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【SoundPEATS H1レビュー】aptX Adaptive対応かつ単体10時間のロングバッテリーをほこる完全ワイヤレスイヤホン

どうも、ワイヤレスイヤホンが手放せないマクリン( @Maku_ring)です。

イヤホンのデフォルトスタンダードがフルワイヤレスになりつつある今、こだわりたいのが充電方式音質コーデック

旧来のMicro USB充電ではなくUSB-C充電だと、他機器のケーブルも使い回せて便利です。

また、音質コーデックがAACだけでなく「aptX」対応していれば、Android端末でも遅延の少ない上質なサウンドを楽しめます。

これらの要望にこたえた上でさらに上の機能を盛り込んでいるのが、SoundPeatsサウンドピーツ社の「SOUNDPEATS H1」です。

SoundPEATS H1の外箱

SoundPEATS H1は、USB-C充電のみならずワイヤレス充電にも対応し、ワイヤレス充電器を併用すればケーブルの抜き差しなしにチャージできちゃいます。

おまけにイヤホン単体でも最大10時間使用でき、一般的なワイヤレスイヤホンと比べ、約2倍のスタミナ仕様です(ケース併用なら約40時間)。

「AAC」「aptX」の音質コーデックにくわえ、上位互換の「aptX Adaptive」までサポートし、対応するAndroid端末なら高音質かつ低遅延の音楽・動画再生を可能としています。

マクリン
まさに盤石のフルワイヤレスイヤホン!

そんなわけで本記事は「【SoundPEATS H1レビュー】aptX Adaptive対応かつ単体10時間のロングバッテリーをほこる完全ワイヤレスイヤホン」について書いていきます。

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本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています。
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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

SoundPEATS H1の概要とレビュー

SOUNDPEATS H1完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。

SoundPEATS H1は完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホン

防水規格IPX5
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」と定義されている防水規格です。水中での使用には適していません。あらかじめご承知おきください。
 
ブラック&シルバーのシックなカラーリングで、落ち着いた大人のイヤホンというたたずまい。

SoundPEATS H1のカラーはブラック&シルバー

マクリン
同社の中でも高級感あるデザインですよ!

イヤホン単体で約12g、ケースふくめて約56gであり、標準的な重量となっています。

SoundPEATS H1のイヤホン重量は約12g
SoundPEATS H1のケース重量は約56g

ケースのサイズは41.9 x 71.9 x 32.8mmであり、コンパクトというわけではないものの、かさばるほどではありません。

SoundPEATS H1のケースサイズは41.9 x 71.9 x 32.8mm
 
付属品はイヤホン本体とシリコン製イヤーチップ(S/M/L)、COMPLY製イヤーチップ(M)、USB-C to Aケーブルです。

SoundPEATS H1の同梱品
 
それではSoundPEATS H1の特徴を紹介します。

 

Bluetooth 5.2に対応

SOUNDPEATS H1Bluetooth 5.2に対応し、接続性にすぐれています。

STEP.1
ペアリングモード

ペアリングしていない状態でケースを開くと、左右間が接続した後、右イヤホンはペアリングモード(赤白交互点滅)に移行します。


STEP.2
接続設定
Bluetooth機器のBluetoothをオンにすると「SOUNDPEATS H1」が表示されるのでそちらを選びます。


STEP.3
ペアリング完了
Bluetooth機器との接続が完了すると「接続済み」にステータスが変わります。


また自動ペアリングに対応し、一度接続したスマホであれば、収納ケースを開けてからの接続復帰がとてもスムーズで速いです。

Bluetooth 5.2の恩恵か、エントリークラスのフルワイヤレスに比べ、Bluetooth接続がすばやいと感じました。

さらにQualcomm TrueWireless Mirroringに対応し、親機側だけでなく子機側でも片耳使用が可能となっています。

Qualcomm TrueWireless Mirroring
マスター側(親機)の接続をスレーブ側(子機)にも継承する技術をベースに、Qualcomm独自でBluetoothの接続強度を高めたり、低消費電力化を図っています。
 
つまり、一般的なモデルの「リレー伝送」に対し、SOUNDPEATS H1は左右同時伝送を実現しています。

SOUNDPEATS H1は左右同時伝送
 

バッテリー性能が優秀かつワイヤレス充電対応

SOUNDPEATS H1はかなりのロングバッテリーです。

イヤホン単体で最大10時間、ケースふくめて最大40時間使用でき、イヤホン単体では通常モデルの約2倍となかなかのスタミナ。

SoundPEATS H1はイヤホン単体で最大10時間、ケースふくめて最大40時間再生可能
 
ケースを開くと4段階のLEDインジケーターが点灯し、ケースのバッテリー残量が分かるようになっています。

SoundPEATS H1は4段階のLEDインジケーター付き
 
充電用ポートはUSB-Cに対応し、汎用性の高いポートなのはありがたいです。

SoundPEATS H1はUSB-C充電対応

マクリン
充電時間はたったの1.5時間なので急いでるときも助かります!

