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SwitchBotハブ3をレビュー!物理ボタン&ダイヤルが一緒になったオールマイティのスマートリモコン

評価:4.6

どうも、スマートリモコンでスマートホームをたしなむマクリンです。

複数の家電を1つのリモコンでボタン操作したいときは、物理リモコンの「SwitchBot 学習リモコン」、スマホアプリや音声操作したいときは「SwitchBot ハブ2」を使い分けています。

カーテンの開閉や各家電の操作、はたまた温湿度の確認に両デバイスが大活躍中ですが、ふと思うことがあります。

マクリン
この2つのデバイス、一緒くたになってたほうが便利じゃね…?

SwitchBot ハブ2が正当進化し、まさにそんな製品に生まれ変わりました。「SwitchBot ハブ3」です。

ハブ2 + 学習リモコン」を体現した製品で、本体画面で温湿度・天気が確認できるのにくわえ、ボタンやダイヤル(Dial Master)までそなえ、これまで複数機器でまかなっていたことが本機1台に集約されました。

これまでの赤外線リモコン対応家電はもちろん、Matter対応デバイスやストリーミングデバイスのリモコンとしても使え、ダイヤルやボタンを介した物理操作にも対応しています。

物理ボタン付きならではのメリットを活かし、ショートカットキーも豊富で、より直感的な操作が可能となっています。

マクリン
温度・湿度・照度・人感センサーも内蔵してるので、温湿度計としても優秀!

そこで本記事は、SwitchBot ハブ3をレビューしていきます。

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セール価格(16,980円⇒13,480円)と併用可能

メリット
  • 温度・湿度・人感センサー搭載
  • ボタン&ダイヤル搭載
  • SwitchBotデバイスを操作できる
  • 赤外線リモコン対応の家電を操作できる
  • メディアストリーミング端末とも連携できる
  • Matter対応
デメリット
  • 本体がさらに大型化
  • 16,980円と高くなった
ご提供品
本記事はSwitchBot様から商品を提供いただき作成しています。

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SwitchBotハブ3の外観と付属品

SwitchBot ハブ3は、スマートハブ・リモコン・ボタン&ダイヤル・温湿度計の4機能をもつスマートリモコンです。

製品名 SwitchBot ハブ3
サイズ 約126 x 94 x 38mm
重さ 約190g
入力 USB Type-C(5V/2A)
接続方式 Bluetooth Low Energy
Wi-Fi 802.11 b/g/n (2.4 GHz)
赤外線送信距離 最大30m

 
同梱品はハブ本体と台座(「壁掛けブラケット」と一体化しているので分離も可能)、温湿度センサー搭載ケーブル、5V/2Aアダプター、ネジパックです。


 
温湿度センサー搭載ケーブルを、台座を介してハブ本体の「Input」に挿して電源につなぐと、本体がオンになります。


MEMO
アダプターを使わず、PCやルーター、NASなど機器のUSBポートに挿しても駆動可能です。
 
サイズは約126 x 94 x 38mmと、成人男性の手でギリおさまるくらい。ハブ2と比べるとかなり大型化しています。

(左)SwitchBotハブ3 /(右)ハブ2

(左)SwitchBotハブ3 /(右)ハブ2

 
ただ大きくなっているのも「スマートリモコン + 物理リモコン」である点をふまえると致し方ないところ。


 
本体下部には、ハブ3の大きな特徴でもあるダイヤルボタンを搭載しています。

ダイヤルの操作感が心地いいのと、SwitchBot 学習リモコンにも付いていた「とりあえずコレ押しとけばなんとかなる」右上のKataボタンが便利。

ハブ3を買ったら「これもなるべく買っとけ」的な商品が、同じくSwitchBotの「CO2センサー」です。


後述しますが、ハブ3と連携することで、ハブ3の画面上でもCO2濃度がざっくり見れるようになります。

 

