ブラックフライデーのおすすめ

XGIMI Halo+(plus)をレビュー!モバイルプロジェクター最高峰がさらにパワーアップして帰ってきた

評価:4.5

家でも外でも使うなら、バッテリー駆動のモバイルプロジェクターをおすすめしマクリンまくり @Maku_ring)です。

ただしモバイルプロジェクターは、解像度や明るさの面で、電源駆動のホームプロジェクターに比べてどうしても劣ります。

モバイル型の機動性を活かしつつ、ホーム型のスペックにかぎりなく近付いたモバイル最高峰モデルが「XGIMI Halo」です。

マクリン
コイツがなんと、パワーアップして帰ってきました!

それがこちら「XGIMI Halo+」です。

XGIMI Halo+の外箱

元来から800ANSIルーメンの明るさにフルHD、Harman Kardonスピーカー搭載と実力の高いプロジェクターですが、Halo+になってさらに進化。

明るさは800 900ANSIルーメン、台形自動補正も「垂直のみ自動」垂直水平自動」とブラッシュアップされています。

さらに障害物自動回避や枠への自動アジャスト、モーション補正技術など、投影技術もアップ。

そこで本記事は外観とスペックに触れた後に、プロジェクター機能とAndroid OSを紹介します。

メリット
  • モバイル型最高の明るさ
  • Android TV 10.0搭載
  • 垂直水平の台形自動補正
  • 映像補正機能が充実
デメリット
  • モバイルバッテリーでの本体充電不可
  • やや重い
ご提供品
本記事はGlimpse様から商品を提供いただき作成しています。
本記事のリンクには広告がふくまれています。
この記事の著者
マクリン

ガジェットブロガー

マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

XGIMI Halo+(plus)の外観と付属品

XGIMIジミー社の「XGIMI Halo+」は、Android TV 10.0搭載のモバイルプロジェクターです。

製品名 XGIMI Halo+
サイズ 約113.5 x 171.5 x 145mm
重さ 約1.6kg
明るさ 900ANSIルーメン
解像度 フルHD(1920 x 1080画素)
スピーカー 10W(5W x 2)
ワイヤレス規格 2.4 / 5.0GHz(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)・Bluetooth 5.0
OS Android TV 10.0
価格 99,880円

 
継ぎ目のないアルミニウムボディは、相変わらずの高級感を演出しています。

XGIMI Halo+はアルミニウムボディ
 
スペックがスペックだけに携帯性は他のモデルにゆずりますが、片手で持ち運べないこともないサイズ感です。

XGIMI Halo+のサイズは約113.5 x 171.5 x 145mm
 
重量は約1.6kgとずっしり。


 
本体内蔵のバッテリーで動画再生2時間・音楽再生4時間に対応していますが、屋内使用時は電源駆動が安心です(ただし、電源はかなりゴツめ……)

XGIMI Halo+は動画再生2時間・音楽再生4時間に対応

 
底面には三脚穴が付き、汎用品の三脚を装着できます。

XGIMI Halo+の三脚穴
 
あわせてフリップスタンドも搭載し、ちょっとした投影角度ならこちらでも調整可能です。

XGIMI Halo+のスタンド

 
オーディオには前モデルと同様、Harman Kardon製スピーカーを5W x 2機搭載しています。

XGIMI Halo+はHarman Kardonスピーカーを搭載
 
背面にはポート類をそなえ、DCポートとオーディオ出力端子、HDMI 2.0とUSB-A(USB 2.0)、電源ボタンが付いています。

XGIMI Halo+のポート類

MEMO
USBポートには、USBメモリやマウス・キーボード、ゲーム用コントローラなどを接続可能です。
 
同梱品はプロジェクター本体にリモコン(単4アルカリ乾電池 x 2は別売り)、電源ケーブルです。

XGIMI Halo+の付属品
 
リモコンの操作性は相変わらず良く、音声入力もサポートしています。


 
リモコン以外に本体上部でも簡単なタッチ操作が可能で、再生/一時停止と音量調整に対応しています。

XGIMI Halo+はタッチパネル操作に対応

 

