ガジェットの中でも充電器大好きマクリンです。
新しいモノが出たら思わず買ってしまうので「これは買うべきじゃなかった……」という失敗をたくさん経験してきました。
数々の失敗を経て、いまも使い続けているスマホのUSB充電器は、本当の意味でおすすめできるものです。
そこで本記事は充電器のおすすめについて紹介します。
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USB急速充電器とは?
USB急速充電器とはその名のとおり「モバイル機器やノートPCを急速充電するためのUSB機器」のことです。
モバイルバッテリーとよく混同されがちですが、充電器は本体内にバッテリーを内蔵せず、コンセントを差してケーブルあるいはワイヤレスでデバイスを充電します。
この「バッテリーを内蔵しない」「コンセントを有している」の2点が、充電器とモバイルバッテリーの大きなちがいです。
ひとえに充電器といっても、携帯性を重視したものから大型までさまざまなタイプがあります。
いろいろな種類を使ってみて、僕の行き着いた「使いやすいスマホのUSB充電器」は以下のとおりです。
- 小型である
- ポート数は最大4口まで
- 高出力である
持ち運ぶことも視野に入れた場合、小型であることは必須。
近年は、次世代パワー半導体のGaNを搭載する充電器が次々と登場し、コンパクトな高出力モデルが増えています。
また、USBポート数は5つ以上あったところで、同時に使う機会は案外少なく、4口までが実用的です。
それから出力(ワット数)は、デバイスの充電速度にかかわる大事な要素になってきます。
ワットは「電圧 x 電流」の掛け算で算出され、各デバイスごとに対応ワット数は細かく分かれます。
各デバイスの急速充電時に必要なワット数を挙げていきます。
- iPhone(11シリーズまで) 18W
- iPhone(12シリーズ以降)・Androidスマホ 20W
- PPS対応のAndroidスマホ(Super Fast Charging対応) 25W
- MacBook Air・iPad・Nintendo Switch 30W
- 一般的なWindowsノートPC 60W
- 14インチMacBook Pro(M4) 70W
- 14インチMacBook Pro(M4 Pro / M4 Max)、高出力WindowsノートPC 100W
- 16インチMacBook Pro 140W
このようにデバイスによってワット数は異なり、おぼえきれないほど多岐にわたります。
なお、USB PD規格の最大は240Wであり、小型の100W対応充電器も増えているので、それらは以下の記事で紹介しています。
デバイス・メーカー別におすすめの充電器
デバイスによって最適な充電器は分かれるのでそれぞれ紹介します。
iPhoneにおすすめの充電器
12シリーズ以降のiPhoneから、付属品の充電器がカットされたため、iPhone用充電器を別途用意する必要があります。
iPhone 16シリーズは、有線充電時だと30分で50%充電できる「高速充電」に対応しています。
ただし、充電器の出力が20W以上に対応している必要があります。
それを知らずに昔のiPhone充電器を使ったりすると、5Wにしか対応していないので「ぜんぜん充電されない……!」ということになりかねません。
最新のiPhoneで高速充電できる20W対応充電器を、下記記事にて特集しています。
PPS対応Androidスマホにおすすめの充電器
PPS(Programmable Power Supply)とはUSB PD 3.0(USB Power Delivery 3.0)のオプション機能で、PPS対応デバイスに最適な充電が可能となっています。
PPS対応デバイスとPPS対応充電器をPD対応ケーブルでつなぐことで、従来のPDをしのぐ出力(25W以上)と速度で充電できます。
ただし、現時点でその対応機種は多くなく、Galaxy S21など一部のAndroidスマホにとどまります。
Galaxyの場合、PPS対応充電器で充電されていると「超急速充電」と表示し、それでPPS対応充電器か否か判断できます。
実際に使って「良い」と感じたおすすめのPPS対応充電器を、下記記事にて特集しています。
置くだけ充電できるおすすめのワイヤレス充電器
iPhoneふくめ、近年のスマホは置くだけ充電の「ワイヤレス充電」に対応しています。
有線充電にくらべて充電速度は落ちるものの、それ以上にケーブルの抜き差しなしに充電できる利便性が勝ります。
スタンド型・パッド型・マグネット型と、使用シーンに応じて自分に最適なワイヤレス充電器は異なります。
そこで下記記事では、各形状ごとにおすすめのワイヤレス充電器を特集しています。
MacBook Air/Proにおすすめの充電器
MacBookの充電器は、Airが30Wの電源アダプタ、13インチと14インチのPro(8コアCPU)が61Wと67Wのアダプタ、14インチのPro(10コアCPU)は96Wと、多岐にわたります。
いずれも小さくなく、ワット数さえ合わせられれば、小型の代用充電器に変えたほうがベターです。
各モデルに合った充電器を集めてみたので下記記事を参考ください。
Apple Watchにおすすめの充電器
Apple Watchはバッテリー内蔵のスマートウォッチであるため、充電をわすれると、外出時に「バッテリー残量がない……!」ということになりかねません。
そういった事態に見舞われないよう、Apple Watchの磁気充電器を常に携帯しておきたいところ。
Apple Watchの充電器は大きく、直挿しのコードレスタイプと巻き取りケーブルタイプ、スタンドタイプの3つに分かれています。
Apple Watchに最適な充電器を集めてみたので下記記事を参考ください。
Anker(アンカー)でおすすめの充電器
数ある充電器メーカーでもおすすめなのがAnker。
ひとめでAnkerと分かる洗練されたデザインにくわえ、スマホ用からノートPC用、単ポートから多ポート仕様まで実にバリエーションに富んでいます。
また、一度買えばほぼ故障知らずの品質の高さも人気の理由です。
Ankerでおすすめの充電器を集めてみたので下記記事を参考ください。
CIOでおすすめの充電器
AnkerとならんでおすすめのメーカーがCIOです。
小型化・高出力化に特化したメーカーで、他社にはない独創的かつ魅力的なモデルを数多くリリースしています。
こちらの記事では、CIOでおすすめの充電器を集めてみたので参考ください。
1ポートタイプのおすすめUSB充電器
それでは数あるスマホのUSB急速充電器から、まずは1ポートタイプを紹介します。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 出力 |
---|---|---|---|---|
「CIO Mate Charger001」 |
約29 x 30 x 31mm | 約35g | 1(USB-C x 1) | 最大20W |
「CIO Mate Charger002」 |
約31 x 31 x 32mm | 約51g | 1(USB-C x 1) | 最大30W |
「Anker Nano II 45W」 |