ハブ2との比較

前モデルのSwitchBot ハブ2と機能比較してみました。

製品名称 SwitchBot ハブ3
SwitchBot ハブ2
価格 16,980円 9,980円
温湿度センサー
照度センサー
人感センサー
温湿度表示
CO2濃度・天気表示
ロック状態表示
赤外線家電対応
SwitchBot製品対応
ストリーミング端末対応
他社Matterデバイス対応
物理ボタン
物理ダイヤル
シーン発動ボタン (4つ) (2つ)
ホームアプリ操作 (30台まで) (8台まで)
コントロール スマホ、音声、Apple Watch
サードパーティー Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT

 
ハブ2も機能面ではかなり優秀ですが、価格が2倍程度なだけに、ハブ3はさらに高機能化しています。

両者ともMatter対応ですが、ハブ2はiPhoneのホームアプリから操作できるのみだったのに対し、ハブ3では他社のMatter対応デバイスも追加・操作できるようになりました。



STEP.1
コードをコピー
ハブ3の設定画面から「Matter設定」を選びます。


 
QRコードを保存しておきます。QRコードをあとでスキャンすることになるので、スマホ側で撮れるよう、PCなど別デバイスに保存しておくのがおすすめ。


STEP.2
アクセサリを追加
ホームアプリ右上の「+」マークをタップし「アクセサリを追加」を選びます。


 
「その他のオプション…」をタップします。


 
近くにあるアクセサリに「Hub 3」のアイコンが表示されるはずなので、そちらを選びます。


 
先ほど保存したQRコードをスキャンします。


 
接続画面になるのでホームに追加します。


STEP.3
ハブ3が追加
場所の選択画面に移るので、場所を選んで続けます。


 
ハブの名前をつけます。


 
以上でハブ3のホームアプリ追加が完了します。


STEP.4
温度・湿度・人感センサーを追加
画面どおりに進めれば、温度センサー 湿度センサー 人感センサーの追加が行われます。




STEP.5
ハブ3の設定完了
ホームアプリ上に温度・湿度・人感センサーが表示されていれば、ハブ3の設定は完了です。


STEP.6
サブデバイスの追加
Matter設定から「サブデバイス」をタップします。


 
SwitchBotカーテンを連携していれば「カーテン」が表示されるので選びます。


 
SwitchBotアプリ上でのサブデバイス追加は完了です。


STEP.7
ホームアプリ上に追加完了
ホームアプリに切り替えると、サブデバイス(この場合はカーテン)が自動的に追加されているので、これで設定完了です。

注意
ネットワーク環境によってサブデバイスの追加に時間がかかる場合があります。
 
それから大きいのが人感センサーの搭載。

これにより「オートメーション」で条件を作成する際も「人がしばらく動いてないときに特定の家電をオフにする」といった感じで、人の動きをトリガーにできるようになりました。

マクリン
「外出時にエアコンを勝手にオフってもらう」なんかは実用的ですよね!

もうひとつ大きな進化点が、ハブ2が「オン」「オフ」のスマートボタンのみだったのに対し、ハブ3は4つのカスタムボタンに5つの物理ボタン、さらにはダイヤルと、じつに多くのボタンを搭載したことです。


 
これにより、ボタンでは大抵のアクションをまかなえ、ダイヤルではエアコンの温度調整など、細かい操作が行えるのが秀逸。

オンオフは音声操作、温度やモード・風量切り替えはハブ本体操作といった使い分けもでき、スマホアプリを開く機会がほぼ無くなったので、実用面でも大きな差につながっています。

マクリン
今から買うなら迷わずハブ3のほうがおすすめ!
 

