仕事に運動に、ワイヤレスイヤホンを活用しマクリン( @Maku_ring)です。
タッチコントロール式のイヤホンは数あれど、音声コントロールがスムーズに行えるモデルは多くありません。
AirPods Proですら、「Hey, Siri」と最初に呼びかけないといけないため、僕のようなシャイボーイはなかなか使う機会がありません。
TaoTronicsの「SoundLiberty Pro S10」であれば、「Hey, Siri」「OK, Google」の呼び出しなく、決まった音声コマンドのみ口に出すことで円滑に操作できます。
また、フルワイヤレスでは数少ないオープン型のインナーイヤーであり、カナル型の閉塞感がニガテな人でも使いやすいです。
音声コントロール以外にも、通話時のAIノイズキャンセリングやイヤホン着脱にともなう音楽自動再生・停止、aptXにも対応し、機能はかなり充実しています。
そんなわけで本記事は「【TaoTronics SoundLiberty Pro S10レビュー】音声コントロール対応のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」について書いていきます。
タップできるもくじ
SoundLiberty Pro S10の外観と付属品
TaoTronics SoundLiberty Pro S10は完全防水仕様(IPX7)の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンの軸部分は玉虫色で金属感があり、やや目立つデザイン。
玉虫色の部分はタッチセンサーとなっています。
初代AirPodsに通ずるインナーイヤー開放型で、イヤホンには装着センサーを搭載しています。
自動耳検出に対応し、イヤホンを耳から外すと音楽が自動停止し、装着するとまた再生します。
イヤホンは派手目なものの、ケースはホワイト一色のシンプルなデザインです。
表面はさらりとした触感で、つや消しに仕上がっています。
フタを開いたときの感じはAirPodsそっくりですが、閉じたときのフィット感や音は、Appleのほうが剛性感があります。
サイズはは58.4 x 50.5 x 22.5mmで、女性の手でも余裕でおさまるコンパクトさ。
イヤホン重量は約9gとかなり軽く、ケースふくめて約48gの重量です。
付属品はイヤホン本体とケース、USB C to Aケーブルです。
SoundLiberty Pro S10のレビュー
SoundLiberty Pro S10の特徴を紹介していきます。
バッテリー性能はイマイチ
SoundLiberty Pro S10のバッテリーは、イヤホン単体で最大4時間、ケースふくめ最大20時間の使用が可能です。
近年、長時間バッテリーのモデルが増えている中、少々寂しい使用可能時間であります……。
ケース底面には充電用のUSBタイプC(USB-C)が付くものの、欲をいえばワイヤレス充電に対応してほしかったところ。
タッチ操作と音声操作で操作性抜群
SoundLiberty Pro S10は、タッチ操作と音声操作で操作性にすぐれています。
青い部分をタッチすることで、音量調整ふくめた全操作に対応しています。
- (右/左)を1回タップする 受話
- (右/左)を2回タップする 再生/停止
- (右/左)を2秒押す 終話/通話拒否/音声コントロールのオンオフ
- 右を上にスワイプ 音量アップ
- 右を下にスワイプ 音量ダウン
- 左を上にスワイプ 曲送り
- 左を下にスワイプ 曲戻し
中でも、スワイプ操作で音量アップダウンできるのは直感的で使いやすいです。
また、特筆すべきがハンズフリーの音声コントロールで、かなり完成度高く仕上がっています。
他モデルのような「Hey, Siri」「OK, Google」の声掛けが不要で、ボイスコマンドキーワードを口に出すだけで操作できちゃいます。
- ボイスコントロール開始 Hey TT
- 再生 Play music
- 一時停止 Pause music
- 音量アップ Volume up
- 音量ダウン Volume down
- 次の曲 Next song
- 前の曲 Previous song
- 受話 Pick up
- 電話拒否 Hang up
発音が良くなくても認識してくれますし、周辺がうるさい環境でなければ小さい声でもしっかり拾ってくれるので、驚くほど実用的。
本機のように、独自の音声コントロールに対応するモデルはなかなか無いので、それだけでもSoundLiberty Pro S10を買う価値があると感じました。
12mmドライバー採用で低音重視の音設計
SoundLiberty Pro S10は開放感のあるインナーイヤー型で、グリップ性は強くないものの、スムーズな装着感です。
また、通話をサポートするAIノイズキャンセリングを搭載し、ノイズの多い環境でも相手の音声を聞き分けやすくできています。
Qualcommのチップ「QCC3020」を採用し、同じく搭載モデルであるSoundLiberty 53やSoundLiberty 97に似かよった味付けになっています。
12mmの大口径ドライバー採用の恩恵で、インナーイヤー型のわりに、低音域から中音域にかけて音の質感・臨場感をしっかり出せるイヤホンに仕上がっています。
ROCK&POPSやEDMと組み合わせると、その良さを発揮します。
また、高音質の圧縮方式「apt-X」「AAC」に対応し、iPhoneとAndroidスマホの双方で、解像感の高いサウンドを実現可能なのもポイント高いです。
SoundLiberty Pro S10レビューまとめ
本記事では「【TaoTronics SoundLiberty Pro S10レビュー】音声コントロール対応のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
TaoTronics SoundLiberty Pro S10は、音声コントロールをはじめ、AIノイズキャンセリングや着脱による音楽自動再生・停止、aptXやIPX7対応など、機能満載のワイヤレスイヤホンです。
中でも音声コントロールは出色の出来で、このためだけに本モデルを買っても後悔しないレベル……!
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。