さらにワイヤレス充電にも対応し、ワイヤレス充電器を組み合わせれば置くだけ充電が可能で、この点もすぐれています。

SoundPEATS H1はワイヤレス充電対応
 

高音は明瞭で低音はずっしり

SOUNDPEATS H1は装着感も良く、同社の中でもデザイン性が高いので、女性が付けても違和感なく決まります。

SoundPEATS H1の装着感
 
タッチ操作にも対応し、ボタンを押し込むことなく音量調整ふくめた全操作が可能です。

SoundPEATS H1はタッチ操作に対応

ボタン操作一覧
  • 右1回押す 音量を上げる
  • 左1回押す 音量を下げる
  • (右/左)2回押す 再生/一時停止/受話/終話
  • 右1.5秒長押し 曲送り(次の曲)/着信拒否
  • 左1.5秒長押し 曲戻し(前の曲)/着信拒否
  • (右/左)2秒押す 通話切り替え
  • (右/左)3回押す 音声アシスタント(Siri・Google)
  • (右/左)6秒押す ペアリング

肝心の音質面ですが、広がりと奥行きのある音が楽しめるイヤホンに仕上がっています。

一つ一つの音が粒立っており、それぞれの音の距離感が認識できる聴こえ方をします。

まさに高音ははっきり、低音はずっしり。

どちらも必要以上に主張してくることなく、高音も低音も逃さず楽しめるのに耳にうるさくないという、とてもバランスの良い調整が成されています。

aptXでも最新のコーデックである「aptX Adaptive」に対応しています。

対応するAndroidスマホは一部のハイエンド機にとどまるものの、超高音質と超低遅延を実現しています。

MEMO
aptX Adaptiveに対応していないスマホであっても、aptXでの視聴が可能です。
 

Complyのイヤーピースで遮音性が高い

SOUNDPEATS H1は通常のイヤーピース以外にComplyのイヤーピースが採用されています。

SoundPEATS H1はComplyのイヤーピース採用
 
Complyのイヤーピースは密閉性と遮音性しゃおんせいにすぐれ、音楽への没入感をアップしてくれます。

Complyのイヤーピースは遮音性にすぐれている

マクリン
Complyのほうが、聴こえてくる音もクリアですよ!

バスや街歩きの最中にもSoundPEATS H1を装着していましたが、周りの音はほとんど聞こえてきません。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)は搭載していないものの、ANCには特有の閉塞感があり、それが苦手という人もいます。

SoundPEATS H1なら周囲音を物理的にさえぎっているだけなので、そういったこともなく安心して使えます。

SoundPEATS H1の評価
音質(バランス良好)
(4.5)
連続再生時間(10時間)
(5.0)
音声操作(あり)
(5.0)
防水・防滴(IPX5)
(4.0)
総合評価
(4.5)
 

SoundPEATS H1をおすすめする人・しない人

SOUNDPEATS H1を数日使ってみて、本製品をおすすめできる人・できない人が見えてきたので伝えます。
 

おすすめしない人

高音も低音もはっきり表現してくれるSoundPEATS H1ですが、どちらかを特別強調しているチューニングではありません。

そのため「もっと低音が強めのほうが良い」「高音に特徴のある音楽を聴くことが多い」という人にとって、どっちつかずの印象が残ることもあるでしょう。

僕は好きなタイプのイヤホンですが「各音域にもっとパンチが欲しい」という人には物足りなさが残るかもしれません。

また、Complyのイヤーピースを採用しているため遮音性は抜群ですが「周囲の環境音などがほとんど聞こえない」ことを意味します。

ノイキャン搭載イヤホンのように、外音を取り込みたいとき(コンビニ・交通機関など)に切り替えられないため、そういった機能を求める人はノイキャンモデルを検討ください。

 

おすすめする人

これまでSoundPEATSのイヤホンを数々レビューしてきましたが、こと完成度の点では同社ナンバーワンです。

エントリークラスに分類できる価格帯(1.1万円台)でありながら、音質面では2〜3万円台のミドルクラスに匹敵するほど品質が高いです。

もし現時点でエントリークラスのワイヤレスイヤホンを持っており、もう少し違いのある製品を次に試したいと思っているなら、おすすめできるイヤホンといえます。

 

SoundPEATS H1レビューまとめ

本記事は「【SoundPEATS H1レビュー】aptX Adaptive対応かつ単体10時間のロングバッテリーをほこる完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。

SOUNDPEATS H1は、業界最長クラスのロングバッテリー・USB-C & ワイヤレス充電・aptX Adaptive対応と、三拍子揃ったイヤホンに仕上がっています。

音質面も同社でナンバーワンにも関わらず、価格は1万円台前半の手頃なレベルに収まっています。

マクリン
デビュー機にも次の一台を考えている人にもおすすめ!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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