持ち運びやすさをキープつつ、ノートPCを充電するなら、60Wクラスの充電器がおすすめのマクリン（
@Maku_ring）です。
さまざまな組み合わせで充電する機会が多い人は3ポートくらいあると安心。
同クラスの3ポート充電器でもひときわコンパクトを実現するモデルが、Ankerの「Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)」です。
他の3ポートモデルとちがって立方体に近い形状で、差し込み口のゆるい壁コンセントに挿してもずれ落ちる心配がありません。
複数ポート接続時に高出力側が決まっているのでやや使いづらいものの、1〜3ポート接続時のいずれもノートPCの充電が可能で、出力配分は優秀です。
マクリンそこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- 同クラス3ポートで最小
- 奥行が短いので壁コンセントで使いやすい
- PPS対応
- 少し重い
- 高出力側ポートが決まっている
- 出力自動振り分け機能はついていない
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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細／レビューガイドライン・理念
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)の外観とサイズ・重量
「Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)」は、3ポートタイプの67WクラスUSB急速充電器です。
| 製品名 | Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN) |
|---|---|
| サイズ | 約50 x 40 x 39mm |
| 重さ | 約144g |
| 出力ポート数 | 3（USB Type-C x 2 / USB Type-A） |
| USB出力 | USB-C 1/2：5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V 3.35A（最大67W） USB-A：4.5V 5A/5V 4.5A/5V 3A/9V 2A/12V 1.5A/10V 2.25A（最大22.5W） |
USB-Cは各ポート最大67W出力、USB-Aは単ポート最大22.5Wで、複数ポート使用時は合計最大64.5W（3ポート）/ 65W（2ポート）に対応しています。
出力配分は明記されていませんが、USB-Cポートを2つとも使う際は高出力側ポートが決まっているようで、PCの充電にはPCアイコンのある最上部ポートを使う必要があります。
表面は同シリーズのAnker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)と同様、しっとりした触感で「GaNPrime」の文字が存在感をはなっています。
背面には折りたたみ式プラグを採用しています。
サイズは約50 x 40 x 39mmとキューブライクの形状で、同クラスの3ポートでは最小かつ卵サイズ。
同社の3ポート充電器「Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)」と並べると、横幅は若干あるものの、奥行がかなり短くなっているのが分かります。
Anker 735 Chargerのように筒型で長いと、壁コンセントで差し込み口がゆるいとき、傾いたり外れる心配がありますが、立方体に近いAnker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)なら安心して使えます。
735 Charger
Prime Wall Charger
これまでの同クラス3ポート最小である「NovaPort TRIO 65W」と比べても、奥行は若干おさえられています。
Apple 67W USB-C電源アダプタからはなんと、約50%の小型化を実現しています。
ただ重量は若干重め（146g）で、同クラスのApple充電器よりはさすがに軽いものの、この点では100gを切るNovaPort TRIO 65Wに軍配があがります。
CIO
Apple
ケーブルは別売りなので「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C ケーブル」や「Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニング ケーブル」あたりがおすすめです。
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)のレビュー
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)の各特徴をレビューしていきます。
USB-Cは最大67Wに対応
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)のUSB-Cはいずれも単ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ60WクラスまでのノートPCの急速充電が可能です。
スペック上では謳ってないもののPPSにも対応し、PPS対応スマホ（Galaxy S21）で「超急速充電」が確認できました。
Galaxy S21（20.1W）
USB-A側は最大22.5W出力に対応し、スマホの急速充電は十分可能です。
2・3ポート接続時はノートPCとの同時充電可能
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)は、USB-Cのみ「Dynamic Power Distribution機能」という出力振り分け機能に対応しているとのことでした。
マクリンただ実際にUSB-Cの2ポート接続で確認したところ、ノートPC x 2でもノートPC + タブレット（スマホ）でも45W + 20Wでしか出力配分されず、つないだデバイスごとに出力を変えているようには見えませんでした。
誤記なのか機能がはたらいていないのかはナゾですが、僕が見るかぎり、本機にDynamic Power Distribution機能は見受けられませんでした。
マクリンUSB-C + Aでつなぐと47W + 18Wに分かれ、ノートPC + スマホの同時充電に対応しています。
3ポート接続時は42W + 12.5W + 10Wに分配されるようで、ノートPC + スマホ x 2の組み合わせで充電可能です。
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)はこんな人におすすめ
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)は「ノートPCも充電できる、小型でキューブ形状の3ポート充電器が欲しい人」におすすめです。
同クラス3ポートで最小サイズにおさめつつ、1〜3ポート接続時のいずれもノートPC充電が可能だったりPPSに対応するなど、形状ふくめ使い勝手にすぐれています。
ただ少し重かったり、出力自動振り分け機能に対応していないなど弱点もあるので、その点を重視するならCIO NovaPort TRIO 65Wがおすすめです。
Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)レビューまとめ
本記事はAnker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)をレビューしました。
マクリンどうも、マクリン（ @Maku_ring）でした。
- 同クラス3ポートで最小
- 奥行が短いので壁コンセントで使いやすい
- PPS対応
- 少し重い
- 高出力側ポートが決まっている
- 出力自動振り分け機能はついていない
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