は「PITAKA MagEZ Case Proをレビュー! iPad mini 6がワイヤレス充電化できるようになる魔法のケース」について書きました。
PITAKA MagEZ Case ProはiPad mini 6にワイヤレス充電を付加でき、まさに理想をカタチにしたケースです。
ワイヤレス充電の実用性も高いので、まるでMagSafe対応品のような機能性を追加できます。
ケースとしてはやや高めですが、それを補って余りあるユニーク性をもちあわせています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
専用スタンド- iPad mini 6がワイヤレス充電可能になる
- マグネットの磁力が強い
- ケースのデザイン性が高い
- ケース単体で1万円近くする
- USB-Cポートが塞がれる
- 角度調整できない