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SOUNDPEATS Mini Proをレビュー!高強度のANCとキレのあるサウンドを両立した完全ワイヤレスイヤホン

どうも、作業時にANC搭載イヤホンは欠かせないマクリン( @Maku_ring)です。

カフェやオフィスの作業ではとくに、フルワイヤレスANCが集中力のカギを握るといっても過言ではありません。

とはいえ、ANC性能を求めすぎると価格も相応に上がってしまいます。

「ANCは強いほうが良いけど出費は抑えたい」というニーズに応えるモデルが「SOUNDPEATS Mini Pro」です。

SOUNDPEATS Mini Proの外箱

安価なだけに、装着センサー・専用アプリ・ワイヤレス充電はすべて非対応と、機能面は限られます。

ただ狙いをしぼっている分、ANCや外音取り込みなど、一部の機能はひとクラス上にも劣りません。

マクリン
装着感も安定かつ快適ですよ!

サウンドもフラットでキレがあり、誰でも聴きやすいクセのない仕上がりです。

そこで本記事では「SOUNDPEATS Mini Proをレビュー!高強度のANCとキレのあるサウンドを両立した完全ワイヤレスイヤホン」について書きます。

SOUNDPEATS Mini Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
メリット
  • フラットでキレのあるサウンド
  • ケース込み37gの軽量モデル
  • 高強度のANCと自然な外音取り込み
  • 耳にやさしい快適な装着感
  • タッチで音量調節可能
  • aptX Adaptive対応
デメリット
  • 装着センサー非搭載
  • ワイヤレス充電非対応
  • タッチ操作カスタマイズ不可
ご提供品
本記事はSOUNDPEATS様から商品を提供いただき作成しています。
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マクリン

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マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

SOUNDPEATS Mini Proの概要

SOUNDPEATS Mini Pro」は完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。

SOUNDPEATS Mini Proの外箱とケースとイヤホン本体

防水規格IPX5
「あらゆる方向からの逆流水による有害な影響がない」と定義されている防水規格です。水中での使用には適していません。
製品名 SOUNDPEATS Mini Pro
防水・防塵規格 IPX5
接続方式 Bluetooth 5.2
対応コーデック SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive
重量 イヤホン約10g / ケース込み約37g
バッテリー(イヤホン / ケース込み) 最大7時間(ANCで5時間) / 最大21時間
ドライバー 10mmダイナミックドライバー
バランスド・アーマチュアドライバー
充電方式 USB-C
装着検出機能
ANC
外音取り込み
マルチポイント
価格 6,680円

 
イヤホンはコロンとかわいらしい形状で、マットブラックの筐体に添えられた白いロゴが垢抜けた上品さを感じさせます。

SOUNDPEATS Mini Proのイヤホン外観(外面)
 
装着センサー非搭載のため、耳からの脱着にともなう音楽再生・停止には対応していません。

SOUNDPEATS Mini Proのイヤホン外観(内面)
 
ケースは少しグレーがかった柔らかい色合いで、ついつい触りたくなるサラサラした触感。

SOUNDPEATS Mini Proのケース外観
 
イヤホン単体は約10gと標準的なものの、ケースをふくめると約37gとかなりの軽量モデルとなっています。

SOUNDPEATS Mini Proのイヤホン単体の重量は約10g
SOUNDPEATS Mini Proのケース含めた重量は約37g
 
ケースの大きさは約43 x 59 x 31mmと、AirPods Proよりひと回り小さいサイズ感となっています。

SOUNDPEATS Mini ProとAirPods Proのケース比較
 
付属品はイヤホン本体とイヤーチップ(S/M/L)、USB C to Aケーブルです。

SOUNDPEATS Mini Proの付属品

SOUNDPEATS Mini Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
 

SOUNDPEATS Air3 Pro・T2とのスペック比較

同社のフルワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air3 Pro」「SOUNDPEATS T2」との比較は以下のとおりです。