約35 x 38 x 41mm | 約68g | 1(USB-C x 1) | 最大45W |
「Anker Nano II 65W」 |
約44 × 42 × 36 mm | 約112g | 1(USB-C x 1) | 最大65W |
「Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル」 |
約60 × 41 × 29 mm | 約120g | 1(USB-C x 1) | 最大100W |
CIO Mate Charger001
「CIO Mate Charger001」は、1ポートタイプの20WクラスUSB急速充電器です。
カラーはモスグリーンをはじめ、シェルピンク・ナチュラルホワイト・ライトブラックと、これまでのCIOの充電器のイメージを一新する淡い色調がそろっています。
3cm角の小型サイズながら、折りたたみプラグを搭載しています。
プラグの格納できないiPhoneの昔の充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)やAnker Nano Charger (20W)とほぼ同じサイズを実現しています。
重量は約36gで、プラグを折りたためるタイプでは最軽量クラス。
最大20W出力に対応し、iPhoneふくむスマホやタブレットの急速充電に適しています。
CIO Mate Charger001は「コンパクトなスマホ・タブレット充電器がほしい人」におすすめです。
CIO Mate Charger002
「CIO Mate Charger002」は、1ポートタイプの30Wクラス充電器です。
サイズは約31 x 31 x 32mmと、20W仕様のCIO Mate Charger001と各辺0.1cmずつしかサイズに違いがありません。
MacBook Airの30W USB-C電源アダプタの半分未満なのにくわえ、これまで同クラスの最小充電器であったAnker 511 Charger (Nano 3, 30W)より奥行きが4mm程度短くなっています。
重量は約50gであり、MacBook Air充電器と比べても半分未満の軽量設計です。
USB-Cは最大30W出力にまで対応し、MacBook Airでも急速充電可能です。
CIO Mate Charger002は「コンパクトなMacBook Air・スマホ充電器がほしい人」におすすめです。
Anker Nano II 45W
「Anker Nano II 45W」は、1ポートタイプの45W充電器です。
白あるいは黒一色のデザインから一新され、シルバーとブラックグレーのツートーンで洗練された雰囲気に仕上がっています。
GaN充電器の中でも究極の小型化を追求し、約35 x 38 x 41mmを実現しています。
30Wながらその小ささで反響を呼んだ「Anker PowerPort Atom PD 1」とほぼ同サイズです。
しかも、Anker Nano II 45Wはプラグが格納できちゃいます。
MacBook Airの30W純正アダプターと比較しても、その差は歴然です。
重量も、同出力のGaN充電器である「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」より15g以上軽い、約68gにおさえています。
最大45W出力に対応し、MacBook Airなら急速充電、MacBook Pro 13″でも通常充電が可能です。
サイコロサイズの超小型設計で、あらゆるデジタル機器に高出力充電。
Anker Nano II 45Wは、スマホ充電器でもノートPC充電器でも使える45Wタイプでベストの完成度をもつ逸品です。
Anker Nano II 65W
「Anker Nano II 65W」は、1ポートタイプの60Wクラス充電器です。
サイズは約44 × 42 × 36 mmで、13インチMacBook Pro純正アダプターと比べ、約60%の小型化を実現しています。
重量は純正アダプターの半分近くまでの軽量化に成功し、60Wクラスとしてはかなり優秀。
USB-Cは最大65W出力に対応し、MacBook AirやProふくめ、USB-C対応モバイルノートPCの急速充電が可能です。
Anker Nano II 65Wは、スマホからノートPCまであらゆる機器の充電をカバーし、1ポート充電器では最適といえる出来でした。
Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル
「Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル」は、1ポートタイプの100WクラスUSB-C充電器です。
同じくAnkerの「317 Charger」から半分程度、Apple 96W USB-C電源アダプタからは半分未満であり、同クラスではダントツの最小設計。
重量もバツグンに軽く、なんと123g。100Wクラスながら60Wクラスと遜色ない軽量ぶり。
ケーブル別売りの充電器が多い中、100W対応ケーブルが同梱されているのもかなり良心的。
100W出力に対応し、14インチMacBook Proや高出力WindowsノートPCでも急速充電可能です。
仕様には記載されていませんが、PPSにも対応し、PPS対応スマホとの組み合わせで20W以上の超急速充電が確認できました。
2ポートタイプのおすすめUSB充電器
実用性の高いUSB充電器が2ポートタイプです。
僕自身、このタイプの使用頻度がもっとも高く、スマホとタブレット、ノートPCとスマホなどの組み合わせで充電することができます。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 出力 |
---|---|---|---|---|
「Anker 323 Charger (33W)」 |
約35 x 35 x 40mm | 約56g | 2(USB-A x 1 / USB-C x 1) | USB-A:最大33W USB-C:最大33W ※ポート合計32W(20W+12W)出力 |
「CIO Mate Charger003」 |
約70 x 43 x 12.5mm | 約50g | 2(USB-C x 2) | USB-C:各ポート最大20W ※ポート合計15W出力 |
「CIO NovaPort DUOⅡ 45W」 |
約45 x 33 x 29mm | 約69g | 2(USB-C x 2) | USB-C:各ポート最大45W ※ポート合計40W(30W + 10W / 20W + 20W)出力 |
「TORRAS FlexLine」 |
約65 x 52 x 38mm | 約123g | 2(USB-C伸縮ケーブル / USB-C) | USB-C / 内蔵ケーブル:各最大40W ※ポート合計40W(20W + 20W)出力 |
「CIO NovaPort DUOⅡ 67W」 |
約50 x 40 x 29 mm | 約104g | 2(USB-C x 2) | USB-C:各ポート最大67W ※ポート合計65W(45W + 20W / 30W + 30W / 20W + 20W)出力 |
「MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W」 |
約45.3 x 83.9 x 12.9 mm | 約83g | 2(USB-C x 2) | USB-C:各ポート最大70W ※ポート合計70W(35W + 35W / 45W + 20W / 20W + 45W)出力 |
「CIO NovaPort DUOⅡ 120W」 |
約61 x 50 x 32 mm | 約204g | 2(USB-C x 2) | USB-C:各ポート最大100W ※ポート合計120W(90W + 30W / 60W + 60W)出力 |
Anker 323 Charger (33W)
2ポートタイプの30Wクラス充電器「Anker 323 Charger (33W)」です。
2ポートながら約35 x 35 x 40 mmという、卵以下のコンパクトサイズにおさまっています。
同クラスの1ポート充電器で最小のAnker 511 Charger (Nano 3, 30W)と比べても、ひと回り大きい程度に収まっています。
重量も60gと抜群の軽量性を実現しています。
USB-Cを1ポート接続で最大33W出力でき、MacBook Airも急速充電可能です。
2ポート同時利用時は合計最大32W出力(20W + 12W)に制限され、出力上はノートPC + スマホの同時充電は厳しく、スマホ 2台あるいはタブレット + スマホの同時充電に適しています。
Anker 323 Charger (33W)は「ノートPC充電器でもスマホ充電器でも使えるコンパクトな2ポート充電器が欲しい人」におすすめです。
CIO Mate Charger003
「CIO Mate Charger003」は、2ポートタイプの20WクラスUSB急速充電器です。
表面はこれまでと同じくシボ加工を採用し、キズの目立ちにくい仕上がりとなっています。
サイズは約70 x 43 x 12.5mmと、まさにミントタブレットの大きさを実現。
同様のフリスク型充電器の中で唯一の20W仕様だけにもっともコンパクト。
重量も50gとダントツ軽いです。
2つのUSB-Cポートはいずれも最大20W出力に対応し、iPhoneやXiaomi 14 Ultraなどのスマホあるいはタブレットなら急速充電可能です。
2ポート使用時は合計最大15Wに制限されるので、スマホの2台同時急速充電は厳しく「スマホ + イヤホン」の同時充電くらいがおすすめです。
CIO Mate Charger003は「スリムなスマホ充電器がほしい人」におすすめです。
CIO NovaPort DUOⅡ 45W
2ポートタイプの40WクラスUSB-C充電器「NovaPort DUOⅡ 45W」です。
サイズは約45 x 33 x 29mmであり、同クラス最小だったNovaPort DUO 45Wより高さが3mmさらに低くなり、極限までミニマルサイズを実現しています。
MacBook Airの純正充電器(30W USB-C電源アダプタ)よりポート数が多いにもかかわらず、半分程度におさまっています。
重量は約68gで前モデルよりさらに4g軽いです。
単ポート接続だといずれも最大45W出力に対応し、MacBook Airふくむ一部のモバイルノートPCまで急速充電可能です。
PPSにも対応し、PPS対応スマホであれば20W以上の超急速充電もサポートしています。
2ポート接続時は、同社の電力自動振り分け機能「Nova Intelligence」がはたらき、合計40Wの範囲で機器に合わせて最適な出力に分配してくれます。
MacBook Airとスマホをつなぐと30W + 10W、スマホ x 2あるいはタブレット + スマホのときは20Wずつに分かれます。
NovaPort DUOⅡ 45Wは「ノートPC用の充電器として基本使いつつ、ときおりスマホやタブレットも同時充電したい人」におすすめです。
TORRAS FlexLine
「TORRAS FlexLine」は、ケーブルを内蔵する2ポートタイプの40Wクラス充電器です。
伸縮式のケーブルを内蔵し、裁縫のメジャーみたいで巻き取る感触が気持ちいいです。
伸縮ケーブル内蔵なのにそこそこ小さく、同クラスの最小(NovaPort DUOⅡ 45W)よりはさすがに大きいものの、Apple 30W USB-C電源アダプタと同程度におさまっています。
重量も約123gと、Apple 30W USB-C電源アダプタより少し重いくらいです。
内蔵ケーブルでもUSB-Cポートでも単ポート最大40W出力に対応し、スマホなら余裕で急速充電可能です。
MacBook Airなど一部のモバイルノートPCも充電でき、ノートPC用充電器としても使えます。
内蔵ケーブル + USB-Cポートの2台同時充電もでき、この場合は20Wずつの固定分配であるため、スマホ2台もしくはスマホ + イヤホンの組み合わせが基本的におすすめです。
TORRAS FlexLineは「ケーブル内蔵のノートPC・スマホ兼用充電器がほしい人」におすすめです。
CIO NovaPort DUOⅡ 67W
「CIO NovaPort DUOⅡ 67W」は、2ポートタイプの67W対応充電器です。
前モデル自体が同クラス最小であったため、わずかな差ではあるものの、本機は約5%小型化しています。
また、プラグ側の面がフラットになり、コンセントにすき間なく差し込めるので安定感が増しました。
重量も約100gと軽いです。
2つのUSB-Cポートはいずれも単ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proをはじめ、モバイルノートPCまで急速充電できます。
2ポート接続時は電力自動振り分け機能がはたらき、合計65Wの範囲で各機器に最適な出力に割り振ってくれます。
MacBook Air/Pro + スマホの組み合わせだと、おおよそ45W + 20Wに分かれます。
ノートPC同士だと30Wずつになるので、MacBook Airなら2台同時急速充電も可能です。
NovaPort DUOⅡ 67Wは「60WクラスのノートPC充電器として基本使い、スマホやタブレットと一緒に充電することもある人」におすすめです。
MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W
「MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W」は、2ポートタイプの70WクラスUSB-C充電器です。
特筆すべき点はその形状。約45.3 x 83.9 x 12.9 mmのミントタブレット型で、フリスクより少し長い程度におさまっています。
Apple 67W USB-C電源アダプタと比較してもその差は歴然。抜群のスリム設計です。
ミントタブレット形状のメリットを活かし、コンセントに挿してもフラットなのは使いやすいです。
USB-Cポートはどちらも単ポート最大70W出力に対応し、14インチMacBook Proまでの急速充電に適しています。
2ポート接続時はCIOのような電力自動配分機能がはたらき、デバイスの電力ニーズを瞬時に検知し、最適な出力に調整してくれます。
