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EarFun Free Miniをレビュー!3千円台で耳にやさしい装着性と完全防水(IPX7)をそなえる完全ワイヤレスイヤホン

どうも、ワイヤレスイヤホンはコスパ重視のマクリン( @Maku_ring)です。

最近は機能満載のワイヤレスイヤホンが数多く登場し、その彩りで市場をにぎやかせています。

一方「そんなにたくさんの機能は要らないんだよなぁ……」という人も多いはず。

そんな「機能や音質にこだわらない代わりに、安いイヤホンが欲しい方」にぴったりなのが「EarFun Free Mini」です。

EarFun Free Miniの外箱

ANC・外音取り込み・装着センサー・ワイヤレス充電はすべて非対応なものの、3,799円という破格の値段を実現。

こだわりのある方には物足りないかもしれませんが、ワイヤレスイヤホンをお手頃価格で試したい方にはこれ以上ないエントリーモデルといえます。

価格をおさえつつ、片耳3.9gの軽量性に耳にやさしい装着性、IPX7の完全防水対応など、日常使いにうれしい性能をしっかりそなえるイヤホンです。

そこで本記事では「EarFun Free Miniをレビュー!3千円台で耳にやさしい装着性と完全防水(IPX7)をそなえる完全ワイヤレスイヤホン」について書きます。

ご提供品
本記事はEarFun様から商品を提供いただき作成しています。
メリット
  • 完全防水(IPX7)
  • 同社随一の軽量モデル
  • タッチで音量調節可能
  • 耳穴にやさしい装着性
デメリット
  • 装着センサー非搭載
  • ワイヤレス充電非対応
  • タッチ操作が使いづらい
  • タッチ操作カスタマイズ不可
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マクリン

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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

EarFun Free Miniの概要

EarFun Free Mini」は完全防水仕様(IPX7)の完全ワイヤレスイヤホンです。

EarFun Free Miniの外箱とイヤホンケースとイヤホン本体

防水規格IPX7
「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」と定義されている防水規格です。
製品名 EarFun Free Mini
防水・防塵規格 IPX7
接続方式 Bluetooth 5.0
対応コーデック SBC / AAC
重量 イヤホン約8g / ケース込み約38g
バッテリー(イヤホン / ケース込み) 最大5時間 / 最大24時間
ドライバー 6mmチタンコート振動板
充電方式 USB-C
装着検出機能
ANC
外音取り込み
マルチポイント
価格 3,799円
マクリン
最高クラスの防水性能なので、雨やスポーツ時も問題なし!

イヤホンは、黒で統一された表面にそっと添えられたロゴが目を引く、コロンと可愛らしい形状です。

EarFun Free Miniのイヤホン外観(外側)
 
同社のフルワイヤレスの中でも圧倒的な小ささを実現し、そのコンパクトさは1円玉と並べても遜色ないほど。

EarFun Free Miniと1円玉のサイズ比較
 
横から見ると陶芸品のような曲線が美しく、外側にいくにつれて形状がしぼられ、装着時に耳からの飛び出しも気になりません。

EarFun Free Miniのイヤホン外観(内側)

装着センサー非搭載で、耳からの脱着にともなう音楽再生・停止には対応していないので注意ください。

ケースはプラスチック製で、黒で統一されたカラーリングとマットな触感が、落ち着きを感じるデザインです。

EarFun Free Miniのケース外観
 
重量はイヤホン単体で約8g、ケースふくめ約38g同社随一の軽さを実現しています。

EarFun Free Miniのイヤホン単体の重量(約8g)
EarFun Free Miniのイヤホンとケースを合わせた重量(約38g)
 
ケースのサイズは約26 x 55 x 43mmで厚みも薄く、ポケットに入れても気になりません。

EarFun Free Miniのケースを手のひらに載せた様子

手のひらにおさまるサイズ感

EarFun Free MiniとAirPods Proの比較

AirPods Proよりひと回り小さい

 
付属品はイヤホン本体とイヤーチップ(S/M/L)、USB C to Aケーブル、清掃用綿棒です。

EarFun Free Miniの付属品

 