XGIMI Haloやその他モバイルプロジェクターと比較

前モデル「XGIMI Halo」ならびに同クラスのモバイルプロジェクターでスペック比較してみました。

左スライドで全表示

製品名 XGIMI Halo+
XGIMI Halo
Nebula Vega Portable
XGIMI MoGo Pro+
BenQ GV30
サイズ 約113.5 x 171.5 x 145mm 約113.5 x 171.5 x 145mm 約192 x 192 x 59mm 約105.5 x 94.5 x 146mm 約185 x 195 x 85mm
重さ 約1.6kg 約1.6kg 約1.4kg 約914g 約1.7kg
明るさ 900ANSIルーメン 800ANSIルーメン 500ANSIルーメン 300ANSIルーメン 300ANSIルーメン
解像度 フルHD(1920 x 1080画素) フルHD(1920 x 1080画素) フルHD(1920 x 1080画素) フルHD(1920 x 1080画素) HD(1280 x 720画素)
スピーカー 10W(5W x 2) 10W(5W x 2) 8W(4W x 2) 6W(3W x 2) 16W(4W x 2 + 8Wウーファー)
OS Android TV 10.0 Android TV 9.0 Android TV 9.0 Android TV 9.0 Android TV 9.0
価格 99,800円 96,800円 79,990円 80,080円 7万円前後

スピーカー出力ではウーファー付きのXGIMI Halo+が頭ひとつ抜けています。

なかでも明るさは900ANSIルーメンであり、ホーム型ともはや肩を並べるレベルです。

Android OSのバージョンも10.0であり、後発ならではの強みを発揮しています。

XGIMI Haloと並べてみると、外観はパッと見で分からないほど似通っています。

XGIMI Halo+とXGIMI Haloの外観

(左)XGIMI Halo /(右)XGIMI Halo+

色合いはHaloがシルバーに近いのに対し、Halo+はグレーテイストでやや濃い目に仕上がっています。

背面のポート類も同じです。


 
Halo+のみ、オートキーストーン(台形自動補正)のセンサーをそなえています。

台形自動補正は実際強化され、Haloが縦方向のみの自動補正(横は手動)、Halo+は縦横ともに自動補正に対応しています。

投影調整・映像面では、HaloからHalo+でこれだけ進化しています。

XGIMI Halo+の進化点
  • 垂直水平両方の台形自動補正
  • スクリーンへの自動アジャスト(枠のあるスクリーンに投影すると、スクリーンに合わせたサイズで投影調整)
  • 障害物自動回避(壁にかかっている絵や写真などを避けて見やすく投影してくれる)
  • モーション補正技術を搭載(動きの速い映像でも滑らかな残像感のない映像を鑑賞可能)
  • 低遅延モード搭載(ゲームモードに設定すると低遅延入力可能)

中身は想像以上にパワーアップしていることが分かります。

 

XGIMI Halo+のレビュー

XGIMI Halo+の特徴を紹介していきます。

 

多彩なプロジェクター周りの機能

明るさは最大900ANSIルーメンであり、モバイル型では最強のスペックをほこります。

XGIMI Halo+の明るさは900ANSIルーメン

マクリン
60インチ程度なら昼間でも問題なく観れます!

解像度はフルHD(1920 x 1080)であり、文字の細かい映像もはっきり視認できます。

XGIMI Halo+の解像度はフルHD
 
約2m離したときに76インチのサイズで映すことができ、投影距離はふつうです。


 
800ANSIルーメンのXGIMI Haloと比較したところ、100ANSIルーメンの差なので違いはそこまでないものの、XGIMI Halo+のほうがやや明るいことが分かります。

