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アウトドア活動にはポータブル電源が欠かせないマクリン( @Maku_ring)です。
コンセントと複数のUSBポートを兼ね備えるポータブル電源は、屋外のアクティビティをさらに充実させてくれるアイテムです。
例えばキャンプだと、星空の下で温かい電気毛布にくるまったり、暑い夏には小型冷蔵庫でアイスを冷やしておいたりと、楽しみが広がります。
また、エンターテインメントに活躍するだけでなく、災害時の非常用電源としても重宝します。
そんなニーズに応えるがごとく、Ankerからシリーズ史上最もパワフルなポータブル電源「Anker PowerHouse II 800」が登場しました。
同社のベストセラーモデル「Anker PowerHouse II 400」の約2倍の超大容量バッテリーを搭載し、合計最大出力も770Wをほこります。
さらに、同時充電可能数が最⼤8台から11台へと拡張。
ポートの種類は前モデル同様に充実し、ACコンセント・USB-Cポート・USB-Aポート・DCポート・シガーソケットの5種類を備えています。
そんなわけで本記事は「【Anker PowerHouse II 800レビュー】最大11台同時充電できる216,000mAhの超⼤容量ポータブル電源」について書いていきます。
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Anker PowerHouse II 800の外観と付属品
「Anker PowerHouse II 800」は216,000mAhのポータブル電源です。
製品名 | Anker PowerHouse II 800 |
サイズ | 約300 x 185 x 204 mm |
重さ | 約8.3kg |
バッテリー容量 | 216,000mAh |
ポート | ACコンセント x 2/DC/USB-A x 4/USB-C x 2/シガーソケット |
入力 | DC:最大120W USB-C:最大60W x 2 (合計240W) |
出力 | AC:最大500W(瞬間最大1,000W) シガーソケット + 5.5mm DC x 2:最大120W USB-A x 4:各最大12W USB-C x 2:各最大60W (合計770W) |
弟分である「Anker PowerHouse II 400」の無骨なデザインそのままに、サイズが一回り大きくなっています。
400の倍にあたる大容量バッテリーを搭載しているため、重量が約8.3kgとかなり重めです。
激重ではあるものの、上部のハンドルで持ち運べる点や、基本的に据え置きで使うものという点を考慮すると、あまり気になりませんでした。
MacBookなら約11回・iPhone 12 Proなら58回以上充電でき、屋外でもデバイスのバッテリー切れを気にすることなく余裕で仕事できます。
入出力端子
- シガーソケット + 5.5mm DC x 2(最大120W)
- USBタイプA(最大12W)x 4
- PD対応USBタイプC(最大60W)x 2
- DCポート(最大65W)x 1
- ACコンセント x 2(最大300W)
大きな液晶パネルは数字がくっきりと見やすく、左から順に「本体へ入電時のワット数」「バッテリー残量」「デバイスに出力時のワット数」を表しています。
側面にはフラッシュライトとボタンが付いています。
フラッシュライトはボタンを押すたびに「低照度 / 高照度 / SOSモード」と切り替わります。
懐中電灯のようにスポットを照らすのに向いています。
アンビエントライトは3段階の明るさに調整でき、電球色で暖かみのある光を広範囲に届けます。
付属品はケーブル内蔵カーチャージャー、USB-C to USB-A ケーブル、USB-C to USB-C ケーブル、本体入電用のACアダプタです。
Anker PowerHouse II 800は最短4.9時間でフル入電
Anker PowerHouse II 800は、DCとPD対応USB-C、2種類の本体充電に対応しています。
このうちDCポートは、付属のアダプターを使うことで最大120W入力が可能となっています。
ほかには、DC 7909オス型アダプタもしくはアンダーソンアダプタ搭載のソーラーチャージャーに対応しています。
- Anker PowerPort Solar 60でのソーラー充電には非対応です。
- DC入力ポートとアンダーソン入力ポートは、どちらか一方しか使えません。
PD対応USB-Cは最大60W入力 x 2 なので、Omnia PA-B2など、60W出力対応の充電器を組み合わせるのがおすすめ。
とはいえ、20万mAh超えの超大容量バッテリーなので、いずれもフル充電まで7時間程度必要です。
Anker PowerHouse II 800はこの点にも配慮し、DCとPD対応USB-Cの同時急速入電に対応しています。
両方合わせれば最大240Wの入力に対応し、フル充電時間を4.9時間に短縮できます。
Anker PowerHouse II 800は5種類の出力で最大11台同時充電に対応
Anker PowerHouse II 800は5種類の出力端子をそなえ、多様なデバイスを充電できます。
各ポートの上に付いたボタンで出力を切り替えられ、同時出力にも対応しています。
左側のシガーソケットは最大120Wなので、ミニ冷蔵庫や扇風機・ハイパワーのノートPCすら動作できる高出力です。
中央部はUSBポート群であり、最大60WのPD対応USB-C x 2と最大12WのUSB-A x 4 を備えています。
PD対応USB-CはMacBook Pro13インチなど、ハイパワーのモバイルノートPCでも急速充電を実現します。
4つのUSB-Aは合計最大30W出力に対応し、iPad + iPhone + ワイヤレスイヤホン + ポケットWi-Fiでも同時充電可能です。
右側は最大300WのACコンセントなので、さまざまな家電に出力できます。
参考:300W以下の家電
- LEDランタン:約100W
- 電気毛布:約50W
- 扇風機・サーキュレーター:約300W
- ミキサー・ブレンダー:約300W
- 小型テレビ:約60W
- 小型冷蔵庫:約100W
- 小型炊飯器:約100W
- プロジェクター:約300W など
全ポートを駆使すれば合計最大出力770Wで、なんと最大11台の機器に同時充電できます。
ただし、パススルー充電には対応していないので注意ください。
5種類のポート&11個の充電端子で、小型家電ならどんな機器でも対応可能。
超大容量かつ多彩なポータブル電源をお探しなら、Anker PowerHouse II 800がおすすめです。
Anker PowerHouse II 800レビューまとめ
本記事は「【Anker PowerHouse II 800レビュー】最大11台同時充電できる216,000mAhの超⼤容量ポータブル電源」について書きました。
Anker PowerHouse II 800は、ACコンセント / USB-Cポート / USB-Aポート / DCポート / シガーソケットと、5種類のポートを搭載するポータブル電源です。
超大容量にくわえ、合計最大出力770Wに対応し、最大11台の機器を同時充電可能となっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。