EarFun Free・Free 2・Free Pro・Free Pro 2・Air Pro・Air Pro 2とのスペック比較

EarFun Free Miniふくめた、同社のイヤホン7種のスペック比較は以下のとおりです。

左スライドで全表示

製品名 EarFun Free Mini
EarFun Free
EarFun Free 2
EarFun Free Pro
EarFun Free Pro 2
EarFun Air Pro
EarFun Air Pro 2
防水規格 IPX7 IPX7 IPX7 IPX5 IPX5 IPX5 IPX5
接続方式 Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.2
対応コーデック SBC / AAC SBC / AAC SBC / AAC / aptX SBC / AAC SBC / AAC SBC / AAC SBC / AAC
重量 イヤホン:約8g
ケース込み:約38g
イヤホン:約11g
ケース込み:約60g
イヤホン:約12g
ケース込み:約49g
イヤホン:約9g
ケース込み:約41g
イヤホン:約9g
ケース込み:約38g
イヤホン:約12g
ケース込み:約53g
イヤホン:約11g
ケース込み:約54g
最大音楽再生時間 イヤホン:5時間
ケース込み:24時間
イヤホン:6時間
ケース込み:30時間
イヤホン:7時間
ケース込み:30時間
イヤホン:7時間
ケース込み:32時間
イヤホン:6時間
ケース込み:30時間
イヤホン:9時間
ケース込み:32時間
イヤホン:7時間
ケース込み:34時間
ドライバー 6mmチタンコート振動板 6mmグラフェンドライバー 6mmダイナミックドライバー 6.1mmダイナミックドライバー デュアル6mmドライバー 10mmコンポジットダイナミックドライバー 10mmチタンコンポジットダイナミックドライバー
充電方式 USB-C USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C USB-C / ワイヤレス充電
装着検出機能
ANC
外音取り込み
専用アプリ
マルチポイント
価格 3,799円 3,999円 4,999円 5,999円 7,999円 7,999円 7,999円

 
EarFun Free Miniの特徴をまとめるとこんな感じです。

EarFun Free Miniの特徴
  • 機能はシンプル
  • 完全防水性能(IPX7)
  • イヤホン片側3.9gの最軽量モデル
  • 同社のフルワイヤレスで最安

最廉価モデルだけに、装着検出センサーやANC、ワイヤレス充電には非対応ですので注意ください。

したがって「音楽をとにかく聞ければ良い」という方にぴったりで、防水性能も高いので、スポーツ時や入浴時などあらゆるシーンで使えます。

ただし、最低限の機能しかそなえていないため、ワイヤレス充電やaptXが欲しいならEearFun Free 2を選ぶといいでしょう。

ANC・外音取り込み付きならEarFun Free Pro 2、装着センサーまで望むならEarFun Air ProAir Pro 2といった感じです。

外観も大きく異なるので、好みのデザインで選ぶのもアリかなと。

EarFun Free MiniとEarFun Free Pro 2, EarFun Air Pro 2の比較

左からFree Mini, Free Pro 2, Air Pro 2

装着センサー非搭載ではあるものの、デザインと機能のバランスから、僕はFree Pro 2が好みです。

それぞれ外観・機能が少しずつ異なっているので、価格と折り合いをつけて選んでみてください。

 

EarFun Free Miniのレビュー

EarFun Free Miniの特徴を紹介していきます。

 

軽量モデルながら24時間使用可能なバッテリー性能

EarFun Free Miniはイヤホン単体で最大5時間、ケース合わせて最大24時間と、標準よりちょっと短めのバッテリー性能です。

EarFun Free Miniのイヤホンがケースに収まっている様子

ただし、イヤホンの軽さをふまえると健闘しているほうだと思います。

ケース背面にはUSB Type-Cの充電ポートを搭載し、10分の充電で2時間の再生が可能な急速充電にも対応しています。

EarFun Free Miniのケース背面にUSB type-Cケーブルを指す様子

一方、ワイヤレス充電には非対応です。
 

耳穴への負担を感じない優しい装着性

EarFun Free Miniは、強く押し込むことなく耳にスッとおさまり、耳穴への負担を感じないやさしい装着性となっています。

EarFun Free Miniのイヤホンを耳に装着した様子

イヤホンによっては1〜2時間で耳穴が痛くなるものもありますが、当たりがソフトなのでそういった心配もありません。

丸い筐体部分が耳に当たって支えているのと、耳からの飛び出しの少なさやイヤホンの軽さのおかげで、頭を振っても落ちそうにない安定感もあります。

その反面、物理的な遮音性は低く、イヤホンを装着しても周りの音はあまり軽減されないので注意ください。

少し使いづらいタッチ操作

EarFun Free Miniのイヤホン表面はタッチセンサーとなっており、以下の操作が割り当てられています。

EarFun Free Miniのイヤホン外観(外側)

