評価:4.5
どうも、M1 MacBook Proユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
ポート数のかぎられるMacBookに欲しいのが、ポートを増設できるUSB-Cハブ。
M1 MacBook Proから、マグネット充電対応のMagSafe 3ポートを搭載しました。
ただ、従来の2口コネクター型ハブだと、MagSafeコネクターを塞いでしまう問題がありました。
Satechiより、このMagSafeポートを活かしつつ、8種類ものポートに拡張できるUSB-Cハブ「Satechi USB-C Proハブ Max 8in2」が登場しました。
USB-Cハブとして高価格帯の約1.1万円しますが、あらゆるポート種がてんこ盛りのラインナップになっています。
最大5K/60Hzの映像出力と最大40Gbpsのデータ転送に対応するUSB 4ポートに4K対応のHDMIポート。
LANポートに2種類のUSBデータポート、SD / micro SDからオーディオジャックまでほぼ全部入りを実現しています。
ハブのオーディオジャックは使えなくなるものの、M1以前のMacやこれから発売のM2にも対応しています。
そこで本記事は外観と各種ポートを紹介していきます。
HDMIとSDのない小型タイプ
- 8-in-2のマルチアダプター
- 5K@60Hz対応のUSB 4ポートを搭載
- 4K@60Hz対応のHDMIを搭載
- ほぼ全部入りのポート種
- MagSafe 3ポートを併用できる
- 特になし
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Satechi USB-C Proハブ Max 8in2の外観
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2は、8個の端子をもつUSB-Cハブです。
製品名 | Satechi USB-C Proハブ Max 8in2 |
---|---|
重量 | 約56g |
サイズ | 約124 x 47.5 x 11.5mm |
カラー | スペースグレイ・シルバー |
接続インターフェース | USB Type-Cコネクタ x 2 |
USB-Cポート規格 | USB 4 / USB 3.0データポート |
USB-Aポート規格 | USB 3.0データポート |
HDMI | 4K(60Hz)出⼒対応 |
SDカード | SD / Micro SD |
イーサネット端子 | ギガビット対応 |
音声端子 | 3.5mmオーディオジャック |
カラーはMacBookにも溶け込むスペースグレイで、所有欲を高めるアルミニウム仕上げです。
高機能にもかかわらずシンプルなデザインで好感がもてます。
サイズは約124 x 47.5 x 11.5mmと、iPhone miniの幅を半分にした程度で、持ち運びもぜんぜん問題ないサイズ感です。
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2にそなわる8個のインターフェースは以下のとおりです。
- USB-C(USB 4)
- HDMI(4K / 60Hz)
- USB-A(USB3.0 / データポート)
- SDカードリーダー
- Micro SDカードリーダー
- LANポート(イーサネット端子)
- USB-C(USB3.0 / データポート)
- オーディオジャック
ハブは2つのUSB-Cコネクタで接続するタイプですが、M1 MacBook Proにあわせ、オーディオジャックを出し入れできるようになっています。
例えばM1/M2 MacBook AirやM2 MacBook Proは、オーディオジャックが反対面につく仕様のため、そういう場合はジャックを格納した状態で挿すことで対応可能です。
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2のレビュー
ここからは、Satechi USB-C Proハブ Max 8in2の設計にふれつつ、各ポートの特徴を紹介していきます。
MagSafeポートを塞がない設計
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2を装着すると、MacBook本体と見事なまでの親和性を発揮します。
形状面でも進化をとげ、コネクター部からの飛び出しがおさえられたことで、MagSafe 3ポートを塞がない設計となっています。
このことで、MagSafeポートで本体を充電しながらハブ機能を使うといったことが可能です。
2種類の映像出力ポート搭載
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2は2種類の映像出力ポートを搭載しています。
ひとつが4K・リフレッシュレート60Hz対応のHDMIポートで、HDMIケーブルでつなぐと外部ディスプレイに出力できます。
もうひとつが最大5K/ 60HzまでサポートするUSB 4ポート。
こちらにThunderbolt 3/4ケーブルふくむ、DisplayPort Alt Mode対応のUSB-Cケーブルをつなげば映像出力が可能です。
USB 4からの映像出力ならPC充電も同時にしてくれるので、文字どおりケーブル一本で完結できて便利です。
こちらのUSB-Cは最大96Wのパススルー充電にも対応し、一部の電力でハブを駆動しながら残りの電力でPCを給電してくれます。
LANポート・USBデータポート・SDカードスロットも搭載
MacBookは元来LANポートをそなえていませんが、Wi-Fi環境のよろしくないところでは、有線LANをあえて挿したい場面もあります。
その点Satechi USB-C Proハブ Max 8in2ならイーサネット端子を搭載しているので重宝します。
USB 3.0(5Gbps)のUSB-A/Cのデータポートもそなえ、映像出力には非対応なものの、外付けSSDやUSBメモリなどをつなげてデータのやり取りが行えます。
micro SDとSDカードスロットも付き、同時読み込み可能なので、汎用性はそこそこ高いです。
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2はこんな人におすすめ
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2は「一体型ハブで最多種のポートが欲しい人」におすすめです。
USB 4・HDMIと2種類の映像出力端子にくわえ、2種類のデータポートやSD / micro SD、はたまたオーディオジャックまで「足りない端子はない」といわしめる充実ぶり。
MagSafe 3ポートも同時に使えるので、M1 MacBook Proには最適のUSB-Cハブといえます。
HDMIとSDカードリーダーを省略してもう少し小型化したいならSatechi USB-C PROハブ ミニ 6-in-2、ケーブルタイプで最多ポートならSatechi USB-C マルチ MXハブ 10-in-1 4K HDMI、ストレージ機能が欲しいならSatechi ハイブリッド USB-Cハブを検討するといいでしょう。
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2レビューまとめ
本記事は「Satechi USB-C Proハブ Max 8in2をレビュー!MagSafeポートを塞がない設計のMacBook Pro用ハブ」について書きました。
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2は、MagSafe 3ポートを活かしつつ、ほぼ全部入りともいえるポート種をそなえています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 8-in-2のマルチアダプター
- 5K@60Hz対応のUSB 4ポートを搭載
- 4K@60Hz対応のHDMIを搭載
- ほぼ全部入りのポート種
- MagSafe 3ポートを併用できる
- 特になし