ノートPCとスマホの組み合わせでは「ノートPC側 / スマホ側 = 45W / 20W」で配分してくれます。
ノートPC 2台だと35W程度ずつに分かれ、MacBook Airのような30W対応ノートPCであれば2台同時急速充電も可能というパワフルぶり。
MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wは「70WクラスのノートPC充電器として使いつつ、シーンに応じて他の機器も組み合わせて充電したい人」におすすめです。
CIO NovaPort DUOⅡ 120W
「NovaPort DUOⅡ 120W」は、2ポートタイプの100W対応充電器です。
サイズは約61 x 50 x 32mmと同クラスでは圧倒的にコンパクトで、クレカ未満の設置面積を実現しています。
Ankerの同クラスの2ポート充電器「PowerPort III 2-Port 100W」やApple 96W USB-C電源アダプタと並べると、本機がいかに小さいか分かるでしょう。
重量も約193gと軽く、同クラス唯一の200g未満におさめています。
2つのUSB-Cポートはそれぞれ単ポート最大100W出力に対応し、14インチMacBook Proや動画編集用のWindowsノートPCなど、100Wクラスの高出力PCも急速充電できます。
2ポート接続時は、ノートPC同士だと60Wずつに分かれ、60WクラスのノートPCなら同時急速充電も可能です。
ノートPC + スマホ(タブレット)の組み合わせだと90W + 30Wに分かれ、これならデバイスをほぼ選ばず同時充電できます。
NovaPort DUOⅡ 120Wは「100WクラスのノートPC充電器として基本使い、スマホやタブレットと一緒に充電することもある人」におすすめです。
3ポートタイプのおすすめUSB充電器
汎用性の高い3ポートタイプのUSB充電器です。
このタイプは多くありませんが、タブレット・スマホ複数台持ちでもカバーできます。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 出力 |
---|---|---|---|---|
「CIO NovaPort TRIOⅡ(3C / 2C1A)」 |
約40 x 30 x 54mm | 【3C】約113g
【2C1A】約109g |
【3C】 3(USB Type-C x 3) 【2C1A】 |
【3C】 USB-C:各ポート最大67W ※ポート合計60W出力 【2C1A】 |
「Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)」 |
約50 x 40 x 39mm | 約144g | 3(USB-A x 1 / USB-C x 2) | USB-A:最大22.5W USB-C:各ポート最大67W ※ポート合計64.5W出力 |
「Anker Prime Charger (100W, 3 ports, GaN)」 |
約68 x 45 x 29mm | 約170g | 3(USB-C x 2 / USB-A x 1) | USB-C(1):最大100W USB-C(2):最大100W USB-A:最大22.5W ※ポート合計89W出力 |
「Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)」 |
約80 x 43 x 32mm | 約197g | 3(USB-C x 2 / USB-A x 1) | USB-C(1):最大100W USB-C(2):最大100W USB-A:最大22.5W ※ポート合計120W出力 |
「CIO Polaris CUBE WALL」 |
約54 × 84 × 38mm | 約180g | 6(USB-A x 1 / USB-C x 2 / ACコンセント x 3) | USB-C:各ポート最大67W USB-A:最大18W ※ポート合計60W(45W + 15W)出力 |
CIO NovaPort TRIOⅡ(3C / 2C1A)
「NovaPort TRIOⅡ(3C)」「NovaPort TRIOⅡ(2C1A)」はいずれも3ポートタイプの67W対応充電器です。
ポート仕様は3Cが「USB-Cポートのみ3つ」、2C1Aが「USB-Cポート2つ + USB-Aポート1つ」と、どちらも使いやすい仕様。
3Cの単ポート接続は最大67W出力で、2・3ポート接続時に「Nova Intelligence」を搭載し、最大60〜65Wの範囲内で接続デバイスに合わせて最適な電力に振り分けてくれます。
USB-C1 | USB-C2 | USB-C3 | Total |
---|---|---|---|
67W | 67W | ||
67W | 67W | ||
67W | 67W | ||
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
20W | 20W | 20W | 60W |
30W | 20W | 10W | 60W |
2C1Aも単ポート最大67Wですが、Nova Intelligenceがはたらくのは「USB-C同士の接続のみ」でUSB-Aは適用外なので注意ください。
USB-C1 | USB-C2 | USB-A1 | Total |
---|---|---|---|
67W | 67W | ||
67W | 67W | ||
18W | 18W | ||
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
45W | 18W | 63W | |
合計15W | 15W | ||
45W | 合計15W | 60W |
本機の特筆すべき点がサイズ(約40 x 30 x 54mm)で、前モデル「NovaPort TRIO 3C」「NovaPort TRIO」でも小さかった(同クラス3ポート最小)のが、本機はさらに体積比約11%減の小型化を実現。
重量は約111gと約104gで、そもそも軽かった前モデルよりさらに数g軽くなりました。
両者のUSB-Cはいずれも各ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ多くのモバイルノートPCが急速充電可能です。
USB-Cを複数ポート接続時は「Nova Intelligence」が効き、充電デバイスに応じ、配分出力が自動的に最適化されます。
例えばMacBook Air/ProのようなノートPC同士の接続なら30Wずつ、ノートPCとスマホの組み合わせなら45W + 20Wといった具合です。
2C1Aの場合はUSB-C1 + C2の組み合わせ時のみNova Intelligenceがはたらくものの、こちらも同じくデバイスに応じた出力振り分けが可能です。
3ポート接続時の合計出力はいずれも60Wにしぼられるため、組み合わせに制限はややあるものの、3Cは「ノートPC(30Wまで)+ スマホ + イヤホン」や「スマホ3台」であればムリなく同時充電できます。
2C1Aの場合はUSB-C1が45Wまで出るため「ノートPC + スマホ + イヤホン」あるいは「ノートPC + イヤホン x 2」の組み合わせがおすすめです。