(上)XGIMI Halo+ /(下)XGIMI Halo

 
オートフォーカス機能を搭載し、起動時や動作開始時に焦点を自動で合わせてくれます。

XGIMI Halo+はオートフォーカス搭載
 
台形補正は前モデルよりも進化し、Haloが垂直方向のみの自動補正だったのに対し、Halo+は垂直水平ともに自動補正をそなえ、画面調整面はまさにパーフェクト。


 
さらに障害物自動回避も搭載し、角度をずらしたときに障害物がある場合、それを避けて投影画像を調整してくれるという賢い機能まで付いてます。


 
スクリーンに投影するときは、スクリーンの枠に合わせて自動でぴったり合わせてくれます。


 
HDMIの有線接続に対応しているので、コンソールゲーム機との接続も問題なく、ゲームモードもあるので相性抜群。

XGIMI Halo+はHDMI接続に対応

MEMO
ゲームモードに設定すると、26.5msの低延長入力が可能です。
 
Chromecast / AirPlayも搭載し、スマホやPCからのミラーリング(ワイヤレス投影)もサポートしています。

XGIMI Halo+はミラーリングに対応

Chromecastの場合
同一のWi-Fi環境下でChromeブラウザを開き、メニュー(3点リーダー)から「キャスト」を選ぶとミラーリングが開始します。
 

Android TV 10.0搭載で豊富なアプリ収録

XGIMI Halo+Android TV 10.0を搭載し、初見でも慣れ親しみやすいUIとなっています。

XGIMI Halo+はAndroid TV 10.0搭載
 
アプリストアも純正のGoogle Playであり、5,000以上のAndroidアプリをそのまま視聴できます。

XGIMI Halo+はGoogle純正のGoogle Play収録
 
YouTubeやAmazonプライムビデオにくわえ、ABEMA、U-NEXT、GYAO!、Hulu、TVer、DAZN、Paravi、dTVなど、主要なアプリも当然すべて収録しています。

参考 XGIMI HaloでNETFLIXやAmazonプライムを見る方法公式ページ

マクリン
一人でも家族でも、友人知人とも一緒に観れて大活躍!

ドローンさんのYouTubeチャンネルを再生したところ、木々の緑の微妙なちがい、海の水面の粒立った表現も見事で、くっきり映し出していました。

Harman Kardonスピーカーの包まれ感も心地よく、10Wながら臨場感は充分。

動きのわりと速い動画も流してみましたが、モーション補正技術のおかげで残像感は全くなく、なめらかな映像を堪能できます。

 

XGIMI Halo+はこんな人におすすめ

XGIMI Halo+は「モバイル型がいいけど、スペックにも妥協したくない人」におすすめです。

元来から最強だったモバイルプロジェクターがさらにパワーアップし、地味ながらも着実な進化をとげています。

他のモデルを検討する余地がないくらい弱点のないモデルですが、モバイルでなくていいなら同社の「XGIMI Elfin」もおすすめです。

 

XGIMI Halo+レビューまとめ

本記事は「XGIMI Halo+をレビュー!モバイルプロジェクター最高峰がさらにパワーアップして帰ってきた」について書きました。

900ANSIルーメン・垂直水平の台形自動補正・Harman Kardon製スピーカー・Android TV 10.0搭載など、まさに盤石なモバイルプロジェクターを実現しています。

10万円近くの価格さえ許容できるなら、真におすすめできるモデルです。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

 
JMGO N1と本機との比較は、別サイトになりますが、こちらの記事を参考ください。

 

メリット
  • モバイル型最高の明るさ
  • Android TV 10.0搭載
  • 垂直水平の台形自動補正
  • 映像補正機能が充実
デメリット
  • モバイルバッテリーでの本体充電不可
  • やや重い
YouTube
動画でも紹介しています。

【XGIMI Haloレビュー】Android TV 9.0搭載でアプリ・TVが観れるフルHD対応ポータブルプロジェクター 【XGIMI MoGo Pro+レビュー】小型サイズ最高の解像度と垂直水平の台形自動補正をもつモバイルプロジェクター 【XGIMI Elfinレビュー】小型スリムながら性能も抜かりないフルHD対応ホームプロジェクター 【XGIMI HORIZON Proレビュー】史上最高にパワフルで使いやすいホームプロジェクター Android搭載プロジェクターのおすすめをモバイルとホーム型に分けて紹介

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です