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LIBRATONE AIR+3をレビュー!かわいい見た目とは裏腹にANC性能強めの完全ワイヤレスイヤホン

どうも、外出時はANC搭載イヤホンが欠かせないマクリン( @Maku_ring)です。

ワイヤレスイヤホンは毎日のように身に着けるものなので、少しでも気に入ったデザインのものを使いたいところ。

しかし、いわゆる高級イヤホンでも無骨なデザインが多く、外観そのものに惹かれるモデルは実はそう多くありません(完全に主観です)

そんななか、ANC・音質・装着性が良いのはもちろん、デザイン性まで文句なしのモデルが「LIBRATONE AIR+3」です。

LIBRATONE AIR+3の外箱

小鳥ロゴを中心とした可愛らしい外観は前作「AIR+(2nd)」のまま、各スペックが進化しています。

マルチポイント非対応ボタン割り当てが微妙など、前作からのデメリットで解消されていないところもあります。

とはいえ音質の良さは健在で、ANCも大きくパワーアップ、装着時の快適さも抜群と、トータルの完成度はかなりのものです。

なによりデザインが可愛くて上質感もあるので、所有欲が存分に満たされますし、着けていて気分のアガるモデルです。

そこで本記事ではLIBRATONE AIR+3をレビューしていきます。

メリット
  • 可愛らしい北欧デザイン
  • 優秀なANCと外音取り込み
  • 心地いい柔らかなサウンド
  • 快適な装着性
  • IP54の防水防塵
  • aptXコーデック対応
デメリット
  • AACコーデック非対応
  • マルチポイント非対応
  • ボタン割り当てが微妙
ご提供品
本記事はLIBRATONE様から商品を提供いただき作成しています。
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この記事の著者
マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

LIBRATONE AIR+3の概要

LIBRATONE AIR+3」は防水・防塵仕様(IP54)の完全ワイヤレスイヤホンです。

LIBRATONE AIR+3の外箱とイヤホン本体

防水防塵規格IP54
「5等級の防塵性能と4等級の防水性能(生活防水仕様)をもつ」という規格。多くのワイヤレスが防水しかないなか、防塵までついています。
製品名 LIBRATONE AIR+3
防水・防塵規格 IP54
接続方式 Bluetooth 5.2
対応コーデック SBC / aptX
重量 イヤホン約9g / ケース込み約51g
バッテリー(最大) イヤホン単体:約6時間
ケース込み:約24時間
ドライバー 11mmダイナミックドライバー
充電方式 USB-C・ワイヤレス
装着検出機能
ANC
外音取り込み
専用アプリ
マルチポイント
価格 29,800円

 
ラインナップは、ブラックのほかにホワイトミントグリーンと、ポップで淡いカラー展開となっています。

LIBRATONE AIR+3のブラックカラー
LIBRATONE AIR+3のホワイトカラー
LIBRATONE AIR+3のミントグリーンカラー
 
イヤホンはスティック型でありながら「耳からうどん」感のない角ばったクールなフォルム。

LIBRATONE AIR+3のイヤホン外観(外側)

一方でワンポイントの小鳥ロゴがポップさをも感じさせる、絶妙なデザインに仕上がっています。

装着センサーを搭載し、耳からの脱着にともなって自動で音楽再生・停止します。

LIBRATONE AIR+3のイヤホン外観(内側)

デュアルマイクにより音声をうまく取り込み、クリアで途切れのない通話も可能です。

ケースはシックなボディに小鳥のロゴがあしらわれ、イヤホンケースとは思えない小粋なオシャレさがあります。

LIBRATONE AIR+3のケース外観
 
上下に開閉するイカした機構も健在で、総じてこだわり深い設計です。

LIBRATONE AIR+3のケースを開けた様子
LIBRATONE AIR+3のケースを開けた様子
 
サイズも小ぶりで、ポケットにもスルッと収まります。


 
重量はイヤホン単体で約9g、ケースふくめ約51gと標準的な重さです。

LIBRATONE AIR+3はイヤホン単体で約9g
LIBRATONE AIR+3はケース込みで約51g
 
付属品はイヤホン本体とUSB C to Aケーブル、イヤーチップは装着済みふくめ、4種類(XS / S / M / L)用意されています。

LIBRATONE AIR+3の付属品一覧

 

