どうも、Apple Watchユーザーのマクリン(
決済から体調管理まで、生活の一部に溶け込みマクリンのApple Watch。
Apple Watch Series 7に何の不満もありませんでしたが、このたびSeries 9に買い替えました。
正直、見た目ふくめて「どこが変わったの?」というレベルでマイナーチェンジ感満載ですが、実際そんなに変わっていませんでした。
目玉機能のひとつであるジェスチャー操作「ダブルタップ」も、10月のアップデートでの実装であるため、そこのユーザー体験で印象は大きく変わりそう(2023年10月16日のアップデートでついに実装)。
とはいえ、プロダクトとして着実な前進をとげ「新しく買うなら間違いなくSeries 9がおすすめ!」といえる完成度です。
ただ、7や8でも完成度自体は高く、そこからさらに9に買い替えるほどかと問われると「その必要はない」と思っちゃいました……。
そこで本記事は、Apple Watch Series 9の外観と各機能を紹介していきます。
タップできるもくじ
Apple Watch 9の外観を紹介
Apple Watch 9にはセルラーモデルとGPSモデルがあり、各仕様は下記のとおりです。
項目 | Series 9 GPS + Cellularモデル | Series 9 GPSモデル |
---|---|---|
本体価格 | 75,800円から | 59,800円から |
チップ | 【CPUチップ】S9 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ) 【ワイヤレスチップ】W3 【超広域無線】U2 |
|
本体容量 | 64GB | |
GPS | L1 GPS、GNSS、Galileo、BeiDou | |
センサ | 皮膚温センサー、血中酸素濃度センサー、心拍センサー(電気・第3世代の光学式) 気圧温度計、加速度センサー(最大256G)、ジャイロスコープ、環境光センサー |
|
Siri | 話せるSiri搭載 | |
Apple Pay | (Felica搭載) | |
防水 | 水深50mの耐水性能 | |
防塵 | IP6X等級 | |
ジェスチャー | ダブルタップのジェスチャー | |
ケース素材 | アルミニウム・ステンレス | アルミニウム |
通信方式 | LTE、Wi-Fi、Bluetooth 5.3 | Wi-Fi、Bluetooth 5.3 |
ディスプレイ | 感圧タッチ対応LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ | |
ディスプレイ解像度 | 【41mm】352 x 430ピクセル 【45mm】396 x 484ピクセル |
|
最大輝度 | 2,000ニト |
僕は今回ミッドナイトのGPSモデル(45mm)にミッドナイトスポーツループの組み合わせで選びました。
こちらのスポーツループは、クッション性があって触り心地が良いだけでなく、カーボンニュートラル製品でもあり、製造・輸送・素材の3アプローチから炭素量を削減しています。
セルラーとGPSモデルの違いはケース素材・通信方式・価格(セルラーは+1.6万円)で、GPSモデルはデジタルクラウンがボディ色と同じ、セルラーモデルは外周が赤く縁取られています。
セルラーとGPSで機能面での見劣りはないので、安価なGPSモデルが基本おすすめです。
同梱品は本体と磁気充電ケーブルです。
Series 7と同じく、充電器はカットされているので、Anker Nano Charger (20W)との同時購入がおすすめです。
Apple Watch 9と7の違いを比較しつつレビュー
ここからは、Apple Watch 9をSeries 7と比べる形でレビューしていきます。
ただ、ダブルタップのジェスチャーがまだ実装されていない今、両者の差はほとんどありません……!
変更されている項目だけ抜粋すると以下のとおりです。
項目 | Series 9 | Series 7 |
---|---|---|
本体価格 | 59,800円から | 48,800円から |
CPUチップ | S9 SiP(64ビットデュアルコア) | S7 SiP(64ビットデュアルコア) |
本体容量 | 64GB | 32GB |
皮膚温センサー | ||
ジェスチャー | ダブルタップ | アクセシビリティ |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
最大輝度 | 2,000ニト | 1,000ニト |
それではSeries 7との違いを中心にSeries 9をレビューしていきます。
ディスプレイの明るさが2倍になった
ディスプレイの最大輝度が1,000ニトから2,000ニトになったのは、Series 9の明らかな進化ポイントです。
スペック差(2倍)ほど明るさの差異は感じないものの、実際に7と9を並べて実際に見ると昼間の視認性はかなり違いました(写真ではちょっと分かりにくいけど…)。
フラッシュライト機能で両者を最大の明るさにすると、Series 9のほうがより白く発光できているのが分かります。
解像度やベゼルは変わらないので、表示範囲や精細さという面での違いはありません。
インターネット接続なしでもSiriが使える
Apple Watch 9ではなんと、ネット接続がなくてもSiriが使えるようになりました!