SwitchBotハブ3のレビュー

SwitchBot ハブ3を4つのポイントに分けてレビューしていきます。

 

温湿度計で使えてCO2濃度もざっくり表示できる

ハブ2と同様、温湿度センサー搭載ケーブルが付き、ハブ3自身を温湿度計として使えます。

表示項目は「天気」「気温」「(ハブ3を置いている)部屋の気温」「(ハブ3を置いている)部屋の湿度」です。

部屋の温湿度表示のみだったハブ2と比べ、天気や外の気温も表示できるようになった点は地味に大きいです。

マクリン
おかげでAlexaに今日の天気を確認することがなくなりました!

天気を表示するか否かは、SwitchBotアプリ内でハブ3の「ディスプレイ表示」から「天気データ」のオンオフで選べます。



 
外出先から確認したいときもスマホアプリ上から見れるので「部屋のなか暑そうだからエアコンつけとこう(温度トリガーにして「一定の温度以上になったらエアコンON」ももちろん可)」といったことも可能です。


 
同社のCO2センサーと連携することで、CO2濃度の目安もディスプレイ上に表示することができます。


 
やり方も簡単で、ハブ3の「ディスプレイ表示」「温湿度データソース」から「CO2センサー」を選べばOKです。

MEMO
アプリの「デバイスの追加」からCO2センサーを事前に追加しておく必要があります。
 
ただし、本家のCO2センサーに比べて画面表示はざっくりで、雲の色(緑なら良好)で状態を判別することになるので注意ください。


 

SwitchBotデバイスや赤外線対応家電をハブ本体で操作できる

アプリから各家電やSwitchBotデバイスを操作できるのにくわえ、ハブ3では「デバイス管理」にデバイスを追加することで、ハブ3本体のボタンやダイヤルを使って操作可能になりました。



 
アプリ上のハブ3を開き「デバイス&シーン管理」「デバイス管理」「デバイスを追加」で追加していけばOKです。


 
我が家では、SwitchBotデバイスは「SwitchBotカーテン」、赤外線リモコン対応家電は「エアコン」を追加しています。

MEMO
SwitchBotデバイスは、ロボット掃除機ロックテープライトなど、いろいろな製品が対応しています。
 
ハブ3に追加したうえでKataボタンを押すと、操作できる家電やSwitchBotデバイスがこんな風に画面上に出てきます。


 
ダイヤルを回して操作機器の切り替え、真ん中の決定ボタンで機器の決定と、操作も直感的で使いやすいです。


 
よく使うデバイスは、ホーム画面からダイヤルの「右」「左」キーを押したときに表示するよう設定(「ハブ3」 「ディスプレイ表示」 右 / 左にスライドした先で「デバイスの選択」)することで、さっと切り替えることもできます。ショートカットキーみたいなイメージですね。


 
カーテンは音声操作で開け閉めすることが多いため、僕自身はハブ3本体でカーテン操作する機会は少ないものの、開閉度合を調整したい人は、ダイヤル上にある「4つのカスタムボタン」が便利。


 
カスタムボタンは「デバイス&シーン管理」で変更したいデバイスを選んでタップするとデバイス編集画面に入るので、左から「A」「B」「C」「D」のいずれかをタップすることで設定可能です。


 
個人的に、ハブ3本体での操作が大活躍したのがエアコン

マクリン
さながらリモコン感覚で動かせるので超使いやすい!

ハブ3の感度も十分高く、オン操作もすぐに反応してくれます。

 
ダイヤルを回すことで、温度調整もお手のもの。

 
モード切替といった細かい操作も、ボタン&ダイヤル操作で初見でも迷うことなく行えました。

オンオフ操作は音声操作、細かい操作はハブ本体の操作、といった感じで使い分けることで、我が家ではかなり実用的に使えています。

SwitchBotデバイスや各家電をスマートスピーカーで音声操作できる

エアコンのオンオフ操作のような操作は、ハブ本体の操作ではなく音声操作を活用したいところ。

その点にもバッチリ対応し「ハブ上にリモコンとして追加」「サードパーティーサービスから連携」「スマートスピーカー上で設定」という手順を踏むことで、音声操作できるようになります。



マクリン
SwitchBotデバイスの音声操作にももちろん対応!