LIBRATONE  AIR+(2nd)とのスペック比較

LIBRATONE AIR+3と同社の過去モデル「LIBRATONE AIR+(2nd)」との比較は以下のとおりです。

左スライドで全表示

製品名 LIBRATONE AIR+3
LIBRATONE TRACK AIR+3
LIBRATONE AIR+(2nd)
LIBRATONE TRACK AIR+(2nd)
防水規格 IP54 IP54
接続方式 Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.2
対応コーデック SBC / aptX SBC / AAC / aptX
重量(イヤホン / ケース込み) 約9g / 約51g 約11g / 約52g
バッテリー(最大) イヤホン単体:6時間
ケース込み:24時間
イヤホン単体:6時間
ケース込み:24時間
ドライバー 11mmダイナミックドライバー 5.3mmダイナミックドライバー
充電方式 USB-C / ワイヤレス USB-C / ワイヤレス
装着検出機能
ANC
外音取り込み
専用アプリ
マルチポイント
価格 29,800円 25,980円

LIBRATONE AIR+3の音質はクセのない上品でやわらかなサウンドで、前作から正統進化しました。

粒の細かさや各音域の心地いい響きは健在で、音の厚みがさらに増しています。

さらにANCは大幅にパワーアップし、こちらも文句なしの性能です。

装着感の良さも前作同様で、本機はさらに軽くなっていて耳に重さをほぼ感じません。

ただしiPhoneの主力コーデック「AAC」が省かれたのはちょっと残念。

相変わらずマルチポイント非対応なのも、個人的には気になる点です。

ANC重視ならAIR+3一択ですが、AIR+(2nd)も非常に良いモデルなので、価格次第では選択肢に充分入れて良いレベルでしょう。

 

LIBRATONE AIR+3のレビュー

LIBRATONE AIR+3の特徴を紹介していきます。

 

バッテリーは控えめでワイヤレス充電対応

バッテリー性能はイヤホン単体で最大6時間、ケースふくめ最大24時間と少し控えめです。

Libratone AIR+3のイヤホンをケースに収めた様子
 
バッテリー残量は、ケース背面のボタンを押すことでお手軽に確認できます。

MEMO
充電残量が減ってくると、ボタンを押したときの白いライトの点滅回数が3回、2回、1回と変化。赤く光ったら要充電です。
 
ケース背面にはUSB Type-Cポートをそなえ、急速充電にも対応。

Libratone AIR+3のケース下面にUSB type-Cポート
 
ワイヤレス充電にも対応し、置くだけ充電が可能です。

Libratone AIR+3はワイヤレス充電対応

急速充電には急速充電器が、ワイヤレス充電にはワイヤレス充電器が必要なので、ぜひそろえてみてください。
 

シンプルで使いやすい専用アプリ

専用アプリ「Libratone」は以下の機能がそろい、非常に充実しています。

アプリの機能
  • 外音コントロール
  • イコライザー設定
  • タップ機能のカスタマイズ
  • デバイス管理
  • 取扱説明書

Libratone

Libratone

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アプリを開くとまず外音コントロール画面が表示され、右上のルーペボタンからバッテリー残量を確認できます。

Libratone AIR+3アプリでバッテリー残量確認
 
外音コントロールでは、外音を取り込む「モニタリングモード」とANC機能の「ノイズキャンセリングモード」だけでなく、ジョギング中などに最適な「スポーツモード」も用意されています。

Libratone AIR+3アプリでモニタリングモード切り替え
Libratone AIR+3アプリでノイズキャンセリングモード切り替え
Libratone AIR+3アプリでスポーツモード切り替え
 
ノイキャンモードでは強度調整も可能です。

Libratone AIR+3のノイズキャンセリングは強度調整可能

マクリン
ANCが非常に強力なので、気になる場合は下げてもOK!

イコライザーは自在にカスタマイズできず「デフォルト」「低音重視」「高音重視」の3つから選択するシンプルな設計です。

Libratone AIR+3アプリでイコライザー設定
Libratone AIR+3アプリでイコライザー設定
マクリン
(僕のように)イコライザー調整にこだわりがなければ無問題モーマンタイ

タップ機能の割り当ては限定的で、カスタマイズできるのは左右イヤホンの「ダブルタップ」「トリプルタップ」のみです。

Libratone AIR+3アプリでタッチ操作カスタマイズ
Libratone AIR+3アプリでタッチ操作カスタマイズ
 
本機は5台までのマルチペアリングに対応し、一度接続したことのあるデバイスにアプリ操作で切り替えが可能です。

Libratone AIR+3アプリのデバイス管理

ただし2台の機器に同時接続できるマルチポイントには非対応です。

設定画面からは装着センサーのON/OFF切り替えも可能です。


 
意外と便利なのが「取扱説明書」機能。

Libratone AIR+3アプリからAIR+3の取扱説明書

マクリン
紙の説明書を開かなくても、アプリからサクッと見れちゃいます!

