評価:4.5
どうも、ワイヤレスイヤホン10台持ちのマクリン( @Maku_ring)です。
Bluetooth接続でケーブルを廃した完全ワイヤレスイヤホンは、通勤・作業時の便利なお供。
ワイヤレスイヤホンは一般的に左右イヤホンのいずれかが親機となり、片側を経由してもう一方(子機)に音が伝送されるため、左右間で音の途切れ・接続に差が生じることが多いのです。
これが従来のワイヤレスイヤホンの課題でもありました。
それがこちら、TaoTronics社の「TaoTronics SoundLiberty 77」です。
TaoTronics SoundLiberty 77は、Airoha社の「MCSync(Multi Cast Sychronization)」という新たな接続テクノロジーを採用しています。
従来は親機 子機へ伝送する「リレー伝送」が主流であったのに対し、 MCSyncでは左右イヤホンそれぞれが音を受信する「左右同時伝送」を実現しています。
これによって左右イヤホン間の伝送がなくなり、安定性が向上し音飛びしづらいだけでなく、音の高解像度化にも貢献しています。
フルワイヤレス長年の課題を解決した画期的なモデルといえるのです。
さらにタッチコントロールやオートペアリング、急速充電のラピッドチャージなど、快適機能も満載。
AACコーデックでiOS端末での音質面も抜かりありません。
そんなわけで本記事は「【TaoTronics SoundLiberty 77レビュー】左右同時伝送で接続がとぎれない完全ワイヤレスイヤホン【TT-BH077】」について書いていきます。
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TaoTronics SoundLiberty 77の外観と付属品
TaoTronicsは知る人ぞ知るオーディオメーカー。
Twitterアカウント( @Taotronics_JP)のフォロワーは1万人以上抱えており、クオリティの高さから支持を集めています。
「TaoTronics SoundLiberty 77」は完全防水仕様(IPX7)のBluetoothワイヤレスイヤホンです。
小ぶりなデザインで男女問わず使いやすい上、タッチセンサー部は同心円状の模様で上質感があります。
イヤホン本体はバッテリー内蔵の収納ケースに格納することができます。
こちらのケースは73 x 34 x 27mmとなかなかのコンパクト仕様で、手なじみの良い丸みを帯びた形状。
ケースはしっとりしたマットブラックで、天面には同じく同心円状の模様にロゴがオンされ、クールな仕上がりです。
フタを開閉することで、バッテリー残量が4段階のLEDランプで表示されます。
ケース裏面には、充電用のMicro USB端子を備えています。
TaoTronics SoundLiberty 77はイヤホン単体で5時間使用可能なスタミナ設計となっています。
またラピッドチャージに対応し、わずか10分の充電で約1時間分の使用が可能です。
同梱品はイヤホン本体にイヤーチップ、Micro USBケーブルです。
イヤーピースは本体装着済みのものをふくめ、S/M/Lと3種類あります。
TaoTronics SoundLiberty 77のペアリング
TaoTronics SoundLiberty 77のペアリング(Bluetooth対応機器との接続)方法は分かりやすくできています。
以上がペアリング方法です。
TaoTronics SoundLiberty 77は前述のとおり、左右同時伝送に対応しています。
したがって、両イヤホンをつなぐ両耳モードにくわえ、左右いずれかのイヤホンだけ接続する片耳モードも備えています。
TaoTronics SoundLiberty 77の装着感と音質
TaoTronics SoundLiberty 77は耳からの飛び出しが少ないスマートデザインで、女性が付けても違和感なく決まります。
ただしグリップ力はそれほど強くないので、気になる方はイヤーチップを交換するといいかもしれません。
接続中は両イヤホンがゆっくり青点滅を繰り返し、クールな主張がかっこいいです。
表面はタッチセンサーになっており、指で軽く触れるだけで音量調整ふくめ、ほぼ全ての操作が可能です。
- (右/左)2回タップ 再生/一時停止/終話
- (右/左)1回タップ 受話
- 右1回タップ 音量アップ
- 左1回タップ 音量ダウン
- 右3回タップ 曲送り
- 左3回タップ 曲戻し
- (右/左)3回タップ リダイヤル
- (右/左)2秒長押し 音声操作起動(Siri/Googleアシスタント)/着信拒否
TaoTronics SoundLiberty 77は、iPhone・iPadなどiOS端末から良い音で楽しめる、高音質コーデックのAACに対応しています。
前モデルのTaoTronics SoundLiberty 53も中音域の解像度が高い音設計でしたが、TaoTronics SoundLiberty 77はMCSyncによる左右同時伝送のおかげで、音の輪郭がさらにはっきりしたサウンドを出せるように仕上がっています。
材質にはPEEK+PU製のΦ6mmダイナミックドライバーを採用し、前モデルでは強くなかった低音域の補強が図られています。
そのおかげで、中音域から高音域の伸びだけでなく低音にも量感が増し、臨場感がさらに感じられるサウンドを実現しています。
TaoTronics SoundLiberty 77レビューまとめ
本記事は「【TaoTronics SoundLiberty 77レビュー】左右同時伝送で接続がとぎれない完全ワイヤレスイヤホン【TT-BH077】」について書きました。
TaoTronics SoundLiberty 77は、MCSync採用で左右同時伝送を実現し、フルワイヤレスの課題であった左右の音途切れ・遅延を解消した、革新的な完全ワイヤレスイヤホンです。
タッチコントロールやオートペアリング、ラピッドチャージなど、快適機能も豊富にそなえています。
MCSyncかつAACコーデックで音質面も完成度が高く、ROCKやR&Bに最適な音の味付けとなっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。