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)
「Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)」は、3ポートタイプの67WクラスUSB急速充電器です。
サイズは約50 x 40 x 39mmとキューブライクの形状で、同クラスの3ポートでは最小かつ卵サイズ。
同社の3ポート充電器「Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)」と並べると、横幅は若干あるものの、奥行がかなり短くなっているのが分かります。
Anker 735 Chargerのように筒型で長いと、壁コンセントで差し込み口がゆるいとき、傾いたり外れる心配がありますが、立方体に近いAnker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)なら安心して使えます。
Apple 67W USB-C電源アダプタからはなんと、約50%の小型化を実現しています。
ただ重量は若干重め(146g)で、同クラスのApple充電器よりはさすがに軽いものの、この点では100gを切るNovaPort TRIO 65Wに軍配があがります。
USB-Cはいずれも単ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ60WクラスまでのノートPCの急速充電が可能です。
USB-A側は最大22.5W出力に対応し、スマホの急速充電は十分可能です。
USB-Cの2ポート接続では45W + 20Wで出力配分され、ノートPC + タブレット(スマホ)の同時充電に対応しています。
USB-Cポートを2つとも使う際は高出力側ポートが決まっているようで、PCの充電にはPCアイコンのある最上部ポートを使う必要があります。
3ポート接続時は42W + 12.5W + 10Wに分配されるようで、ノートPC + スマホ x 2の組み合わせで充電可能です。
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)は「ノートPCも充電できる、小型でキューブ形状の3ポート充電器が欲しい人」におすすめです。
Anker Prime Charger (100W, 3 ports, GaN)
「Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)」は、3ポートタイプの100WクラスUSB急速充電器です。
本機最大の特長ともいえるのが、約68 x 45 x 29mmとクレカサイズ未満のコンパクト設計である点。
Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)やUGREEN Nexode Proといった、同クラス同ポートの充電器と並べてもひと際スリムで、コンセント間隔の狭い環境でも挿しやすい形状となっています。
同クラスのApple 96W USB-C電源アダプタと比べても、ポート数3倍なのに約50%の小型化を実現しています。
重量も約167gと軽く、同クラスでなんと最軽量。
USB-Cは、1ポート利用だと最大100W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ100W出力対応ノートPCでも急速充電可能です。
USB-Cポートを2つ利用した際は合計最大100Wであり、この場合は「USB-C1 + C2 = 65W + 35W」に分配され、MacBook ProとAirの組み合わせなら2台同時急速充電可能です。
3ポートとも接続した際は合計最大89Wに制限されるものの、C1は65W出力を保持しているので「ノートPC + スマホ2台」あるいは「ノートPC・タブレット・スマホ」の組み合わせで充電できます。
Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)は「ノートPCとモバイル機器が同時充電できるコンパクトな3ポート充電器がほしい人」におすすめです。
Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)
「Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)」は3ポートタイプの120WクラスUSB急速充電器です。
USB-Cは各ポート最大100W出力、USB-Aは単ポート最大22.5Wで、複数ポート使用時に最大120Wの超高出力まで対応しています。
USB-C(上) | USB-C(下) | USB-A | Total |
---|---|---|---|
100W | 100W | ||
100W | 100W | ||
22.5W | 22.5W | ||
合計120W | 120W | ||
合計120W | 合計120W | 120W | |
合計24W | 24W | ||
合計120W | 120W |
サイズは約80 x 43 x 32mmの筒形状でスリムに仕上がり、65Wクラスと比べても少し大きい程度におさまっています。
MacBook Proの96W USB-C電源アダプタと比べても、約40%小型化しています。
重量は約197gと100WのAnker 736 Chargerよりなんと軽く、96W純正アダプターより100g程度軽量化しています。
1ポート接続ではいずれも最大100W出力に対応し、100WクラスのMacBook Proでも急速充電可能です。
USB-Cの2ポート接続時は最大120W出力まで可能であり、各デバイスに適切な出力に分配してくれます。
MacBook Pro(13・14インチ8コアCPU)のような60WクラスのノートPCなら2台同時充電です。
MacBook ProとAirを組み合わせると、充電器側も認識して適切に分配してくれます。
3ポート接続時の出力は100W + 10W + 10Wに配分されるようで、MacBook Pro + スマホ2台の組み合わせでも同時充電できます。
Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)は「ノートPCも複数台充電できる小型の3ポートがほしい人」におすすめです。
CIO Polaris CUBE WALL
「CIO Polaris CUBE WALL」は、最大6台の機器を充電可能な、USBポート搭載電源タップです。
合計1,500WのACコンセント3つふくめ、計6つのインターフェースをそなえるにもかかわらず、接地面積はクレカと同程度におさまっています。
折りたたみプラグ自体が上部に設置されているおかげで、隣接するコンセント口の邪魔にならないのはありがたいです。
接続ポート数によって各ポートの出力は変わるものの、USB-Cのみ接続した際は、つないだデバイスに応じて最適な出力に配分してくれる電力自動振り分け機能「Nova Intelligence」に対応しています。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-A 1 | Total |
