音質こだわり派には、高価格帯のワイヤレスイヤホンをおすすめするマクリン( @Maku_ring)です。
近ごろは数千円台でも素晴らしいフルワイヤレスが出揃ってきていますが、それでもやはり数万円クラスのものと比べると、音の解像度・表現力で差が出てきます。
多くのハイクラスイヤホンは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載していますが、ノイキャン独特の閉塞感がニガテな人も少なからずいます。
そんな人にもぴったりの、音質だけをとことん煮詰めたワイヤレスイヤホンが「AVIOT TE-BD21j-pnk」です。
本製品は、ロックバンド「凛として時雨」のドラマーであり、イヤホンマニアを公言するピエール中野氏のプロデュース製品第三弾となっています。
通称「ピヤホン3」とも呼ばれています。
サウンドはもちろん、機能的にも優秀で、ロングバッテリー・aptX Adaptive対応・左右同時伝送・外音取り込みなど、ANC以外はほぼ全部入り。
そんなわけで本記事は「【ピヤホン3(AVIOT TE-BD21j-pnk)レビュー】高音から低音まで全音域がクリアに届く!ピエール中野監修の完全ワイヤレスイヤホン」について書いていきます。
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ピヤホン3(AVIOT TE-BD21j-pnk)の概要
AVIOT TE-BD21j-pnkは、生活防止仕様(IPX4)の完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホン・ケース筐体ともに高品位のジュラルミン素材を削り出し、持った瞬間からひんやりした高級感が伝わります。
重厚感あるブラックに、いやらしさのないブロンズのアクセントカラーも上質さを演出しています。
ケースのサイズは約70 x 35 x 28 mmで、フタはスライドで開閉します。
パカッと開くタイプが多い中、スライド機構は使いやすくてクセになります。
イヤホン本体は約11g、ケースふくめて約83gであり、ジュラルミン仕様だけあって、ケースはやや重量感があります。
「片耳だけ紛失してしまった……」なんてことがないように、シリコン製の紛失防止ストラップが付属しています。
ピエール中野氏のロゴ「バイブスくん」が施された専用ポーチもあり、伸縮性があるのでケースも入り、ほかには充電ケーブルやイヤーピースを入れるのに適しています。
そのほかシリコン製イヤーチップ(S/M/L)とウレタン製イヤーチップ(S/M/L)が付属しています。
AVIOT TE-BD21j-pnkのレビュー
AVIOT TE-BD21j-pnkの特徴を紹介します。
長時間再生が可能なロングバッテリー
AVIOT TE-BD21j-pnkは、イヤホン単体で最大9時間、ケースふくめ最大45時間使用できるバッテリーを搭載しています。
ケース側面に充電用のUSBタイプCポートが付いています。
ポート上部にはLEDインジケーターが付き、ケーブル接続時には4段階の点灯でバッテリー残量を確認できます。
遊び心あるデザインとスペシャルボイスガイダンス
AVIOT TE-BD21j-pnkは高級感ただようカラーリングにくわえ、ところどころに「バイブスくん」がいるので、さりげない遊び心が散りばめられています
バイブスくんは、イヤホンのフェイスプレートやスライドケースの裏ブタにも刻印され、あらゆる場所に登場します。
またシステムボイスには、アニメ「サイコパス」の常森朱(CV:花澤香菜)が採用され、専用アプリを使えば、ドミネーター(CV:日高のり子)にも切り替えられます。
長時間でも疲れにくい抜群の装着性
AVIOT TE-BD21j-pnkは、通常のシリコン製イヤーピースにくわえ、ウレタン製のイヤーピースがセットになっています。
ウレタンピースは耐久性が低い代わり、遮音性と密閉性にすぐれています。
耳からの飛び出しはあるものの、フィット感がかなり高く、長時間つけても疲れにくく感じました。
また、フォルムが楕円形になったことで、装着時の安定性も向上しています。
タッチセンサーの感度も素晴らしく、押し込み式のような確実性があり、正確に操作できます。
- (右/左)1回押す 再生/一時停止/受話/終話
- 右2回押す 曲送り(次の曲)
- 右3回押す 曲戻し(前の曲)
- 左2回押す 音量を下げる
- 左3回押す 音量を上げる
- 左2秒押す アンビエントマイクON/OFF
- (右/左)2秒押す 着信拒否
高音から低音まで全音域がクリアに届く
AVIOT TE-BD21j-pnkは、イヤホンマニアのピエール中野氏がこだわり抜いたチューニングというだけあり、音質面はめちゃくちゃ優秀です。
伸びやかな高音域、リアルを追求した中音域、ずしりと沈み込む低音域。
繊細で質の高い音が、耳の奥まで響き渡ります。
ピエール中野氏がドラマーということもあり、ドラム音はとくに解像度高く楽しめます。
(余談ですが、U2の「Sunday Bloody Sunday」のイントロが良い意味でやばかったです……)
ただし、外音取り込み機能は正直イマイチでした……。
ANC非搭載のイヤホンとしては、音質面ではナンバーワンといえるのではないでしょうか。
AVIOT TE-BD21j-pnkレビューまとめ
本記事は「【ピヤホン3(AVIOT TE-BD21j-pnk)レビュー】高音から低音まで全音域がクリアに届く!ピエール中野監修の完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
AVIOT TE-BD21j-pnkは、音質が洗練され、正統的な進化モデルのフルワイヤレスイヤホンとなっています。
ピエール中野氏こだわりのチューニングで、ラグジュアリーな音楽鑑賞を長時間楽しめます。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。