操作 L R
再生 2タップ 2タップ
停止 2タップ 2タップ
曲送り 3タップ
曲戻し 3タップ
音量を上げる 1タップ
音量を下げる 1タップ
音声アシスタント 長押し(2秒) 長押し(2秒)
受話 着信中に2タップ 着信中に2タップ
通話拒否 着信中に長押し(2秒) 着信中に長押し(2秒)
通話終了 通話中に2タップ 通話中に2タップ
注意
専用アプリはなく、操作のカスタマイズはできません。

再生・停止や曲送り・曲戻しにくわえ、音量調整にも対応し、イヤホンだけであらゆる操作が可能です。

ただし、タップの判定が若干シビアで、ロゴを含む中心部分をしっかりタップしないと反応してくれません。

実際いざ操作しようとしても、側面との境界に近いところをタップしてしまい、反応してくれないということが多かったです。

それならばとイヤホンにまず軽く触れて、おおよその中心位置を確認してからタップしようとすると、軽く触れたのが1タップと認識されて困ることも。

操作が豊富なのは嬉しいものの、その弊害でちょっと使いづらいかなのが正直なところです。
 

高音がきれいでライトなクセのない音質

EarFun Free Miniは、エコーや音の加工が少ないライトな聴き心地で、とくに高音が綺麗に感じられる音質設計となっています。

EarFun Free Miniのイヤホンを2つ並べた様子

バランスは若干高音寄りで、シンバルやパーカッションなどの楽器音が聞き取りやすく、いろいろな音を楽しむことが可能です。

低音もズンズン響くような迫力があるわけではありませんが、ほどよい量感で全体としてバランス良く、クセのないサウンドに仕上がっています。

音の重厚感は控えめなので、人によっては全体的に音が軽く、シャンシャンと響くような印象を受けるかもしれません。

たとえるなら、生音をザルにして、重厚さを取り除いてから耳に届けている感じ。 

沈み込むような低音の余韻や音の迫力を求める方には向きませんが、中高音中心にJ-Popを楽しむには申し分ないイヤホンといえます。

EarFun Free Mini
音質
(2.5)
連続再生時間(5時間)
(3.5)
音声操作(あり)
(5.0)
防水・防滴(IPX7)
(5.0)
総合評価
(4.0)
 

EarFun Free Miniはこんな人におすすめ

EarFun Free Miniは「シンプルで安いワイヤレスイヤホンが欲しい方」におすすめです。

機能は限られているものの、軽くて装着性が良く、3,799円というのはワイヤレスイヤホンでも破格の値段。

音質や機能にこだわりがない方であれば、これ以上ない選択肢といえるでしょう。

一方で、ANCや外音取り込みも求める方はEarFun Free Pro 2、装着センサーは外せないという方はEarFun Air Pro 2を視野に入れるといいでしょう。

さらに、専用アプリやイコライザー調整、タッチ操作のカスタマイズまで望むなら、1万円以下で全てをそなえるSoundcore Life P3がおすすめです。

 

EarFun Free Miniレビューまとめ

本記事は「EarFun Free Miniをレビュー!3千円台で耳にやさしい装着性と完全防水(IPX7)をそなえる完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。

EarFun Free Miniは機能をできるだけ抑えて低価格を実現し、ワイヤレスイヤホンの敷居を下げたモデルです。

こだわりのある方には少し物足りないかもしれませんが、「とりあえず音楽を聞ければOK」というニーズには申し分のないエントリーモデルといえます。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 完全防水(IPX7)
  • 同社随一の軽量モデル
  • タッチで音量調節可能
  • 耳穴にやさしい装着性
デメリット
  • 装着センサー非搭載
  • ワイヤレス充電非対応
  • タッチ操作が使いづらい
  • タッチ操作カスタマイズ不可
YouTube
動画でも紹介しています。

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