---|---|---|---|
67W | 67W | ||
67W | 67W | ||
18W | 18W | ||
最大65W内で自動振り分け | 65W | ||
45W | 18W | 63W | |
15W | 15W | ||
45W | 15W | 60W |
USB-Cは1ポート接続で最大67W出力に対応し、13・14インチMacBook Proふくめ、60WクラスのモバイルノートPCの急速充電に対応しています。
USB-C同士の接続であれば出力自動振り分けに対応し、ノートPC x 2なら30Wずつ、ノートPC + スマホ(タブレット)なら45W + 20Wに分配されます。
3ポート接続時はUSB-C1に45Wで、残り15Wを2ポートで分け合う形になるので、USB-A側の充電デバイスが通常充電になることがあります。
ACコンセントは、3方向設計のおかげでコンセント口同士が干渉することもなく、かなり使いやすいです。
USBポートと組み合わせれば、1つのコンセントから最大6台の電子機器の充電まで拡張でき、コンセントの少ない家でもめちゃくちゃ重宝します。
4ポートタイプのおすすめUSB充電器
ハイパワーの4ポートタイプUSB充電器です。
ノートPC複数台とスマホ・タブレットまで充電できるので、据え置き使用に適しています。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 出力 |
---|---|---|---|---|
「CIO NovaPort QUADⅡ」 |
約54 x 43 x 30mm | 約120g | 4(USB-C x 3 / USB-A x 1) | USB-C:各ポート最大67W USB-A:最大18W ※ポート合計65W(50W+15W)出力 |
「MATECH Sonicharge 100W Pro X」 |
約65 x 65 x 32.2mm | 約203g | 4(USB-C x 3 / USB-A x 1) | USB-C(1):最大100W USB-C(2):最大100W USB-C(3):最大20W USB-A(1):最大22.5W ※ポート合計95W出力 |
「Anker 547 Charger (120W)」 |
約99 x 70 x 34mm | 約392g | 4(USB-C x 4) | USB-C(1):最大100W USB-C(2):最大60W USB-C(3):最大20W USB-C(4):最大20W ※ポート合計120W(50W+30W+20W+20W)出力 |
「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)」 |
約68 x 61 x 31mm | 約234g | 4(USB-A x 1 / USB-C x 3) | USB-C(1):最大100W USB-C(2):最大100W USB-C(3):最大100W USB-A(1):最大22.5W ※ポート合計150W出力 |
「Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)」 |
約162 × 79 × 18mm | 約460g | 6(USB-A x 2 / USB-C x 2 / ACコンセント x 2) | USB-C:最大140W USB-A:最大12W ACコンセント:最大1000W ※USBポート合計140W出力 |
「Anker Prime Desktop Charger (240W, 4 ports, GaN)」 |
約105 × 79 × 34 mm | 約656g(スタンド除く) | 4(USB-C x 3 / USB-A x 1) | USB-C(1):最大140W USB-C(2):最大100W USB-C(3):最大100W USB-C(4):最大22.5W ※USBポート合計240W出力 |
CIO NovaPort QUADⅡ
4ポートの67Wクラス充電器「NovaPort QUADⅡ」です。
本機がすごいのはそのサイズで、わずか約54 x 43 x 30mmであり、ほぼ卵サイズの世界最小を実現しています。
前モデル「NovaPort QUAD」より幅は2mm大きくなったものの、高さは5mm小さくなり、全体として6%の体積減につながっています。
重量は120gとなぜか20g重くなりました。
3つのUSB-Cポートはいずれも単ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ多くのモバイルノートPCが急速充電可能です。
PPSにも対応し、PPS対応スマホであれば20Wを超える超急速充電ができます。
USB-C 2ポート使用時は「Nova Intelligence」がはたらき、接続デバイスによって最大65W内で最適な電力に自動振り分けされます。
例えばMacBook Air x 2台なら30Wずつの出力、ノートPC + スマホでは、45W + 20W(接続側が逆だと20W + 45W)出力で充電されます。
4ポート使用時は、USB-C1/C2が最大50W内で振り分け、残り2ポートで15Wを分け合う形になりますが、ノートPCを充電しつつスマホ・イヤホンの同時充電も可能で、4ポート充電器としての使い勝手は十分。
NovaPort QUADⅡは「ノートPCふくめて4台同時充電できる4ポート充電器がほしい人」におすすめです。
MATECH Sonicharge 100W Pro X
MATECH「Sonicharge 100W Pro X」は、4ポートタイプの100WクラスUSB充電器です。
USB-C単ポート使用時は最大100W出力ですが、接続ポート数によってワット数が異なります。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-C 3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
20W | 20W | |||
22.5W | 22.5W | |||
65W | 30W | 95W | ||
65W | 20W | 85W | ||
65W | 22.5W | 87.5W | ||
65W | 20W | 85W | ||
65W | 22.5W | 87.5W | ||
10W | 10W | 20W | ||
45W | 30W | 20W | 95W | |
45W | 30W | 22.5W | 97.5W | |
65W | 10W | 10W | 85W | |
65W | 10W | 10W | 85W | |
45W | 30W | 10W | 10W | 95W |
同クラスの4ポート充電器では世界最小級の約65 x 65 x 32.2mmにおさまっています。
MacBook Proの96W純正アダプターと比べると、ポート数4倍にかかわらず、ひと回り小さいです。
重量はApple 96W純正アダプターの約3分の2にまでおさえています。
多くの充電器がケーブルをそなえていない中、本機は100W対応ケーブルに収納ケースまでしっかり付いているので良心的。
