Item: Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)
Rating: 4.5
Author: マクリン

評価：4.5

どうも、iPhone・AirPods・Apple Watchユーザーのマクリンです。

iPhone 15シリーズふくむQi2チーツー対応スマホと一緒にイヤホン・Apple Watchをワイヤレス充電するなら、3-in-1タイプのQi2対応ワイヤレス充電器が最適。

「Qi2とは？」クリックして表示

「Qi2」は2024年1月に発表されたQiの最新規格です。

Qi2とQiの大きな違いは2点あり、その1つが「マグネット固定に対応した」という点です。

iPhoneにも「MagSafe」というマグネット接続技術があるものの、Apple独自の技術であり、Qi自体に組み込まれている技術ではありませんでした。

それ自体をQiに組み込めないかということで、Appleの技術協力を得てQi2には「Magnetic Power Profile（MPP）」というマグネット固定技術が入っています。

MPPはMagSafeとの互換性を確保したものとなっているので、iPhone 15はQi2対応であり、13/14シリーズもiOSのアップデートのみでQi2対応を実現しています。　

Qi2対応のAndroidスマホは今後出てくる予定ですが、そうなるとiPhone・Android関係なく、マグネット固定しながらワイヤレス充電できるようになります。

Qi2のもう1個の違いが最大出力、つまりワット数です。

Qiのときはワイヤレス充電器自体の性能やスマホの仕様によって、最大出力は5〜15Wと幅がありました。

一方Qi2では、最大出力が15Wと固定化されました。つまり、Qi2対応スマホとQi2対応充電器の組み合わせであれば、もれなく15W出力を実現できるということになります。

3-in-1待望のパッド型Qi2対応ワイヤレス充電ステーションが、Ankerの「MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)」です。

高さをとらない平置きタイプかつ、Qi2対応スマホ用の充電パッド部が折りたたみ式で、パッドでもスタンドでも使えます。

Qi2対応イヤホン・Apple Watchともに各5Wずつでワイヤレス充電でき、3台まとめて最高出力で充電可能。

そんなわけで本記事は、外観を紹介した後、スタンド型と比較しつつ充電面を紹介していきます。

Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)

Anker

メリット

Qi2対応スマホ・Qi対応イヤホン・Apple Watchの同時急速充電可能
スマホのワイヤレス充電部がスタンドでもパッドでも利用可能
Apple Watchの急速充電対応

デメリット

デスクスペースをそれなりに食う
約1万円と高価

ご提供品

本記事はアンカー・ジャパン様から商品を提供いただき作成しています。

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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細／レビューガイドライン・理念

Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)の外観と付属品

AnkerのMagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)は、Qi2対応スマホとQi対応イヤホン、Apple Watchを3台同時充電できるパッド型ワイヤレス充電器です。

製品名	Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)
サイズ	約229 x 86 x 16mm
重さ	約345g
カラー	ブラック、ホワイト
出力ポート数	3（マグネット式ワイヤレス / パッド式ワイヤレス / Apple Watch用ワイヤレス充電パッド）
出力	マグネット式：15W パッド式：5W Apple Watch用：最大5W ※12シリーズ以前のiPhoneやQi対応スマホには最大7.5Wの出力となります。
入力	12V 3A / 15V 2.66A（最大40W）

左側の円形エリアには「Qi2」と表記され、Qi2対応スマホのマグネット式ワイヤレス充電部となっています。

平置きパッドとして使えるだけでなく、アームを起こしてスタンド型でも使えるようになっています。

アームは0〜60°まで可動

パッドは0〜180°まで可動

アームとパッドにはクロムメッキ加飾が施され、上質感があります。

中央部はQi対応イヤホン用、右側はApple Watch用の充電パッドです。

ラバーリングで滑り防止

Apple Watch用の充電パッド

Apple Watch用の磁気充電パッドは最大直角まで立てられるようになっています。

底面には四隅にグリップゴムが付いているものの、滑り止めとしてそこまで強力というわけではありません。

卓上想定なので、アダプターふくめ約458g（充電ステーション単体は約345g）とやや重め。

付属品は充電ステーション本体と充電器、1.5mケーブルです。

注意

本製品へ給電する際は、付属充電器または40W出力以上の充電器を利用してください。

ケーブル長はそこそこ（約1.5m）で、コンセントから多少離れた位置に置いても問題ありません。

Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)

Anker

Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)との比較

同社のMagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)と比較してみました。

左スライドで全表示

製品	Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)	Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)
サイズ	約229 x 86 x 16mm	約140 x 140 x 165mm
重量	約345g	約445g
ワイヤレス充電規格	Qi2	Qi2
ワイヤレス出力	マグネット式（Qi2対応スマホ用）：最大15W パッド式（Qi対応イヤホン用）：5W Apple Watch用磁気充電パッド：最大5W	マグネット式（Qi2対応スマホ用）：最大15W パッド式（Qi対応イヤホン用）：5W Apple Watch用磁気充電パッド：最大5W
価格	11,990円	12,990円

いずれも3-in-1タイプですが、本機はパッド型、Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)はスタンド型です。

本機のほうが高さがない分、床置き面積は大きいので、充電スペースがかぎられている人は厳しいかもしれません。

ただしAnker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)は、Qi2対応スマホ/Apple Watchの充電パッドともに傾斜が固定という（弱点ほどではないにせよ）ウィークポイントをかかえています。

一方Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)は、パッドの角度を自在に変形可能です。

自分の好きな角度で充電しながら動画やSNSを見たいユーザーにとっては、本機の仕様のほうが助かります。

また、軽くはないですが、たまに持ち運ぶくらいなら板形状なので、バッグにしのばせることも可能です。

以上をふまえると「充電スペースをおさえたい人」はAnker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)、「ながら充電したい人」「外に持ち出すこともある人」はAnker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Pad)がおすすめです。