我が家ではTV代わりにプロジェクターを使っているので、Amazon Echoでプロジェクターを音声操作できるようにしています。

音声操作は反応がクイックというわけではないため、カーテンやプロジェクターなどのように、起動完了に時間を若干要する機器と相性がよいです。

マクリン
ハブ2のときから音声操作は使ってるけど「無いと困る」レベルでチョー便利!

ストリーミングデバイスもハブ3で操作できる

ハブ3は、赤外線リモコン対応家電にくわえ、Fire TV・Apple TV・Google TVなどBluetooth対応のメディアストリーミングデバイスも、ハブ本体と連携して操作可能です。

我が家ではドングル型の「HOMATICS Google TV Stick 4K」を使っているので、今回これをハブ3に連携してみました。

僕ははじめ設定方法がわからずけっこう苦戦したので、やり方を以下に残しておきますね。

STEP.1
サードパーティー操作
アプリ上のハブ3から「デバイス&シーン管理」「デバイス管理」「サードパーティー操作」を選びます。


STEP.2
ハブ3にストリーミングデバイスを追加
Google TVの場合「Chromecast」を選んで追加します。



STEP.3
ストリーミングデバイス側からハブ3を追加

ハブ3側はOKなので、今度はストリーミングデバイス側から追加します。


 
Google TVの場合は「設定」「リモコンとアクセサリ」「SwitchBot_00XX」が出てくるので追加 「ペア設定する」で接続完了となります。




STEP.4
ハブ3とストリーミングデバイスの接続完了
ハブ3上でGoogle TVが出てくれば両者の連携は完了です。


 
現在はプロジェクターにGoogle TV Stickを挿し、Google TVをハブ3で操作しています。

動画を見ても分かるとおり、ハブ3の操作性はかなり高く、タイムラグもないので大活躍しています。

マクリン
ハブ3さえあれば、赤外線対応家電もストリーミングデバイスもまるっとOK!
 

SwitchBotハブ3はこんな人におすすめ

SwitchBot ハブ3は「SwitchBotデバイス・赤外線対応家電・ストリーミングデバイスをハブ本体や音声でまとめて操作したい人」におすすめのアイテムです。

SwitchBotハブ自体は初代からずっと使い続けていますが、ハブ3になって物理型のリモコン要素までそなえ、オールマイティなスマートリモコンになった印象です。リモコンの操作性自体もかなり高いです。

ハブ2とくらべても、人の動きをトリガーにできるのにくわえ、メディアストリーミングデバイスなど一部のBluetooth機器も追加できるようになったので、機能面もより盤石になっています。

本体がより大型化したのと価格が上がった点はマイナスですが、これまで複数のスマート機器で行っていたことを本機一台でまかなえることを考慮すれば、結果的に安いのではないかと思いました。

 

SwitchBotハブ3レビューまとめ

本記事はSwitchBot ハブ3をレビューしました。

温湿度計としても優秀なのに、赤外線リモコン対応家電やストリーミングデバイス、SwitchBotデバイスのリモコンとしても使え、機能盛り盛りのスマートハブに進化しました。

ダイヤルやボタンを介した物理操作にも対応しています。

スマートハブは数あれど、これから買うなら本機一択ではないでしょうか。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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  • ボタン&ダイヤルボタン搭載
  • SwitchBotデバイスを操作できる
  • 赤外線リモコン対応の家電を操作できる
  • メディアストリーミング端末とも連携できる
  • Matter対応
デメリット
  • 本体がさらに大型化
  • 16,980円と高くなった
SwitchBotハブ2をレビュー!4-in-1の温湿度計付きスマートリモコン SwitchBot学習リモコンをレビュー!家電をまとめて管理できる物理リモコン 【2025年】生活を豊かにするIoT家電・スマート家電のおすすめ11選
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マクリン(新井涼太)

Makurin

プロフィール

株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。

レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
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