左スライドで全表示

製品名 SOUNDPEATS Mini Pro
SOUNDPEATS Mini Proのイヤホン外観
SOUNDPEATS Air3 Pro
SOUNDPEATS Air3 Proのイヤホン外観
SOUNDPEATS T2
防水規格 IPX5 IPX4 IPX5
接続方式 Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.2 Bluetooth 5.1
対応コーデック SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive SBC / AAC
重量(イヤホン / ケース込み) 約10g / 約37g 約9g / 約37g 約11g / 約48g
バッテリー
(上)イヤホン(下)ケース込み
最大7時間(ANCで5時間)
最大21時間
最大6時間(ANCオンで5時間)
最大24時間
最大10時間(ANCオンで約7.5時間)
最大30時間(ANCオンで約22.5時間)
ドライバー 10mmダイナミックドライバー+
バランスド・アーマチュアドライバー
12mmダイナミックドライバー 12mmダイナミックドライバー
充電方式 USB-C USB-C USB-C
装着検出機能
ANC
外音取り込み
専用アプリ
マルチポイント
価格 6,680円 6,480円 7,280円

SOUNDPEATS T2は若干前の機種だけに、Bluetoothのバージョンが5.1だったり、コーデックもSBCとAACのみだったりと、少し見劣りします。

一方SOUNDPEATS Mini ProSOUNDPEATS Air3 Proは、いずれもBluetooth 5.2・aptX Adaptiveに対応し、接続性と対応コーデック面の仕様は共通しています。

全モデルとも装着センサー・専用アプリ・マルチポイントには非対応ですが、サウンドの仕上がりや機能・性能面にそれぞれの個性が現れています。

まずANCを重視する人におすすめなのが、本記事で紹介するSOUNDPEATS Mini Pro

上位モデルに劣らぬANC性能をそなえ、外音取り込みも優秀です。

キレのあるフラットなサウンドで音楽を気持ちよく楽しめますし、装着感も良く、耳に負担を感じません。

生演奏のような臨場感あるサウンドを堪能したい人SOUNDPEATS Air3 Proがぴったり。

どっしりした低音ときれいに響く高音から生み出される、迫力あるサウンドを実現しつつ、ANC・外音取り込みもそなえています。

バッテリーを重視する人SOUNDPEATS T2がベターで、イヤホン単体で唯一の10時間に対応しています。

SOUNDPEATS Mini Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
 

SOUNDPEATS Mini Proのレビュー

SOUNDPEATS Mini Proの特徴を紹介していきます。

 

ケース込み21時間と少し控えめなバッテリー性能

バッテリー時間はイヤホン単体で最大7時間(ANCオンで5時間)、ケースふくめ最大21時間です。

SOUNDPEATS Mini Proのイヤホンをケースにおさめた様子

少し控えめな性能ですが、価格と軽さを考えるとそれなりに頑張っているほうだと思います。

マクリン
イヤホンが磁石で「シュポッ」とケースに収まるのが気持ちいい!

ケース背面には汎用性の高いUSB Type-Cポートをそなえています。

SOUNDPEATS Mini Proの背面にはUSB Type-C端子を搭載

ただし、ワイヤレス充電には非対応ですので注意ください。
 

軽くて耳になじむ装着感と少しクセのある操作割り当て

本機は耳に軽く入れただけでしっかりホールドされ、装着感はかなり快適です。

SOUNDPEATS Mini Proを耳に装着した様子

安定感は高いのに圧迫感はあまり感じず、長時間つけっぱなしにも耐えうる親切設計となっています。

イヤホンを装着しながらガムやナッツなどのおやつを食べても落ちる心配がなく、作業シーンの快適さは文句なしです。

イヤホン表面はタッチセンサーで、以下の操作が可能です。

操作 L R
再生/停止 2タップ 2タップ
曲送り 1.5秒長押し
音量を上げる 1タップ
音量を下げる 1タップ
ANC / 外音取り込み / OFF 1.5秒長押し
ゲーム(低遅延)モード 3タップ
音声アシスタント 3タップ
ペアリングモード 6秒長押し 6秒長押し
受話 着信中に2タップ 着信中に2タップ
通話拒否 着信中に1.5秒長押し 着信中に1.5秒長押し
通話終了 通話中に2タップ 通話中に2タップ
MEMO
専用アプリはなく、カスタマイズはできません。