(「だからなに?」と言われそうな変更点ではありますが、)Series 9ではWi-FiにつながずともiPhoneと連携せずとも、なんなら機内モードでもSiriが使えるようになりました。
(「そんな環境でSiriを使うことあるの?」という声が飛んできそうですが、)とにかくどんな環境でもSiriを使えるのはすごい……はず。
Series 7と9で回線を切ったところ、7では「Siriは利用できません。Apple Watchがインターネットに接続されていません」という表記が出ました。
一方9ではSiriが問題なく起動し、こちらの命令をすんなりやってのけました。
これはすごい。きっとすごいんだ。おそらく…たぶん……。
ダブルタップが想像以上に直感的
watchOS 10.1でApple Watch 9についに実装されたのが「ダブルタップ機能」。
iPhoneからも「Watch」「ジェスチャ」「ダブルタップ」で設定可能で、オンオフだけでなく、ミュージックとスマートスタック(ウィジェット)にかぎり、詳細設定が可能です。
親指と人差し指をすばやく2回叩く動作をすることで、指のアイコンが画面上に表示されて作動する仕組みとなっています。
文字盤をこちらの顔に向けている状態では確実に動作し、操作性はなかなか良い印象を受けました。
文字盤をこちら側に向けてからでないとダブルタップが効かないため、「見ないで操作する」といったことは残念ながらできません。
通知の来たアプリやメッセージを開いたり、着信の応答や終話、はたまたアラームをスヌーズにするなど、一次操作であればダブルタップで対応できるため「とりまダブルタップ」が通用するのは想像以上に使いやすいです。
ただ、スマートスタック対応のアプリが現時点で少ない、ダブルタップのアクションが限定的など、まだまだ進化途中の機能であることは否めませんでした。
アプリの起動が速くなった気がする
Series 9のCPUチップは、64ビットデュアルコアプロセッサの「S9 SiP」に刷新されました(Series 7はS7 SiP)。
性能アップにともなう処理速度の違いは基本、アプリの起動スピードに表れます。
Series 7 9の順でアプリを起動したところ、7が半テンポ置いて開くのに対し、9は「シュン」という感じで開くのが分かります。
時間にして1秒に満たないレベルではありますが、9のほうが確実に速くなっていると感じました。
ただ正直に書きますと……Series 7から買い替える必要はなかったです。
変更点はかなり少なく、Series 7の時点でプロダクトとしてかなり完成されていたんだなとあらためて実感しました。
とはいえSeries 9も着実に進化してはいるので、デビュー機で買う人、あるいは常時表示ディスプレイ採用前のモデル(Series 4以前)の人であれば買い替えGOというのが僕の結論です。
Apple Watch 9の評判・口コミ
当サイトで独自に集計したアンケートから、Apple Watch 9の良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
購入時の参考にしてください。
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良い口コミ
「ディスプレイが明るくなった」「ピンクがかわいい」を評価する声が見られました。
男性 / –
あくまでもSEと比較しての話ですが、一番分かりやすいところで言えば、高速充電なので早く充電されるのがいいですね。それに血中酸素と心電図が追加されたので、さら健康を意識できるようになりました。また、ストレージも多くなったのもあり、動作が重くないので使いやすいです。
女性 / –
私はふだんからApple商品をよく使っているので、時計を探す際はApple Watch一択でした。やはりApple製品同士との相性がよく、iPhoneとの距離が離れていてもつながるところが魅力だと思っています。また、画面も明るく見やすいです。片手で使用できるのでとても使いやすいと思いました。
女性 / 40代後半
シリーズ8からの買い替えですが、大きさは変わらないのにディスプレイが明るく見やすくなりました。
女性 / –
液晶面の光沢が美しく、画素数も高くて表示がとても見やすいのが良いです。ラバーベルトの締め付けもあまりなく、つけ心地も良好です。
女性 / 20代後半
Apple Watch 7を使っていたのですが、少し動作が重くなっていたので先日乗り換えました。新色のピンクにしたのですが、ころっとしたフォルムと柔らかくて合わせやすい色が重宝しています。オフィスカジュアルは必須だけどちょっとかわいい時計をつけたい人は、今回のピンクはかなりおすすめです。ディスプレイはかなり見やすくなっていて、より直感的な操作ができるようになったと思います。チップが新しくなっていたり、ダブルタップ機能などが追加されたりしているようですが、こちらは正直使いどころがわかりません。そのため、1ランク下げて4の評価にしています。
男性 / 30代前半
2台目を持っていたのですが、最新に変えたくて購入しました。機能面は文句なしです。
女性 / –
Apple Watchはとにかく便利で、コンビニ支払いで手をかざすだけでいい。電話がよくかかってくれので、携帯を何度も出さなくていい。お風呂中でも着信がわかるので重宝している。無駄な動作が少なくてすむ。
男性 / 40代後半
前作よりも格段にディスプレイの明るさと反応が良くなった。デザインに関してはさほど変化はないが、Siriやアプリの機能性が大幅に改善されているのでノンストレスです。
女性 / –
SEからの買い替えだったんですが、画面が大きくなり、常時表示が便利なので良かったです。
女性 / 30代後半
5からの買い替えでバイオリズム、生理とか心拍数とか健康を気にしたいので買い替えました。デザインもピンクでかわい。
悪い口コミ
「あまり変わらない」という声が多かったです。
女性 / 50代後半
搭載チップセットが大幅に大きくなったが、あまりよくわからない。
男性 / 20代後半
Apple Watch Series 6を利用して、今回iPhoneを新調するタイミングに買い換えました。結果として、あまり変わらないなっというのが第一の感想でした。ただし、アプリの切り替え速度とバッテリーの持ちは、6に比べると各段に良くなったと感じています。
男性 / –
見た目もそうだが、旧モデルとあまり変わらないような感じで新しさがない。
Apple Watch 9レビューまとめ
本記事はApple Watch 9をレビューしました。
どうも、マクリン(