USB-C 1/2(上2つのポート)は、単ポート接続で最大100W出力でき、14・16インチMacBook Proふくめた多くのノートPCを急速充電可能です。
2ポート使用時は65Wと30Wに分配され、MacBook ProとAirといった組み合わせでも同時に急速充電できます。
USB-C1〜3を使って3台の機器を充電する場合、45W/30W/20Wに分かれるので、この場合もノートPCを2台充電しつつ、モバイル機器を充電するといったことができます。
4ポート全部使ったときは45W/30W/10W/10Wに出力されるので、ノートPC2台の充電は十分可能ですが、残り2ポートが10Wずつになるので、スマホだと通常充電になるケースがあるので注意ください。
Sonicharge 100W Pro Xは「ノートPC複数台とモバイル機器をまとめて充電したい人」におすすめです。
Anker 547 Charger (120W)
「Anker 547 Charger (120W)」は、4ポートタイプの120WクラスUSB-C充電器です。
4つのポートはいずれもUSB-Cで、単ポートでは左から順に最大100W 60W 20W 20W出力でき、接続ポート数によって出力ワット数が細かく分かれています。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-C 3 | USB-C 4 | Total |
---|---|---|---|---|
100W | 100W | |||
60W | 60W | |||
20W | 20W | |||
20W | 20W | |||
60W | 60W | 120W | ||
90W | 20W | 110W | ||
60W | 20W | 80W | ||
90W | 20W | 110W | ||
60W | 20W | 80W | ||
20W | 20W | 40W | ||
60W | 30W | 20W | 110W | |
60W | 30W | 20W | 110W | |
60W | 20W | 20W | 100W | |
60W | 20W | 20W | 100W | |
50W | 30W | 20W | 20W | 120W |
本体には約1.5mの電源ケーブルが付属し、コンセントから離れた位置でもUSBポート部だけをすっきり見せられるのはうれしいポイント。
超高出力かつ4ポートなのをふまえると、約99 x 70 x 34mmの名刺ケースサイズなのは、結構がんばっています。
一番左のポートは、単ポート接続で最大100W出力に対応し、14インチ10コアCPUのMacBook Proをはじめ、あらゆるノートPCやUSB-Cデバイスが急速充電可能です。
一番左とその隣のポートを組み合わせれば最大60Wずつ出力可能で、13インチ・14インチMacBook Proまでならなんと2台同時に急速充電可能です。
4ポート接続時は50W + 30W + 20W + 20Wに分配されるため、MacBook Pro + MacBook Air + iPad + iPhoneの組み合わせでも同時に急速充電可能です。
Anker 547 Charger (120W)は「据え置きタイプでパソコン2台 + スマホ・タブレット2台を一気に充電したい人」におすすめです。
Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)
「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)」は、4ポートタイプの150WクラスUSB-C充電器です。
USB-Cは単ポート最大100W出力、USB-Aは単ポート最大22.5Wで、複数ポート使用時も最大150Wまで対応しています。
USB-C1 | USB-C2 | USB-C3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
22.5W | 22.5W | |||
合計150W | 150W | |||
100W | 22.5W | 122.5W | ||
100W | 22.5W | 122.5W | ||
合計150W | 150W | |||
合計150W | 150W | |||
合計150W | 150W |
サイズは約68 x 61 x 31mmと、Apple 140W USB-C電源アダプタから40%の小型化を実現しています。
重量は約234gであり、ひときわ軽くできています。
USB-Cを1ポート接続で使用した場合、16インチMacBook Pro(2020)でも急速充電できる最大100Wまで対応しています。
こちらのUSB-CはPPSにも対応し、PPS対応スマホで20W以上の超急速充電をサポートしています。
USB-C 2ポート接続時は合計150W出力まで対応し、ノートPC2台同時充電すらカバーできるパワフルぶり。
3・4ポート接続時も合計150W出力に対応しているので、最大でノートPC2台 + タブレット・スマホの組み合わせでも急速充電可能です。
Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)は「ノートPC複数台とモバイル機器を一気に充電したい人」におすすめです。
Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)
「Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)」は、最大6台の機器を充電可能な、ACコンセント付きUSB急速充電器です。
底面には単ポート最大140W出力のPD対応USB-Cと最大12W出力のUSB-Aを2つずつ搭載しています。
接続ポート数によって各ポートの出力は変わるものの、4ポート接続でも合計最大140Wに対応し、ノートPCの2台同時充電をカバーできるのは強いです。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-A 1 | USB-A 2 | Total |
---|---|---|---|---|
140W | 140W | |||
140W | 140W | |||
12W | 12W | |||
12W | 12W | |||
65W | 65W | 130W | ||
120W | 12W | 132W | ||
120W | 12W | 132W | ||
15W | 15W | |||
65W | 60W | 12W | 137W | |
65W | 60W | 12W | 137W | |
120W | 15W | 135W | ||
120W | 15W | 135W | ||
65W | 60W | 15W | 140W |
本機の大きな特徴として、電力の出力状況を確認できるスマートディスプレイを搭載しています。
電源ボタンを押すたびに表示が「合計ワット数」「ポートごとのワット数」「ポートごとの電圧/電流値」と切り替わっていきます。