総評として機能面でやや力不足はあるものの、アプリ自体はとても見やすく、完成度は上々といった感じです。

前作からパワーアップしたANC

LIBRATONE AIR+3のANCは前作からパワーアップを遂げ、かなりの強度をほこります。

Libratone AIR+3のイヤホン外観

低音の効きはとくに素晴らしく、ロードノイズや雑踏の音は10%ほどにグッと抑えてくれる印象です。

効きの甘い中音域もスッと遠ざかってくれるのでそこまで気になりません。

Technics EAH-AZ80SONY WF-1000XM5には劣るものの、それに準ずるレベルに感じました。

アプリから強度調整も可能ですし、ジョギング時の風切り音などをうまく低減してくれる「スポーツモード」も用意され、利便性も十二分です。

マクリン
なによりこの軽い装着感でこの性能の高さは驚き…!

外音取り込みも前作以上に自然で、ノイズなどは全く気にならずに使用できます。

ANCから外音取り込みに切り替えると、静寂の世界へ音が徐々に戻ってくる感覚を楽しめ、その細やかな設計に惚れ惚れ。

ANC・外音取り込みは文句なしの仕上がりです。
 

やわらかで心地よいサウンド

LIBRATONE AIR+3は小ぶりで耳への収まりが良く、装着感はかなり良いです。

耳からの飛び出しがほとんどないので、首を振っても軽く走っても落ちそうな気配は全くなし。

重さも片耳A4用紙1枚ほどですし、耳に負担をほとんど感じません。

マクリン
圧迫感もなくて快適さは抜群!

イヤホン表面はタッチセンサーで、デフォルトで以下の操作が可能です。

操作 L R
再生/停止 2タップ 2タップ
ANC / 外音取り込み 3タップ 3タップ
受話 着信中に2タップ 着信中に2タップ
通話終了 通話中に2タップ 通話中に2タップ

操作は2種類しか割り当てられていませんが、アプリから変更可能です。

ただし操作できるのは「2タップ」「3タップ」のみなので、左右合わせて計4つの操作しか変更できません。

マクリン
1タップや長押しには割り当てできず…。

音質は前作を踏襲した上品なサウンドで、フワッとした柔らかさが特徴的です。

若干中音フォーカスのバランスながら、低音がしっかりと下支えしつつ高音も伸びやかに響き、全音域がハイレベルに仕上がっています。

アンダー1万円のイヤホンとは一線を画し、他のイヤホンでは拾えないような音もしっかり描写。

変な加工やノイズもなく、声の震えや微妙な歌い分けまで緻密に再現され、その細かい音にも不思議な力強さを感じるサウンドです。

音場の広さはまずまずですが、立体感は感じられますし、音の響きが心地よく万人に刺さる音質設計といえます。

マクリン
クセのないナチュラルテイストで、ポップスを楽しむのにぴったり!
LIBRATONE AIR+3
高音域
(4.5)
中音域
(4.5)
低音域
(4.5)
ノイズキャンセリング
(4.5)
総合評価
(4.5)
 

LIBRATONE AIR+3はこんな人におすすめ

LIBRATONE AIR+3は「ANC重視のオシャレなイヤホンが欲しい人」におすすめです。

本機はタッチ操作の割り当てが微妙マルチポイントに非対応と使い勝手の面でデメリットがあります。

とはいえ装着性の良さは抜群で音質・ANCともに非常にハイレベル。

さらに本機独特のデザインと上質な質感は、所有欲を存分に満たしてくれます。

マルチポイントや音質コーデックにこだわる人は、Technics EAH-AZ80SONY WF-1000XM5もおすすめです。

 

LIBRATONE AIR+3レビューまとめ

本記事ではLIBRATONE AIR+3をレビューしました。

本機は使い勝手の面で一部デメリットがあるものの、それを凌駕りょうがするメリットにも溢れたモデルです。

ANCや音質の良さはもちろん、小鳥ロゴの可愛らしいデザインと上質な質感は唯一無二といえるほど。

本機の外観にグッと惹かれた人はぜひお試しあれ。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 可愛らしい北欧デザイン
  • 優秀なANCと外音取り込み
  • 心地いい柔らかなサウンド
  • 快適な装着性
  • IP54の防水防塵
デメリット
  • AACコーデック非対応
  • マルチポイント非対応
  • ボタン割り当てが微妙
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