「再生 / 停止」はもちろん、「モード切り替え」や「音量調整」まで、多くのアクションをイヤホンから操作できます。

遅延を60ms以下に抑えるゲーミングモードにも対応し、その切り替えも可能です。

ただ、長押しに曲送りが割り当てられていたり、曲戻しはできなかったりと、操作割り当てには少しクセがあります。

タッチ面が外側に少しふくらんでいるため指が触れやすく、操作性は良好です。

アンダー1万円とは思えないANC性能と外音取り込み

価格の安さからANCにはあまり期待していなかったのですが、使ってみてびっくり。

アンダー1万円とは思えない強度で、周囲のノイズを大きく低減してくれます。

SOUNDPEATS Mini Proのイヤホン外観

屋外ではイヤホン装着で10の音が6〜7に、そこからANCオンで2〜3になるイメージで、車のロードノイズへの効きをかなり実感しました。

ANCオンの状態からイヤホンを外すと「まわりはこんなにうるさかったのか……!」と驚くほどです。

オフィスでは周りで人が会話していても気にならず、自席でのオンライン会議にガッツリ集中できました。

同価格帯では間違いなくトップレベルで、1万円台のイヤホンと比べても遜色そんしょくありません。

マクリン
最大35dBのノイズ低減との触れ込みですが、それ以上に感じます……!

外音取り込みも自然な仕上がりで、イヤホン未装着時とほぼ変わらない聴こえ方でした。

音を変に強調していないため、耳を刺すような鋭さも感じません。

むしろ「取り込みがちょっと弱いかな?」と感じるほど。

ANC性能も外音取り込みも、良い意味で期待を裏切る完成度です。
 

フラットでキレのあるバランスの良いサウンド

SOUNDPEATS Mini Proはハイブリッド機構のドライバーにより、音~高音をバランス良くカバーし、フラットでキレのある音質設計です。

SOUNDPEATS Mini Proのイヤホン外観(内側)

丸みをおびた柔らかい音というより、実際の発声に忠実なパキッとしたシンプルな音を奏でてくれます。

低音はズンズンと響くのを感じられ、高音もノイズなくきれいに響き、全体の仕上がりは上々。

クセも尖りもないので、誰でも聞きやすいサウンドに仕上がっています。

一方、音場の広さや音の厚みは感じづらい設計です。

音が一定の距離感で鳴っている印象で、立体的な広さはあまり感じられません。

シンプルであるがゆえに音の厚みも感じづらく、ライブ音源などの迫力には欠ける部分も。

また、バラードでの透き通ったヴォーカルやピアノの繊細な音など、細かい部分までは再現されません。

マクリン
ただ、価格を考えると充分満足できるレベルですよ!

aptX Adaptiveは高音質・低遅延を実現するコーデックですので、対応するAndroidスマホを持っている人はぜひお試しください。

SOUNDPEATS Mini Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
SOUNDPEATS Mini Pro
高音域
(3.5)
中音域
(3.5)
低音域
(3.5)
ノイズキャンセリング
(4.0)
総合評価
(3.5)
 

SOUNDPEATS Mini Proはこんな人におすすめ

SOUNDPEATS Mini Proは「1万円未満で強めのANCを楽しみたい人」におすすめです。

本機のANC性能は同クラスで突出し、1万円台を使っている人でも満足できるレベル。

外音取り込みの仕上がりも良く、オフィス利用にかなり適したイヤホンといえます。

音質は上位クラスには劣るものの、クセはないのでネックにはなりません。

ただし機能は限られ、使い勝手の面ではもう一歩のところもあります。

装着センサーやワイヤレス充電を外せない人はEarFun Air Pro 2、専用アプリやタッチ操作カスタマイズを望むならSoundcore Life P3を選択肢に入れるといいでしょう。

 

SOUNDPEATS Mini Proレビューまとめ

本記事は「SOUNDPEATS Mini Proをレビュー!高強度のANCとキレのあるサウンドを両立した完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。

SOUNDPEATS Mini ProはANC・外音取り込み・装着性ともに文句のない仕上がりで、音質も充分満足できるレベルです。

機能性を重視する人にはおすすめできませんが、逆にそれが気にならないなら、コスパの高いイヤホンといえます。

「価格が安い = ANC性能が悪い」と思っている人こそぜひ試して欲しいモデルです。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

SOUNDPEATS Mini Pro
SoundPEATS(サウンドピーツ)
メリット
  • フラットでキレのあるサウンド
  • ケース込み37gの軽量モデル
  • 高強度のANCと自然な外音取り込み
  • 耳にやさしい快適な装着感
  • タッチで音量調節可能
  • aptX Adaptive対応
デメリット
  • 装着センサー非搭載
  • ワイヤレス充電非対応
  • タッチ操作カスタマイズ不可
YouTube
動画でも紹介しています。

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