1ポート接続では最大140W出力に対応し、Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)のように140W入力を要する超大容量モバイルバッテリーでもフルパワー充電できます。
16インチMacBook Proのように140W対応ノートPCでもまかなえ、ほぼ全てのノートPC充電をカバーしています。
USB-Cの2ポート接続時は65Wずつに分配され、14インチまでならMacBook Pro x 2でも同時急速充電でき、家族や友人知人とシェアしたいときにも重宝します。
3ポート接続時はUSB-C側が65W + 60Wに分配され、残りのUSB-Aに12W配分される形となり、ノートPC x 2 + スマホ(イヤホン / スマートウォッチ)といった組み合わせでもカバーできます。
4ポート時もUSB-C側が65W + 60W、USB-A側は15Wを2デバイスで分け合い、合計最大140Wにおさまるように出力されます。
ACコンセントと合わせると6-in-1までカバーできるので「MacBook + Windows PC(= ROG Ally) + ディスプレイ + ゲーム機 + モバイル機器複数」というなかなかの充電環境でも、コレ一台に抑え込むことに成功しました。
Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)は「パワフルでスリムな電源タップ + USB充電ステーションがほしい人」におすすめです。
Anker Prime Desktop Charger (240W, 4 ports, GaN)
「Anker Prime Desktop Charger (240W, 4 ports, GaN)」は、4ポートタイプのUSB急速充電器です。
上からUSB-C1は単ポート最大140W出力、2・3番目のC2/C3は各最大100W、USB-Aは最大22.5Wで、複数ポート利用時は組み合わせで細かく分かれています(合計最大240W)。
USB-C1 | USB-C2 | USB-C3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
140W | 140W | |||
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
22.5W | 22.5W | |||
140W | 100W | 240W | ||
140W | 100W | 240W | ||
65W | 35W | 100W | ||
140W | 22.5W | 162.5W | ||
140W | 合計100W | 240W | ||
140W | 合計100W | 合計100W | 240W | |
140W | 合計100W | 240W | ||
140W | 合計100W | 240W |
接地面積はクレカと同じくらいと、かなりの省スペース設計を実現しています。
USB-C1のみではあるものの、単ポートでは最大140W出力に対応し、16インチMacBook Proすら急速充電できる超高出力です。
USB-C2/C3の単ポート使用は最大100W出力と若干落ちますが、それでも大抵のノートPCはカバーできるので、実用上不足面を感じることはないでしょう。
USB-C1を起点に2ポート接続した際は140W(C1)と100W(C2 or C3)に分配され、16インチMacBook Proすら2台同時急速充電が可能です。
USB-Cポートを全部つないだときは140W(C1)と、残り100WをC2とC3で分け合うカタチになります。
16インチMacBook Pro + MacBook Air x 2でも同時充電でき、家族や友人で充電をシェアするときも重宝します。
4ポートを全部利用しても合計出力が240Wと制限されず、USB-C1が140Wのまま、残り100Wが他3ポートに分配されます。
ノートPCを3台充電しつつスマホを充電するといったことも無理なくこなせます。
5ポートタイプ以上のおすすめUSB充電器
5ポート以上ある充電器となると、据え置きで使う卓上充電器あるいは充電ステーションになってきます。
このタイプはまだ多くありませんが、おすすめの充電器を紹介します。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 出力 |
---|---|---|---|---|
「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」 |
約106 x 93 x 40mm(本体のみ) | 約640g(本体のみ) | 6(USB-C x 4 / USB-A x 2) | USB-C(1):最大140W USB-C(2):最大100W USB-C(3):最大100W USB-C(4):最大100W USB-A(1):最大22.5W USB-A(2):最大22.5W ※ポート合計250W出力 |
Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)
「Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)」は、6ポートタイプの250WクラスUSB卓上充電器です。
外装は金属筐体で質感はかなり良く、2万円近くするモデルだけに、他の充電器とは一線を隠す剛性の高さを感じます。
USBポートの数は同社の充電器でも最多で、前面に6つのUSB-Cポート、右側面に2つのUSB-Aポートが付いています。
前面には出力情報(電圧 / 電流 / ワット数)を確認できる大型ディスプレイをそなえています。
各ポートの出力をそれぞれ細かく確認でき、中央部には合計のワット数が表示されます。
スクリーンオフ時は時計表示にでき、置き時計としても視認性が高く優秀です。
設定画面ではディスプレイの明るさ(輝度)・時計表示までの時間・充電モードの設定などが可能です。
本機が他の充電器より秀でている点が、スマホアプリ「Anker」と連携できることです。
アプリのダッシュボードでは、各ポートの出力が一覧でバッと確認でき、遠隔地からもアプリを介してチェックできます。
時計表示のオンオフや時計のデザイン変更、ダイヤルを回す方向(時計回り・反時計回り)といった部分も調整できます。
USB-C1は単ポート最大140W出力に対応しています。
USB-C2〜C4も十分高出力で各ポート最大100W出力まで可能です。
USB-C1〜4までそれぞれ「100W / 45W / 45W / 45W」出るため(合計250W)、ノートPC4台にモバイル機器2台といった組み合わせでも無理なく同時充電できるハイパワーぶりを発揮します。
Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)は「あらゆる機器を卓上でまとめて充電したい人」におすすめです。
USB充電器おすすめ20選まとめ
本記事は充電器をおすすめを紹介しました。
ひとえに充電器といっても、充電したいデバイスやUSB端子の種類によって、その特徴はさまざまです。
用途とデバイスに合わせ、最適な充電器を見つけてください。
僕みたいに複数台持つのもおすすめですw
どうも、マクリン(