どうも、ゲーミングデバイスブロガーのぱぶまるです。
ゲーミングノートPCは、とにかく高いしなかなか手が出ない。
「もっと気軽にゲームができればいいのに……」という方向けに、入門機におすすめのゲーミングノートPCを紹介します。
ふだんはデスクやテーブルでFF14などMMOやRPG、ときには構えてFPSといった形で、より手軽にPCゲームを楽しめる、ASUSの「ASUS TUF Gaming FX505DT」です。
ASUS TUF Gaming FX505DTは、Ryzen 5のCPUとGeForce GTX1050のGPUを搭載し、中程度の重さのゲームまで快適にこなせる1台です。
そんなわけで「【ASUS TUF Gaming FX505DTレビュー】税込10万以下で買えるコスパ最高のゲーミングノートPC」について書いていきます。
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ASUS TUF Gaming FX505DTのスペック
ASUSの「TUF Gaming FX505DT」は、15.6型のゲーミングノートPCです。
本体スペックは以下のとおり。
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製品名 | ASUS「TUF Gaming FX505DT」 |
CPU | AMD Ryzen 5 3550H(2.30GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX1050 |
液晶 | 15.6インチ(非光沢)、リフレッシュレート120Hz |
解像度 | フルHD(1920 x 1080) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
端子 | USB 3.0 × 2、USB 2.0 × 1、HDMI出力×1、ヘッドホン/マイクコンボジャック×1 |
質量 | 2.2kg |
サイズ | 幅360 mm×奥行き262 mm×高さ25.8 mm |
特筆すべき特徴は、CPUにIntel製ではなくAMD製のRyzenシリーズを採用していることです。
あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、CPUシェアではIntelのCoreシリーズを超えています。
第3世代Ryzenは、もともと高かったマルチタスク性能にくわえ、シングルタスク性能も格段に上がり、ゲーミングPCでも支持されています。
AMD社はRadeonというGPUも作っており、CPUとGPUを両方作っている唯一のメーカーとして有名です。
外観
本体カラーはブラックでゲーミングノートPCらしいデザイン。
ロゴは1箇所で、堅牢な外観が特徴的です。
背面には空冷用のスリットがあります。
液晶ディスプレイ
ASUS TUF Gaming FX505DTのディスプレイは1920 x 1080ドットのフルHD液晶で、発色が豊かでくっきり映ります。
超狭額(ナローベゼル)で画面が目いっぱい表示されるため、視認性がとても高いです。
音質
音質は平均レベルといったところです。
キーボード
ミスタイプしにくい設計で、初心者でも視覚的に操作しやすいと思います。
〇 変換・無変換がないのでゲーム中の誤入力がない
〇 Fキーが一定間隔で区分けされており、誤タイプ防止になっている
〇 キーボードの配色(LED)はコントロールセンターで自由に設定可能
▲ キーボードはUS配列なので、慣れは必要。
▲ 方向キーが押しづらい
インターフェース
ASUS TUF Gaming FX505DTのインターフェースは、充実とまではいかないものの、最低限そろっています。
右側面にはUSB-C(USB 3.1)があります。
左側面には電源端子、USB-A(USB3.0) x 2、USB-A(USB2.0) x 1、LANポート、マイクロフォン&ヘッドフォンジャックが付いています。
ASUS TUF Gaming FX505DTの専用ソフトウェア
ASUS TUF Gaming FX505DTには、用途に合わせて調整できる専用ソフトが入っているので、その機能を紹介していきます。
TUF GAMEVISUAL
こちらのソフトでは、プレイするゲームのジャンルや映画視聴など、シーンに合わせたプリセットがあり、色温度の設定ができます。
Armory Crate
パフォーマンスの設定やキーボード配色の設定が可能です。
ASUS TUF Gaming FX505DTのSSD・CPU・ゲームベンチマーク
ASUS TUF Gaming FX505DTは、CPUに第3世代のAMD Ryzen 5 3550H、GPUはGeForce GTX 1050を内蔵し、中程度の重さのゲームまでなら快適にプレイできる性能を有しています。
総合的なベンチマークソフト「3DMARK」の結果は3300程度で、グラフィックやFPS値を求めるゲームでなければこなせるといった数値です。
重い3Dゲーム「ファイナルファンタジー15」の高品質で「普通」という評価。
シーンによってはカクつくため、グラフィックは低めに設定する必要があります。
ちなみに標準品質の場合は「やや快適」という評価。
基本的な動作は問題なく、快適にプレイできます。
重さレベル中程度のゲームである「ファイナルファンタジー14」の高品質では「非常に快適」という評価です。
軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」の最高品質で測ったところ「快適」でした。
ASUS TUF Gaming FX505DTでPUBGをプレイ
ASUS TUF Gaming FX505DTで重いゲームの代表格「PUBG」をプレイしながら、どの程度の設定なら快適にプレイできそうか検証してみました。
GPUの設定ソフト「GeForce Experience」にて、FPS値を画面左上(緑上の数値)にオーバーレイ表示させて実測してみました。
グラフィック設定:ウルトラ・解像度1920×1080(16:9)
FPS値が50程度なのでさすがに厳しかったです。
参考として、プレイステーション4は動作FPSが60なので、それよりちょっと低め。
グラフィック設定:中・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は70前後なのでまずまずであり、プレイは充分可能です。
ただ、一瞬一刻を競うシューティングゲームとしてはもう少し欲しいところ。
グラフィック設定:非常に低い・解像度1920×1080(16:9)
FPS値は80前後で、打ち合いを楽しむにはギリギリの数値です。
人が少ないところであれば数値はもう少し出るので、プレイ自体はわりと快適にできました。
ASUS TUF Gaming FX505DTでLoL・マインクラフトをプレイ
このPCはシューティングゲームより、LoLやマイクラを主なプレイタイトルとする方のほうがおすすめです。
実際のプレイ画面とFPS値を確認しました。
LoL(LEAGUE OF LEGENDS)│グラフィック設定:最高設定
100前後で安定します。
プレイ環境としては充分かと思います。
マインクラフト│グラフィック設定:最高設定
70前後で安定します。
そこまでシビアな動作は求められないゲームですが、PvPモードや大規模建築の際は、影や雲の表現などの設定を多少調整すれば、充分にサクサク動きます。
ASUS TUF Gaming FX505DTで快適にできるタイトルは?
マインクラフトやLoLといった、軽めのゲームは余裕です。
RPG・MMOは画質を調整すれば快適ですが、重いシューティングゲームは厳しめ。
ASUS TUF Gaming FX505DTレビューまとめ
本記事は「【ASUS TUF Gaming FX505DTレビュー】税込10万以内で買えるコスパ最高のゲーミングノートPC」について書きました。
ASUS TUF Gaming FX505DTは、AMD Ryzen 5 3550HにGeForce GTX 1050、120Hzの高リフレッシュレートという、初心者ゲーマーの求めるスペックは充分盛り込みつつ、税込10万円以内で買える、高コスパのゲーミングノートPCです。
はじめまして!
動画、ブログ共に参考になりました。
質問ですが、「ぼくは航空管制官」だけ遊べるゲーミングPCを探しておりまして、
このノートであれば十分でしょうか?
また、他にお勧めのノートがあれば教えて頂きたいです。
宜しくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。
そちらのゲームでしたら、本記事で紹介しているPCで問題ございません。
ご検討よろしくお願いいたしますm(_ _)m
マクリン